山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

峰入り古道(春峰)最終回(2016.04.25)深倉園地~岳滅鬼山~籠水峠~英彦山

2016-04-27 11:18:25 | 福岡県の山
2016年4月24日(日)曇りのち晴れ 深倉園地~岳滅鬼山~猫の丸尾~籠水峠~英彦山

  峰入り古道完歩   

感謝、感激、感動 の峰入り古道!!
ついに、本日完歩できました!!

前回はひどくバテましたが、最終回の今日は元気いっぱい!!
深倉園地から~岳滅鬼山~猫の丸尾~籠水峠~英彦山南岳・中岳~銅の鳥居までを歩きます。

銅の鳥居駐車場に集合していつものように信ちゃんから熱い紅茶とクラッカー、mamatiasさんからもふんわりケーキをいただいて、心もおなかも満たされました。

緑の深倉園地に移動して、朝の深呼吸。
ポンちゃんから今日の行程を聞いてスタートしました!
本日の参加者は、ポンちゃん、信ちゃん&俊ちゃん、higeさん&mamatiasさん、風来坊さん、Kさん、五百枝さん、うすきさん、ふぃずランドさんと、けいこたん&じゅんパパの12名です。


前回下りでへとへとに苦しんだところも、今日は登りだから大丈夫!
早速目に入ったのはミツバツツジ。この後も所々に表れてきて、優しく励まされます。


深倉越から岳滅鬼山に向かい、峰入りの続きが始まりました。


ちょこんとギンリョウソウ


美しい新緑にため息をついて、カメラのシャッターを押します。


あれに見えるは英彦山!!
遠い気もするけど、まだ歩き始めたばかり。
きっと元気に行ける!


もう少し進むと、この絶景!!




今日の歩きはご褒美だらけですね。花も木も遠景も次々と美しさを表しています。
オオカメノキは緑の中で浮き上がって見えました。


岳滅鬼山山頂 1036m スタートから約2時間です。


正面に見えるのは岳滅鬼岳。(山と岳…名前が似てますね。)


歩きながら…あれ?あっちの斜面は一部が崩落してる?
先日からの地震のせいでしょうか。そうでなくてもちょっと胸が詰まります。


ロープを使う急な下りも現れました。


苔のついたヤセ尾根は慎重に。今日はオドオドしてませんよ。


シャクナゲの頭に着きました。ここで昼食です。スタートしてほぼ3時間。
さすがに名前の通り、シャクナゲの花がたくさん咲いていました。




向こうに南岳が見えます。
「お~い、南岳!待ってろよ、今行くからな!」フフ、こんなセリフ言ってみたかった。


昼食後、最低鞍部まで下りたということは、これから猫の丸尾に向けて登る、登る!


わおっ!カッコいい!
山を見つめる孤高の男!


ぐいぐい頑張って猫の丸尾に到着し、少し休憩。


籠水峠に着きました。


見上げる大岩壁に息をのみます。


岸壁に咲くヒメレンゲが光を浴びている。


私は行きませんでしたが、夫殿は大岸壁の上へ。(写ってないね~、ゴメン)


鹿の角まで来ました。


いかにも恐ろし気な名前の「鬼の舌」から南岳に登りあがります。
木の根や岩をつかみ、鬼からアッカンべーをされないように、気合を入れました。


南岳はもうすぐそこ


着いた!!南岳山頂です!


最高のランラン歩きで中岳へ!!




中岳山頂では五百枝さんや、信ちゃんにおやつをいただいてしばらく休憩。
higeさんと、ふぃずランドさんに記念写真を撮っていただきました。
撮影タイムも皆さん笑顔で和気あいあいと、笑いっぱなしで楽しい。 

中岳からの下りは正面道です。
行者堂でお参りをしました。
この行者堂が宝満山の行者堂と向き合って建てられているのですね。
ポンちゃんからお話を聞き、峰入り古道初日を思い出しました。


初めて見るワチガイソウ。こんなに小さいのですね。


奉幣殿に下りてくると、宮司さんから英彦山についてのお話を伺いました。

直接お話が聞けるなんて、有り難いです。信ちゃんの取り計らいに感謝します。

胸いっぱいの感動と、終わってしまう寂しさを抱えて銅の鳥居に下ります。


クリンソウ


キエビネとタカネエビネ


銅の鳥居の下で、ポンちゃんと握手しました!
峰入り古道、達成です!
感謝でいっぱい!感慨ひとしお!
感無量ってこういうことを言うのでしょう。  
感謝の思いを何とか伝えたいと思い、信ちゃんに相談して感謝状を贈らせていただきました。


最後にhigeさんの音頭で万歳三唱をしました。
大きな声で飛び上がるほどに、万歳しました。 

これまでにない体験をしたへっぽこの私にとって、「峰入り古道を歩く」ことは素晴らしい体験であり、大きな喜びとなりました。
強くなれそうな気がする…!

