『アーバンデザインセンター』では鶴岡の公益大公益総合研究センターが紹介されています

芝浦工大前田先生たちのご尽力で『アーバンデザインセンター－開かれたまちづくりの場』が書店に並び始めました。

 

この本は故北澤猛東大教授の提唱したアーバンデザインセンターについての実践的研究を集大成したものです。北澤先生がなくなられた後、志を同じくする研究者や実践者の方々によりまとめられました。

 

アーバンデザインセンターはまちづくりに空間的側面を切り口として取り組み、専門家に主導され、かつフィジカルな実態としての活動の場を持つというものです。国や地域により様々な形態がありますが、大学により設置された地域連携機関もそのひとつです。

北澤先生にUDCK（柏の葉アーバンデザインセンター）に呼んでいただいて、私たちの東北公益文科大学・公益総合研究センター（当時は公益総合研究所）の大学院生の手による地域連携活動を報告したことが、この本で一文を記すことになるきっかけでした。

私たちとしては、公益総合研究センターの研究実践活動が、私も実際に訪れてその充実振りに驚いたボローニャアーバンデザインセンターなど、世界的にも著名なセンターと同列に位置づけられていることを光栄に思います。

人懐っこい表情と、アーバンデザインのフィールドでの妥協を許さない厳しさが同居していた北澤先生のことを思い出しながら、この本から多くのことを学びたいと思っています。

 

Tokihiko Takatani

Architect/Professor

Tokihiko Takatani and associates, architecture/urban design, Tokyo

Graduate school of Tohoku Koeki Univ. Tsuruoka city, Yamagata

高谷時彦/建築家・都市デザイナー

設計計画高谷時彦事務所/東京都文京区千石4-37-4

東北公益文科大学大学院/山形県鶴岡市馬場町14-1

篠笛の狩野泰一さんとピアノの宮本さんのまちキネデュオコンサート

　9月29日のまちキネエントランスロビーは篠笛とピアノのデュオを楽しむ人たちで満員でした。篠笛の狩野さんは映画「種まく旅人」の主題歌や、必殺仕掛け人のテーマ曲を作りまた演奏されている方です。和の香りの篠笛と軽やかに歌うjazzyなピアノの取り合わせを楽しみました。

　まちキネのエントランスはその雰囲気を楽しみながらうまく多様に使ってくださっているのが設計に携わったものとしては嬉しいものです。11月には私たちの世代にとっては殆ど神話の世界に属する日野皓正さんの登場。まちキネの歴史的な一日になることと思います。
　

府中建築文化フォーラムでの勉強会

府中建築文化フォーラムの武蔵府中地域デザイン学校でお話した内容を記録しました。

2012.05.26　

おはなしのタイトル：まち・ひと・くらし―地域風景の創造－

詳しくはこちらをどうぞ

「sep2012.pdf」をダウンロード

持続する風景－地方都市鶴岡の挑戦－

NPO景観デザイン支援機構主催の連続講座でお話した内容を記録しました。

2010.11.27　

講演会のタイトル：持続する風景―地方都市鶴岡の挑戦－

その中の私のお話のタイトル： 「地域固有の風景を求めて－鶴岡での実践－」

詳しくはこちらをどうぞ

「tda.pdf」をダウンロード

スカイツリーのお膝元牛嶋神社の大祭

昨日はスカイツリーのお膝元（この表現は逆だと怒られそうですが）にある牛嶋神社の大祭でした。スカイツリー人気とお祭り見物客で神社周辺は大変な人出。

氏子の数が半端ではないようで、御神輿のお宮入りも延々と続き、大変な迫力です。

　　　

スカイツリーに隣接するおしなり商店街のまち並み環境整備を側面からお手伝いすることになり、この間から時間を見つけてまちをぶらついています。さすが下町職人の伝統でしょうか、スカイツリーの手作り模型があるのには驚きました。

上の手作り模型は先日見つけたものですが、昨日は新たに籐製を発見（下の写真）。

これもなかなかの名作です。

いずれにしても地域の方々のスカイツリーにかける思いの一端を見るようです。

ちなみに今は秋祭りの季節でしょうか。

先週は吉祥寺でもお祭りに遭遇。大変立派な山車でした。若者であふれるおしゃれなまちの中にも多くの人が暮らしているんですね。