山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

金山・花乱の滝

2015-06-29 21:13:55 | 福岡県の山
2015年6月28日(日)金山967m

もう、笑うしかありません! (膝も笑いましたが…)

今日の断面図です。


二つも山に登っているみたい!
しかも登り初めより、途中降りてきた時の方が標高が低い!!
どこへ行ったかというと、「金山」と「花乱の滝」。
ルート図はこれ。


笑いっぱなしの登山でした。

夫殿の仕事のキリがついた土曜日の夕飯時、
「明日はササツと山に登ろうか。4,5時間くらいで。」
今年は登ったことのない山に登ろうということなので、どこにしよう?
…脊振山系の「金山」にしよう…車を止めやすい三瀬峠からスタートです。7:24


アップダウンはあるものの景色の変化がない山道をずんずん歩きました。
「三瀬山・790m」「城ノ山・746m」は標識だけで展望もなくピークという感じはしませんでした。


あっけなく金山の山頂です!9:08
そう、のろまな私が使ってみたかったこの言葉。それっ、もう一度!
あっけなく山頂に着きました。


金山は文字からすると、金が採れる山かと思いましたが、そうではないようです。残念
「脊振山系が花崗岩の地質から成り立っている中で、金山付近は結晶片岩の層が出ており、古生代(約3億年前)には海の底であったことを示している」と山頂の案内板に書いてありました。
海の底だったところに今立っている!!不思議な感じでした。

あっけなく(リフレイン)山頂に着いたので(*^^)v
どうしよう?
このまま帰っちゃう?
もお?
お天気が悪く展望もありません。

山頂のスイカズラ


「花乱の滝を見に行こうか?」
「うん、うん、見たい、見たい!」
あっけなく、そう決めてしまいました。コーヒー飲みながら。
ここから、もう笑うしかない、膝も笑うの始まりでした。ぐふふ~~(笑)

金山山頂から5分ばかり北側へ下りると花乱の滝と坊主ヶ滝の分岐があり、花乱の滝へは130分です。


おー、2時間ちょっとか、よしよし行っちゃえー!
一応九州百名山の地図も拡大コピーして持ってきています。
ところが、このコピーよく写ってなかったのと、頭悪く足し算を間違えたのとで、簡単に思えた花乱の滝まで行ってアゴ坂峠まで戻るのに思ったより時間がかかりました。
つまりは金山だけのつもりが、山二つ登った感じになりました。

登ってくる人に「早いですね、もう下山ですか。」と言われるので
「三瀬から金山に登って、花乱の滝を見に行くところです。」とのんきに答えると
「へえええ~、花乱の滝はここから、まだ相当ありますよ。林道まで出てそこからまた歩かないかんですよ。」
ですって! ドーン
それでもこの道は森がきれいだし、右に左に沢を何度も渡るので楽しいのです。


ヤマアジサイは微笑んで




楽しい! 楽しいけど、なかなかたどり着かない。
もう、百回くらい沢渡りをくり返したと思う。(-_-;)
気分を盛り上げようと、
「おっかしいね~。まだまだみたいね~。」
ぎゃはぎゃは笑う私と苦笑する夫殿。
「笑うよね~。花乱の滝、遠いね~。」
夫殿、さらに苦笑。



ずんずん下って行くので、帰りは登りだからきついだろうな~
まさか、タクシーないしな~
などと思いながら、林道に出合い、そこから舗装路を30分。

見えてきたーーっ!!12:08


花乱の滝です!


花が乱れるという字から色っぽい女性のような滝を想像していたのですが、勢いのある強い滝です。
高さは15m、幅は3.5メートルだそうです。
名前の由来は落下する滝のしぶきが乱舞する花びらのように美しいことにちなんだという説と、火乱という名の山伏がこの滝に打たれて修行したという二つの説があるそうです。
乱舞する花びらの方がいいなと思っていたら、滝のそばの建物から数人の方が出てこられました。
まさかこんなところに喫茶店でもないし、と思いながら
「あの建物は何ですか?」とおたずねしてみると、
「滝行をする人の道場です。」と教えてくださいました。


今でもこの花乱の滝で修行される方があるのですね。


ヒメヒオウギズイセンが鮮やかでした。


よかった!!来てよかった!
花乱の滝を見ることができてよかった!!美しかった!

今日は簡単にランチをすませ、さあ帰ります。
アゴ坂峠まで登り返し、さらに城ノ山までも登りですが、不思議と今日は登りの方が楽な気がしました。
滑る心配が下りの時よりも少ないので、歩きやすかったのかもしれません。
でも、夫殿の膝が笑いました。
数週間前からひざ痛があるそうで「来週はもう歩かんよ。」と笑います。
笑ってるけど痛そう。

三瀬峠の登山口に戻ったのは3時55分。
ほんの、4時間くらいの山行のつもりが、休憩も入れて倍の8時間30分です。
馬鹿よねえ、とまたまた大笑い!

今日のおまけ
さとちんが山のお花の写真を見て絵を描いて、 UT me!でTシャツを作ってくれました。
ヒゴタイやヤマオダマキ、英彦山の鹿もいます。(^^)




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古処山・屏山

2015-06-22 23:47:42 | 福岡県の山
2015年6月21日(日)古処山860m・屏山927m

今日は登山口駐車場まで1時間で行ける古処山・屏山へ!
古処山直下の磨崖仏を見るのが今日の目標です。
標識などはなさそうなので、ちゃんと見つかるかな?