ポンちゃんはじめ、皆さま、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
心から感謝しています。
うれしくてたまりません。


そして、夫殿、ありがとう!

追記
これから、皆様のもとへ「山へつれてってくださ~い」と押し掛けるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。(^-^)

峰入り最終回の軌跡




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雷山(2016.04.18)

2016-04-18 20:25:03 | 福岡県の山
2016年4月18日(日)晴れ 雷山

目が覚めてからずっとテレビを見てる。
地震被害の様子はあまりにも痛ましい。

それなのに…。
また山へ行ってしまった。
雷山へ。

登山者用の駐車場11時40分。遅いスタートです。


雷山観音手前から自然歩道に入ります。


駐車場から1時間40分で清賀の滝に到着。


昨夜の雨で水量が多い。


雷山上宮に着いたのは午後1時前。
うっふーっ、しばし休憩します。

雷山を登るのはなかなかキツイ。
何度もひー、ふー、言って、おっほーーっ見えてきました。


雷山山頂 1時27分


人のいない山頂で、風をよけながらコンビニのおにぎりを食べました。
おいしい、おいしい。(^-^)

井原山への縦走もまたしたいな。


登り返しのない下山はゆっくりとお花を見ながら。
エイザンスミレ




シキミの花が開いてるよ。


上宮まで下りて、空を仰いだ。


スミレ




ヒメレンゲが咲き始めていました。キラッキラー!
このヒメレンゲを見ると、雷山はおしまい。駐車場はすぐそこです。


二日間せっせと歩いて足慣らしでした。
峰入り最終回を楽しく迎えたいから、努力したよ!
頑張ろう!!







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大野城いこいの森から天拝山(2016.04.16)

2016-04-18 20:16:58 | 福岡県の山
2016年4月16日(土)晴れのち曇り

続く地震に驚くとともに、テレビでその被害の様子を知ると苦しく言葉もありません。
被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
一日も早く、元通りの生活ができますように。

怖いですね。熊本城も痛ましい。

そんな時に山に登っていいものか…。後ろめたい気もするし…。
山を歩いている最中に地震が起きたらどうしよう…。自己責任ではあるけれど。

峰入り最終回のために、足慣らしをしておきたい。
そう思って、浅間山に登るつもりでしたが、取りやめに。
岩場、ガレ場のない山に登ろう。天拝山へ!

いこいの森駐車場から10時25分スタート。
早速フデリンドウのお出迎え。


桜の植栽地に入っていくと、牛頸山・黒金山に向かう標識があります。


草スキー場


山口越分岐から天拝山へは左折です。


標識が多いですね。迷うことはありません。


何度も階段が出てきます。

この竹林は明るく雰囲気がいいので、大好きです。


天神さまの径の分岐まで来ると、山頂はもうすぐ。


山頂の天拝山社


宝満山を眺めて一休み


今から「お楽しみ」のためにとっとと下山します。
お楽しみは登り口に下山するのではなく、武蔵寺の近くのお蕎麦屋さん(一作)へ!
GO GO!!


民家を改装したお蕎麦屋さんで雰囲気もとてもよく、美味しい!!
ここのお蕎麦を食べてからは他のお店に行けない。(#^.^#)
写真を載せようと思いましたが、半分食べてしまっていたので…。

ゆっくり休んでおなかいっぱい!

武蔵寺に寄ってみましょう。藤供養会が行われていました。


藤はまだ三分咲き。満開になると甘い香りもして見事なのですよ。




さて、登り返していこいの森まで帰りましょう。
帰りは石楠花谷から登り、9合目の天神さまの径へ出ます。


もっと多いのかと思っていましたが、時期が早かったのかな~


花びらが柔らかく薄くきれいですね。


他にもツツジや

左下はハナズオウの蕾。開くときれいでしょうね。

帰りは登りの連続です。でも、頑張ります。


展望台のところまで下りてきました。
ダム湖がよく見え、しばらく休憩です。


すみれ


下山口の桜は新緑がまぶしかった!


