山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

登り納めは天拝山

2020-12-28 22:47:18 | 福岡県の山
2020年12月28日(日)

登り納めの山はどこにしよう…?
行きたい山はあれこれありますが…天拝山となりました。

最初は今年のお気に入り「九千部山」にしようと考えていたのですが、前日の土曜日に滑落事故があったことを知り、とても行く気になれません。
今年は井原山、阿蘇、宝満山、そして九千部山と身近な山での事故が多く、驚きます。他人ごとではなく、わが身を振り返って、気をつけなくてはいけないと肝に銘じました。

では、どこに行こう?
久しぶりに雷山に行きましょうと、登山口駐車場まで行ってみると、なんとぎっちりほぼ満車!
そして、うじゃうじゃの若者たち。
軽装ですが、ザックも背負っています。
声高らかに笑ったり、話したりしてとても賑やか。

みんなどこにいくんだろう?イベントでもあるのかな?
みんな雷山?
そんなはずもないでしょうが、ここに来て歩く気が失せました。

どうしよう?
帰ろうか?

ということで、ホームグランドに戻ることにしました。
いつもの牛頸山に向かおう。私達にきっと似合っている。

いこいの森駐車場から、尾根道に上がり、山口越えから牛頸山とは反対方向の天拝山に登る事にしました。


急斜面が三つあるけどねー。
竹林が綺麗よねー。絶対いいよねー

陽は差さないのですが、木々が葉を落とし明るいので、いつもと違った感じです。


夫殿が波切不動に挨拶に行きました。
いつも楽しく安全に歩かせていただいてありがとうございます。


波切不動って、海上安全を祈ると思うのですが、何故に山にあるのかなあ。
きっと水からも、火からも、難を払おうとしてくださっているに違いない。


大佐野山まではほぼ平坦なだらだら歩きですが、「今年の登り納め」だと思うと、やはり格別感があって、いつもと違って見えます。


大佐野山

ここから三つ、急斜面を下ったり、登ったりします。
これが結構足腰に堪えます。
行きはよいよい~ですが、帰りの上りが嫌なのです。

でも美しい竹林が現れてくると、ご機嫌!
いい雰囲気です。


アオキの実だと思うのですが、夫殿ニヤニヤしてしまいました。
何なんでしょうね~(^^;)

この階段を下ってもう一登りしたら~。

天拝山山頂です!
ここでも「安全に歩かせていただき、ありがとうございました」

定番の眺めは三郡山と宝満山。

気温についての調査や、過去五年間の今日の気温が書いてあります。
凄いですね。

今日は6,7度。
低山なので、冷え込んでいません。

おにぎり食べて、一休みして下山しました。
三つの急坂を上って下って、今日は軽快でした。

いこいの森のメタセコイア。
冬もなかなか素敵です。

登り納めは牛頸登山口から天拝山に向かいましたが、とても良かった!
何より安心できるホームグランドで、癒される山です。

少し事情があって11月末より、登山口まで近いところ、山行時間が短いところを歩いています。
しばらく続くと思いますが、夫殿も私も元気に楽しんでいます。

いつも応援してくださった皆様、ありがとうございました。
山の神様、ありがとうございました。
来年もいい山歩きができますように!!



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成竹山~一ノ岳・8の字周回

2020-12-22 21:14:55 | 福岡県の山
2020年12月20日(日)曇りのち晴れ

今日は牛頸山の大魔王higeさんに成竹山~一ノ岳八の字周回案内していただきました。
お互いの家は近いので、一緒に山を歩きましょうと言いながら、ちっとも相手にしてもらえず(訂正:なかなか都合が合わず😁 )今日をとても楽しみにしていました。
何といっても、山歩きが出来るようになってバリバリ元気のmamatiasさんと一緒に、四人で歩きたかったのです。

広い自然林あり、滝あり、遺跡ありで変化に富む素晴らしい山行で、お喋りしっぱなしの楽しい一日でした。
そう、higeさんとっておきの聖地を丁寧に案内していただいたのに、山音痴、方向音痴の私は、目の前に見える景色にとらわれてばかり、お喋りして笑ってばかりで、一日経つと、どこをどう歩いたかちっとも覚えていないのです。

成竹山登山口。


可愛いエルちゃんも一緒です。


奥に標識が見えたら、左手の沢へ下ります。




亀の甲羅みたいな岩。
こんなに丸っこくて、亀裂が曲線の模様になるなんて不思議です。


直線的な岩も出現。


登り上がると、



視界が開けて絶景です!ほーッと一息。


銅鑼みたいなのがあったので、思い切り叩いてみました。
山奥まで、ガーンと響かせようと思いましたが、叩き棒の先にはゴムが張ってあり、くぐもった鈍い音でした。が~~ん。


広い展望所に着きました。
我が家はどこだろう?


