山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

火の山連峰縦走(亀山~火の山~陶ヶ岳)

2019-01-30 19:29:57 | 九州以外の山
2019年1月27日(日)

いいお天気です!
英彦山や、くじゅうはきっと雪景色!
私達は雪を逃れ、熱い?「火」の山に向かいます。
山口県山口市秋穂二島にあるこの山々は、ミニ八ヶ岳とも呼ばれているようです。
登っては下り、下っては登り~のアップダウンの繰り返しが面白く、熱い汗をかきました。

登山口10:20~亀山11:09~遠下山11:40~梅の木山11:50~火の山12:07-12:45~南原之頭・第二陶ヶ岳~岳12:59~第一陶ヶ岳13:10~陶ヶ岳13:15~岩屋山13:49クジラ岩14:05~登山口14:22~駐車場15:15

山口県セミナーパーク第8駐車場から時計回りにスタートです。
駐車場のすぐ上から登ります。


結構な岩山ですね。




亀山山頂。300m


晴れて暖かく、良く見通せます。


急な下りはロープをつたって。


さっきの亀山を後ろに見ながら


遠下山に登る。250m


登ったと思ったら、また下る。


梅の木山280m


火の山が見えてきたよ。


また下って


登って、


火の山山頂に着きました!303m


たっぷり汗をかきました。ここで休憩、お昼ご飯です。
赤い日の丸はハートとなって、たなびいています。


昼食後はまた下って、陶ヶ岳へ向かいます。


南原之頭250m


南原の頭の岩の上が陶二の岳252m


何かわからんけど、歩いていたら陶一の岳220m


そして、あれが陶ヶ岳よ!


着きました!陶ヶ岳234m


360度のいい眺めです。新幹線も見えました。


さあ、これからは下るばかりかな?


信仰の山なのでしょう。岩に掘られた小さな磨崖仏をいくつか見ました。






またまた少し登って、岩屋山。210m


次は鯨岩へ。


これかな?違うよね。


これでもなさそう。


これだ!


おーい!


おーい!


実はこの後、わたしがズルリ!滑りました。
あ、でも私だけじゃなくみんな滑ったのですよ。お尻をついたのは私だけだったかな。
気をつけなくてはいけませんね。

ここまで下るともう安心。


潟上中学校登山口まで戻ってきました。


後は駐車場までのんびり歩きです。


歩いてきた山々を眺めながら、今日も楽しかったとしみじみ思いました。


火の山連峰(亀山~陶ヶ岳)


一緒に歩いてくださった皆さん、ありがとうございました。
とても楽しい二日間でした。
雪山のリベンジ、したいです!

本日の軌跡











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雪山のはずがハワイへ

2019-01-29 23:11:19 | 九州以外の山
2019年1月26日(土)

寒波が来ましたねー!
往還の会Y女史にお誘いを頂き、26、27で一泊二日のテント泊、広島の「臥龍山」・「深入山」を歩く予定でした。
初心者の雪山歩きに適した山で、中国地方とはいえ雪が深いところです。

今年は暖冬で雪が少ないかと思っていたら、週末は大寒波がやってくるという予報。
慌てて山ショップに行き、冬用の衣服を整え、ストックにスノーバスケットも付けました。
悩んだのは12本爪のアイゼン。値段が高いのよねー
要るか、要らないか…
買うか、買わないか……悩むわ……
悩んだ末、買っておこう!ふーっ、二人分となると出費が痛いです。 

さて、天神日銀前に6:30集合。想山会・往還の会4名とトリオの7名です。(車2台)
何といっても心配なのはお天気。目的地まで車で行けるかどうか。
どうにか登山口まで行けたとしても、翌日は雪に閉じ込められてしまう。 
雪男だって来るかもしれないよ。
美東のSAで道路状況や天気予報を再度確認して、深入山行きは取りやめになりました。

では、どこに行きましょう?
想山会会長の一声、「嘉納山に行こう!あったかいよ」で決まりました。
「瀬戸内のハワイ」と呼ばれる周防大島の最高峰です。

文殊堂登山口(11:14)~文殊山(11:54~12:20)~嘉納山(12:51~12:59)~文殊堂(13:57)


文殊堂。雪がちらついてきた。


日本三大文殊の一つで、知恵を授かります。
いや、ボケ防止だよ。


先頭は会長で、さすがに足が早い!


