山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

背振山

2019-03-25 20:54:32 | 福岡県の山
20193月23日(土)曇りのち晴れ

ツクシショウジョウバカマとホソバナコバイモを見にいきたいねー!
山友さん達の情報から、あちらへ行こうか、こちらへ行こうかと迷いましたが、背振山に登ることにしました。
一つでも二つでもお花を見れたらいいな。

登山口の船石橋までは、土砂崩れの跡もあり、車が通れるかとドキドキしました。
ひと月前までは通れなかったそうですね。

今日は椎原峠から鬼が鼻岩へ寄って、背振山へ。
下山は矢筈峠から車谷~船石橋に戻る予定です。


小雨が降ってきたので、レインウェアを着て歩きます。

メタセコイヤの森を振り返って、いいなあと思う。
メタセコイヤはスケスケもいいし、濃い緑の葉が付いている時もいいですね。


「あったー!!」


大好きなツクシショウジョウバカマを見つけて大喜びの夫殿。


一歩、二歩、三歩と歩く間にたくさん咲いていて、良かったです。




コガネネコノメソウも。


椎原峠について一休み。


鬼が鼻岩では腰を下ろして、ゆっくりとコーヒー休憩。


背振山の山頂はガスって見えず、残念。


行きましょう。


椎原峠に戻り、笹の葉の間を歩いて、ポンと出たら明るい!
振り返らずにいられません。


唐人の舞には寄りましたが、舞わず。

ここは、山の中なのに白砂の海岸のようでもあり、不思議な感じです。


アスファルト道に出てからが長くてーーー。


石段をえっちら登って、背振山山頂です。
着いた―――!
風が強ーい。


小屋が空いていたので、中で昼食。
食べてばかりで、最近二人共太り気味です。

車谷からの下山ではホソバナコバイモが見れるでしょうか。
群生地まで来るとーー、
たくさん咲いていました!!


可愛い!


来てよかったです。


良かったね。良かったです。

コガネネコノメソウもたくさん。


これまでちっとも気付かなかったヒサカキの花


花達を見て、嬉しく興奮し、幸福感に満たされました。
久しぶりの背振山はとてもいい山でした。








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第三回アジサイ植樹会・総会

2019-03-24 20:47:56 | 往還の会
2019年3月21日(木)晴れ

参加者7名 9:00~14:00 
曲渕小学校生徒さん達の植栽地での補植
第一植栽地での草刈り・補植

アジサイ植樹は今年で三回目を迎えました。
第一回、第二回は外部団体からも多数の参加を頂き、賑やかでしたが、今年は往還の会会員のみでちょっと寂しかったのですが、楽しく心を込めて植栽を行い、午後からは総会を開きました。

先ずは植栽地にアジサイ苗を運びます。
軽トラは地域の方からお借りしました。


「ここに植えましたよ~」の目印となる竹を丁度良い長さに切る。


踏ん張って斜面に植えるので、腰が痛くなります。


先日竹の伐採をしたところは、業者さんが入ってさらに伐採が進み、明るくなりました。
この地も往還の会で管理していくことになるようです。


作業が進みました。


看板も立てました。


次は第一植栽地に移動して、残りの苗鉢を運び、短い時間でしたが補植をしました。


二年前に植樹した、山桜の濃いピンクが鮮やかです。
年々大きくなっていくのが、嬉しい!!


シャクナゲの様子を見に行ったY女史の話では、すっかり大きく育っていたそうです。
良かったわ。
お腹もすいてきたので、本日の作業はここまで。

美味しいお昼ご飯を頂いて、総会が開かれました。


「平成30年度緑の森募金助成事業報告」「一人一花ハッスル事業実績報告」に続いて、「地域の森づくり活動支援事業」の活動計画の報告がありました。
野河内往還の会(正式名・往還の尾根道と野河内渓谷を整備する登山者と市民の会)は、これからも「古の尾根道と野河内渓谷を整備し、登山者や市民が親しむ安全な登山道を整備する」ことを目的として、ごみ拾いや藪払い、アジサイやその他の植樹、補植などの作業、登山道の環境整備を喜んでやっていきます。

なんてたって楽しいから!






