まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

梼原まちの入り口から早速 隈建築の洗礼

2021-04-11 21:13:03 | 建築まち巡礼四国 Shikoku

道に迷ったおかげで、旧道で尾根越えをして梼原町に入りました。ようやく地上の道に合流してしばらく進むと、早速隈市の建築がお出迎え。雲の上レストランと、KENGO KUMA MUSEUM. レストランの入り口に「梼原町での隈建築一号」ということが、看板に書かれているので驚きました。絶大な人気です。

 

薄いレンズ型の屋根が空中に浮かんでいます。足元には水が張られているので、さらに浮かんでいるイメージを出しています。完全に隈ワールドですね。

 

このレストランで昼食とします。

お隣のMuseumは比較的新しいものだと思います。

切妻屋根でL字型の平面。Lの字の1辺が橋のように、浮いています。構造は日本建築の枓栱という木材の組み物をイメージしているようです。

鉄骨の柱も見えるので、基本はS造かもしれませんが、内外ともに「徹底して日本の伝統的な構法を意識している」ということがストレートに表現されています。お見事です。

高谷時彦

建築/都市デザイン

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