超低山ながら13.6km。よく歩きました。お蕎麦も食べたし。(#^.^#)

家に帰ったら、娘ちゃんから叱られました。
いくらなんでも、今日は山にはいかないと思っていたのに…って。
県外に住む上の娘にも言いつけられ、山に行ったことがバレてしまって、「大事な家族に心配かけるようなことして、絶対ダメ!」ときつく叱られました。
ごめんなさい。返す言葉もありません。

本日の軌跡








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鉄塔尾根から井原山(2016.04.09)

2016-04-11 21:05:33 | 福岡県の山
2016年4月9日(土)晴れ
野河内鉄塔尾根~三瀬峠との縦走路~井原山~水無登山口~野河内渓谷入り口

井原山に行くならお花畑の水無へ「今!」ですね。
素晴らしい一日でした!
行きも帰りも素敵な方に出会えました。

国道263号線脇のトイレの横に車を止めました。4,5台は止められそうです。(写真は帰りのもの)
予定ではこの道路を渡って、野河内渓谷入り口から林道を歩いて水無登山口まで向かうつもりでした。

支度をしていると、「井原山ですか?どこから登られますか?」と声をかけて下さる方があり、「林道を歩かず、鉄塔尾根で行ってみませんか?整備してますから。」と、誘ってくださいました。
なんと、その人は大きな杉の丸太を担ぎ、金山の見える尾根道に設置するのだそうです。


林道歩きのつもりでしたが、鉄塔尾根からという知らない道を歩けることと、この大きな丸太を担いで山を登る人は一体誰なんだろう、どうなってるのだろうと興味もあり、ご一緒させていただくことにしました。


道路わきに小さく「鉄塔尾根」の標識があります。
ここから尾根にとりつきますが、粘土質の急登でした。


急登が終わったところで先を歩いてくださいと言われ、尾根に上がって15分ほどで鉄塔のある所に出ました。


左下にはループ橋が見えます。


右手に見えるのが水無登山口に向かう林道が通っているところだそうです。


整備された尾根道を歩いて


鉄塔から20分ほどで、野河内渓谷からの「急登尾根コース」との分岐と出合いました。
右にいるのは丸太を担いで登る人の愛犬ピコちゃんです。


時々振り返ってみるのですが、丸太を担いだ彼は歩を緩めることなく黙々と登っています。
丸太の重さは30kgくらいだそうです
さらに進むと、丸太が並んでいるところにやってきましたよ。


ここでやっと彼は背中の荷を下ろすことができます。
どんなにか重く、どんなにかきつかったことでしょう。


夫殿もエイヤッと担がせてもらいましたが、とてもとても~~オモイ!


一息ついて休憩すると、丸太の設置です。杉の丸太は休憩用の椅子でした。

すでに六個設置してあったので、これで七個目の設置でした。
皮を剥いで防水処理してあります。防腐剤は環境を考えて、施していないのだそうです。


「どうぞ、どうぞゆっくり休んでください。」の言葉に甘え、、新設の杉丸太椅子に腰かけてお話を伺いました。

彼は、登山者が野河内から林道を歩かずに、安全に、快適に井原山へ登ることができるよう、尾根道の復活再生を一人で計画し、一人で取り組んだのです。
取り付き点を作るところから、枝や倒木を払っての尾根道の整備、標識の設置、さらには休憩用の丸太椅子の設置まで、並大抵のことではありません。
詳しくはこちらです。
次第に彼の所属する想山会の人たちも彼を手伝って鉄塔尾根が開通したのです。
季刊誌「のぼろ」の取材もあったそうで、次号には紹介されるかもしれないとのことでした。

詳しくは帰宅した後調べてわかったことで、休憩の時の彼はシャイでにこやかで言葉少なく、ちっともひけらかすことなく、苦労話をされるわけでもありませんでした。(胸キュン!)
こうした方のお陰で、快適な登山ができるのですね。感謝に堪えません。

おおっ!金山です! 
椅子の向こうに金山が見えました! 美しい!!


