山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

紅葉は扇が鼻で

2020-10-26 21:41:35 | 大分県の山
2020年10月25日(日)晴れ

久住の紅葉が見たいなあ。
今年は紅葉の進み具合が早いようですが、去年、一昨年と同じように三俣山に行くつもりでいました。
でも、長者原からスガモリへ向かう登山道は土石流のために通行止めとなっています。
大曲付近は路駐の列がひどいことになっているに違いない。
どうしよう。
よし!そうだ!
山先輩の信ちゃんにアドバイスを頂いて、岩井川岳から扇が鼻に登ることにしました。
これが大正解!!
壮大な景色と紅葉に何度も歓喜の声を上げました。

長者原駐車場は当然ながら満杯。大曲も、牧ノ戸も路駐の車がずらーーっと並んでいましたが、瀬の本駐車場には十分な空きがあり、ゆっくり止めることができ、こちらを選んでよかったです。

今日は25歳の若者ヒロ君と、Y子ちゃんを九重に案内するのです。


四人とも最初からワクワク♪♪
色づいた木を見上げては「おお!」「わー!!」とはしゃぎっぱなしです。

アセビの森を抜けて。


朝の風は少し冷たかった。


開けたところにでると、ススキが光を浴びてキラキラしてる。
キレイー!


さらに「うわあーー!」
阿蘇涅槃像に感動の声です。綺麗です。

朝の風は少し冷たい。
それにしても出会う人がいません。


もうしばらく行くと、ポンと明るいところに出ますよ。
そして、岩井川岳までいきましょう。
まるで、涅槃像に向かって歩いているみたいです。


ここで、Y子ちゃんが持ってきたハロウィンのお菓子で休憩です。
おいしかったね。


扇が鼻の南斜面の紅葉は、綺麗だったのに写真に色が表されていませんね。
でも、人が本当に少なくて最高の場所です。

イエーイ! 扇が鼻山頂に着きました!

山頂は人がいっぱい!
ここまでほとんど人と会わなかったので、二人は人の多さにびっくりしていました。



360度ぐるりと絶景にため息!


やっぱり、食べるのに一生懸命で写真はこれだけ。
おにぎりぶっこみラーメンや、ジャーマンポテトの写真が無い!


もう少し大きいフライパンを買わなくちゃね。

たっぷり楽しんだので下山です。
またまた絶景にため息!


これですね。

今日の景色を惜しみながら下山しました。

長者原まで戻って、ソフトクリームで「楽しかったね!}

蓼原湿原も少しお散歩。


お花はこれだけ。しかもかなりのピンボケ。

私達にとって、初心者さん二人を山へ案内するのはとても嬉しいことでした。
私も夫殿もずっと前から、そして登山当日もあれこれ気を配り、安全に楽しく山を経験してもらおうと一生懸命でした。
二人共「また山へ行きたい!楽しかった!と言ってくれたので、私達こそとても嬉しく楽しい一日となりました。
ありがとう!!


コメント (8)

清掃登山・脊振

2020-10-20 20:51:40 | 福岡県の山
2020年10月18日(日)晴れ

秋の清掃ハイクは10月第3日曜日、今日はH氏と一緒に脊振の清掃登山です。
私達がまだ行ったことのない本車谷を歩き、ゴミ拾いをして、下山は未体験の尾根歩きでした。

車谷登山口スタート(8:20)
清掃登山なので、小さなごみ袋を腰にぶら下げたのですが~~、こんなものでは役に立ちません。
大きな袋を渡され、清掃後は持ち上げられないほど重くなったのでした。

さて、出発。
朽ちた廃車があるという本車谷を案内していただくので、楽しみです。
最初だけ、私が前を歩きました。




林道を左に進んで本車谷へ。
すると、目の前にアケボノソウが!!
嬉しかったです♡

広い谷なのですね。
光が差して明るいです。


嬉しいことにジンジソウ。


H氏もこの谷は久しぶりだそうです。


これがあの車ですね。
こんな山の中にね……。相当年月が経っているのでしょうね。


何故かタイヤが他にも捨ててありました。
美しい自然を邪魔するゴミですが、大きすぎて回収できません。

背の高い滝です。綺麗ですね。


少し上に上がって、いいですねー。

もう少し先まで歩いて、地図を確認します。

そして、出てきました!!
よいしょっと(>_<)

金山が堂々として、あんなに綺麗。
素敵!


少し早いのですが、そのまま道路に座り込んで昼食休憩。
その後は山頂には行かず、少し移動してごみ拾いをします。

これが何と!!

