癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO629・・・新リーダー誕生

2022-05-29 | 悟り

 サードステージが中止されてからは、スワミの魅力に取りつかれた人々は、仲良しグループでアシュラムを訪れていた。当然出来る限りのお世話を私たちはしていた時、外人の長期滞在者を含む全員がホール(マンディール)に集められた。スワミは、現在のアシュラムの状況を述べられ、サードステージの中止の原因を述べられた。日本人は顔を下に向け、外人はにんまりの笑顔がこぼれ、ざわめきが起こった。

 

 スワミは、おごりを嫌う。アメリカ人の大口献金者は、我が者顔で自分のアシュラムである如き行動をしていた。日本人の一部もそうであったのかも知れない。インド人の習性というか文化は、後から知る事になるのであるが、自分の思っている以上のドネーションを頂くと、今後の期待の為か、帰る時にいう言葉は大体決まっている。KENZOアシュラムに今度何時来るかい?である。いつの間にかKENZOアシュラムになっているのである。

 

 大概の人はいい気になり、上に書いたような行動を起こすようになる。私は何度も経験していくので、間違いないと思う。私たち日本人の多くは、サードステージで完成される物質化を得るために、大金を注ぎ込んできたのに中止とは、詐欺にあったようなものだ、すでに300万円は投資していた。正観さんもウッシーも同じで500万円で物質化が出来るなら安いものだと参加していた。多くの人も同じであったろう。

 

 スワミの怖いところは、いい気にさせて舞い上がらせておいて、頃合いを見てどすーんと落とすやり方であり、この後、私たちは何度も経験し、その裏をかきながら、日本人グループ絶対有利の知恵を得ることになるのであります。悲しむ日本人に相談を受けた私たちは、数日後、私たち3人はスワミに食いついた。きれいな言葉でいえば交渉になるのであるが、スワミを相手にするには、きれいな言葉や行動では通用しない事は、すでに見抜いていた。

 

 スワミ、おかしいではないか?何があったかは知らないが、私たちには関係ない事である。私たちは、スワミを信用してセカンドステージを受講したのである。こんなことになるなら、ファーストステージが終わった後に決めて欲しかった。私たちが生活する日本は約束を守ることが信用であり、インドとは違うところが多々あるが、インドは約束を守らない国と認定されるであろう。

 

 少なくともスワミに縁があった人々は、スワミの事を嘘つきとして、日本で広まるだろう。私たちもそのような行動をスタートさせるつもりだ。スワミは、「私は構わない。来るもの拒まず、去る者追わずだ。」23歳の強気な言葉が返って来る。わかりました。それじゃ失礼します。私たちの日本人魂に火が付いた。それを察したのか?スワミは、・・・・私はババの指示で全ての行動をしている。私は私であってババのもので、ババは自分の本当の教えを広めるための、聖地が欲しいと願っている。

 

 その役目を果たすために、物質化というミラクルの力を与えられている。つまり、物質欲にどっぷり浸かっている人々をババにフックするために与えられており、その使命を忘れカッとしたのかも知れない。そこで、相談なのだが、お前たちで日本人をまとめることが出来るなら、再開しても良いがどうかな。相談して欲しい。お前たち3人と私でババの夢を叶えたいがどうだろうか?

 

 私たち3人は部屋に戻り、いろいろな方面から検討する。正観「健ちゃんは、商売人だから出来るかも知れないけど、僕は何もできへんでえ」。ウッシー「僕は受験のための知識なら誰にも負けない自信はあるが、世間の事は全く使い物にならないし、健三さんには逆立ちしても叶わない事は知っている」。何のことはない。すべて私にサイは振られたのです。正観さんの言葉に、良く健ちゃんは商売人だとの言葉が出る。これは大体決まって、私に対抗心を燃やした時で、自分は右脳人間で霊性が高く計算が弱い事を言いたいのであります。つまり私は左脳人間で現生の仕組みを熟知していることを言いたいらしい。それを言われても、腹が立たない事が正観さんのなんとも言えない魅力でもあるのです。

 

 この3人が何故3人組になったのか?偶然ではなく、必然的にババに仕組まれておるのではないかと、ふと思った。それにスワミで4人組が出来上がる。スワミの手伝いをすることでババに繋がるのでは?幸いB型であるスワミの考えや行動はB型である私は読めるので、社長業をしながら二つを同時にこなす事は大変であるが、面白いと言えば面白そうである。スワミに私は一つの条件を付けて承諾する事になる。

 

 スワミ、私が企画実行するしかないと思うのだが、私は修行のためにインドに来ているのに出来なくなるではないですか?スワミは即答で「お前の代わりに、私が毎日マントラを5分唱える。私の1分はお前の10年分だ。」私は、信じてない。1回はするかも知れないが、毎日するわけない。確信に近いものを持っている私は、ウッシーに毎日しつこく請求するようにお願いする。それでも無理だろうな。

 

 セバ行に勝る行はない。100万回マントラを唱えるより一つのセバを行うことが、どれほど貴重か知っているか?私はババの為に無償の奉仕(セバ行)をしている。それによって多くの人を助けることが出来る。その功徳が返って来る。ゆえに修行をしなくても、修行をした以上が返って来るのだ。また、ババも知らぬふりはしない。お前が本当に困った時は絶対救ってくれる。それをあてにして努力を怠ってはならない。

■緊急情報:

イベルメクチンとオミクロン

 

 

 

 


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