山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

締めくくりは餅つき&門松作り!

2017-12-26 18:48:28 | 往還の会
2017年12月24日(日)曇りのち小雨

今日は往還の会で餅つき・門松づくりです。
朝7時半に会場に着くと、もう準備は着々と進んでいました。



早朝から火をくべて、大きな釜にたっぷりのお湯が沸いています。


マキの燃える匂いがして、湯気がもうもうと立ち、もち米が蒸しあがります。


石臼と杵


石臼にお湯を張って、臼が冷えないようにして、準備は整いました!
お湯を捨てて、せいろから熱々のもち米を移します。




まずはこねて、こねて~~。


「ハイッ、ハイッ、ハイッ!」
テンポよく餅をつきます。


「ハイッ、ハイッ、ハイッ!」


柔らかで、なめらかな餅がつきあがりました。
優しく丸めます。


もち米は全部で21kgもあります!どんどん蒸してどんどんつきましょう。


つき手と返し手の絶妙なバランス。


可愛いお嬢さんたちも頑張りました。






男の子も負けていません。


きれいなお餅がどんどん出来上がりました。


楽しいこと、楽しいこと!
つきたて餅の美味しいこと!
大根餅、きなこ餅、薩摩芋を練りこんだ「ねったぼ」(鹿児島)、どれも格別においしい!!
私は「ねったぼ」なるものを初めて食べましたが、トロリと甘くて、ずっと食べていたかったです。

お昼の12時を過ぎてやっと終了。10臼以上ついたのではないでしょうか。
男性軍、お疲れ様でした。
事務局長から美味しい豚汁をご馳走になったのに、写真を撮り忘れてごめんなさい。
ほふほふ口を動かして、おかわりして、食べるのに夢中で写真を忘れていました。

午後からは場所を移動して、門松づくりです。


地元の方の協力を得て、竹林から竹を切り出し、太い本体を切りそろえたもの60個。
中に立てる細い3本の竹は、切り口を斜めにカットして200本。
ご苦労様でした。
飾りの松や、アオキ、楪、南天などの赤い実も準備されています。

どの竹を選ぼうかな~。


上手く長さを揃えて~


カッコよくできるかな?


思い思いのデザインで、出来上がり!!


竹を磨いて、梅の枝も入れて、もっとデザインチックに仕上げたいな。
雨が降り始めたので、続きは宿題です。


往還の会の皆さん、大変お世話になりました。
今日も大変楽しい一日でした。 
9月に正式に会員にしていただきました。
来年もアジサイを植え、整備活動に協力し、同じ夢を抱いて楽しい日々を送りたいと思います。

今年の最後は、きっちりと忘年登山をして締めくくりたかったのですが、時間が取れそうにありません。
残念ですが、山は逃げないことを信じて、来年また楽しみたいと思います。

拙いブログに訪れてくださった皆様、大変ありがとうございました。
皆様のおかげで、素晴らしい一年を送ることができ、心より感謝申し上げます。
どうぞよいお年をお迎えください。
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唐津オルレ

2017-12-19 20:30:54 | 九州オルレ・その他
2017年12月17日(日)曇り時々晴

英彦山四王寺の滝も気になるし、雪のくじゅうにも行きたいと思っていました。
毎日天気予報を見てはため息。風が強そうです。
何とか快方に向かわないかと、また天気予報を見る。
牧ノ戸のライブカメラも見る。何度も見る。
~しかし、お天気は回復しそうにありませんでした~~。

そこで、寒がりやで冬が嫌いなKさんと、軟弱者の私達とで、唐津オルレを歩いてきました。

まずフィニッシュ地点の「波戸岬駐車場」に車を置いて、8:59のバスでスタート地点の「道の駅 桃山天下市」まで来ました。
いかにも太閤殿下にふさわしい名前の道の駅ですが、観光協会に立ち寄ると、とても丁寧にオルレの話をしてくださいました。

9:30スタート

気持ちよく木々の間を15分歩くと、前田利家陣跡。
利家は、豊臣五大老の一人で、八千人の兵を率いて参陣。 名護屋城大手門から五百メートルという位置関係からも、秀吉との親密さがうかがえます。

古田織部陣跡
説明版によると、「平らな大きな石を間隔を空けて立て並べる、デザインチックな積み方」とある。
なるほど~~。茶人だった織部様はお洒落だったのかな。

オルレはいろんな道を歩かせてくれるので楽しい。

面白い木が並んでる。

スミレも咲いていた。

色が濃いけど、ヤマハッカかな。

昔話に出てくるような廃屋を見つけて興味津々、近寄ってみました。
土壁や、木組み、基礎などを見て、古いものだよね~と感心しきり。

堀秀治陣跡に着きました。

堀秀治は越前北の庄十八万国の武将で、十六歳で六千人もの兵を率いて参陣。
秀治自身は渡海せず、この陣で生活しました。

何しろ広大です。
広間、御殿、能舞台、楽屋、茶室、数寄屋跡などの遺構がありました。

四百年続く串道
「慶長肥前国絵図」に大きな道が二つあり、左側が太閤道、右側が諸大名の串道と推定されます。
ここを大名や兵たちが通ったのか~。
そこを今自分が歩いていると思うと感慨深い。