テーブルやベンチも置いてあります。綺麗にされていますね。


しばらく休憩して、さあ行きましょう。


少し登って成竹山。580m

登山道は広くてとても綺麗!


平たい一枚岩を水が流れています。なめ滝ですよね。


林道歩きはお喋り歩きなので、退屈しません。
何を話していたのか~~多分「美しく生きるには(≧▽≦)」だったと思う。ブブッ😆 


一ノ岳が見えましたよ。


何しろ広くて明るいので快適です。


一ノ岳手前の亀甲岩。こちらは苔がみっちりついています。


本日の最高峰、一ノ岳に着きました。695,7m。
ここでお昼ご飯です。


コンビニ焼き飯を温めたのと、mamatiasさん特製の卵焼き。
おいしかったよーー!


食後は 陣の尾岳へ。648m。
眺望はありません。


何の写真かな?と思えば、水が沁み出ているここが那珂川支流の源流かな?というところでした。
こういうの、面白いです。


マンモスの牙がたくさん落ちている。
違うね(≧▽≦)


渡ったところは水門跡でした。




川を挟んで両脇に石が積み上げてあるのを見て、なるほど水門なのだと納得です。


沢沿い歩きは心地良かった。


いくつか滝も現れました。






広い敷地は中村山荘跡です。
詳しくはhigeさんのこちらをどうぞ。


それにしても広いですね。
こんな山奥に豪勢な山荘を建てて、宴会をしていたのでしょうか。
すごいなあ~。


中村家植林の碑。


ここで大爆笑発生!!


中村家の「家」という字から話が飛んで、higeさんから問題を出されました。
「半家」と書いて何て読む?
ん?半分の家?読み方?
「とうかいかおく」「いえなきこ」「じゅくねんりこん」「...」
higeさん、呆れて笑いが止まりません。誰が何と答えたかは秘密ですが。
正解は「はげ」はんげ→はげ
ここでまた、ハゲ?頭の禿げ?と言いだして大笑い!
そうではありません。
「平」の字の一番上の「一」を下に降ろして「半」に変えた平家の落人伝説にあるそうです。

馬鹿なことばかり言っていたら、時間が迫ってきました。
隆岳にも行きたいところでしたが、分岐に戻って帰ることにしました。

中村山荘の古い階段を下ります。
山の下りではいつもhigeさんが振り返って、mamatiasさんを見守っています。

それから20分も歩けば、車を止めたところに戻ってきました。


少し寒かったけれど、山も人もとても楽しい一日でした。
エルちゃんもお疲れ様でした。
yamapには載っていないところも歩いたそうです。ちょっと誇らしいので、ログを確かめて復習しておきましょう。
歩きやすく美しく、変化に富んでいるので、また季節を変えて歩きたい山でした。
higeさん、mamatiasさん、大変お世話になりました!

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笠置山

2020-12-14 21:08:01 | 福岡県の山
2020年12月12日(土)曇り

往還倶楽部 6名 
宮若市と飯塚市の境界に位置する笠置山は「深山幽谷の感漂う照葉樹林の山」としての「福岡県超低山100」に紹介されています。
千石峡沿いの花の水辺公園駐車場に車を止め、千石登山口から尾根コースでスタート。
山頂では270度の展望が得られるはずでしたが、あいにくの曇り空でした。
下りは緩やかに周回して、3時間弱の楽しい山行でした。

尾根コース登山口


根元から枯れて倒れた竹が、登山道にまでたくさん流れています。
足を引っ掛けないように気をつけて歩きました。


竹林を抜けると直ぐに広葉樹の自然林に変わります。
尾根に上がるまでなかなかの急登でした。


暗い木々の間に残る黄葉は、そこだけほの明るくて、皆で立ち止まって「いいねー」と眺めました。


祠が見えてきましたよ。


横を見ると、奉 寄 享保十五、等の文字が見えます。
当時彫られたものだと思うと感慨深いです。


笠置山の山頂は笠木城址です。


古い石積みは堀を切ったのだろうとか、山頂手前の広くなったところは二の丸かなとか言いながら、歴史を思って上がってきました(#^.^#)


