山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

美しいもの…

2016-08-29 20:43:14 | 大分県の山
2016年8月28日(日)雨

28日(日曜日)は博多座でミュージカル「エリザベート」を鑑賞しました。


娘ちゃんが「いつもお疲れさま」とチケットをプレゼントしてくれたのです。
久しぶりの文化生活!
少しお洒落して、わくわくして出かけました。
ダブルキャストの死神役、今日は城田優君です。
少女漫画から抜け出たような甘いマスク。

城田優君がミュージカルをやるなんて知らなかったのですが、張りのある声で魅力的でした。

迫力ある生演奏と、きらびやかなステージ!!
堪能しました!

こんなの見てたら、もう山へはいかなくていいかな~~(嘘)
心臓にどきゅんと響く歌声を聞いていたら、もう山には登らないかな~~(中嘘)
こんなに美しい舞台を見たら、もう山の花は見なくていいかな~(大嘘)


日付けは前後して、先週の日曜日は涼を求めてくじゅうへ遊びに出かけました。

2016年8月21日(日)くじゅう男池から大戸越まで。
男池駐車場を8時過ぎスタートです。
おはよう!ツリフネソウの群生に朝のご挨拶。


キツネノカミソリも咲き残っていてよかった。


今日はくじゅうの風を感じよう!
どこまでいく?
さあ? 

かくし水は冷たくておいしいね。水の量が少ないようです。


振り向くとキツリフネ


トチバニンジンや


ノブキ アキチョウジ
シギンカラマツ ミヤマタニソバ


もう少し先まで行ってみよう
ソババッケまでくると、オタカラコウは威勢がいい!



もう少し先まで行ってみる?
どっちに行く?
風穴まで? 大戸越まで?
暑いねえ~。どっちにいこうか。
木陰を歩ける大戸越まで行ってみよう。


山開きの日には楽に歩けたのに、今日は暑くて、まだかなまだかな~~大戸越まだかな~~と。
ポンと抜け出ると、辺りは秋の気配。


しばしぼんやり


ぼんやりの後はお花散策、節穴目の私たちにどれほど探せるでしょうか。
おいちゃん家で教えてもらったツクシミカエリソウ、開いてほしいな。


クサアジサイはまだ頑張っているよ


ツクシママコナ シモツケ
コオニユリ キアゲハの幼虫(いつの間にか夫殿が…調べるのは私なのに…プンッ!)


目の前の平治岳には登らない軟弱者です。おほっ。


登山道でお花を探します。


初めて見るホクチアザミに夢中になりました!




こちらは普通にアザミ?


まだまだたくさん咲いていて~~。
イタドリ ヤマハギ
サイヨウシャジン フクオウソウ


お昼を食べて、飽きるほどに休憩したら、戻りましょう。
男池から名水の滝へ行きたいのです。

ソババッケまで戻ると、
来るときには気が付かなかったヤマジノホトトギスとギンリョウソウモドキを見つけました。
(ギンリョウソウモドキ…8月末なのと、真下を向いてるから・・・)

ゲンノショウコ白とフシグロセンソウ

フシグロセンソウはかくし水の先で一輪見つけて大喜びしていたのに、名水の滝に行く途中にはたくさん咲いていました。山の花というより園芸店の店先に並んでいるお花みたいです。

滝の手前ではこれ!
何でしょう?
枯れかけていますが、もしソバナだったらすごくうれしいのにね

名水の滝
水しぶきが気持ちよく、スーッと涼しい。


あ、こっちに来るのはーー。


有名な「かしゅがる君」ですね!


足が冷たくないのかなあ。


そろそろ帰りましょう。
お!こ、これは!!
(詐欺です。帰りに寄ったおいちゃん家の鉢植えです。拝借撮影しました。)


最後にノンアルと鴨の炭火焼きとつくね、アイスクリームで打ち上げ!!15時20分。
夫殿が大満足!


美味しかったーー!!

美しいものをたくさん見て、涼しい風もたっぷり浴びて、のんびり遊んだ一日でした。
あー、気持ちよかった!!






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第二回アジサイ・ワークショップ

2016-08-21 21:39:36 | 往還の会
2016年8月20日(土)快晴 野河内往還の会・第二回アジサイワークショップ

井原山、野河内登山口周辺をアジサイの花あふれる自然観察公園に整備しよう!

