山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

初御代桜とアマナ

2020-02-25 00:46:00 | 福岡県の山
2020年2月23日(日)晴れ
夫殿も私も春は仕事が忙しい。
連休もみっちり仕事だしな―――。
ちょっと息抜きに、那珂川の初御代桜を見に行きました。
近いので、毎年見に行くのですが、今年は桜やアマナだけでなく、山友さんにも会えて素敵な春の一日となりました。

先ずはアマナが可愛い!
今年はまだ少ししか咲いていませんでした。



蕾も。




きゃらこらと喜んでいたら、声をかけられ顔を上げると、なんと山友さんご夫妻です。
山で出会うことはあっても、ここで会えるなんて!
嬉しくて、しばらくお喋りしました(#^.^#)

あのピンクのひとかたまりが初御代桜です。
ここは私有地ですが、初御代桜を見に来る人達のために、開放してくださっています。



メジロの声も可愛くにぎやかですが、撮れませーーん。





マンサクはどっちゃり咲いています。


トサミズキの黄色が綺麗。


桜とコラボしようと思うのですが、思ったようなショットにならないよー。



僅かの時間でしたが、花も人も嬉しくて、家に帰ってまた仕事に励みました。
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川原山登山道整備

2020-02-24 21:02:21 | 福岡県の山
2020年2月22日(土)曇りのち晴れ
糸島市と福岡市の境界に位置する川原山は、有名ではありませんが、山頂からの眺めは素晴らしく、福岡市街地、糸島市、玄界灘に浮かぶ島々が見えます。
そして何より、井原山と雷山の連なる姿がデーンと見えるのが最高です!

水無林道~八丁山~から登る人は多いようですが、飯場の宿から登る人はあまりいないようです。
そもそも登山口がわかりにくい😆 倒れた標識の文字は見えないよ。

これは丁度一年前の写真です。
藪漕ぎの連続というか、ひどく荒れてて歩きにくかった。

この先に素晴らしい山が待っているのに、迷いやすいし、安全ではありません。
去年、三瀬ウォークの時に「平郡倶楽部」の方達からも、飯場から川原山へ登りたいけれど、わからなくて~、というお話も出ていました。
そこで、往還の会のS氏やH氏が、年明け早々から何度も足を運んで、整備してきました。
今日は私達もそのお手伝いです。

ゆっくりゆっくり歩いてもらいました。
咳は少し残るものの、しゃがみ込むことなく、元気に急登も上りました。


622ピーク
名前のない小高い丘ですが、ほっと一息付けそうなところです。
この先に川原山、飯場山があるので、川原山の「かわ」と飯場山の「いい」を取って、「かわいい山」と名付けましょうか? 
うふふ(#^.^#) ♡♡♡

朽ちた倒木は、歩くのに邪魔にならないように、道のわきへ片づけます。
朽ちていても、大きいものは結構重いので力が要りますね。

枯れた枝も、いくつもいくつもせっせと脇へと寄せます。


私は地面を這った蔓に、よく足を引っかけてこけかかりますが(コケマス)、その蔓も払いました。

S氏は黙々と、夫殿は「山よりきついよ」と言いながら汗を流しました。
山での作業なので、登らなくちゃいけないし、踏ん張らなくてはいけないので、翌日はあちこち筋肉痛です😅 

川原山山頂。今日は霞んでいます。

井原山、雷山の稜線が見えるこの景色が素敵!


昼食を取っていると、飯場山方面からバリバリとバイクの音が聞こえてきました。
山道を走っているようです。以前、キトク橋から雷山に向かう途中でモトクロスバイクに出会い、怖い思いをしたのを思い出しました。
こんなところをバイクで走るのは遠慮してほしい。

嬉しいのはサイハイランの葉っぱ。

下山は飯場山~大山祇神社へと周回するのかと思っていたら、ピストンでした。下山時も、整備しながら歩くのだそうで、遊び感覚でいた私はちょっと残念。

晴れて明るくなって、気持ちいい!
かえって迷いやすい赤テープも外しました。


滑りやすいから、気をつけて~といわれたところで見事に滑りましたが…😰 
ほらっ、歩きやすく、綺麗になりましたよ。


作業で本当にきついところは、S氏達が整備されていて、今日はほんの少しだけ、いいとこどりの作業をさせていただきました。
川原山、いい山です!
多くの人に登ってほしい山です。

