山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

由布岳・お鉢巡り

2017-03-28 19:05:46 | 大分県の山
2017年3月26日(日)晴れのち曇り

早朝の由布岳


由布岳お鉢巡りをしてきました。
~どう表現すればよいのでしょう~

ドッカーン、ドドドーン!!
やったぜ、私!
凄いぞ、私!
偉いね、私!

隊長、信ちゃん俊ちゃん、サポートしていただきありがとうございました。
励ましの言葉と、的確で具体的なアドバイスのおかげで怖がらずに登ることができました。
そして夫殿、ニコリ、ニヤリとありがとう。

6時50分にスタートです。
駐車場に集合した時はまだ雨が降っていたのですが、支度を済ませているうちにほら、青空よ!
由布岳の上の方は白いですね。
雪が積もっているかもしれないので、念のためアイゼンもザックに入れました。


木々が葉を落としているので、森の中も光が差して明るい。


スタートして1時間ちょっとで、飯森ケ城、倉木山が見えてきました。
遠くくじゅうには雲が流れているようです。
こちら由布岳は天気がいいぞ。
もうここでテンション上がります! 天気も味方だ!!


シジュウカラが、澄み切った声で応援歌を歌ってくれてます。
足元にはツチグリが。

ツチグリはちっとも見えなかったのに、信ちゃんにはちゃんと見えるのですよ。

マタエに近づくころには雪道になりました。


マタエに到着。ここで休憩です。


見上げる東峰


西峰


それっ、西峰に登りましょう!
怖気ず、慎重に、元気を出して!


障子戸
ちゃんとついてきてるかなと、隊長。


はいっ!大丈夫です!


絶景を見ながら(見たのは夫殿、私は余裕なし)


ここを登り上がるともうすぐだからと、隊長。


着きました!!
初めての由布岳西峰です!嬉しい!!


大好きな信ちゃんと。(右大臣と左大臣はしれっと後ろ向きですが)

もうね、もうね、嬉しくてたまりません。

一等三角点だよ、と俊ちゃんに教えていただきました。


ここで美しい霧氷が見られるとは、また嬉しく驚きです!




ひょー。いい眺めです!


無心に写真を撮っているのは乙女の信ちゃんです。


ゆっくり休憩して、いよいよお鉢巡りです。

一か所だけ危ないところがあるけど、後は大丈夫~
行くしかないよ、戻れんよ~等々~~etcのアドバイスをもらってーー(^^♪

お腹の底で静かに覚悟を決めて、お鉢巡りに出発!
(今日の私、行くんだぞ!)

日陰では雪が結構あります。


明るいところに出ると、目の前に東峰が迫ってきました。
へ? あれを行くの?


手前の岩を乗り越えていくのだとーーー。


下りも大変、手元と足元を確認してー


こんなところも。


ここは登る。良く見えませんが、枝の向こうに信ちゃんのザックが見えます。


途中、スリングでザックをあげてもらって、空身で岩をよじ登ったり、スリングにつかまったり、お尻をぐいと持ち上げて貰ったりしました。
言葉少ない俊ちゃんが、ちゃんと見てくれてアドバイスしてくれます。頼もしい!

岩を乗り越え、登ったり下ったりを繰り返して、日向岳との分岐まで来ました。
ホッ。


もうひと頑張すると、とうとう東峰に到着!!


やったね! よかった!!
嬉しくって~~  

お腹もすいてきましたが、風が強く寒い。
お鉢を周り終わるまでは、あんなに青空だったのに、ここへきて曇り空です。
合野越まで下りてお昼ご飯にしようということになりました。

もう普通に下るだけです。

東峰を振り返ると白黒の世界になっていました。


雪も緊張も解けて、ご機嫌の帰り道


合野越でのんびり昼食


足取り軽く、ふかふか落ち葉を踏みしめて~。


皆さんありがとうございました!


由布岳、ありがとう!!
きっとまたくるよ!


とても無理だと思っていた由布岳お鉢巡り、本日達成です!
イエーイ!! とても嬉しい、気持ちいい!!
Kさん、信ちゃん俊ちゃんのサポートのおかげです。
本当にありがとうございました!
夫殿、たくさん写真を撮ってくれてありがとう。

本日の軌跡
駐車場スタート(6:49)~合野越(7:36)~マタエ(8:52)~西峰(9:28)~日向岳分岐(10:49)~東峰(11:02)~マタエ(11:23)~合野越(12:35)~駐車場(13:35)




実はこの夜、お鉢巡りをしたことが嬉しくて~~、ビール二杯目に手が伸びました。
すると~~、へべれけれんれんレロレンレン~~もう何も怖くない!(大嘘)
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お散歩

