山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

古処山で~

2019-08-26 21:48:08 | 福岡県の山

2019年8月25日(日)曇り

岩と夫殿の手にしがみついた古処山でした。
遠目に見たナツエビネは、それだけで嬉しかったです。

土曜日は夫殿の仕事で動けず。この日に行けたらよかったのだけど。
日曜日にKさんを誘っていくつもりでしたが、降り続く前夜の雨に「明日はやめよう」ということになりました。
ところが翌朝起きてみれば、雨は止んでいます!

行かなくちゃ!

ゆっくり朝寝したので、慌て気味に支度をして、遊人の杜からスタート!(9:45)
遊人の杜からは歩いたことが無かったので、是非歩いてみたいと思っていました。
きれいなキャンプ場では、賑やかな子供たちの声が聞こえました。
トイレもあって有難いです。

おニューのザックを背負って、ご機嫌に歩いてます。今のところは……。

奥の院コースへ。

確かに急登ですが、よく踏み固められていて、割と歩きやすかったです。

おや!!
グッドタイミングで缶バッチの落とし物。

くすっと笑えて、頑張れます。

稜線に出て、気持ちよく歩いて~~。

でも、ここからが大変!

奥の院、大将隠しは前に二回登ったことがあるので、滑らないように気をつけていけば何とか大丈夫かと思ったら、大間違い!!

二度も、三度も岩に張り付き、夫殿の手にしがみつきました。
おまけに変な体勢で、無理無理エイヤッと足を上げた拍子に、左の腿が急激に筋肉痛。
アイタタートホホー―。力が入らない。

とぼ、とぼりん。

シギンカラマツが呆れてたね。

山頂までの道のりではキンカメムシも見つからず。残念。

お天気悪くても山頂は人が多く賑やかでした。

スタートが遅かったうえに、午後からは予定もあるので、おやつ休憩をしたらさっさと下山です。
本当はお花探しに行きたかったけど、時間がありません。

遊人の杜周回コースで帰ります。

アケボノソウが無いなあ……。見たいのに―――。

仕方ないね。下山を急ぎましょ。

オオハンゲ

開けたところが見えたのはここだけ。

石仏さまを見ると、古処山らしいと思う。

初めて歩く遊人の杜下山コースは、古処山とは思えない穏やかな道でした。気持ちいい!

分岐から遊人の杜へ下りていきます。

石ころに気をつけて歩かなくちゃです。

下まで降りて、マツカゼソウをパチリ!(12:44)

見たかったナツエビネ。
遠目にですが、そこに咲いているということだけで嬉しかった。

ね、
ちゃんとナツエビネです(^^;)

別の場所にも行きたかったな。

短い時間でしたが良い一日でした。

でも、滑りそうで、滑りかけて、自信を無くした一日でもありました。

コメント (6)

ナツエビネ!

2019-08-18 20:04:13 | 福岡県の山

2019年8月17日(土)晴れ

是非ナツエビネを見たい!!
山のお花先生に甘えました。

夫殿~~。あっちもこっちも渡れないね。
先日の雨で水量が多く、水の流れも速いです。 危ないところには近づけません。

私たちだけでは見ることのできなかったナツエビネ!
何度もため息つきながら、じっと見入りました。

言葉に表しようのない美しさです。

優し気で気品があって、涼やか。

可愛くってたまらない。ネグリジェを着て、帽子をかぶった妖精に見える。

花言葉は誠実・謙虚だそうです…。

 写真を撮る手を止めて、ただただ見つめてしまいました。

他にもお花先生に色々と教えていただきました。

フジカンゾウ(藤甘草)
お花は少ししかついていませんが、ピンクの可愛い色が見えます。

シュスラン(繻子蘭)
小さな蕾が見えました。

ツキヌキオトギリ(突抜弟切)お花先生はこちら
茎が、葉っぱを突き抜けて出ているように見えます。面白いです。
この写真は花後で、咲くのは6月だそうですが、全部咲いたらそれは綺麗だろうなと思いました。