ところで、下山途中で見かけたこの変なもの、何でしょうか???
気持ち悪い~~です。
木の幹に枯れた小枝が張り付いて、樹液?が流れているような~~。
初めは蜘蛛がいるのかと思いました。お花と違って嬉しくない発見ですが、気になりました。ご存知の方、教えてくださいませ。





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腿上げレッスン撃沈・宝満山

2020-02-17 21:07:00 | 福岡県の山
2020年2月15日(土)曇りのち晴れ
先週の英彦山で腿が攣ったり、筋肉痛だったりで、自分にがっかりしていました。
そこで今日は「腿上げレッスン」として、宝満山に登ることにしました。
ところが……
全然だめで、余計に自信を失いました。
でも、気持ちは元気!

駐車場で雨が上がるのを待って、10時40分スタート。

何だろう、息がきつくて仕方ない。
足が重くて上がらない。二合目の辺りでもうへばりました。


10回以上立ち止まり休憩して、

いつ倒れるか、いつ泣くか、
泣かんけど、

しゃがみ込み休憩も何度も。


夫殿は「あんなに疲れて歩くけいこたんは初めて見た」と言います。
インフルの後、まだすっきりしていなくて、咳きも続いている。
宝満山の上りでは、肺に半分しか空気が入ってこないみたいにきつい。


中宮で帰ろうと夫殿が言うけれど、嫌だ、山頂まで行く!


コーヒーとおやつで休憩して、ゆっくり歩きならいける。


頂上まであと少し~!のところから、やっといつもの自分らしく歩けた気がする。
たった数百メートルだけど。


山頂では、大岩の下にこんな木が植えられていた。
客寄せみたいでなんだか嬉しくない。「こよりむすびの木」


おにぎり食べて、休憩して下山しよう。


キャンプ場は工事用の資材が置かれていました。


女道は史跡調査のための工事で、雰囲気が変わっていました。
振り返れば大きな石垣があちらにも、こちらにも。
これまで下ばかり見て歩いていたし、開けていなかったので、そんなに石垣があるとは気付かなかったです。


夫殿は全編快調! いいね!


いつもより大幅に時間が掛かって、やっと何とか下山すると、竈門神社の緋桜が綺麗でした。


メジロを撮りたい夫殿。



これは綺麗!馬酔木でいいのでしょうか。



きつくて、汗びっしょりで、情けない宝満山でしたが、下山するとやはり楽しかった、良かったと思います。

喉が治って、咳も止まったら、いつも通り元気に歩けるはず。
きっと、もうすぐ!!
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後輩ちゃんと英彦山へ

2020-02-12 22:42:35 | 福岡県の山
2020年2月9日(日)曇り
仕事仲間の後輩ちゃんと英彦山に登ってきました。
うーんと若い後輩ちゃんは、スポーツ万能で、抜群の運動神経を持っています。
アドベンチックな山に登りたいというので、英彦山を案内したのですが、華麗にエスコートするはずが、優しくサポートされてしまいました。カッコ悪ぅー😂 

ミツマタが綺麗に開くのはまだ先ですね。




今日は奉幣殿まで石段を登って、鬼杉~南岳~中岳の予定です。

梵字岩のある智室社は行ったつもり~~(#^.^#)

足元が濡れています。ゆっくり慎重にいきましょう。

後輩ちゃんは力強く、鎖場も平気。バランスもいいです。

大南神社。

樹齢1200年と言われる鬼杉を見て、凄いーって喜んでる😍 


コーヒー飲んで、休憩して、この先から南岳への岩場上りが大変です。
材木石(マグマが急に冷えて固まった時にできた安山岩の柱状節理)
鬼がやしろを建てようとして、伐り出した材木の残りがこの岩になったそうです。

足を滑らせないように、慎重に。

このあと、私の右腿が攣りました!
アイタターー、痛い!固まってしまって動けない。
ツムラ68を飲んでいると、後輩ちゃんがそっと手を当てて「ニャオニャオ」と呪文を唱えるように言います。父親から習ったよく効くおまじないだそうです。
「ニャオニャオーー、にゃおにゃおーーー」
すると、次第に痛みが取れて何とか歩けるようになりました。
凄い!!