2017-03-28 18:59:02 | 福岡県の山
2017年3月25日(土)晴れ

「ツクシショウジョウバカマを見に行こう!!」
夫殿の大好きな花です。
お昼前に四王寺悠久の森へお散歩に行きました。

初めて「ツクシショウジョウバカマ」という花を知ったのが、この悠久の森です。




こんなショウジョウバカマを見つけたのも夫殿。


歩き始めると、スミレがあちこちに。


花は他にもあるよと、ヒメオドリコソウ


これはスズシロそうかな? → タネツケバナです。


キランソウ


キジムシロ


ムラサキケマン


マツカゼソウ → ヒメウズです。


わっしょい、ネコノメソウ




カキドオシ


そしてやっぱり、ツクシショウジョウバカマでした。(^^♪


私よりも夫殿の足が進みませんでした。
春は幸せ~~。

お花の名前が間違っていたら、ドシドシ指摘してください。
間違っていたら、一生懸命咲いているお花に申し訳ないです。
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大佐野山~牛頸山(周回)

2017-03-21 20:40:41 | 福岡県の山
2017年3月19日(日)晴れ

打ち上げの夜は静かに更けていきました。
下で寝ている男性軍の大いびきで眠れないかもしれない、と思っていたのですが~~
そんなことはなく、静かな夜でした。(自分がすぐに寝たからかな)

朝を迎え、おはようございます!!
今日はhigeさん&mamatiasさん、ポンちゃん、、隊長、じゅんパ&けいこたんの6名で大佐野山~牛頸山を周回します。
昨夜寂しくお家で留守番をしていたエルちゃんも一緒です。


大佐野山入り口から9時16分スタートです。
この登山口の標識は見たことがあるものの、ここから歩いたことがありません。(牛頸山女神失格その1)


直ぐにこんなことをする。(女神失格その2)


大佐野山


朝の光の中を歩くのは気持ちいいですね。


山口越分岐は、天拝山と牛頸山との分岐点です。


実はこの後、コースを間違えました。(女神失格その3)
しかも間違いに気づいてくれたのはこの山系が初めてのポンちゃんです。
とほほー、うっかりでした。ごめんなさい。

後戻りして、標識を見直して、黒金山。


ハートの鉄塔を過ぎると、


お待たせしたhigeさん達とも出会いました。
「この山の読み方は?」とニコニコhigeさんの問いに答えられません。(女神失格その4)

正解は「みしまちきょうかいやま」でした。

牛頸山山頂に着きました!
霞んでいて眺めはよくありませんでしたが、やはり気持ちいい。


昼食を済ませて下山です。

今日、ポンちゃんに見つけて貰った花達。
シュンランは蕾が顔を出しています。


コクラン 葉っぱの形を覚えなくちゃですね。


サイハイラン。よく見ると、一枚だけの葉には黄斑が入っています。


え?私、側にいなくて聞いてない~~。
この葉の形、何だったのでしょう?→キッコウハグマでした!
名前を聞いた聞いた夫殿、忘れたって~~(女神失格その4)


ミヤマウズラの花後 夏過ぎにはまた花が咲くでしょうか。


どれも自分では見つけられませんでした。(女神失格その5)
花をつけるそれぞれの季節に見に来たいなあ。

キャンプ場の横まで出てくると~


日ざしを受けた土筆が並んでいました。




水辺公園で、ダム湖の周りを歩いて登山口まで行く皆さんにさようならです。


二日間共に、大変お世話になりました。
皆さんと一緒で楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

本日失格事項多く、「牛頸山の女神」返上です。
もっとしっかり歩いてみなくちゃですね。
花咲く季節が楽しみです。

おまけ
野河内を覗いてみました。
作業は終わっていましたが、紫陽花の新しい葉を確認することができました。
真っすぐに、大きく育ってほしい、アジサイちゃん。
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岩屋神社・峰入り打ち上げ

2017-03-21 20:35:31 | 福岡県の山
2017年3月18日(土)快晴

今夜は大野城いこいの森キャンプ場で「峰入り古道」を一緒に歩いた皆さんと打ち上げです。
昨年、宝満山から英彦山までの修験者の道を全て歩いたのです。途中車道歩きだったところも全て藪漕ぎや尾根歩きでつながりました。
今日、こうした打ち上げができるのも、念入りな計画、調査をしていただいたポンちゃんのおかげですね。
お誘いいただいたこと、改めて感謝いたします。

午前中には岩屋神社のゲンカイツツジを見に行きます。
ゲンカイツツジ、咲いていてほしいな。

筑前岩屋駅。


一両だけの列車がやってきました。


8時30分に集合して、岩屋神社へ行くのは信ちゃん&俊ちゃん、higeさん&mamatiasさん、隊長、けいこたん&じゅんパパの7名です。
私達は初めてやってきました。