ナベナ(鍋菜)
私より背の高いところで花をつけていました。
まん丸いぼんぼりのようです。

つぼみちゃん
蕾がたくさんついていたので、これもみんな咲くと賑やかで楽しくなりそうです。

茎に毛が見えます。柔らかそうに見えても、硬くて痛い毛のようです。

ミズタマソウ(水玉草)
夫殿も大好きな花で、本当に水玉をくっつけたみたいです。

オニドコロ(鬼野老)
名前の由来は大きい葉を鬼に見立て、イモに生える髭根を翁に例えたそうです。

ムラサキニガナ(紫苦菜)

カギカズラ(鉤葛) お花先生はこちら
珍しいですね。茎に鉤が付いています。これで他の草木に絡みつくのでしょうか。

ホドイモ(塊芋)
ピンクの花先がとても可愛いです。

ボタンヅル(牡丹蔓)
私はこれまでセンニンソウとの区別がつきませんでした。
葉っぱにギザギザがあるのがボタンヅル、ギザギザがないのがセンニンソウと教わりました。
これからは気をつけてよく見てみましょう。

山のお花先生、ありがとうございました。
感激、感謝の一日でした。
暑い日でしたが、お喋りも楽しく、心は快適でした。
ナツエビネの美しさ、忘れません。

 

コメント (6)

お花散策

2019-08-16 09:32:40 | 大分県の山

2019年8月13日(火)晴れ

帰りたくないねーということで、今日も九重にいます。
(昨夜は湯坪温泉に電話をかけまくって、民宿「なか」に泊まることができました)

男池を起点にのんびり、ゆっくり、ふらふらお散歩しました。

肩はまだ痛いのですが、今日はポーチだけで背中が軽いです。

キツネノカミソリの群生に驚きました!

ずっと奥まで咲いています。

とても綺麗!

ひっそりもいいです。

ヤマジノホトトギスを見たいと思っていました。

ヤマジオウのお顔を覗き込む。

名水の滝で涼をもらいました。

ソバナ

花の色が紅白なので「ミズヒキ」というと教わりました。
改めて感心し、余計に可愛く見えます。

クチベニタケ、タマゴタケ、と~。

あっちをうろうろ~、こっちをうろうろ~、名水の滝とは反対方向へ。
いつもは横目に見ているだけの沼(池)みたいなところも、ゆっくりお散歩すると、別の景色のようです。

トチバニンジン キツリフネ、ヤマジオウ

ジンバイソウ

おまけはアライグマ君。
お尻を振ってとことこ歩いていました。こっち向いてくれるといいのにね。

お休みの三日間くじゅうにいましたが、山には一つも登らずでした。
のんびり遊んでリフレッシュできたので、またいつも通りの生活を頑張りましょう。

こうした幸せな生活ができることを感謝して、ご先祖様のお墓参りも丁寧にしたいと思います。

 

コメント (8)

阿蘇大観峰

2019-08-15 19:41:22 | 熊本県の山

2019年8月12日(月)晴れ

下山後、長者原センターで温かいうどんを食べ、山恵の湯で汗を流して、阿蘇大観峰にドライブです。

 山はまだ霞んでいるのに、地上に下りてくると、昨日から今朝までとは打って変わって晴れ、晴れ!
阿蘇までの景色は気持ちいい。

大観峰に着くとこの混雑ぶり。人気の観光地ですね。

オーーー、大きな景色です!

阿蘇五岳は、山頂に少し雲がかかっています。

広くて気持ちいい。

明るさと広さ、大きさを堪能しました。

オミナエシ

カワラナデシコ

帰りたくないねーー。
帰りたくないよーーー。

コメント (2)

風雨の坊がつるテント泊

2019-08-15 17:49:03 | 大分県の山

2019年8月11日(日)曇り

楽しかったけど、思いがけない夜になりました。

二人共7・8月は忙しく、やっとの休みは思い切り遊びたい!
どこへ行こうか?
せっかくテントを買ったのだから使わなくちゃ。
自分たちだけでテント泊をやろう!ということで坊がつるに行くことにしました。
わくわく~~
計画をし、準備をして、天気予報も雨雲レーダーも確認して、楽しみが膨れ上がりました。」

支度をして長者原から雨が池コースでスタート!

