山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

平郡倶楽部のお手伝い(旧三瀬街道ウォーク)

2019-11-24 20:02:27 | 往還の会

2019年11月23日(土)晴れ

野河内往還の会の友好団体、平郡(へぐり)倶楽部主催の旧三瀬街道ウォークに、サポート隊として参加してきました。

9:30 南金武バス停に集合。今日の行程と注意事項を伺います。
本日の参加者は平郡倶楽部、一般参加19名+往還の会のメンバー7名の合計26名の大所帯です。

 ピコちゃん、お久しぶり!元気ですね!

金武宿から飯場峠に向けて、山道になります。
旧街道は日常的に利用されている道ではありませんし、台風や大雨の影響が出ています。
そこでこの日のために、S氏が二度にわたって荒れているところや、通りにくいところの草刈りなど、事前に整備していました。

平群クラブの企画ですので、サポート隊が前に出ることはしませんが、一般参加者に随行しながら、悪所での補助を行ったり歩きやすい山道を先導したり、気分の悪そうな方がいないか気を配ります。

水が流れる岩ゴロの谷歩きで、段差のあるところでは、H氏がロープで補助。
夫殿は、初めてストックを持ってきたという方に、持ち方・使い方を教えてあげ、
私は、肩掛けバッグの方の荷物を持ってあげて、歩きました。
(少しは役に立ったかな)

飯場峠に着きました。ほっと一息、休憩です。

ここからはもう下るだけなので、皆さん安心の笑顔でよかったです。
終点の曲渕公民館まで元気よく歩き、裏の親水公園で昼食の後、解散です。

ダム横の紅葉を見て、途中でバスに乗る方、陽光台まで歩いてバスに乗る方~と様々ですが、私達往還の会のメンバーと幾人かは、来た道をそのまま戻りました。

とてもいいお天気に恵まれ、皆さん事故なく安全に歩くことができました。
初めて顔を合わす方とも、おしゃべりしながら歩くのは楽しかったです。

皆さま、お疲れ様でした。

コメント (6)

香春オルレ

2019-11-18 21:03:01 | 九州オルレ・その他

2019年11月17日(日)晴れ

山とお花先生と一緒に香春オルレを歩きました。

香春オルレは去年の3月に新しくできましたが、まだ歩いたことがありません。
山花先生はオルレは初めてだそうです。
そういうわけで、どんな珍道中になるやら~

香春オルレは周回ではないので、車一台をゴール地点の香春駅にデポして、採銅所駅からスタートです。8:44
赤と青のリボンやカンセに従って歩きます。

線路を渡って、途中までは牛斬山へ行くのと同じ道です。

矢山は、登山口から竹林が続きました。

倒木が青春の門?
くぐると、きっと若返っていますよね!

前日が町主催のオルレイベントだったからか、登山道は整備され、休憩にもってこいのベンチもありました。
頂いた干し柿は、山花先生の手作りで、甘くて美味しい! 元気が出ます。

矢山山頂。9:38 カンセの後ろに三角点も見えます。
香春の町が見えました。いいお天気です!

幸せの鐘
山花先生は軽く、私は控えめに鐘を鳴らしたのですが、夫殿は賑やかにカンカン打ち鳴らしました。

下りは結構急です。山花先生の速いこと!サッサカ下りました。

御長生(おちょうず)の滝

人々がこんな山奥で暮らしていたのでしょうか。
石垣が残っています。(後で知りましたが、金山跡があったようです~見ていないです)

下山して神間歩(かんまぶ)を歩きます。
神様が歩いた道かと思いましたが、奈良時代の銅鉱山です。
温かくていい気持!
スミレもたくさん咲いていました。
うっふ、春みたい。コスミレと山花先生に教わりました。

電車が来ましたよー!

のどかですね。

次は煉瓦造りのトンネルをくぐりました。

トンネルを抜けると、シマカンギク

アキノノゲシ

ホトケノザもたくさんで~、やっぱり季節は春かと思ってしまう。

香春オルレは舗装路歩きも結構あって、退屈~と思っていたら、農業祭りに出くわしました。
夫殿、ずんずん中に入っていって、「なんか食べたいねー、ビールが飲みたいけどダメよねー」
等と言いながら、豚バラを一人一本食べ歩き。
楽しいねー。

