癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO733・・・奇跡への恐怖心2

2022-09-06 | シルディ・サイババ

台風の被害もなく通り過ぎ一安心です。皆様方の地区はいかがでしたでしょうか?

昨日の続き

 私は言いました。「いいでしょう。ここへ来て座りなさい。座ったらどうですか?ここには他に誰もいません。心配しなくても大丈夫です。とにかくここに来て座りなさい」それから私は45分間、話し続けました。その間、彼らは黙って座っていました。私は勿論安心していました。彼らは銃は脇において、ただ訪問しているだけの状態になっていました。

 

 最後に私はこう言いました。「何故?あなたたちはそんな仕事をしているのですか?」彼らはこう言いました。「ああ、本当にすみません。変わるよう努力をします。次のプログラムはいつですか?いつ始まりますか?」「明日午後6時からです」「分かりました。明日、行くようにします」

 

 全員立ち上がって、帰ろうとしました。その時、一人が銃を忘れました。私は言いました。「これ、君の銃!」すると、その人は戻ってきて言いました。「本当に有難う御座いました」

 

 こういうわけでインドの聖者たちは西洋を恐れるのです。たとえば、ある生徒が自分の知っている聖者の話をしてくれたのですが、その聖者は表向きは「奇跡を見せてはならない、悪い事だ」と言いながら、プライベートでは奇跡を行っていたそうです。要するに、気の毒な事なのですが、この聖者は大きな恐怖心を持っていたのです。これが私も迷うところです。

 

 私もある部分では、大きな不安を抱えています。生徒たちの役に立つように、ある奇跡を行いたいと思うことがあります。でも、なぜ不必要なリスクを負わなければならないのでしょうか?きっと彼らは発狂するほど混乱してしまうでしょう。そして今度は彼らの方が私を1000倍も発狂させるでしょう。私はアシュラムのハンモッグに揺られながら電話で話をし、花や犬、建物た生徒たちを眺めながめて、「彼らは良く瞑想をしている。神よ彼らに祝福を。彼らにゆっくり、一歩一歩神に近づけばよい。自分高い山を登ればいい。急ぐことはない」と思っていられれば幸なのです。

黒の台座付(ババクロス入り)ガネーシャ神の像(12番)が完成しました。

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