二人共、ザックが重い。
水や食料も詰めて、脊梁の時より重さが堪える。
長者原から坊がつるまではコースタイム2時間なので、2時間辛抱すればいいと思いましたが、コースタイムを大幅に超えてよいしょよいしょでした。
でも、久しぶりの雨ケ池を歩くのは嬉しい

さあ、着いたよ! 重かったねー。
一等地のここに我が家を立てましょう!

女子高生かな?10人くらいで来ていて、賑やかですよ。若いっていいね!
手前の黄色いテントが我が家です。

お腹が空いたね。お昼ご飯は冷やしたソーメン。
山友さん手作りのテーブル台で頂く珈琲とココアは格別です!

雨が降り始めましたが、お腹が満たされたので、ちょっとお花散策。
明日は大船山に登るつもりなので、今日は軽く歩いておきましょう。

ミソハギ

サワギキョウ

コバギボウシ

夕飯まで時間があるので、鉾立峠の標識まで行ってみようと歩き始めるも、道は狭くおもしろくないし、雨がひどくなってきたのでUターン。
そうだ!法華院へ行って缶ビールを買わなくちゃ!
雨でもなんでもビール、ビール

テントへ戻って早めの夕食。
夫殿がテントの外であれこれ焼いてくれて、私はお皿を差し出して出来上がったものを頂く。
贅沢ですわー。

雨だけでなく、風もかなり出てきました。

夫殿もテントに入って、飲みなおし。
しまったなあ。本を持ってくればよかった。
あれこれ昔話などして、時間をつぶし、早々に寝ますかーー。

妖しい夜になりそうです。怪しい夜になるのかな。

時間が経つにつれ、雨、風が強くなってきました。

大丈夫かな?

9時前には寝たものの、もの凄い雨風の音で夜中に何度も目覚めました。
台風が近づいてきているのかしら?
天気予報では晴れのち曇りで、てんきとくらすでも大船山はBマークだったのに。

時折り、右から左からブォーンと強い風が吹いてテントを揺らしたかと思うと、バラバラと雨が叩きつける。
二、三度グランドマットの下に風が入り込んで、テントごと吹き飛ばされそうになった。
向かいのテント辺りで「キャ――」「怖い――!」の女性の声が聞こえてくる。
そんな……、喚いてもどうしようもないよ……キャーとか言うなよ。こんな時。
そう思いながら、じっとしてまた寝ました。

「けいこたん起きて、帰るよ」

夫殿の声に目を覚ましたのは朝の4時。
私がのんきに寝ている間、夫殿は強まる風に眠れず、何度もテントの外に出てペグが抜けていないか確認したり、辺りを見回したりしていたのです。
雨風は弱まるどころか強くなっています。大船山には登れそうにもありません。
無理して登ったところで、きっと何も見えないし、危ない。
早々にテントを撤収して帰りましょう。

さようなら、坊がつる。

来た道を戻ります。

トモエソウが、またお出でと言ったような、言わないような。

行きも帰りもザックは重く、肩が痛かった。
テント泊を楽しむべく、折りたたみ椅子や照明、虫よけなどあれこれ詰め込み過ぎたかもしれない。
極小さな焚火ストーブや炭、着火剤まで持ってきてたものー。
反省です。荷物は最小にしなくちゃです。
他にも、天候のこと。よく調べたつもりでも甘かったのでしょう。

それでも仕事や日常生活から解放されて、とても楽しかった。
今から思えばあんな風雨の中のキャンプって、そうそう経験できるわけではない(経験しないのがいいのですが)
アメニモマケズ、カゼニモマケズ、ずっと笑って励ましあってよく遊びました。
外へ出るっていい!
午後からは阿蘇大観峰へ。

阿蘇は快晴だった。

コメント (8)