めっちゃピンぼけは昨年8月24日の私の記事にコメントをくださった谷川俊規さんの書かれた小説です。
これもネットつながり。こんな出会いがうれしいです。
カメラに興味のある方だったら、ん?と、ロバート・キャパの著書、ちょっとピンぼけを連想するかもしれないタイトルですね。
小説のモデルもカメラマン。作者の出身校である名門、私立白陵中・高校の同級生、宮嶋茂樹さんです。宮嶋さんに取材を重ね、著者本人も一部現地に足を運んでいるとのことですが、もちろんフィクションです。
出だしはスタンド・バイ・ミー、ちょっと読み進むと世界の中心で、愛をさけぶを思い浮かべてしまう展開です。
導入部分として必要だったのかもしれませんが、似ていると思わせたら、せっかくいい主題があるのに、損ですね。
でも、がぜん引き込まれるのは中学生の少女と心中したカメラマンが残した、世界の紛争地での惨状を記す日記です。興奮します。
このところ、やわらかい中身の本がミリオンセラーになっている中、販売は苦戦しているようです。かくいう私も単行本は決まった作者以外は図書館利用です。宮嶋さんに興味がある方は、ぜひ図書館にリクエストしてでも読んでみてください。日本中に図書館って何館あるのでしょう?少しでも売り上げに貢献できます。
谷川さん、またぜひ本書いてくださいね。この作品は1冊にまとめてしまうにはもったいない中身の濃さです。
めっちゃピンぼけは文芸社刊。
40代を突っ走る、宮嶋さん、谷川さんの硬めの青春記です。
これもネットつながり。こんな出会いがうれしいです。
カメラに興味のある方だったら、ん?と、ロバート・キャパの著書、ちょっとピンぼけを連想するかもしれないタイトルですね。
小説のモデルもカメラマン。作者の出身校である名門、私立白陵中・高校の同級生、宮嶋茂樹さんです。宮嶋さんに取材を重ね、著者本人も一部現地に足を運んでいるとのことですが、もちろんフィクションです。
出だしはスタンド・バイ・ミー、ちょっと読み進むと世界の中心で、愛をさけぶを思い浮かべてしまう展開です。
導入部分として必要だったのかもしれませんが、似ていると思わせたら、せっかくいい主題があるのに、損ですね。
でも、がぜん引き込まれるのは中学生の少女と心中したカメラマンが残した、世界の紛争地での惨状を記す日記です。興奮します。
このところ、やわらかい中身の本がミリオンセラーになっている中、販売は苦戦しているようです。かくいう私も単行本は決まった作者以外は図書館利用です。宮嶋さんに興味がある方は、ぜひ図書館にリクエストしてでも読んでみてください。日本中に図書館って何館あるのでしょう?少しでも売り上げに貢献できます。
谷川さん、またぜひ本書いてくださいね。この作品は1冊にまとめてしまうにはもったいない中身の濃さです。
めっちゃピンぼけは文芸社刊。
40代を突っ走る、宮嶋さん、谷川さんの硬めの青春記です。