まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

休日出勤には寄り道が必須?

2014-09-21 18:31:16 | 建築まち巡礼東京 Tokyo
今日は朝調布飛行場の周りをジョギングで一周してから急いで出勤・・のはずですが、少々寄り道。

そうです、かの伊東忠太先生の築地本願寺。大規模改修のお披露目会に昨年訪れたことを思い出します。
ちょうど遊佐町吹浦防災センターのコンペの締め切りが近かったので、改修設計者の方の説明を聞いて懇親会には出ずに慌てて事務所に帰ったものでした。
しかし今日訪れたのは有難い本堂ではなくお隣のブディストホール。

なかなか楽しめる推理エンターテインメントでした。脚本がよいですね。
懐かしい仲雅美の名前がポスターの一番右に見えます。
芝居を楽しんだ後、気持ちは事務所に一直線ですが、足はさらに寄り道を重ねます。

ここまで来たら場外市場でいくら丼。

懐かしの虎ノ門

2014-09-14 15:56:36 | 建築まち巡礼東京 Tokyo
虎ノ門の環状2号線を歩いてみました。
虎ノ門ヒルズ(下の写真右の超高層ビル)を見るために・・・ではありません。





虎ノ門ヒルズ隣の小さな建物:虎ノ門NNビル(下の写真)を見るためです。





環状2号線の建設でよもや取り壊されてはいまいか・・と心配でしたがちゃんとありました。
道路にかかっていた2階建ての低層部がなくなっているので、不思議な感じです。

虎ノ門NNビルは槇文彦氏の設計で1981年に竣工しました。当時槇事務所にお世話になっていた私は、計画段階から現場まで担当させていただきました。現場にも毎日通っていたわけですのでたいへん懐かしい。今は亡き構造家木村俊彦先生の怖い顔も思い出しました。

当時このあたりはは桜川(溜池から東京湾にそそぐ川にちなむ地名)と呼ばれ、環状2号(通称マッカーサー通り)という都市計画道路に指定され建築制限がかかっていたおかげで木造の低層住宅がたくさん残っていましたが、今は全く様変わり。

さてここまで来たのですから「ついでに」虎ノ門ヒルズも見学。ビルの谷間に不思議なパブリックスペースが出現していました。
高層化によりビルの足元に広場をつくるという夢を熱く語っていた故森稔社長のことも思い出されます。




再び寄り道

2014-09-07 16:43:08 | 建築まち巡礼東京 Tokyo

大学時代の先輩のお宅(数年前に設計させていただきました)にお邪魔した後、事務所に行くのには中途半端な時間になったためちょっと寄り道。前から気になっていた万世橋のMAACHへ。

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旧万世橋駅(1912)のホームをうまく利用し、神田川とまちをうまくつなぐようにお店が並んでいます。

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ちょっと高かったですがこんなビールを神田川を見ながら飲むこともできます。

中のお店はこんな感じ。

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れんがと新しいコンクリートをうまく共存させています。いろんな方が関わっているようですが建築設計はみかんぐみとのこと。そういえば先週寄り道した横浜関内の旧日本郵船倉庫(バンクアートnyk)もみかんぐみ他の設計。どちらも元の空間の魅力を最大限に引き出しています(下の写真)。

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遠い寄り道

2014-09-07 15:42:52 | 建築まち巡礼関東 Kanto

横浜新港埠頭に本当に久しぶりの寄り道。

倉庫の中にこんなカフェが。

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横浜トリエンナーレの展示テーマに合わせた「Cafe Oblivion」。oblivionとは忘却のことだそうです。そういえば最近物忘れがひどいなと思っていると・・・。

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忘却ナンバー1の札をいただきました。素直に喜ぶべきでしょう。