私は清掃とは、歩きながら落ちているごみを拾うものだと思っていたのです。
実際に今日も、歩きながら、陶器のかけらや、空き缶などを拾って、小さいごみ袋に入れていました。
でも、違いました。
ガードレール越しに、ぽんぽん捨てられたであろうゴミを、藪の急斜面に下りて拾うのです。
スズタケに埋まりながら、足を踏ん張って、しゃがんでゴミ拾いです。
ガラス瓶、空き缶、陶器などで、大きいごみ袋は三つともいっぱいになりました。

一袋、15.6キロはありそうです。
とても重くて、私は持ち上げられず、H氏が上げてくれました。
夫殿、なかなか上がってきません。
やはり重くて、持ち上げては一歩ずつしか斜面を上がれないので、苦労していました。

山を汚してはいけませんね。

このごみを抱えて下山は出来ないので、ひとまず道路脇へ置いておいて、下山後に車で回収。そののち、計量して山岳連盟に報告だそうです。

では下山しましょう……。
ここでH氏からの提案です。
「人が歩いたことのない尾根を歩いてみますか」
ぬん???
危なくはないけれど、コース取りが難しいようです。

これまたもう少し先のガードレールを乗り越えて下る。
藪、藪…。
背の高さほどのスズタケに覆われてしまう。

どこにいるかわかりますか~?

夫殿とH氏で地図と実際の地形を確かめています。いい勉強をさせていただいているのですね。
私はのぞき込んで、へええーと思うだけで、その先どう行けばいいかはわかりません。
何しろスズタケに取り囲まれている…。

上りは谷歩きでしたが、下りはずっと尾根歩きです。
木が大きい!美しい!


754mコルに出てからは、スズタケが少なくなり、歩きやすく気持ちの良い尾根歩きとなりました。
いいなあ(^-^)
下山開始から約2時間後に、車谷登山道に合流しました。

ほっとして、登山口まで出てきましたよー。(14:42)

終盤のツリフネソウと

白いミゾソバに喜びました。

ジンジソウがあちこちに咲いているのも嬉しかった。

自分たちだけでは歩けないところを案内してくださったH氏に感謝です。
色々お話も聞けたし、全編、とても楽しかった。
また、清掃登山に参加できて良かったと思いました。
故郷の山を美しく!
その思いに賛同します。
コメント (4)

叶嶽~高祖山~鐘撞山

2020-10-19 20:56:00 | 福岡県の山
2020年10月17日(土)雨のち晴れ

いつも通りに5:30に目覚めても外は雨、7:00になっても雨。
困ったねー。どこに行こうかねー。お昼前には止みそうだけれど。
またまた、まったりの土曜の朝です。

家から登山口までが近くて、サクッと登れるところがいいね。
と、いうことで今年1月にも歩いた叶嶽~高祖山を周回することにしました。
サックっとは行かず、よいしょ、よいしょでしたが😆 

遅いスタートです。(10:20~)
今日は白い鳥居をくぐって進みます。

遙拝所。

この遙拝所からの眺めが夫殿のお気に入りです。

展望所についてみると、あれ?
東屋の支柱が根元から倒れて、印象的な五角形の屋根が転がっています。
下に落ちないようにロープでくくられていました。
危ないので、気をつけましょう。


U字溝とダンダン登りが続きます。

不動岩。
分岐には「不動岩まで124歩」と書いてあるのですが、私の短足でも50歩くらいで着いてしまいます。

叶神社
いつも無事に歩かせていただいてありがとうございます。
今日も気をつけていってきます。

神社の後ろに標識と三角点。(11:20)
前は三角点を見落としていました。

私の考え違い😅 
叶嶽からはずっと、ずっと、ずーーと楽な縦走路歩きだと思っていました。
が、、、結構な木段登りが続きました。

今日は晴れているから沖ノ島が見えるかな。

「あれじゃない?」
「どれよ」
「あれ」
「どうかな」


何とか肉眼で見えるような、見えた気がしただけのような~~。

展望のない高地山はすっ飛ばして。

またまたモクダンを上がって、

エイコラ高祖山に着きます。お昼ご飯だーー!(13:21)

うまかっちゃんにおにぎりと焼き豚を入れて煮込んだら、凄く美味しかった!
写真無いのよねー。
いつも食べるのに夢中で、「あっ、写真!」と思った時には食べ散らかしてるからねー😋 

下山は高祖山から野外センター経由も考えましたが、急な下りがありそうなので、縦走路がうれしい鐘撞山コースで帰ることにしました。

鐘撞山には新しい標識が掛かっていました。


景色を眺めて、あ、トンビかな。


気持ちよく、機嫌よく下山しました。(15:15)
下山してすぐのところに咲いていたのは植生のホトトギスでしょうか。

何しろ家を出るのが遅かったので、慌て登山でしたが、やっぱり歩くのは気持ち良かったです。今年1月に歩いたばかりなのに、この道はこんなだったかな~なんて、物忘れもひどいものです。
もともと、覚えていなかったのでしょうけど。
なので、毎回楽しい山歩きです!!
コメント (4)