案内板には奇岩が立ち並ぶ様子が図説されています。


エルちゃんと一緒に行ってみましょう。


ゲンカイツツジは~~。
やっと咲き始めたばかり。

満開の頃には首なし地蔵・五百羅漢の奥に美しく咲くそうです。


大公孫樹と大ツバキ


大輪の大ツバキは真紅の花びらの中に黄色い花芯が鮮やかです。


岩屋の洞門をくぐって


見上げるとたくさんのお地蔵様たち(左上が修復中の岩屋本殿)


信ちゃんやhigeさんに案内してもらって


岩の上に立つと


東峰村の棚田の向こうには、峰入り四日目に歩いた切石峠のVラインが見えました。


烏帽子岩


へっぴりご披露その1


その2


その3


熊野神社


よくこんな断崖にお社を建てたものです。


鶯窟 
ホーホケキョ(法華経)と泣く鶯の名前を撮ったものでしょうとの説明がありました。


あちこちにこうした窟があり、修行が行われていたのですね。


奥の院


お地蔵様たちは色とりどりの前掛けをつけてもらって、優しい雰囲気に。


石像を見つめ、祈るように写真を撮るmamatiasさん。素敵!


大日社


下から見るばかりでなく、ちょっと上がってこの角度から見ると、凄いですね!!


一歩足を踏み入れただけで静寂の世界に入り込み、歩きも楽しく面白い時間でした。
案内していただき、ありがとうございました。
いつかまた、満開のゲンカイツツジを見に行きたい。

ちょっとお邪魔させていただいてサンシュユ。


それはそれは愛らしいミスミソウも見てきました。


こんにちは。


たくさん咲いていましたね。


ほんのり頬染めたのも


淡い色はピンクというより薄桃色。


何度眺めても見飽きることがありませんでした。

さて、夕暮れからは大野城いこいの森キャンプ場で打ち上げです。
higeさんに予約などお世話していただきました。ありがとうございます。


リヤカーで荷物を運んで


15番ロッジ「だいもんじそう」


ポンちゃん、風来坊さん、いーさんも一緒に大賑わいとなりました。

higeさんmamatiasさんによる絶品鍋は、一昼夜かけて丸ごと煮込まれた鶏とお野菜がたっぷり。


他にも信ちゃんの熱々ギョーザ、ポンちゃんのふんわり出し巻き卵焼きなど、まだまだ一品料理はたくさん並びました。
風来坊さんは珍しい高級な日本酒。
夫殿は喜んでhigeさん持参のものと飲み比べ、飲み進んでいたようです。
ビール、ワイン、酎ハイなどアルコール類もたくさん、たくさん。

多才な皆さんの、多彩なご馳走はみんなみんなおいしくてお腹いっぱい!


楽しい楽しい一日でした。
皆さん、大変お世話になり、ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ずっと、もっと、よろしくお願いいたします。   




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井原山

2017-03-15 22:11:38 | 福岡県の山
2017年3月12日(日)

前日はアジサイ植樹祭でしたが、お天気いいし、まだ元気が残っていたので今日は井原山へ。
野河内急登尾根~井原山~水無~林道のコースです。
ホソバナコバイモ、見たいのです。


「こちらのコースを先日知ったから~」という女性に会いました。
少しずつ知られているのですね。

丸太に座って一息入れましょう。


登り始めだけでなく、結構急なアップダウンの繰り返しが続きますが、今日は弱音を吐きません。


こんなクマザサの道になると井原山はもう近いのかと思えば、まだまだ~~

尾根道は左側が杉の植林、右は自然林です。

3時間かかってやっと山頂。
人が多くにぎやかです。


お昼ご飯を食べたら、水無へ下りていきましょう!


ずらりとキツネノカミソリが葉を出していました。緑がピッカピカ。


もう、お楽しみの時間です。
大きく息を吸いながら、キョロキョロ~、早く歩いたりしたらもったいない。
ゆっくり、のんびり~、きょろきょろりん。

コチャルメルソウ


ヤマネコノメソウ


可愛いユリワサビはたくさん


見たいのは、会いたいのは、
ホソバナコバイモ
あるかな、見つかるかな~

ありました!!


嬉しくって~双子ちゃん


三つ子ちゃんも


これは美しい!!


別嬪さんです。


どんどん楽しくなって、どんどん足は進まなくなって~
フキノトウ


きょろり、のろりと水無道の歩きを楽しみました。

さて、長い林道を歩かなければなりませんが、この背中は「林道でもお花を見つけるぞ」の決意です。


スミレ


この辺りに〜山桜 → ナガバモミジイチゴのようです。
咲き始めていました!


カキドオシ


コショウノキを見つけたのは夫殿。




あったよーっ!咲いてる!!


ツクシショウジョウバカマは、夫殿の好きなお花です。


最後はサツマイナモリ。


良かったー!
お花を見つけることができ、たっぷり遊んで満足、満足の一日でした。
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