癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO883・・・気持ちと気血

2020-03-11 | ヒーリング
 多くの方からメールで相談をされるのですが、その多くの方は、気持ちの持ち方が間違っていることが原因で発症している方がほとんどです。これを改善するには、病気そのものを忘れる事なのですが、それが出来れば病気になっていない。であり、現実的には難しい。ならどうするか?

 相談者も悩むが、私も悩む。これら、こじれにこじれた病気を治すには、時間とお金がかかるから悩む。初期なら処方箋で扱っている生薬系の漢方薬で改善するであろうが、抗生物質やステロイド剤を何年も使っていると、腸内細菌はズタズタにされ、変異してる可能性もある。

 それを立て直すために、天然酵母で発酵した味噌や漬物を中心にした食事療法を完璧に行いなさいと言っても、これも難しい。それを行うにしても病院と縁を切ることは出来ない。100%治るなら縁を切りなさいと言えるが、世の中に100%はない。ゆえに悩む。

 漢方薬には、生薬系と動物薬系があり動物薬系は麝香や牛黄や羚羊角など絶滅危惧種を使っているので、非常に高い。腸を立て直す強力な微生物MRE輝源も高い。ゆえに勧めたくても100%治す自信が無いから、双方悩む。それで以下に書くことを参考に、自分でできる事は自分でやる以外ないことになる。その内蜜殿を使って安価で解決できる方法を自分の為にも作りたいと思っているが、今は未完成だから、自分でできる事から始めましょう。

気持ちと気血

 誰でも「どうしょう」と思うと呼吸が浅くなるものです。すると十分に酸素が取り込めなくなるので、息苦しくなります。気持ちが苦しくなると、気血を巡らす「気」が不足するので気血が滞り、身体全体が次第に苦しくなるように出来ています。気分転換の気は、気持ちの気でもありますが、気血の気でもあるのです。

「どうしよう」は五月に起こりやすい五月病の原因でもあり、不眠、うつ状態、イライラ、不安、気持ちの動揺など、様々な「不安定」を引き起こし始めます。麝香(ジャコウ)は身体の中の気血の総点検を行い、気血の整備をすることに優れています。「どうしよう」と思ったらとりあえず麝香です。

麝香とは

食(たけのこ)で補う
 日々選ぶ食事や食材には、どうしても好みや偏りが出るものです。その中で流れを変えてくれるのが、旬の食材です。春なら、菜の花やフキノトウなどの苦みのある食材が育ちます。「どうしよう」で頭がお悩みに占領されてしまうと、食事はワンパターンになりがちです。たけのこの独特のえぐみは、気分転換になります。

中渚(ちゅうしょ)のツボで補う
 気血の「気」を元気にするツボです。どこでも何時でも、さりげなく押すことが出来るツボです。「どうしよう」や漠然とした不安に襲われた時は、ツボに指を添えて深呼吸を行います。気持ちも気血も、新鮮な「空気」を欲しています。疲れて身体が動かない時にも使います。

 中渚のツボは、小指と薬指の間で、手を握った時に出る関節の下にできるくぼみにあります。詳しくはネットで調べて下さい。




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