古処山・屏山・江川岳

2020-10-12 20:39:39 | 福岡県の山
2020年10月11日(日)曇り

アケボノソウを見たい!
もう時期が遅いかもしれないけれど、なんとか会えますように。
ニシキキンカメムシも見れるといいなあ。

古処山は久しぶりです。
遊人の杜から屏山、江川岳を歩きました。
大将隠し、奥の院は行きません。
以前、滑りそうで大変な思いをして、辛かったしね。

歩き始めはいつもキツイ、この直登が足にコタエマス。(8:15登山口)


先ずは屏山へ。
縦走路はとても気持ちいい。苔の岩が見えてくると山頂も近いです。


着きました。屏山927m。(9:46)

一瞬だけ、青空に浮かび上がる景色が見えました!ほっとするわー。


今日は江川岳まで行ってみよう!
4年前の峰入り古道の時には、まだ名前がついていなかった、861mのピークです。
峰入り古道~、懐かしいなあ。あれこれ思い出しながら歩きました。

もう、この縦走路が最高に神秘的でした!
私、光を浴びて女神になるよ。


夫殿も神様になるね。


この光には絶対的な力があるに違いないね。
光の中を歩いたので、私達には特別な力が宿ったかもしれない…。
そうだといいなあ。

長い木段を上って


江川岳。(10:18)


陽だまりでコーヒー休憩の後、ピストンです。
ツゲの道をキンカメムシを探しながら、古処山に向かいました。
キンカメムシ、いないのよねー。
見つかりません。一匹も探せなくて、残念です。

もうすぐ山頂。


着きました。今日はたくさんの登山者がいました。
人気の山ですね(^-^)
お腹すいたーー。お昼ごはんにしようね。(11:58)


そうだ!磨崖仏まで行ってみよう!

おお!パワーを頂いていますよ。


よく遊んだので下山です。
可愛いケルンがあったので、壊さないように、そっともう一つ石を載せました。


思ったより早く下山できました。
荒れていたところを整備されたのでしょう。
下山口までのコースが変わっていましたが、ちゃんと案内標識があるので、気をつけていれば大丈夫です。(13:45)


気持ちよく楽しい一日でした。
何と言っても「アケボノソウ」を見れたのです!!
もう、もう、嬉しい!!

最初、目に付いたのは四枚花弁の一輪だけでしたが、

あっちにもこっちにも咲いていて、

嬉しかったです。




他にも
シギンカラマツ

アキチョウジ


シラヤマギク


今日も楽しい一日でした。
ニシキキンカメムシ、残念でしたが、アケボノソウが嬉しかった!!


コメント (4)

アジサイ・鉢上げワークショップ

2020-10-06 20:42:53 | 往還の会
2020年10月4日(日)晴れ

今日は、野河内往還の会主催の鉢上げワークショップです。
6月末にアジサイの挿し木ワークを行い、およそ二カ月経ったので、鉢上げです。
参加者12名
時間10:00〜12:00

先ずは往還の会代表の挨拶を頂き、それぞれ自己紹介をして、和やかな雰囲気で始まりました。


参加人数も多く、作業がはかどります。
緑のコーディネーターの資格を持つ方が何と4名もいらして、心強いです。

挿し木の時は鹿沼土に植えたのですが、栄養たっぷりの培養土に腐葉土も加えて、一回り大きい鉢に植え替えます。


土もたっぷり準備されていました。


誰に何を言われるでもなく、自然に分業して効率よく作業ができるところが素晴らしいです。



こんなに沢山出来ましたよ!約200本です。
記念写真をパチリ!!

育成場所に移動させて、たっぷり水やりをしました。


元気に育ちますように。心から願います。

お茶やお菓子の休憩を頂いて本日のワークショップは終わりですが、この後、緑のコーディネーターさんに案内していただいて、珍しいお花を見てきました。

トラノオスズカケ

6月から何度も通いつめ、花が咲く時から咲き終わるまでずっと愛でていたそうです。
もうすっかり終わりかと思っていたら、たった一つ咲き残っていました。
嬉しい!!

もう一つは、ムカゴホトトギス。
斜面から垂れ下がっていました。


ヤマホトトギスから進化した変種で、茎と葉の間にあるでんぷんの塊「ムカゴ」が目立つことからムカゴホトトギスと名付けられたそうです。
花が終わっていて残念ですが、来年は是非見に来たいと思いました。

驚いたことには、トウゴクサバノオの群生がいくつもあったこと。
花の時期に見に来ればよかったなあ。
水無には少ないけれど、ここにはいっぱいあるよ、ということでした。


他には、葉に八の字の斑があるのがミズヒキで、


斑が入ってないのが、シンミズヒキと教わりました。

本当に…知らないことばかりです。こんなところにあるなんて…。
いつか山野草の観察会を開くといいねとのことでしたので、楽しみです。

今日は鉢上げ作業も楽しく、有意義でしたが、その後のお花観察もとても嬉しかったです。

大好きなミゾソバもいっぱい!!



楽しい一日でした。
皆さん、ありがとうございました。
コメント (4)