山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

二丈岳

2014-11-30 16:55:35 | 福岡県の山
2014年11月29日(土)二丈岳711m

ええーっ!
うそ、うそ、どうして~~!
もう、泣く、泣く~~
ショックゥゥーー!

悲劇は山頂で起こりました。(発覚しました)

今日は11月29日、いい肉の日です。
山から帰ってきたら、少し上等のお肉を買ってすき焼きでもしよう!
そう思ってはりきって二丈岳へ登りました。

支度をして8時。揺れない「ゆらりんこ橋」から出発です。


渓流沿いに登っていきます。(二丈渓谷)


「家の石」
この山道は昭和30年代頃までは、真名子地域の子ども達が佐波分校(小学校)に通う道でした。雨が降ってくるとこの石の下で雨宿りをした処です。と、説明があります。
小さな足でズックを履いて小学生がこの道を通っていたなんて…。 ましてや石の下は雨宿りしようにもとても狭いのです。なんだか胸キュンです。


昨夜は雨が降り続いていたので、今朝は水量が多く水の流れが怖いほどです。


賀茂神社に着きました。


あれは女岳です。2年前には続けて登ったのですが今日は登りません。


すぐに美しい紅葉に出会いました。


この場所でのもみじはあまりに美しかったので、帰り道でもたくさん撮りました。


木の香ランドとの分岐です。二丈岳へは左の道を行きます。


ぱっくり割れた岩。こんなに一直線に割れるなんて驚きです。


根っこの多い、しーんとした杉林を歩きます。誰にも会いません。


楽しく歩いて、山頂に着きました。
私はまだ悲劇に気づいていません。


ここで悲劇は起こりました!
いえ、私のマヌケが発覚したのです。

カメラにメモリーカードが入ってないっ!!
なんてこと…!

ええーっ!うそ、うそ、どうして~~!
もう、泣く、泣く~~。
ショックゥゥーー!

今日は私がミラーレスを使う番でした。
前日からはりきってバッテリーの充電をして、使い方も練習したりしていたのに…
そして、今日はますます張り切って山頂までパシャパシャやってたのに…かなり上機嫌で…
なんてバカなんでしょう。

途中で気づかんかったん?
前の写真を見たりせんかったん?

夫殿にそう聞かれますが、
うぉーん、うぉーんと大泣きしているので、返事ができません。(半嘘)
確かに途中で「メモリーカードが入っていません」の表示は出ていたのです。
なのに、なのに、なぜか、なぜか、そのまま撮り続けて、撮れてるつもりで山頂まで来ました。

なんてこったい!! 
悲劇です。

なので前半は夫殿のコンデジ写真。
山頂から下山が私のミラーレスです。しょぼん… …

さて、気を取り直して山頂で遊びます。

糸島半島と可也山


海が見えるっていいですね。


メモリーカードを入れてなかったことでいじけましたが、美しい景色に元気回復です!


山頂は二丈城跡でもあり、これは当時の石垣でしょうか。


いかにも高い岩場に登ろうとしているようにみえる夫殿。


1メートルにも満たない岩に腹ばいでよじ登り、すねる私。


下山は林道を歩いて木の香ランドに向かいます。


ノコンギク


冬イチゴもたくさんでした。


これはきれい!アザミかな。一輪咲き残っていました。


アオキの実でしょうか?


こちらは?


12時36分、木の香ランドに着きました。ここからは舗装路を歩いて賀茂神社まで戻ります。


振り返って、左が女岳、右が浮岳です。この次はどちらかに続けて登りましょう。


そして、朝見たもみじのところまで来ました。
午後の光を受けた美しさは圧巻です!








滝のような流れを見て


炭窯跡を見て、


ゆらりんこ橋に戻ってきました。14時21分。


橋のふもとの銀杏も綺麗でした。


もう一度駐車場から糸島半島を眺め、きょうの登山はおしまいです。


メモリーカードを入れ忘れるという失敗はありましたが、今日も楽しい楽しい山でした。
山頂で嘆いたり、遊んだり、行きと帰りで同じ場所で何度も写真を撮ったりで時間を使いましたが、青空、山の緑、海の青、木々の紅葉が目に染みる一日でした。
山登りとしてはちょっと物足りなかったかな~~。

