『Bob Dylan Japan Tour 2023』
は、予想通り
『名古屋が全てにおいてピークとなった』
そんな
『名古屋公演』
も無事に終えて、日本公演は幕を閉じた。
俺にとって、このツアーは
『ボブを体験出来る最終公演』
となるかも…
そんな予感を日々感じていた…
のも確かなんだ。
しかし、そんな不安は
『東京公演最終日』
を終えた頃には
すっかりと払拭されていてさ!
『また、近いうちに日本公演がある!』
と確信出来る状態に
俺自身、なっていた事は
ホント嬉しい限りなんだよね!
とにかく
『尻上がりにボブもバンドも良くなり、名古屋公演は名うてのボブ通たちでさえ、納得するステージ』
だった様だから、
ボブやバンドは間違いなく進化し続けますよ!
問題だったのは
「今回の呼び屋」でしょうね…。
『デカイ会場』と『高額なチケット』は
今のボブには似付かわしく無い!
特にココ日本でのボブって
『未だにフォークの人』だもん。
いくらノーベル賞を受賞したと言っても
誰も「highway 61」とか聴いたこと無いワケ!
(勿論「血の轍」なんて皆無!)
しかも、ボブの話をすると
年配の方でさえも
「ガロで知っている!」
と言われる確率が60%以上!
そして
「まだ生きているの?」
と聞き返される現実…
こんな状況では、正直なところ
「26000円じゃ誰も誘えない!」
ワケですよ!
俺でさえ編集部の
『フクシマン土屋』
を誘えませんでしたからね(笑)!
そこで、どうでしょう?
次は「ウドーさん」に戻って頂き
『スモールスペースで18000円くらい』
が妥当だと思うのだが、如何であろうか?
『ボブの音楽を好きな人って、そう多くない』
のだから…。
さて、振り返って書くとなると
やっぱり
『東京公演でのトラッキン!』
ってコトになっちゃう俺なんだけれど、
それ以外でも色々と良い部分が有り
その辺りは日々のバックナンバーにて
ぜひ確認して欲しいね!
そして、とても個人的な話だけれど、俺の場合
やっぱり多くのボブ通たちとの交流だろうな…。
『みんなボブの音楽を愛して止まない人たち』
だから…。
以前のツアー時にも書いたけれど
会場で逢うのは
『ちょっとした同窓会』
みたいだし、
ツアー時はメールやSNSでの連絡も多くなる。
「一握りの人たちにとって、ツアー時は、さながらお祭りみたい」
に思えるワケで、
「ツアー後の今は寂しさが込み上げてくる頃」
なんだよね。
俺の場合もそうでさ。
特に『名古屋公演をパスした』
から余計に早く来てね(笑)。
ただ、寂しがっていても始まらない!
から最後に、
ボブの今のところの新作
『ラフ&ロウディ・ウェイズ』
を推しておきたい!
『80超えの爺さんが音楽を続ける意味』
そして
『残される俺たちが聴く意味!』
まさに
『俺たちの人生の一部が塗り替えられ、どう生きるべきか?その答えが広がっている盤』
だから…。
それでは
『次回のボブ来日』
まで、気長に本作を聴き続け
『染みる時間』
を存分にお楽しみ頂く事と致しましょう!
では、またお逢い出来る事を祈って!
See ya!
《Mash 筆》