6月末に第一回目のワークショップが行われ、自宅のアジサイの枝を持ち寄って、孟宗竹の鉢に挿し木しました。
それを自宅に持ち帰り、発根するようにと願いを込めて、約二か月の間水やりを欠かさず育てました。
我が家の7本のうち、1本だけは枯れてしまいましたが、6本は元気にしていました。
今日はその挿し木の鉢上げをします。ワークショップの二回目です。

地域の方のご厚意で使わせて戴ける広い作業場に9時半集合でしたが、私達が着いたときにはすでに皆さんがせっせと作業を開始されていました。
20人の参加者で、500鉢以上を丁寧に鉢上げします。
栄養の無い挿し木用の土から、腐葉土・培養土の入った鉢へ植え替える大事な作業です。

大切な土作り


挿し木したものは新しい根が出ています。


これを用意された6号鉢に植え替えます。


力強く元気に育っての欲しいと願いを込めて


こんなにできました。


今日のワークショップで挿し木した500鉢とは別に、島田さんや会の方が用意されたものを合わせると、900~1000鉢近くになるそうです。

鉢上げは1時間ばかりで終わり、後片付けもさっさと終わりました


この後は曲淵小学校のすぐ裏手にある河原に移動です。


ズボンのすそをたくし上げて、冷たい水に足をつけて、ひんやりのんびり~~。


木陰は風も吹いていい気持ちです。
のどかな時間を過ごしていると、この会にご尽力されている地元の方から、手作りの美味しいお弁当をいただきました。早起きされ、全員分の炊き込みご飯を作られたそうです。
ゴボウと鶏の香りのいいご飯がおいしかったこと!!
さらには、甘いイチジクや島田さんお手製のところてんも頂きました。
美味しい!!
私達はたいしたお手伝いをしないままに、ご馳走になってばかりです。


ひんやり、のんびりしながら、今後の活動計画のお話がありました。
中でも私は旧三瀬街道を歩くというのがとても気になりました。(^-^)
色々楽しみです。

来年春には、いよいよ野河内鉄塔尾根登山口周辺に植樹です。
それまで、持ち帰った我が家のアジサイを大切に育てましょう。

島田さん、そして会の皆さま、大変お世話になりました。
楽しい一日でした。
そしてこれから先に楽しみが続く一日となりました。


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高千穂の峰

2016-08-18 21:57:20 | 宮崎県の山
2016年8月16日(火)快晴 高千穂の峰1573m

今日は天孫降臨の地、高千穂の峰へ!
どんな絶景を見られるのだろう。

霧島神宮古宮址の鳥居をくぐって9時過ぎにスタートです。


暑くなりそうだなあ。


しばらく石畳が続きます。


高千穂の峰にはお花は咲いていないんだろうな。
ヌスビトハギ


30分も歩くと木陰がなくなりました。
砂地を歩くようで、足先が埋まり、踏ん張りながら歩きました。
人の足跡の中に自分の足を入れて歩くと、歩きやすかったです。
他力本願也!(≧∇≦)


強い日差しの中をエイエイ歩かなくちゃです。


高千穂の峰は2011年に新燃岳が噴火して、しばらくの間登山禁止となっていました。
4年前に解禁した時は、降灰と砂礫で今よりもっと歩きにくかったようです。

御鉢まで来ました。絶景の始まりですね。




馬の背と呼ばれる御鉢を歩きます。


御鉢の反対側を見れば、こちらも自然の驚異。


何度も感動と驚きのため息をついて、鳥居のある鞍部まで下りてきました。
ここまで来れたことを感謝して手を合わせました。
山頂はもうすぐです。


登っていくよー。


ぐいぐいっと登るよー。


山頂手前で杭の上にクモが!
足は緑透明で、背中に丸いこぶをしょっているようです。
私はこのクモの写真を載せたくなかったのに、夫殿が「それ、載せて」と言うのです。
ウグッ、嫌だなー。
クモの名前をネットで調べていたら、パソコンの画面にいっぱいクモの画像が並び、それがうじゃうじゃと這い出てくるようで、ウグッ、グッ吐きそう。泣、泣、泣、、、
「ハナグモ」みたいです。


高千穂の峰、山頂に着きました!!


これが天逆鉾!!