翌日の夜
お料理を持ち寄ってご近所三軒で鍋会をしました。(私は得意の煮物二つ(^^))
その時に、お隣のご主人が大学時代に韓国岳に登った写真を見せていただきました。
お隣さんは70を過ぎていらっしゃるから、50年以上前の写真です。
韓国岳の山頂で、ちょっとカッコつけていらっしゃるその姿は、なんとジャケットに普通の革靴なのです!
よくこんな格好で登れたものです。
背景にはちゃんと高千穂の峰も写っていました。
ほぉぉ~~(^o^)びっくりでした。

セピア色の写真にその方の青春が映っていました。


























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夜須高原

2014-11-24 14:23:56 | 福岡県の山
2014年 11月23日(日) 夜須高原

午後から夜須高原までドライブ。

遠くの三郡山と紅葉がマッチしています。


遊歩道


綺麗ですね。


井野山から家に帰り、なんだかんだと用事を済ませて午後からどこかへ出かけたいと思ったのに、県民の森も市民の森も車の渋滞、駐車場満杯で入れませんでした。
夜須高原は山と違って、整備され造られた道を歩きましたが、紅葉がまだ残っていて満足でした。

最後は我が家の裏庭からフェンス越しの景色。
池に紅葉が映り込んで、なかなかいいと思います。




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早朝の井野山

2014-11-24 10:44:11 | 福岡県の山
2014年 11月23日(日) 井野山

これって、朝駆けって言えるかな?
これって、ご来光って言えるかな?

土曜日は娘ちゃんのダンスの発表会を見に行った。(マラソン走りたくないけど、ダンスは私も踊りたい…)
連休はお天気続きなのに、家事ややり残しの仕事があって、ドンと山に登れない。

カメラの練習をしたいなあ。朝焼けの写真とかも撮ってみたい。
そこで家から近い井野山へ向かいました。
これって、朝駆けと言えるのかしら?
井野山は低山だけど山頂は360度の展望だから、朝日がきっとカッコよく見えるに違いない!
これって御来光と言えるに違いないと、調子に乗っています。(^^)

暗い中を歩くのは初めてなので、ちょっと緊張しました。
山頂に着いたのは6時35分。数人の方がいらして、体操などしておられました。
日の出時刻は6時57分ということなので、まだ時間があります。

まずは明るくなった東の空をパチリ。


綺麗です。


赤々と燃えているよう。


この感じは優しくて、うれしくなります。


お日様、出てこーい!!


楽しくなります。立花山。


そして、ヒコーキ! 飛行機!


ヒコーキが飛行機雲の下を飛んで行きました。


太陽が昇りました。


飛行機雲と太陽です。


あたりが明るくなってきました。


木々が伐採されていて、ふもとの住宅地がよく見えました。
E.Tが降りてきそうな可愛い町に見えます。


満足、満足!!
カメラはまだ全然扱いなれてなく、コンデジと同じようにオートでパシャパシャするだけでしたが、楽しかったです。

さて、帰りましょう。

あー、しかし、この連休はお天気がよかったなあ。
しっかり山に登りたかったな。



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三郡山

2014-11-16 21:07:24 | 福岡県の山
2014年 11月15日(土) 三郡山

さて、今週はどこの山へ行こう?
お天気もよさそうだし、どこか登りたい。
紅葉がいくらかでも残っているといいのだけど。

今日は三郡山、9時26分に昭和の森からのスタートです。


歩き始めは今日も快適。


黄色に色づいた木がこれからの登山の楽しさを予感させてくれます。


そして、今日の写真撮影担当は夫殿です。
新しいカメラ、ミラーレスを買ったのです!
すごいでしょ。 いいでしょ。
ミラーレスは順番に使おうということで、まず今日は夫殿から。
私はこれまでどおり、普通のデジカメです。
夫殿、いい構図の写真がとれたでしょうか。
私のデジカメ写真も混ぜて載せちゃいます。

さて、しばらくすると河原谷という名の通り岩ごろの中を歩きます。


今日確かめたかった一つはこれ。
岩に掲げられたプレートです。




後で写真を拡大して読めたのですが、プレートにはこう書いてありました。
 君は
 たったひとり北の山に逝き
 そして故郷の山に還ってきた
 ここは
 君の三人の娘が見える場所だ
  高山邦彦をしのぶ会 1984.3.19
登りからでは見つかりにくいところでした。