平治岳

2019-03-20 20:31:02 | 大分県の山
2019年3月17日(日)曇りのち晴れ

 民宿の方のお話によると、今日は泉水山(大崩の辻辺り)で野焼きが行われるらしい。
それは是非見たいと思いましたが、風の強さや風向きなどの気象条件によって、野焼き開始時間はわからないそうです。
昨日の坊がつるの野焼きでも、午前中はずっと待機で、午後からやっと始まったそうです。
迫力ある野焼きを目の前で見たいとも思いましたが、当初の予定通り平治岳に登ることにしました。
帰りには男池にも寄って、お花散策をしよう…と思っていましたが…

うーーん、参りました。苦闘!平治岳の東尾根。
下山後のお花も探せずでした。

男池駐車場からスタート。
ぶ、ぶ、ぶー、今日は昨日よりも風が強く、ひどく寒い。


この辺りは、いつ来てもご機嫌。


ハルトラノオの咲き始めかな。これからどんどん開くといいね。


今日の平治岳は、歩いたことのない東尾根へ挑戦です。
東尾根登り口がわからず、ソババッケの手前からこの辺りかな~と適当に登ると、次第にテープも見えてきて安心しました。


地味な登りです。
景色の変化はなく、ひたすら我慢の登りです。
しかも急登。
それは覚悟していたのですが、その覚悟はやはり甘ーい!!
辛さを思い知りました。


昨日涌蓋山に登ったとはいえ、まだ登れるつもりでしたが…。

最初は何ともなかったのに、「かかとが痛い!」
一歩踏み出すごとに、ちりちりと傷む。
チリチリとした痛みは、ジキジキとした痛みに変わり、ジーチク、ジーチク骨まで痛く感じる。
腿やふくらはぎは、もっと前に出せるはずなのに、かかとが痛くて、一歩前進がとても辛い。

参ったなあーー。
痛いよ。本当に。
昨日は痛くなかったのに、この靴、今日は反抗的だなあ。
靴下を脱いでみても、皮がむけているわけではないのに。
一応絆創膏を二枚貼ってみたけど、登りの間中ずーーーっと痛かった。

そのせいで、久しぶりに夫殿を何度も待たせました。
ごめんなさい。夫殿が見え――――ん。


おまけに雪が出てきた。


こんなにも雪!


一度、ツルっと滑った時に夫殿が「今日はもうこのまま下山しようか」ですって。
とんでもない!!
この斜面をこのまま下るなんて、絶対いや!
10万円くれても嫌!
何としても登る!山頂まで行くっ!
と喚きました。


あ、

あれは山頂の標識…
見えたぞ…


着きました!!
平治岳本峰山頂です。長かったーー。
もう、疲労困憊。景色なんて目に入らない。
ここに着いただけでいい。


いえいえ、素晴らしい景色です!!
でっかい景色です。
いっぱい深呼吸。

野焼きで黒くなった坊がつるも見えます。


南峰
あまりの強風に、夫殿の持つカメラは定まらず、カメラどころか体ごと吹き飛ばされそうだったと。


下りになると、かかとのピリピリ痛みは感じなくなり、元気に快適に歩けました。
大戸越でお昼にしようと思いましたが、やはり風が強い。
しばらく歩いて、陽だまりを見つけてお昼ご飯にしました。

こちらの道も、雪が残っているところがあり、気をつけて下りました。
かかとは痛くないから大丈夫!


ソババッケまで来るともう安心。


男池まで遊びに行きました。


午後の光は柔らかです。


おや?これは…
開いたらトウゴクサバノオ??


