8月23日(月)、大阪難波のワッハホールで開かれた、第14回上方演芸の殿堂入り表彰式に行ってきました。
内容は表彰式、座談会と桂米團治さんの落語「はてなの茶碗」です。
表彰されたのは桂米朝さん。
これまでは故人か故人を含むコンビ、グループが殿堂入りの対象だったのが、この3月に選考基準を改正したのだそう。
上方落語協会会長の桂三枝さんは祝辞で、
「故人になるのを待ってたら、あと15年はかかる」と客席を笑わせていました。
米朝さんは今年84歳。昨年、演芸界初の文化勲章受章者になりました。
さて、この殿堂入りの表彰状の発行者は橋下徹大阪府知事です。
府の事業仕分けに引っかかっている大阪府立上方演芸資料館(=ワッハ上方)。
来年もこの表彰は続くんでしょうかね。
「展示の工夫が足りない」、「稼いでいない」と言われているワッハ上方です。
今回初めてワッハ上方ホールと展示室を見学しましたが、資料の散逸は防がなくちゃいけませんね。