冬には見事な大つららとなる難所が滝です。


ごつごつとそびえ立つ岩を背にして、振り返ってみると優しい景色です。


ここでもう一つ、どうしても確かめたかった本物の難所が滝を探します。
9月と10月に一人で来た時に見つけられませんでした。
(緊張して足元ばかり見ていたし、お天気も悪く踏み入っていくのが怖かったのです。)
大つららから後戻りすると、確かに滝音が聞こえます。
ここかな~と右へ折れていくと、滝はすぐに見つかりました。
これが本来の難所が滝です。


水量は多くありませんが季節により、付近にはイワタバコやギボウシ、アケボノソウ、ジンジソウなどが咲くそうです。
これで、来年は花の時期にやってこれます。ホッ


今日の山行で確かめたかったことが二つともできたので、元気よく三郡山に向かいます。
元気よく…のつもりなのに…今日は足が重い。
どうしてかな?
一人で登った時よりも、緊張感がなく、甘えも出てきているのかもしれない。

とはいえ、この縦走路が大好きです。


木々の間から


山頂ももうすぐです。


おや、山頂手前にノコンギク(シオン?)


そして三郡山山頂です。


山の頂にレーダードームはいただけないと思うのですが、やっぱり写真を撮ってしまいます。


帰り道では「天の泉」に寄りました。
天の泉ってどんなにか美しい泉なんだろうとおもい、わくわく下りていったのですが・・・
これでしょうか。これだとしたら、ちょっと残念。


でも周りの景色はとてもきれいです。



縦走路の大岩まで戻ってお昼ご飯にしようと思ったのですが、あいにく先客ありで宝満山に向かう途中の岩場で腰を降ろしました。
朝、家を出た時は「今日は三郡山だけでなく、宝満にも登ろうね。」と、思っていたのに、
なんだか、その気になれません。
どうしてかな~~。お天気もいいのにな~。

お昼を食べたら下山することにしました。

この辺りは一人登山の時にとても心細かったところ。


うわあーっ!
これはなんでしょう??


初めは蜘蛛の巣が張り付いているのかと思いました。
樹液が染み出しているのでしょうか。
黒いレースを纏ったようです。でもあまり気持ちのいいものではありません。


落ち葉の下り道は楽なようで、滑りそうになったりしながらまた下手な足取りで降りてきました。

ゲート前のため池で深呼吸。




可愛いミヤコグサもたくさん咲いていました。




朝はちっとも気が付かなかったのですが、駐車場に出るところで椿の花が綺麗に咲いていました。
植栽だろうと思いますが、ピンク、白、赤と綺麗でした。






そして紅葉の見納めです。


今日はちょっぴり疲れました。
気力、体力が充実していないこともあるんだなあ~。
前日に、わくわく楽しみにする気持ちが足りなかったのかもしれない。
こんな日もあるのかな。
次はどこへ行こうかな。

追伸
翌日曜日に映画「アンナプルナ南壁」7400mの男たちを観てきました。
「一人の男を救うために命の危険をかえりみず集結した登山家たちのその後を追ったロードムービー」
まったくのドキュメンタリーで、一人一人の言葉や行動に胸が締め付けられました。
こんなことがあったのですね。


















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福岡マラソン

2014-11-16 20:29:09 | 観光・他
2014年 11月9日(日)

先週の日曜日は、貫山に一緒に登ったY君と、私の仕事仲間のSさんが福岡マラソンに出場するので、応援に行きました。
Aグループのスタート
まんなかでしゃがんで靴ひもを締めなおしているのは猫ひろしさんです。


Dグループのスタート
何しろ一万人の参加者です。この中の前の方にY君、後方にSさんがいます。
どよめくようです。


スタートを見送った後は、のんびりとお茶などして、「応援ナビ」で楽しみます。
これは、ランナーの走っている予測位置が地図上に提示され、5kmごとの通過タイムがわかります。すごいですね~。
地図上でランナーの名前がコースを動いていくので、直接ランナーの姿を見ていないのに、臨場感がありました。

ゴール到着時間も予想できるので、電車に乗って、前原駅からはシャトルバスでフィニッシュ会場の糸島市役所志摩庁舎まで行きました。
フィニッシュ会場での熱気と高揚感は特別です。
ランナーさんはもちろん、応援する側も感動を隠せません。
歓喜と熱気の中で、私も興奮しました。

Y君もSさんもあと少しのところで5時間が切れず、悔しそうでした。
(フィニッシュの写真は省略です。)

それにしても、42,195kmを走るなんて、それもこんなに多くの人が走るなんて…。
ただただ、すごいなあと思いました。
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