でもしばらくすると、今度は反対の腿が攣ってしまいました。
また、歩けない……。
するとまた後輩ちゃんがやさしく手を当てて「にゃおにゃお~、ニャオニャオー」
~~・・・治りました!本当に!!
山では不思議なことがよくありますね。

眺めの良いところで一休み。もっとはっきり見えるとよいのですが…

すれ違う人から南岳から中岳に下るところは、アイゼンを付けていないと、滑って危ないと聞きました。、
アイゼンは三人分持ってきていましたが、南岳の山頂は踏まずに巻き道で中岳に行くことにしました。

ほー!!樹氷のトンネルです。

今年初めて見る白い世界です。

後輩ちゃんはため息をつきながら大喜び!


夫殿も大満足



やっと中岳山頂に着いたら、もうお腹がペコペコ。


小屋の中で夫殿が熱々の雑炊・厚切りベーコン・目玉焼きを作ってくれました。
私も後輩ちゃんも感激!

食べていると、外でほら貝を吹く音が聞こえます。
飛び出して見ると、山伏さん達でした。修行とはいえ、足元が冷たそうです。
珍しいものを見ることができたので、後輩ちゃんはまたまた大喜び。

お腹もいっぱいになり、ゆっくり休憩もしたので、北西尾根から下山します。
寒空のシンボルツリー。

振り返って樹氷の見納め。


雪が踏み固められた急な下りが出てきたので、三人ともアイゼンを装着しました。
装着し終わって、ふと見ると、大きなツララが下がっています。
ツララも今季初めて見ました。よかったわ。

今日はいい一日でした。やっと白い世界を見ることができました。
後輩ちゃんはとても喜んで、また山に連れていけと言っています。
よかったわ😍 
私はもっとしっかり歩けるように、体力脚力をつけなくてはいけないと反省です。
腿上げができなかったよ。バランスも悪いし。年かな~。年だろうな~。
でも楽しく山を登りたい!
楽しく歩くよん ♪♪ ♬



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サツマサンキライ・ハマジンチョウ

2020-02-06 21:24:34 | 九州オルレ・その他
2020年2月3日(月)曇り

鹿児島二日目は珍しいお花を見てきました。
寒い冬にお花を見れるなんて、とても幸せ(#^.^#)
しかも、この時期にそこへ行かなければ見れないお花達です。

先ずはサツマサンキライ。常緑の蔓性低木です。
これは雌花。
ぼんぼりのような、花簪のような、まあるいお花です。
葉っぱは大きく艶と厚みがあります。



雄花。
花びらが外側に反り返り、長短のしべが突き出ています。
雌花に比べて、鮮やかで華やかな感じがしました。可愛い!
花の最盛期だったら、どれほど目立っていたことでしょう。






海岸沿いの道路脇の雑木に絡みついて、花をつけていましたが、私達だけでは到底見つかりっこありませんね。


場所を移動して、ハマジンチョウです。
美しい紫色に、濃い斑点がくっきり見えて綺麗です。


ハマジンチョウは、琉球、台湾、中国中南部の亜熱帯に分布する常緑低木です。
果実が海流に流されて漂着し、五島列島、天草にも自生が確認されていますが、
九州本土では、ここで唯一自生が確認されているそうです。


足元は海水なのですね。


メジロと相性がいいのか、花の周りをたくさん飛び交っていたのですが~~、カメラでは捉えられず、目で楽しみました(#^.^#)



珍しいお花達を見せて頂き、大満足!嬉しかったです。

その後魚市場の隣にある食堂で、これまた豪華な昼食後、日本最大のツル渡来地出水へ向かいました。
羽の黒いのがナベヅル・うすい灰色のがマナヅル。


毎年10月中旬から12月頃にかけて、1万羽を越えるツルが越冬のためシベリアから渡来し、3月頃まで滞留します。
その数と種類の多さは日本一だそうで、国の天然記念物に指定されています。
管理センター展望台からはすごい数の鶴を見ることができます。


出水を訪れるのはKさんは初めてだそうで、驚き喜んでいました。
正に観光旅行のようでした。

出水を出ると、山帽子さんとお別れです。
美味しいものを食べて、美しい花を見て、二日間大変お世話になりました。
獅子島ウォークも、花達もしっかりと心に残ります。
機会がありましたら、是非またご一緒させてください。
ありがとうございました。♡♡♡



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