文殊山山頂に着きました。(662m)


展望台の中で昼食。寒いので建物の中というのはありがたいです。
晴れていたらどんなにかいい景色だろうに。


次は嘉納山(685m)周防大島の最高峰に向かいます。


登山道はよく整備されていて、案内標識もあります。


山頂です!
温度計を見ると。マイナス5度!
でも、寒さを感じません。


嘉納山からはピストンで下山します。Y女史は足が長いねー。


少しだけ雪景色で、しーんとしています~。


瀬戸内海が見えるー!と声を上げるも、写真ではわからないなあ。


長い階段を下って、


文殊堂まで下りてきました。
くぐり岩の中には石仏が祀られています。


昼食含めて2時間40分。気持ちの良い歩きでした。




それにしても気になるのは「テント泊」
冬にテント泊なんて、そりゃ寒すぎるよー
腹くくって覚悟するしかないと思っていたら、豪華なコテージ泊まりに変更でした。
広くて新しく冷暖房付きです。ほわ~~ん。 


山の会の人達は極寒のテント泊を体験させてあげたかったね、とニコニコ言われましたが、ぶるぶる~


キムチきのこ鍋は豪華版。


女傑、豪傑たちの愉快話、笑い話、ちょっと恐い話を聞きながら、飲んで食べて、笑って~
贅沢な夜を賑やかに過ごしました。


翌朝は、いいお天気!
周防大島が「瀬戸内のハワイ」と呼ばれるのは、明治から大正にかけて多くの人が移民となったことに依ります。
この小さな島から4000人もの人が移住したことで、ハワイとの間に深い絆ができ、カウアイ郡と姉妹都市になっています。また温暖な気候からミカンの栽培が盛んで、「みかんの島」とも呼ばれています。


さて、これからどこへ行きましょう?
あちこち道路規制が張られて、もう深入山には行けません。
山口の火の山連峰縦走(亀山~火の山~陶ヶ岳)をすることにしました。

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太郎丸嶽・次郎丸嶽

2019-01-24 21:41:06 | 熊本県の山
2019年1月20日(日)雨のち晴れ

山帽子さんとお別れして、天草の崎津集落にやってきました。
昨夜からの雨は朝になってもやみません。
今日は午前中に崎津教会を見て、午後からは太郎丸嶽・次郎丸嶽に登る予定です。

2018年7月に世界遺産登録された「長崎と天草地方のキリシタン関連遺産」のひとつ、「崎津教会」は、小さな漁村の集落の中にありました。


資料館の「みなと屋」では潜伏キリシタンの資料や、当時のジオラマが展示されていました。
信心具のアワビ貝。漁業生活の中での深い信仰を感じます。(貝の写真は西日本新聞より)


雨がやみませんが、天気予報によると午後からは晴れ!

天草の太郎丸嶽・次郎丸嶽に行ってみよう! 崎津教会からは車で1時間30分くらいです。
駐車場ではトトロの仲間がお出迎え。
これは楽しくなりそうです。


先ずは次郎丸嶽へ!


…しかしなあ…


大きな一枚岩はロープをつたって。


絶景を眺めながら、


自分たちの写真が絶品であることを願いながら「ヤッタね!」


分岐へ戻って太郎丸嶽へ。


途中お腹がすいたので、昨日の「すいせんウォーク」で頂いたジャガイモなどを食べて、腹ごしらえ。
ジャガイモは冷たくてもおいしい!


いいねー、コースタイム通りだねー、と順調に。


太郎丸嶽に着いた。


絶景ねー!


うん? 
あれに見えるは次郎丸嶽じゃないかー
あれ~?
本当の次郎丸嶽山頂はもう一つ奥!!


そういえば~~、
次郎丸嶽の一枚岩のところにあった標識。

矢印が差す山頂とは、一枚岩だと思ってしまった。
そうではなく、山頂は岩を回り込んだ先にあったのだ。

帰り道では梅の花に笑われ~


トトロからも笑われたようなーー。


うっかり山頂踏まずも、トリオらしく可笑しくて、間違いなく楽しい山でした。



二日間、たっぷり楽しみました。







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すいせんウォーク・鹿児島県長島町

2019-01-22 23:02:54 | 九州オルレ・その他
2019年1月19日(土)晴れ

一年前の山帽子さんの記事故郷の町のイベントに参加を見ると、とても楽しそうで、ぜひ参加したいと思いました。
そこで、山帽子さんにお願いし、お世話になり、今年の「すいせんウォーク」12㎞に参加してきました。


楽しかった!!
素晴らしかった!!

9時受付開始。8時半ころ会場に着くともう山帽子さんは待っていてくださいました。
会場の長島町文化ホール前には人がどんどん集まっています。


いいお天気!

