自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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大阪芸術大学 特別演奏会2010

2010-08-27 | コンサート・音楽・宝塚

8月26日(木) 神戸国際会館こくさいホールで大阪芸術大学特別演奏会2010

曲目は―
バーンスタイン◆キャンディード序曲
武島羽衣作詞/瀧廉太郎作曲◆花
江間章子作詞/中田喜直作曲◆夏の思い出
斎藤信夫作詞/海沼實作曲◆里の秋
高野辰之作詞/岡野貞一作曲◆ふるさと
W.ダグラス作詞/J.D.スコット作曲◆アニーローリー

ヴァイオリン/川井郁子さん
モンティ◆チャールダッシュ
マスネ◆タイスの瞑想曲
モーツァルト◆ハフナー・セレナーデよりロンド
(黒人霊歌)アメイジング・グレイス
ホルスト◆ジュピター
ロドリーゴ◆レッド・ヴァイオリン

オペラハイライト/三原剛さん(バリトン)
モーツァルト◆「ドン・ジョヴァンニ」から〈恋する娘たちよ〉、〈お手をどうぞ〉
モーツァルト◆「フィガロの結婚」から〈恋とはどんなものかしら〉、〈5、10、2030・・・〉、
 〈これで全て幸せに〉
ビゼー◆「カルメン」から〈前奏曲〉、〈ハバネラ〉、〈闘牛士の歌〉、〈やろうじゃねぇか〉
プッチーニ◆「ジャンニ・スキッキ」から〈私のお父様〉
ヴェルディ◆「ナブッコ」から〈行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って〉

演奏/大阪芸術大学管弦楽団 合唱/大阪芸術大学混声合唱団
指揮/牧村邦彦さん 司会/平野啓子さん


大阪芸術大学理事長・学長のあいさつから始まる特別演奏会です。この塚本邦彦学長、おわらい学の授業でも持ってるんじゃないかと思わせる話術で、会場の雰囲気がいっぺんに和みます。

管弦楽団と混声合唱団の歌でつづる日本の四季折々の歌は、日本の気候が穏やかだったころ^^をしみじみと思い出させてくれました。
な~んていうのはちとオーバーですが、今年の猛暑にはほとほと参りました。
歌い継いでいきたい歌が並びました。

川井郁子さんの演奏はヴィジュアルともども艶っぽいものでした。
学生さんたちの指導もこころから楽しんでいると感じました。
演奏に使用しているヴァイオリンは大阪芸大が所蔵する1715年のストラディヴァリウス。
もうすぐ300歳の楽器です。

休憩後のプログラムはオペラハイライト
三原剛さんの「こんばんは」はすでにオペラが始まっているようで、会場がわきました。

ベテランの三原さんと、ぴちぴちした学生さんたちのからみが、なんともほほえましい舞台をつくっていました。


ラストは牧村邦彦さんの指揮で舞台と会場が一体となったラデツキー行進曲。最後に銀のテープが舞台のそでから発射されて、紅白歌合戦の会場に行った気分。

さすが芸術大学、演出もみごとでした。


 

コメント
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