夫殿がこの天逆鉾を見たがっていました。

霧島の主峰、高千穂峰の山頂に、少なくとも江戸時代にはあったという天の逆鉾(賢鉾)が建てられています。これは降臨したニニギノミコトが「浮きたる島の如く見ゆるものを、鉾でかきさぐり」高千穂峰の山頂に逆さにたてものであるといわれています。
さらには、坂本龍馬が高千穂峰を訪れた際、大胆にも引き抜いて見せたというエピソードもあります。

山頂でおやつ休憩をして、のんびりうろうろ~~。
絶景に次ぐ絶景は、正に天孫降臨の地だなあと思えました。


下山しながらも振り返り、振り返り。


下山は砂走りのように、ずるりーずるりーと、足を滑らせながら下りるので、楽ちんです。

山頂が見えなくなる前に、もう一度振り返って「ありがとう!」


イタドリ


無心に激写の夫殿
(落ちないでね、落ちたら絶対帰ってこれないからね)


激写したのはこれ。うむ、ふむ~。


この赤いウエアの方はロープを付け替えていらっしゃいました。
ありがとうございます。


緑の中に戻ってきて、やっと見つけたお花はサオトメバナ(ヘクソカズラ)


高千穂の峰はこれまでにない山姿でした。
圧倒的な迫力は魅力的でもあり、畏怖の念さえ感じました。
山に登ればこそ、こうした景色を見ることができ、嬉しかったです。
写真より、言葉より、心に大きく感動した二日間でした。
「大自然の中のちっぽけな自分」というのは、こんな時に感じるのでしょうね。
よし、また明日から頑張ろう!!

本日の軌跡


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韓国岳・大浪池

2016-08-17 22:19:42 | 宮崎県の山
2016年8月15日(月)快晴 韓国岳1700m

涼を求めてえびの高原へ

暑い毎日。
仕事や何やかやで、山に行っていない。

さて休みが取れたぞ、やっとやっとの山登りだ!
どこへ行こう?

えびの高原に行こうよ、きっと涼しいよと、夫殿。
本当かな~~、涼しいのかなあ~~、灼熱地獄になるかもな~~。

えびの高原駐車場に車を止め、8時過ぎにえびの登山口から韓国岳へスタートです。


4年前に登った時は、ガスっていて、ちらりとしか見えなかった大浪池も今日は周ってみましょう。
お花の望める山ではないけれど、高度感と大展望に期待が膨らみます。

火山ガスのため、硫黄山へ立ち入ることはできません。


遠くから見るだけです。


五合目までは木陰の中を歩きます。
ツクシコウモリがたくさん咲いていました。


よく見るととても可愛い。




ツクシアザミは強くて痛そう。キリシマアザミです。霧島山の固有種です。


ノリウツギはここでも元気いいね。


白鳥山、硫黄山、甑岳を背景にして岩ごろを登ります。
暑いよ!


暑いよね~。


2時間弱で韓国岳山頂に着きました。


ぐるり、ぐるりと、絶景です!
青い大浪池もくっきりよく見えました。


獅子戸岳の向こうに新燃岳


こちらは梅雨の大雨で水が溜まった「からくに池」。
普段は水のない空池だそうです。


風がひんやり気持ちいいので、うろうろのんびりおやつ休憩しましょう。
山の日は大賑わいだったという山頂も今日は人がまばらです。


一番上に小さな石を積み上げた芸術的なケルン


力いっぱい深呼吸したので、大浪池を周回しよう!
夫殿が飛び立っていきそうな気がする。


飛び立たずに、蛇腹のような木段を下ります。


飽きるほどにずーっとずーっと木段が続くのです。


ヒヨドリバナ


韓国岳山頂から50分ほどで、分岐に来ました。
東回り、西回り、どちらからでも2kmで周回ですが、東回りのほうが下山に都合がいいです。


分岐から30分ほどで池が見えました!!嬉しい!