長島町町長のご挨拶をいただきます。
1200人の参加募集でしたが、今日は1300人もの参加だそうで、大きなイベントです。
この町長さん、山帽子さんと同級生だそうで、「おう!」「よう来た!」などとても気さくに話されて、これがまた楽しそう。


簡単な準備運動をして、10時「スタート!」の掛け声とともに一斉に動き始めました。


その写真を撮っていると、我らトリオと山帽子さんは、最後尾になってしまいました。
ビリッけつからのスタートです。


先頭は早い、早い!
遥か先です。


でもその内、疲れる人も出てきて、結構追い抜けるかもしれない~~と思ったら、大間違い!
皆さん早い早い~~。

明る――くて、広――い!
水仙の香りがしてきます。とても気持ちのいい歩きです。




4km地点から、さらに先に進んだところで、


テントが見えてきました。
なんでしょう?


おおっ!みかんを一袋頂きました。
「島みかん」といって、甘い甘い。


さらに進むと灯台が見えてきました。


写真を撮ろうと水仙に顔を寄せると、甘い香りに包まれます。




長崎鼻灯台公園


ここが折り返し地点で、温かいお茶やスポーツ飲料、ホクホクに蒸したジャガイモなどの接待がありました。
そのジャガイモのおいしいこと!!
もう、たまらないわ!用意されたお塩やバターもつけて、お代わりしました。
もぐもぐおいしい!


朝早くから準備されたことでしょう。
釜でお湯を沸かして、お鍋で蒸して~~。ありがとうございます。


灯台の中も見学させていただき、トイレも済ませ、ゆっくり休憩してUターンします。

ジャガイモ畑の側にはいつも水仙。


長島町特産の「赤土じゃがいも」の畑。
ミネラルを含む潮風を受けながら、しっとりおいしいジャガイモを育てます。






海と、ジャガイモ畑と、水仙の美しい風景に足取りは軽くなります。


要所要所にスタッフの方が立っていらして「頑張れー」「あと少しー」と声をかけてくださいます。
しかし、しかし、皆さんの足の早いこと~、ゴール前の上り坂では少々疲れました。

イエーイ!ゴールです!


やはりジャガイモやサツマイモ等々、またまたお口にぽいぽい放り込んで、もぐもぐしながら抽選会場へ。

外れくじ無しでトリオがゲットしたのはこれ!
赤土じゃがいも二箱 さつまいも一箱 干し芋、赤まき(お菓子) 混ぜご飯の素。
参加費は1500円でしたが、それ以上の豪華なお土産です。


次は海の見える昼食会場へ。


豚汁、白ごまふりかけご飯がふるまわれました。(無料)

地元野菜たっぷりの豚汁が美味しい!

心もおなかも満たされました。満たされ過ぎです。
素晴らしいイベントでした。
地元の方たちはこのイベントの準備をするのに、どれほどの労力を使われたことでしょう。
スタッフの方達は、いつでも、どこでも、明るく笑顔で声かけしてくださいます。
町全体で歓待してくださったように感じ、嬉しくありがたく思いました。


その後、山帽子さんに長島町を案内していただきました。

行人岳


山岳信仰の地だそうですが、公園のようになっていて、出水からシベリアに向かうツルの北帰行が見られる場所で、シーズンにはカメラマンたちがずらっと並ぶそうです。

針尾公園からの絶景、


何と!針尾公園には「空中展望トイレ」があります!


その名の通り、目の前に海を見ながら「いたす」ことができます。
ビックリーー!!
とても綺麗です。男性は晴ればれと気持ちいいでしょう。
女性はううむ~~落ち着かないよね。


ここで山帽子さんに「サツマサンキライ」の雄花を教えて頂いたのに、写真を撮ってなくて残念。

黒之瀬戸大橋
青い空と紺碧の海。橋の下で潮の流れが渦を巻こうとしていました。

長島の町をほぼ一周ぐるりと案内していただきました。

いい処ですねー!
町が、道路が、綺麗に整備されています。
どこまで行っても、道路わきには水仙ばかりでなく、つわぶき、パンジーなどが植えられていました。
(つわぶきウォークは11月開催)

夕暮れが近づくと、もう一つのお楽しみ。
町営「太陽の里」で大宴会!
お料理、お酒は美味しく、おしゃべりは続いて、大笑いしながら夜を過ごしました。


翌朝は雨。
蔵之元港フェリー乗り場に、第二天長丸がやってきました。
これに乗ると山帽子さんとお別れです。


だんだん遠くなって~~
見えなくなってしまう。


何度も両手を振りながら、トリオは山帽子さんとの別れを惜しみました。
山帽子さんの「青春の別れ」ワンシーンのようでした。



山帽子さん、何から何まで大変お世話になりました。
「すいせんウォーク」も長島町も素晴らしかったです。
ありがとうございました。
また、お会いできますように!!