コケコケ、並んで~


コケコケ、おしゃべり中


ウバユリの新芽もピカピカ


平治岳東尾根の登りは、正に苦闘!
手強いというか、踵痛い平治岳でした。

ユキワリイチゲは見つけられませんでしたが、春の息吹に感動しました。
下山後はいつも、ああ、良かったなあと思います。
人の少ないくじゅうで、大きな自然に抱かれた二日間でした。
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涌蓋山

2019-03-19 20:49:12 | 大分県の山
2019年3月16日(土)雪のち晴れ

先週は仕事とおチビとで、山には登れず。
今週はしっかり山を歩きたい。
さて、どこに行こうかと悩みましたが、広~いところをゆーっくり歩きたいと思い、土日の二日間はくじゅうにしました。
一日目は数年ぶりの涌蓋山、二日目は苦闘平治岳です。
「てんきとくらす」では両日ともに一日中Cマークで、気温はマイナスで風も強そう。
どうかな?行けるかな?

八丁原登山口から寒いスタートです。私達の他には一台だけ。


おおっさぶ!
さぶ、さぶーー。


気温はマイナス3度、冷たい風が顔にピシピシ当たる。
くじゅうは雪かもしれないとは思っていたものの、こんなに寒いとはーーー。

先ずは一目山へ。
今まで一目山はスルーしていたので、今回は登りたいと思っていたのでした。
しかし、ヒヤ―――!
歩き始めてすぐに後悔。山頂があんなに遠い。
最近は低山ばかり登っていたので、一目山の山頂を見上げただけで気が遠くなりそう。
とぼとぼ、しょぼりん。
「一目山に登りたい」なんて言うんじゃなかったよ。


ヒー、サブー、風が強い。
一目で360度見渡せるはずの山頂へ着いても、ガスってなーーーんにも見えない。


すっ転げないように、気をつけて下りなくちゃです。


風が強いものの、雪景色が嬉しくて、立ち止まってはパチリ。


でもやっぱりさぶぶー、ヒー、しょぼりん。
先が見えません。


こんな日に涌蓋山を歩く人は少ないのか、一組の登山者に出会っただけ。


とぼとぼ歩くうちに標識発見!どこじゃ、ここは?
ビフォー(風が横から吹き付けて字が見えません)


アフター (ストックで雪を払ってみました)


ガスの中を進んで、着いたのは~。
ビフォー 理院の「し山」かー。


アフター 国土地理院「みそこぶし山」です。


のどかな草原歩きも今日は寂しい。


涌蓋越えには新しい標識が設置されていました。
初めて来た時は、この登山口がわからず、行ったり戻ったりしたのでした。


白い森の雰囲気にうっとり。


ちょっとした樹氷のトンネル。


でも、女岳までが長いのよねー。
登っても登っても、山頂が見えてこないけれど、時折りの晴れ間に元気が出ます。


ん?元気出てるのか?


女岳山頂にやっと着いた。
涌蓋山のてっぺんはガスの中。


休憩したかったのですが、強風の中ではその気になれず、涌蓋山に向かう途中で茂みに入り込み、立ったままで熱いコーヒーを飲み、おやつを食べました。
これで元気百倍!

それっ、いけ!

涌蓋山1500m 山頂独占!!


少しずつガスが取れ、晴れ間も出てくると「イエーイ」「凄ーい」の雄叫びを上げながら、写真を撮ったりして、しばらく遊びました。

くじゅうの山々、大きい!広い!!


絶景に感動!あっち向いて、こっち向いて、ぐるりと見渡して、深呼吸!


何人か登山者も上がってきたので、そろそろ下山します。


涌蓋山を振り返る。カッコいい山だなあ!


下山するにつれ、朝の寒さが嘘のように綺麗に晴れてきました。
ヤッタネ!




振り返りの女岳と涌蓋山。


気持ちのいい草原に腰を下ろして、昼食です。
コンビニのスパゲティを温めて~。
夫殿作る人・私食べる人…そんなフレーズがありましたね


帰りのミソコブシ山はパスして巻き道を歩き、振り返る。


朝は見えなかった風車も見えて嬉しい。


よし!
もう一度、一目山に登ろう!
朝は何も見えなかったものね。晴れてきたのできっと阿蘇も見えるはず。
この斜面を頑張って~


一目山山頂!!