でも、ここからが長かったーー。てくてく歩きました。

宮原工業団地でトラック軍団を見たり~

舗装路から畔に入ったところで、あーーーっ!これは!
サクラタデです。以前に見たものより少し大きい。

光を浴びて可愛い。ここで見られるなんて、なんて嬉しい!
気分が盛り上がりました。

ピンクの椿も花盛り。

お腹がすきましたねー。
紅葉の綺麗な上高野神観音寺で、お昼ご飯にしました。

柿とコラボ。

近くの畑を耕していた方に、教えて頂いた紅葉ポイント。

ここからがまた長――い。
てくてく歩きですが、のどかな風景の中でのおしゃべりが、とても楽しい。

元光願寺(もとこうがんじ)の大楠。

歩きながら、地元の方と少しお喋り。
紅葉の美しいお寺があるから、是非行ってらっしゃいと聞いて、行ってみました。

次は少し迷いながら、行きつ戻りつして、香春神社への階段。



古い神社でした。

香春岳山頂から落下したにもかかわらず、神社を傷つけることなく、境内に鎮座しているという山王石。

さあ、あとはもうゴール地点の香春駅へ向かうばかり。
この陸橋を渡れば、香春駅はすぐそこ。

終点の香春駅に着いたのは14時35分、約6時間のオルレ歩きでした。

お疲れ様でした。
このところ、歩いていなかったので、少々疲れました。

山花先生、ありがとうございました。
のんびり笑ってばかりで、とても楽しかったです。
紅葉も綺麗でしたし、サクラタデが嬉しかったです。
どうぞまたよろしくお願いいたします。

コメント (4)

オリンピックデーランと福岡マラソン

2019-11-11 21:07:14 | 九州オルレ・その他

2019年11月10日(日)晴れ

なんやかんやで土日共に山はお休み。

オリンピアンと楽しもう!
大分県中津市で行われるオリンピックデーラン、今年はおチビ姉が「エスコートキッズ」として開会式に臨みました。
オリンピック選手と手をつないで入場します!

お、来たぞ!

おーっ!
何と、シンクロの小谷実可子さんと手をつないでるよ!

実可子さん、綺麗ですねー。
おチビ姉も嬉しそう。

実はこの日はおチビ姉の誕生日でした。
そのことを歩きながら実可子さんに話したら、ニコニコして「おめでとう」と言ってくださったそうです。
優しいですね。
さらには他のオリンピアンの方達も、おめでとうと言ってくださり、おチビ姉にとっては心に残る誕生日となりました。

よかったね

他には

陸上競技の高平慎士、卓球の遊沢亮、水泳の鹿島瞳、カヌーの海渕萌、バスケットボールの岡里明美さんの背中も見えます。
豪華メンバーですね。

ちびっ子たちがいっぱい!
うちのおチビ姉はいるかな?
~、~、~、いましたね。

いよいよ2kmのジョギングスタートです!
おチビ姉を探せ!

大貞運動公園をぐるっと回って帰ってくるのを、おチビ弟が待っています。
がんばれー!ここだよ~

お気に入りのTシャツ着て、いっぱい手を振っていました。

楽しい秋の一日でした。

さて、
ガック隊長こと、Kさんは今年も福岡マラソンに出場です。
去年よりもタイムを縮めて、ゴール!(写真はYouTubeより)

素晴らしいですね!おめでとうございます。
お疲れ様でした。

コメント (6)

秋の脊梁・二日目(上福根山)

2019-11-06 23:41:30 | 熊本県の山

2019年11月3日(日)曇&霧

おはようございます!

気持ちの良い朝を迎えました。
5時40分、まだ暗い中をごそごそ起きだして川原に行ってみると、昨夜の焚火の場所はすっかりわからなくなっていました。
枯れ木を燃やし切って、灰は穴を掘って埋め、枯葉を乗せて元通りにするのがマナーだそうです。

昨夜の鍋の残りにチャンポン麺を入れ、熱いコーヒーも頂いて、朝食を済ませました。
ご飯の残りはギュッとおにぎりにしてお昼にいただきます。

では、出発!!7時30分。

昨日の続きで水越峠まで行くと、時間がかかり、帰りが遅くなりそうです。
(やはり、私ののろさが困りもの……)
そこはカットして、上福根山に向かうことになりました。

谷底から上がってきました。


秋ですねー!

朽ちた建物は営林署のものだそうで、H氏は20年前にそこで雨風をしのいだとか~。

この先は大きく崩壊していて、通れません。

斜面を直登し、高巻きして進みました。

歩くたび、景色が変わるたびに、ため息です。 綺麗ねーー!
歩くだけで楽しい!

美しい!真っ赤です!

景色が次々と変わっていく。

気持ちいいねー!

七辺巡りの分岐に来ると、霧が出てきました。
少し寒いので、上着を着ましょう。


古い北山犬切の標識は壊れていましたが、新しいのが立っています。
ザックを下ろして、山頂に向かいましたが、背中も足も軽い!


あの先が北山犬切の山頂です。

下山時は、すっかりガスが広がってきましたが、幻想的でいい雰囲気です。

下福根山、中福根山と順調に進みながら、景色の美しさに何度もため息です。

またもや、キノコ博士が寄り道して喜んでいます。
これは何でしょう?