ツルソバがたくさん咲いていた。

こんなところも通って、

名護屋城跡に着きました。(文禄・慶長の役 1592~98)

わずか五か月で築城され、当時の大阪城に次ぐ規模を誇った名護屋城は、黒田官兵衛が設計したもので、立派な石垣が残っています。

17万平方メートルもの名護屋城の周囲には130以上もの諸大名の陣屋が構築され、20万をも超える人々が集まり、繁栄したと言われている。 
    
広い天守台

天守台から、遠く壱岐・対馬が見えたのですが、わかりにくいですね。
壱岐・対馬が見えることは珍しいらしく、嬉しい。

呼子大橋、可部島

名護屋城の大きさに驚きながらあちこち見て回って、また歩き始めます。

名護屋城図屏風絵にも描かれている麦原集落

菜の花ちゃん、ちょっと気が早いよ。

波戸岬少年自然の家

みかんを食べながら休憩して~、海が見えてきました。


上杉景勝陣跡は水仙ロードのよう。

島津義弘陣跡をすぎると~

波戸岬キャンプ場に出ました。

光る海


ちょっと下りて、黄昏る

柱状節理の絶壁

玄海原発も見えて、複雑な思いも。

この砂浜の先がゴールです。14:20

カキ小屋に着いて「いただきまーす!」

オルレの中ではアップダウンの少ないコースでしたが、寄り道したり、子ども用のアスレチックで大苦戦したりの、楽しい一日でした。
家に帰ってからも名護屋城のことを調べたり、歴史に思いを馳せました。

Kさん、大変お世話になり、ありがとうございました。
今年のまとめとしてブログアップされるとのこと、期待して待っています。

本日の軌跡


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天拝山~基山縦走

2017-12-10 22:51:14 | 福岡県の山
2017年12月9日(土)

夫殿は仕事。お友達は風邪をひいたというので、一人で牛頸山を周回しようと思っていたら、夫殿、仕事は明日にするというので、今日は二人で天拝山から基山へと縦走することにしました。

JR二日市駅側の駐車場に車を止めて、スタート!
二日市駅から天拝山登山口までの道は、私が知っています。


大丸別荘の横を抜けて、


バイパス下の歩道トンネルを通って


天拝山登山口のある「天拝歴史自然公園」に着きました。


では登りましょう。


あれ?もう山頂。
宝満山を眺めて、一呼吸。


基山へ行くには大好きな「竹の道」を通ります。
でも、ここまでに急登ありです。


天拝湖、基山への分岐


家を出てきたのが遅かったので、お腹がすきました。
筑紫野運動公園で昼食休憩して、天拝湖を見ながら舗装路を歩きます。


遠くに英彦山が見える。


舗装路を20分くらい歩いて、登山道に入ります。


元通りに鍵をかけて~。


以前に一度、基山から天拝まで縦走したことがありましたが、どんなところを歩いたのか、すっかり忘れていました。


草スキー場の手前でやっとの紅葉。

もう秋は過ぎて冬ですものね~。




基山山頂は明るく広くて、気持ちいい!


霞んでいますが、九千部山や背振が見えました。


温かいコーヒーとおやつで休憩。
なんだかあっけないですが、もう下山するだけです。

礎石群


小さな行場のようなところを過ぎて~


林道から車道に出てきました。


JR原田駅から二日市まで電車に乗ったのですが、その電車が準急だったので、原田の次がもう二日市です。
ぐるっと14kmを5時間ちょっとかけて歩いてきたのに、電車だとたったの5分!!
あれえ~~
でも、5分より5時間楽しんだ方がいいですね。

以前に基山から天拝へと、今日の反対で歩いたときは、道のりも長く感じられ疲れましたが、今日は楽でした。
天拝「竹の道」に続く急登を、先に済ませておくほうが、うんと楽です。


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野河内渓谷

2017-12-05 22:16:56 | 福岡県の山
2017年12月3日(日)晴れ

アジサイ島ちゃん(野河内往還の会・島田さんを敬愛して勝手な呼び名)に野河内渓谷を案内していただきました。
ジャンプの渡渉あり、落ちたらドボンの鎖場ありの、スリルに満ちた楽しい体験をしました。

無料駐車場で9時に集合。Kさんも一緒です。
滝やま荘の横を歩いていくと、野河内渓谷(左)井原山への林道(右)への分岐があり、野河内渓谷へ入っていきます。


急登尾根の案内板を横目に見て、
アジサイ島ちゃんの足は早い早い~~。


遊歩道。


渓谷美や滝を楽しみながら




渓谷入り口から15分くらいで橋を渡る。ここが遊歩道の最終地点です。
もう道はなく、この先へは行けない。ハイキングはここまでです。


は…? 
行くんだと…?…!! 
この先へ?