スキー場が見えます。なんて気持ちいいのでしょう!何度も深呼吸。


阿蘇根子岳も見える。


一目山を下りて振り返り、朝は強風吹き抜ける寒い中をよく登ったものだ思う。


良かったねー!涌蓋山。
来てよかった!大きな自然に包まれて大満足の一日でした。

下山後は蓼原湿原でお散歩。


疲れも出てきたので、お花も見つからないまま民宿へと帰りました。
翌日の平治岳はさすがに参りました。苦闘の山でした。


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亀尾山~福西山~勘十郎岳

2019-03-04 21:40:46 | 九州以外の山
2019年3月2日(土)晴れのち曇り

2,3の土日で深入山、雪山歩きのリベンジをする予定でしたが、このところの暖かさで山に雪がありません。例年なら残雪を踏める時期だそうですが…残念~~
さらに日曜日は雨予報なので、テント泊も取りやめです。

そこで、日帰りで山口県秋穂の「亀尾山~福西山~勘十郎山」を周回することになりました。
300mちょっとの超低山ですが、急な上りや下りも含めてアップダウンを繰り返し、岩も眺めも楽しめました。
そして、何といっても一ヶ月前に縦走した火の山連峰を真向かいに見たのが、嬉しく驚きでした。

千坊川砂防公園駐車場(9:18)~亀尾山(10:41-11:00)~福西山(12:04-12:40)~エメラルドの湖(13:34-13:45)~勘十郎山(14:29-14:44)~駐車場に戻る。参加者往還の会5名。

お天気よし! 千坊川砂防公園からスタートです。


仏岩コースを歩きます。


行者山の祠(仏岩)


瀬戸内海を眺める尾根上展望所


岩あり、展望所ありですが、おお!この岩は「ミラクルストーン」と命名しましょうか。
長身のY女史が私より小さく見えます!


亀尾山(大海山)に着きました。今日の最高峰です。325m


海を眺めながら、コーヒータイム。


この山域をこよなく愛し、整備されているご夫婦がいらして、しばらく楽しいお喋りをしました。

雰囲気のある自然林の中を福西山に向けて歩きます。


「正午まであと10分!」の声がかかるとY女史が猛スピードで急登を駆け上っていきました。
頑張りましたが、とてもついて行けるわけはなく、直ぐに見えなくなり、ヒーッ!
悔し紛れに「お腹すいてたの?それで急いだの?」と皆がからかいました。
福西山253m。山頂は展望無し。

すぐ下の大岩の上で昼食です。火の山連峰が目の前、近い!!
ひと月前に歩いた時には、今回の山々にはちっとも気付かなかったなあ。


たっぷり食べて、ゆっくり休憩の後は、大河内林道コースから、沢コースを取ります。




地図を確かめながら下っていく。マイナーコースだからか、ちょっと荒れています。


せっかくなので、「大河内溜池」まで行ってみました。
思っていた以上に大きく綺麗です!!


山中に突然現れたこの美しい湖を溜池と言うのは可哀そう。
「エメラルドの伝説」と名付けましょうか。
あら、それはどこかで聞いたような~~ 


溜池の分岐まで戻って、中岳鞍部までは短いですが、急登。


中岳からは振り返ると、先程のエメラルドの伝説が見えたよ。


東峰に着いて、福西山を望む


続いて本日最後の山頂、勘十郎岳(西峰)246m


東峰を振り返る


解放感いっぱいで、空に雄叫び! 可愛くイエーイ!!


西コースで下山しました。




皆さん、大変お世話になりました。
低山ながらもアップダウンの高速繰り返しは、十分疲れました。
でも、疲れた以上にお笑い繰り返しで、楽しかったです。ありがとうございました。

山の後は「相生国民宿舎」で海を見ながらお風呂に入り、満足満足の一日でした。
玄関前のアオモジの花(国民宿舎のスタッフの方に教えていただきました)


本日の軌跡

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