鹿も見ましたよ!
京都トレイルで見た鹿は、ベージュ色でしなやか、いかにも上品なシカさんだったのですが、ここで見たのは熊のように黒く大きく、ゴリゴリッとした体格をしていました。
走るのが早く、一瞬で目の前を通り過ぎていきました。

あともう一登りで

上福根山です!とうとう着きました!11時20分。
昼食のおにぎりが美味しい。持参のドーナッツやカップうどんも食べて元気いっぱい!

ガスっていなければ遠くがもっとはっきり見えたでしょうに。

「ここからはもう下るだけですよ」「はいっ」

秋の脊梁はこんなにも広く、大きく、美しいのか。

上福根山から1時間半ほどで、杉林に出てきました。
この杉林をジグザグに下るのですが、足元がふかふかで気持ちいい。
でも長~~い。

林道に出ました!

山が大きいねー!
あんなところを歩いてきたんだ。

ところが、この林道歩きも飽きるほど長いそうで~~。
藪漕ぎを数回繰り返して、時間短縮しました。

そして、とうとう出てきました!あの柵の向こうに車をデポしています。2時30分。


改めて山を仰ぎ見ました。大きいなあ。
よく行ってきたなあ。

岩だらけで迫力のある一日目、キャンプ、美しさにため息をついた二日目、感動の脊梁でした。

力強く、優しく、案内してくださったH氏、S氏、ありがとうございました。
ずっと励ましてくれた夫殿、ありがとう。楽しかったね。

また山に登りたい!

コメント (8)

秋の脊梁・一日目(西内の谷川古道)

2019-11-05 21:49:54 | 熊本県の山
2019年11月2日(土)晴れ

三連休の土日は往還の会のH氏、S氏に脊梁を案内していただきました。
一日目は西の内谷川を遡行。二日目は上福根山に登り、横平に下りました。
テント泊の二日間、大きく深い景色に感動し、美しい紅葉にうっとりでした。

車一台を下山口の横平にデポした後、西の内谷川橋の手前から登り上がります。10時50分。

堰堤を横切り、


しばらく歩くと「前に何か見えますか」とH氏。
苔の石が並んで、確かに古道がそこにありました。
何十年か前、樅木地区の人たちが生活道路として使っていたのでしょう。

その先は、土砂が崩れ落ちて、今はもう道が見えなくなっていますが、昔の人はこの辺りを歩いたのかな~と思いを馳せながら歩き、興味深かったです。

激下りで河原に下りるのかと思えば、ロープを使って懸垂下降の体験学習です。
お・ど・ろ・き!でした。
スリングを体に巻いて、半マスト結びのロープで下る~(8mm径・30mロープ)

しかし、しかし、私はちっともできない!

なんど教えて貰っても、体をロープに預けるのが怖くて、突っ立ってしまう。そして転げる。

皆さんの大爆笑を買うばかりでした。

夫殿はそれでもチラッとは出来たかな。思いがけず貴重な体験でした。ありがとうございました!

河原へ下りて、昼食休憩。1時になっていました。


大雨の後などの増水時には、水が流れているのでしょうが、今は枯れ沢になっています。
伏流水となって地下を流れている水は、上流に行くと表面に現れてきます。

正に秘境を行くようです。

白い大きな岩が次々と現れました。

苔の岩も

ここは水が流れていたら、滑滝のようになるのでしょうか。

いきなり、こんなところにトリカブトが咲いていました。

崖に紅葉が綺麗です。

ブナハリタケ発見!
キノコ博士のS氏は大量の収穫です。
今夜の鍋に入れるそうで~~大丈夫かな~~。毒キノコではないかと内心不安でした。

ヤマメの手掴み!
心優しいH氏は、せっかくここで生きていたのだからと、水に戻してあげました。

もちろん、だれにも会いません。

岩を乗り越え、倒木をまたいで、よく歩きました。
苔に覆われた大木を眺めながら休憩していると~

「もう、4時になったので、今日はここまでにしましょう」
「上に良いテント場がありますよ」

予定では水越峠まで歩くはずでしたが、私の足が遅く、時間が押していました。

上に上がってみると、広くてとても気持ちのいい場所です。



今夜は4人一緒に、H氏のテントにお世話になります。

下の川原で水を汲み、焚火を起こし、鍋の準備もまた楽しい。

真っ白なブナハリタケは少し甘い香りで、鍋に入れたら美味しかった!。

風が無いので、炎が真っすぐに上がっています。
ゆらり、めらりと、見ていて飽きません。

食べて、飲んで、ぼそりぼそりとお喋りして、笑って~~
昼間の疲れもどこへやら、極上の時間が流れました。

一足お先に上がらせていただきました。
跡を残さない、面倒な焚火の後始末を、ありがとうございます。
おやすみなさい。

コメント (6)