では、お見せしましょう!
ワタクシの華麗なるジャンプを!

飛べ!私!!

これ、着地寸前の空中写真です。(#^.^#)
川幅は70cm位、段差もありましたが、何とか飛べました。

鎖を掴んで、滑らないように気をつけて、


この辺りの鎖場、写真で見るとたいしたことないように見えますが~~


実はこんなところです。(アジサイ島ちゃんから拝借)






野河内往還の会・往還の風no.104」より一部抜粋
傾斜した岩盤のトラバースや渕に沿って水際を回り込む場所、沢の高巻きなどが連続しますが、電気コードや針金、細いロープなどを木の根に結び付けて確保用としてありました。誰もが安全に歩ける“遊歩道”として整備できるか(整備するか)どうかは判断の分かれるところですが、いずれにしても現状のままでは非常に危険な状態である事は明瞭でした。信頼して使えるステンレス製のグリップアンカーとチェーンに取り替えましたのでご案内します。

作業中の写真




お休みを返上して四回にわたる整備活動、ありがとうございました。
こうした作業をしてくださる方があればこそ、私たちは安全に楽しむことができます。

さらに登り


また鎖


また登って




これまで何度もジャンプしたり、へっぴり渡渉しましたが、ここが最後。


あの先へ行けば陽だまりに出る。


渡り終わったところで、ツルリンドウの赤い実が目に入り、本当にうれしかった。


そして日の当たる場所へ。




ここが野河内沢登りの最終地点だそうです。遊歩道行き止まりから、1時間10分でした。


日差しが気持ちよく、ぽわぽわの気分です。
このあと、もう少し楽しい時間を過ごし、お弁当も食べて、林道に上がって駐車場に戻りました。



思いがけず、訓練を受けたような渓谷歩きでしたが、とても楽しかった。
こうした楽しさの陰に、整備してくださる方たちのご苦労があるのだと、身をもって知りました。
心から感謝いたします。


アジサイ島ちゃん、Kさん、夫殿、ありがとうございました。
楽しくて、頑張った、感謝の一日でした。
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清水山・丸山

2017-12-04 20:37:48 | 福岡県の山
2017年12月2日(土)晴れ

一年前のhigeさんの記事に惹かれて、清水山に登りました。
紅葉はすでに終わっていましたが、雰囲気は十分に楽しめました。

ほぼ満杯の駐車場から10時にスタート。


五百羅漢


仁王門

帰りに阿形・吽形の金剛力士像を格子から覗いてみましたが、非常に険しい怖い顔をしていました。

山門に続く玉垣


玉垣の石の大きさは、寄進の金額に寄るようです。
一番大きいのは金五千円立花伯爵家とあるので、柳川藩主御花邸のあの立花家でしょうか。


山門に続く石段


山門(楼門)


見上げると獅子の彫刻。


赤い彩色が施されていたようです。


清水寺本殿


大きなきじ車

木でできた車輪がついていて、曳いて遊ぶ子供のおもちゃだったらしい。
開運・縁結び・家庭円満の清水寺参拝のお土産として有名だそうです。

三重塔


清水山への登山道にはいると、人が少なくなってきました。


清水山山頂(大観峠)は広くて公園のようです。11時16分。


ここで熱いコーヒー休憩。

雲仙岳が見えたので、ズームアップ!


地元の方らしい人に下山路を尋ねると、一等三角点のある丸山への行き方を教えてくださった。
途中パラボラアンテナのある所からは阿蘇も見えるという。
行ってみましょう!!


パラボラアンテナが見えてきた。


うっすらと奥に霞んで見えるのが阿蘇。
写真ではわかりづらいですね。日によって噴煙が見えることもあるそうです。


丸山に着きました。眺望は無し。
先ほどの方によると、標高が清水山より5センチだけ高いのだそうです。(#^.^#)50センチじゃないのかな?


一等三角点(一等三角点は福岡県には21しかなく、その1つと聞くとなんだか有難い)


来た道を戻って下山。


舗装路へ出て左折ですが、舗装路歩きは面白くないので、三度ほど斜面を藪漕ぎ?ショートカットして、地主権現の横に出てきました。
早かった!(権現様、騒がせてごめんなさい、と手を合わせて謝りました。)


行きでは素通りしてしまった乳父観音にも寄りました。
オッパイがイッパイ。


本坊庭園では黄色の絨毯








思い思いの秋。


駐車場に戻って、これが今年最後の紅葉かな~~。13時20分。


のんびり過ごした後は、もちろん「大力うどん」!
評判通りの、安さ、おいしさ、ボリューム満点で大満足でした。
いい一日でした!

翌日は野河内です。
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