風も良く通ります。
涼しくて、気持ちよくて、足取りは軽くなる一方です。

やっと咲いていたよ。ヤマジノホトトギス。


歩きながら、池が見えてくると涼しい風が吹きます。
そのたびにホーッとか、ホッホーッとか言いながらいい気分。


少し岩に登って池を覗き込むところもあり、


私はこんな感じ


膝が伸びずにこわごわ~~


大浪池全景


池を周り始めて50分くらいで振り向くと、右手に新燃岳が見えました。


途中で池を見ながらランチの後、こんなところに出ました。
この先に大浪池登山口があります。


大浪池の名前の由来


さっき登った韓国岳が見えます。


お花ないかな~、ないかな~と思っていたら!!
私としては、大発見!!モウセンゴケです!
葉の表面にはえる腺毛から、ねばねばした液を出して虫を捕らえる食虫植物です。


モウセンゴケの花。直径5ミリくらいの小さなお花です。




こんな植物を山中で見るとは思いもよりませんでした。びっくり!!

これはヤマトウバナかな?


3時過ぎにえびの高原に戻ってきました。


暑くて、涼しくて、絶景とモウセンゴケを楽しめた一日でした。
明日は高千穂の峰を歩きます。

本日の軌跡


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背振は車谷から

2016-08-02 21:56:01 | 福岡県の山
2016年7月31日(日)快晴 11名

今日は風来坊さんに案内していただき車谷へ!
信ちゃん&俊ちゃん、ポンちゃん、higeさん&mamatiasさん、Kさん、五百枝さん、S・TAROUさん、そしてじゅんパパと一緒に歩きます。

風来坊さんが「今日は暑いから、らゆっくり、ゆっくり行きましょう」と。
「はぁーい」と、お返事して8時45分にスタートです。

車谷には希少のオニコナスビが咲いているそうです。
見たいなあ。 見たことないのですもの。
大分県HPによると、
分布域が限られており,生育地は少なく,個体数も多くない。いずれの生育地も沢沿いにあり,大雨による増水などの自然災害により,容易に生育地が絶滅する危険性が極めて高い。
のだそうです。
見たいなあ。  

まずはキツネノカミソリ


初めて見るヤマジジオウとヒナノウスツボ


クサアジサイ


何度か渡渉もしました。


皆さんの後についていきます。
オニコナスビ、あるかな?
丸っこい葉の形を教えてもらって、私も地面をきょろきょろ~。
「ありましたー!」
見つけてくださったのは五百枝さん。(^^♪


よかった!
たった一つの貴重なお花です。
初めて見ました!!

矢筈峠への最後の登り


フーッ、暑いですね~。
一息入れて、今日のランチの場所、気象台に向かいます。

ヤマホトトギス


その蕾は燭台のようです


ヌスビトハギやノギランもありました。


気象台が見えてくると、


コオニユリがたくさん!!




気象台テラスでのランチタイムは最高!!
心地よい風がスーッと通って、気分上々です。(^-^)

ゆっくり休憩した後は椎原峠への縦走路を歩きます。
これがまた気持ちいい!

真白な砂浜を歩いているみたい。


唐人の舞では私とmamatiasさんとで舞を舞うつもりでしたのに~~
誰も注目してくれそうにないので、断念、残念。

笹に埋もれそうよ~~。


上を向いたギボウシ。


メタセコイヤが見えるところまで出てきました。


最後に俊ちゃんが示してくれたのはウバユリ。


楽しい時間でした!!
貴重なオニコナスビを見れたのはとても嬉しく、皆さんと一緒に山歩きができたのはとても楽しかったです。
お喋り楽しかった。
たくさんの冷たい差し入れ美味しかったです。
今日、参加できてよかった!

風来坊さん、ありがとうございました!
みなさん、大変お世話になりました。

そして!!
風来坊さんの勧めがあって、この後、じゅんパパと五百枝さんと三人で井原山水無のキツネノカミソリを見に行きました。
これまた行ってよかった!!


シシウド
これは背が高くなかったので、上からお顔の写真が撮れました。
直ぐに名前が出なくて、五百枝さんと「あれよ、あれ、ねー、」なんて言っていました。(#^.^#)


ハグロソウ


水無の群生地は終盤のようでした。


私と五百さんとで写真を撮っている間に、夫殿が消えました。
きっと美しい女狐さまに袖を引っ張られてどこかに行ったのでしょう。
五百枝さん、長く待たせてしまいごめんなさい。




帰りに鍾乳洞に寄って、たっぷりミストを浴びました。
冷たくて気持ちよかったです。

今日は楽しい楽しい一日でした。
皆さん、大変お世話になりました。



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