金山は雪が降ると、かなり積もるそうです。おへそまで積もることもあるとか。
雪山の訓練にもなるそうで色々驚きです。

休憩の後は先頭を交代して、三瀬峠との縦走路に向かいます。
ゆ~くり、の~んびり行きますから~と言いながら荷物をおろした彼は早い早い~~
すぐに見えなくなりました。

649メートルの三角点


三瀬峠との縦走路に着きました。
ここまでの整備をされたのです。もちろんこの標識も設置もされたのですね。はっきりしていてありがたいです。


縦走路をぐびぐび歩いて、時々ハーフー息を整えて、1時間20分かかって水無登山口の分岐まで来ました。
やれやれやっと~~です。


要所要所で待ってくださっていた彼も山頂に見えます。
手を振って、あともう少し。


山頂です!!嬉しい! スタートから丸太椅子での長めの休憩も含めて3時間ちょっとでした。


私は新しい鉄塔尾根コースで来たんだぞ!
尾根道を再生された方と来たんだぞ!って山頂の人たちに自慢したいな。


心を込めて彼にお礼を申し上げ、ピコちゃんにもさようならをしました。
ありがとうございました。

昼食後は水無を降りるのでお花と遊べます。

まずはオキナグサ。もう少しで開きそうです。


水無への急な下りは次回の峰入り歩きの練習になったでしょうか。
「そんなん、練習のうちに入らんっ!」って声も聞こえそうですが~(笑)

沢が見えてきてコチャルメソウの写真を撮ろうとしゃがんでいたら
「こんにちは~!」と爽やかな声!
振り向くと五百枝さんです!!
まあ!今日井原山で会えるなんて!嬉しい!!
午前中は峰入り二回目の区間を歩かれ、午後から花散策で井原山に登ってこられたそうです。
さすがですね。あまりにさすがです!
峰入り仲間のKさんとも会われたそうで、井原山の花は人を呼ぶのですね
カモシカ健脚の五百枝さんは、それはもう鮮やかに急登へと消えていかれました。


さて、コチャルメルソウ。
これまではちっとも認識していなくて、初めて見る花です。
水際にたくさんあるのですね。


登りではお花に出会えなかったので、この水無登山道を歩くのがうれしくてたまらない。

ニリンソウ




ヤマエンゴサク


カキドオシ


ホソバナコバイモ ヤマネコノメソウ
コガネネコノメソウ ユリワサビ

帰り道はルンルンです!!
見て見て~~!

シロバナネコノメソウ


これもかな?


ヒトリシズカ


イチリンソウ姉妹

花びらの数
4枚はイチリンソウ、ニリンソウ6枚、7枚、8枚なんてないよね~と思っていたら、ありました!数えました!


こうぞう岩

これ、トウゴクサバノオですよね。見つからないかと思っていました。


これも? いや、ニリンソウかな?


ずーっと楽しく嬉しい歩きでした。
見つけたくて見つからなかったイワボタン、目にしたのに撮りそこねたジロボウエンゴサク等、心残りはありますが、この橋を渡ると水無登山口へ出てしまいます。


ここからは林道を歩いて野河内へ戻ります。
てくてく退屈なのかな~と思ったら、お花はまだまだ続いて退屈どころではありません。
下ばかり見ていないで上を見ると、
山桜はまだ花を残して


シロモジ → 間違えました。葉が違いますね。
シロモジの葉には切れ込みが入っているのですね。これには入っていません。
教えてくだり、ありがとうございました。何枚か撮った写真を見て、花を調べてみましたが~~わかりませんでした。"(-""-)"

これはなんでしょう?ウグイスカグラです。教えて頂きました。^_^


あまり遅くなってもいけませんね。
帰りましょう。


テンナンショウ


足を速めて野河内渓谷の入り口に着きました。




行きも帰りも楽しい楽しい一日でした。
山に、人に、花に感謝です。
山はいいなあ!

今日は野河内鉄塔尾根コースを登りましたが、渓谷から急登尾根を登るコースも整備されているようです。
いつかはそれを登れるかなあ。登ってみたいなあ。
私には無理だと夫殿が言いますが、勢いをつけて「行こうよ、行けるよ!」と言ってしまいました。

多くの人が、野河内から井原山への登山道を利用するようになればいいなと思います。

本日の軌跡です。



おまけは10日(日)基山のオキナグサと方位盤(宝満~英彦山が臨めました)
















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峰入り古道(春峰)三と四をつなぐ(2016.04.02)・嘉麻峠~小石原行者堂

2016-04-04 18:41:43 | 福岡県の山
2016年4月2日(土)晴れ 嘉麻峠~小石原行者堂

宝満山から英彦山までを歩く峰入り古道は、先日深倉峠まで来ましたが、
馬見山から下山したところの嘉麻峠から小石原行者堂までがつながっていませんでした。
そこをポンちゃんとKさんが調査してくださいました。
さほど険しくもなければ、見どころもあるそうです。
いつも感謝です。この日も参加させていただきました。(^-^)