晴れていれば山頂から、福智山、英彦山、三郡山、嘉穂アルプスなどが見えるらしいのですが、今日は曇り空で残念です。

地元の方とお会いし、しばらくお話を伺いました。
時々整備もされてご自慢の山だそうです。
大木がたくさん聳えて、静かで落ち着いた雰囲気の山ですね。

その大木の根元にも小さな祠がありました。


おやつ休憩して、下山は炭焼き跡を見たり、深い緑の森を感じながら沢を下に見て、ゆったりと周回しました。

開けたところに出ると、日も差してきました。
気持ちいい!


下山後は千石峡を楽しみながらののんびり歩きです。




綺麗ですね。
黄葉の盛りはとても美しいそうです。


トントンと音を立てて水が流れるトントン井堰


駐車地に戻ります。


笠置山、いい山でした!
短い時間でしたが十分に楽しめました。
また歩きたい山です。
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今日も牛頸山へ

2020-12-07 20:19:00 | 福岡県の山
2020年12月5日(土)晴れ

いいお天気です!
足洗林道から反時計回りで牛頸山へ!
同じ山でも新しい発見あり、納得の発見あり、変な驚きありで面白く歩くことが出来ました。

足洗川林道のゲートから牛頸林道へ。


いいですねー。紅葉が朝日に輝いて綺麗です。


気持ちいいねーと夫殿。


あの階段、何でしょう。不思議です。
割と急な下り階段でもっと続いているのですが、下には何もなくただの草藪です。


階段の入り口まで回り込んでみると、立ち入り禁止となっています。


横から見ると、こんな感じ。


何のためにこんな急な階段があるのか不思議に思っていました。
地図などを照らし合わせて、やっと納得。
ここが「お花見広場跡」のようです。
標識ではこの先の登山道付近にあるようだったし、それがどこにあるのかわからずにいました。
山頂にあった手作り地図などと照らし合わせて、やっと納得の発見でした。

もう一つ、今日の発見は「石坂山」です。
石坂山なるものが牛頸山系にあるなんて知らなかったのす。
小さな標識、前にもあったのかな。


分岐から10分ほどで、石坂山山頂です!
山頂からの眺望はありませんが、今日の大発見!嬉しいです。


分岐に戻って牛頸山に向かうと、東峰にこれまた新しい梯子の登場。
空に突き抜けそうですが、前に来た時はなかったと思う。


それにしても、梯子の一段目が高すぎて足が届かんよね。
しかし~、ここにこんなもの作って~、どうなのかな……。

冬はお花が無いので寂しいです。
そう思っていたら、色もの発見!
カラスウリのオレンジ色が鮮やかでした。


出ました!山頂まで180歩。


今日は大股を広げて、エイショ、エイショと歩きました。
おかげで「171歩」フーッ(≧▽≦)
このままの歩幅でずっと歩くわけにはいかないけれど。(笑)

山頂に着くと、木に柱のようなものが取り付けてあったので、頭を上げてみると、赤い旗です。
草スキー場から、旗が翻っているのが見えるのでしょう。


山頂は風が強いので、「うしどめ広場」まで下りておやつ休憩。
いつにも増してのんびりタイムです。寒いくらい(^-^)


黒金山への縦走路に戻って、分岐から右へ。中央霊園に向かう道です。


パンパンと乾いた自衛隊の射撃訓練の音を聞きながら、牛の背山。


牛の尾山に向かう時、どうしても下りがうまく出来ないところがある(私)
ほんの、1,2メートルが滑りそうで足が出せない。
ものすごく難儀するのよねー(写真無し)
次回は岩を巻いてみよう。

牛の尾山を過ぎると下山口は近いです。


でも、観音山分岐のこの案内はどうかと思うなあ。


こんな看板に書いたりしていいのかな。良くないよね。


親切すぎる案内や、遊具的なものの設置は無くてもいいと思うのですが、意見が分かれるところかもしれませんね。

愛車の青が見えてきたよー。今日も楽しく歩けました。

同じ山でも、歩けば毎回ちいさな発見があるということを改めて感じました。
今日は石坂山、お花見広場跡など大発見でした。

ところが~~。
higeさんのブログを見ると、なんと私達が歩いた一日前に石坂山、牛頸山をマイナールートで歩かれているのでした。
さすがに牛頸山の大魔王です!参りました(^-^)
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