この後は天草の太郎丸嶽・次郎丸嶽へ。






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初めてのカモシカ新道・宝満山

2019-01-07 21:31:58 | 福岡県の山
1019年1月6日(日)曇りのち晴れ

新年おめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします


年末年始は娘やおチビ達とどっぷり、たっぷり、賑やかに過ごしました。
六日にやっと二人で初登山! 宝満山に登りました。

上りは竈門神社~愛嶽山~鳥追峠~カモシカ新道で、下りは仏頂山へ寄り、うさぎ道~有智山城跡~竈門神社へと戻ってきました。

面白かったなあ!すごく楽しかった!

先ずは竈門神社で新年のご挨拶。(8:00)
これまで安全無事に過ごせたことを感謝いたします。
これからも元気に楽しく山歩きができますように。


カモシカ新道は夫殿は二回目ですが、私は初めてです。
「結構、険しいよ」と夫殿。
さて、私に行けるのかな。

竈門神社の右手から愛嶽山へ向かう道は、静かで歩きやすい。


愛嶽山


赤い鳥居はさび付いて壊れそう。


鳥追峠まで来ました。
そういえば、確かに鳥の声がするけれど、見えないし、見えても名前は知らないしねー
カモシカ新道にいきまっしょ!


結構険しい岩場を登って、下って~、何度か繰り返し。


私がちゃんとついてきてるか、夫殿が振り返りますが、大丈夫!!
足元をよく見て、オタオタせずに進みました。

鎖やロープも出てきましたが、水場への分岐を進み~
お天気もよく、汗びっしょりになりました。楽しかった!!


キャンプ場に着きました。(10:40)
何やらワイワイ楽しそうだと思えば、ボランティアの方達が、新しく木のベンチを作っていらっしゃいました。
そういうのって、楽しいですよねー。


ゆっくり休んで、お湯を沸かしてコーヒーで休憩です。
ちっとも寒くない。今日は暖かいなあ。

宝満山山頂(11:07)


お昼には早いのですが、雑炊を作って食べることにしました。
美味しいねーー、あったまるねーー。
まったり、のんびり~~。

仏頂山(12:13)


下りは緩やかなうさぎ道です。
上りがカモシカで、下りが兎だなんて、全くその山道の様子をよく表していますね!
たらたらたらーりと下ります。
二年前の雪の日、テンに出会いましたが、今日は会えるはずもなく、

ちょっと飽きたねーと思ったところで、分岐です。
左に行っても、右に行っても、竈門神社まで40分なので、今日は二年前とは反対の右に進みました。
九重ケ原というところに有智山城跡があるようです。

行ってみまっしょ!

有智山(うちやま)城跡


鎌倉から南北朝時代に活躍した北九州の大名である少弐氏の居城です。
この辺りの地名が内山なので、読みが残っているのでしょうね。
門になっているのかな?


この石垣が二重空濠なのでしょうか、わかりません。


思いがけず、こうした歴史跡を見ることができて良かった。

綺麗な杉の植林地歩きも気持ちいい。


またまた思いがけなく、いきなり古い山門が見えてきた。


「山大?」いえいえ、「大山」ですね。


奥へ行ってみよう。


社殿があるようなので、写真を撮ろうと近寄ると、インタホンから警報音が鳴りました。


おー、ごめんなさい。
さっさと帰りましょう。

~~と、直ぐに舗装路に出ました。


このまま舗装路を歩いて竈門神社に着くようですが、それでは面白くない、と夫殿が山道を入っていきます。
突き当りにイノシシのワナ(檻)があり、そこから先は道がありません。
GPSを頼りに藪漕ぎにて、斜面をズズリと直に下りました。
私はハラハラでしたが、夫殿は「大丈夫、小さな川を渡れば道に出るから」とすまし笑顔。


ほっ!抜けました!
ミツマタが嬉しい。


少し歩くといつもの下山道に出て、竈門神社まで戻りました。(14:30)


カモシカも兎もとても楽しい宝満山でした!
河原谷や正面からしか歩いたことがありませんでしたが、もっと宝満山を知るべく色々歩いてみたいと思いました。
「都久志の湯」もとても気持ちよく、大満足の初登山となりました!

本日の軌跡



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