小石原伝統産業会館に集合して、この日も信ちゃんから熱い紅茶をいただきました。
可愛いテーブルはhigeさん提供。ほっと和む朝のひと時です。


車をデポして、嘉麻峠に移動。
今日の参加者はポンちゃん、信ちゃん&俊ちゃん、higeさん、風来坊さん、とけいこたん&じゅんパパの7名です。
ポンちゃんが先日調査をしてくださっていたので、後ろをついていけばいいのだと思っていたら、
「今日はじゅんパパさんに先頭を歩いてもらいましょう。」と、ポンちゃん。
地図読み、GPSでの確認、実際どこをどう歩くか、など勉強させていただきます。


っと、とと・・・
あっちか、こっちか・・・
人の後ろをついて歩くのは簡単ですが、先頭を歩くのは難しい。
地図、GPS、赤テープ、確認しながら夫殿は必死です。
…大丈夫かな…がんばれ~~!

わかりやすいところはいいのですが・・・


どう進めばよいのか~~


そこで目利きの風来坊さんが赤テープを見つけながら先頭を歩いてくださいました。
小刻みな上り下りを繰り返し、ズビズビ杉林を下って


スタートからほぼ2時間で大藪峠に着きました。
キブシは初めて見ました。舞妓さんの花簪にでもできそうです。


休憩して畑尻というところまで登ります。
私自身はよくわからず、「おー、三角点」とか、「おー、なんか標識」とか思いながら、嬉しかったりします。




夫殿も時々振り返って「こっちですかね~?」とポンちゃんに確認します。


明るく平らなところでのんびりお昼ご飯を食べて~
またえんやら下ります。金剛坂というところのようです。


この下りが終わったころ、なぜか私、バッタリと前のめりにコケマシタ。
夫殿、驚いて「なんで、こんなとこで前にこけるん?」
「はーー、なんでって、わかってりゃコケマセン!」

次はいよいよ360度の展望とゲンカイツツジの不動岩です!
来ました!


切石峠のV字ライン。この前あれを歩いたんだー!すごーい!!


英彦山も見えます。最終回はあそこまで歩くんだ!




祠もありました。やはり修行の場なのですね。


次に向かった兄弟嶽には木札もあり、峰入り道なのだと改めて思いました。


もう登りはありません。下って帰るだけです。
ほっとするような、寂しいような~~。
帰りはいつもそうです。


すると皆さんの中にあるそんな寂しさを受け止めてか、風来劇場の始まりです。


笑いに身を賭してくださるのはやはり菩薩様だからでしょうか。(^_-)-☆

行者杉を見て


修験の道を歩いていくと
シロモジの木


こちらはクロモジの花。キャンドルみたいですね。


これで宝満山からここまでつながったのですね。
下見調査してくださったポンちゃん、Kさんのおかげです。
赤テープを見つけながら先を歩いていただいた風来坊さん、ありがとうございました。

ここまでついて来れてよかった。嬉しく思います。

夫殿「うぬ。ちと疲れたかの。せっかく先頭を務めさせもらったからには、もそっとモノにしたかったのお。」
  「まだまだ勉強が足りんのお。」

でも今日はこれで終わりではありません。
小石原伝統産業会館に戻ってきて、「ロープの結び方講習会」があったのです。
信ちゃんのロープを俊ちゃんの腰に巻き付けて、8の字結びの実演講習です。
こうやって、ここをこう通して~
ああ、そうか~なるほど~フムフム~としたり顔をしていても、こりゃわかってないなと、すぐにばれたのでしょう。
信ちゃんが夫殿にロープを差し出して、ニコニコ無言で「やってみなさい」と。
夫殿ロープ受け取って、こうかな?あれ、こうかな?うん~~?
そこへhigeさん「そうじゃないっ。手は内からっ。」「違う!ひもは下からっ!」と。
バリトンでのご指導に痺れました~~
そして、テノールで「50回くらいせんと覚えんよ。(^-^)」って。
夫殿、家に帰っから、荷造り紐で復習しています。(^-^)


次はいよいよ最終回ですね!
楽しく、元気に頑張りたいと思います!!

おまけ
帰りに「都府楼」の桜を見てきました。
岩屋城に向かう道に桜のトンネルがあるのです。
2月に四王寺山を歩いたときに桜の木がたくさんあるなあ~、咲いたら是非見たいなあと思っていたのでした。








他にも春の花
キランソウ


ムラサキケマン


カキドオシ?ムラサキゴケかな?



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