本覚寺すぐ上の駐車場からスタートです。
7時半に着いたときはこの駐車場には一台の車もなく、すぐ上の駐車場には一台だけ止まっていました。

登山口手前にヒメヒオウギズイセン。鮮やかなオレンジ色です。


これはムラサキハナナ


歩き始めたところの斜面にわらが敷いてあります。
これは何か種まきの後の養生でしょうか。


名前を覚えたミズタビラコはピンボケで残念。


沢を渡ったところにはミゾホウズキ


今日は水が多く、足元の岩もつるりと滑ります。
素早いカニさん。


ひっそりとして


水舟に着きました。
古処山城があったころには、一昼夜に千人の兵を養うといわれた水場だそうです。
いつもは水はあまり無いようなのですが、梅雨時期だからか今日は水がありました。^_^;


特別天然記念物のツゲのトンネル。趣があります。


自決の木。嘘です。白い鉢巻の印象から勝手に命名しました。(^^)


まずは屏山に向かいます。
いい感じにガスっていて、幻想的な世界です。


美しい森をため息をつきながら歩きます。
ここはどこだろう?って思う。


苔岩が、もごもごと動いてこっちへやってきそう。


あの明るくなっている先が屏山の山頂です。


着きました。


苔と雫


休憩の後、古処山に向かいます。

大将隠まで来ましたが、なにしろ苔の付いた岩が濡れててつるつる滑ります。
何度もひやりとしたので、その先の奥ノ院には行きませんでした。安全第一ですよね。(^^)


もうすぐ古処山に着きます。


山頂です。


今日の大目標の「磨崖仏」はどこでしょう?
「磨崖仏がどこにあるかご存知ありませんか」
山頂にいらっしゃる方全員に聞いたのに、わかりません。
仕方ないので後でゆっくり探そうと思っていたら、
「磨崖仏の場所、わかりますよ!この方がご存知だそうです。」
と、先ほど尋ねた方がいかにも山の達人らしい方を連れてこられました。
ほっっ!よかった!
一緒に降り口まで行って確かめて、まずはお昼御飯です。

今日のランチは、目玉焼き


スパゲッティも作ってサラダやその他も~~
ちびのくせにいつもお昼ご飯は多めで食べきれません。
山にご飯を食べに来ているみたい(~_~;)
だからいつもお昼の休憩は長めです。ささっと済ませる方が「できる山人」って気がするなあ。

食べたらザックは置いたままにして「磨崖仏」を見に行きました。
細くて急な所を下りていくと、ありました!!迫力あります!
5,6メートルはあるかと思います。見ることができてよかった!今日の目標達成!


気を良くして山頂に戻り、岩の上に登ると見晴らしも良かったです。


この岩の上にはイネ科みたいな植物が。色はないけど、なんだか色っぽいよ。


オオカメノキ


しっかり遊んだので下山です。旧八丁越え~だんご庵のコースです。
この下山道がまた楽しく面白く、気持ちいいのです。(^^)(^^)(^^)
何と言っても驚いたのはこのアケボノソウの大群落!(写真よりもっとたくさんありました)
去年熱をあげて、くじゅう、難所が滝、井野山と探し歩いたアケボノソウがこんなにたくさん!
花が咲く頃は凄いのでしょうね。


古処山は信仰の山なのですね。至る所に石仏がありました。


杉の植樹林が面白い!光の加減で雪降る北国みたいに見えます。


とっとこ下っていると、谷から涼しい風が吹いてきてとても気持ちいい。
思わず座り込んでぼんやり休憩です。(へばっているのではありませんよ。)
風の流れに乗って音楽でも聞こえてきそうです。今日一番の幸せな時間かも。


コウゾリナ


縦並びのキノコちゃん


そしてびっくり、シロツユクサです。可愛いですね。


だんご庵を抜けて、本覚寺まで来ると、今日の山行は終わりです。


夏は渓流沿いが涼しいですね~
今日は古処山・屏山に来てよかったです。
霧の中の歩きも、磨崖仏も、そして風のそよぎも印象に残りました。

今日の軌跡(だんご庵でgpsを切ってしまいました。)










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「グレートトラバース2」始まってた!

2015-06-19 19:08:11 | 観光・他
「グレートトラバース2:プロローグ 田中陽希・二百名山へ!新たなる旅立ち」
もう始まってたなんて知らなかったよ~~。

日本百名山ひと筆書きを達成した田中陽希が次に選んだチャレンジは、日本最北端の宗谷岬をスタートし、九州最南端の佐多岬をゴールとする、日本2百名山の新たな100座をひと筆書きでの挑戦だ。北海道から九州へ南下するルートの総走破距離は8000kmを超え、またしても7か月間におよぶ壮大な旅になる。日本に山岳地帯に残る豊かな自然と文化、そして山と共に暮らす人々との交流を肌で感じながら、前人未到の挑戦はつづく。

陽希君の二度目の挑戦は5月25日、日本最北端・宗谷岬をスタートし最終到達地は12月、九州最南端・佐多岬。
また、6月27日からの番組が楽しめそうです。

二百名山だから、英彦山や由布岳、雲仙岳も登るんだ!
面白そうです。

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雷山・井原山 ぐるっと周回

2015-06-15 20:47:23 | 福岡県の山
2015年6月13日(土) 雷山955m・井原山982m

キトク橋駐車場→清賀の滝→雷神社上宮→雷山→944ピーク→井原山→アンノ滝→キトク橋駐車場

井原山と雷山をつなぐ縦走路を歩くのが好きで、これまで二回、井原山から雷山へと歩きました。
でも、その二回とも千如寺までで疲れてしまい、雷山観音を拝観した後、タクシーを呼んで登山口まで戻りました…ちょっと情けない…うん…

それで今回はこれまでとは反対のコースをとることにしました。
キトク橋から雷山に登り、井原山へ。
これだと途中でタクシーなんかには乗れません。
タクシーには乗れないけれど、井原山からは下るだけ。登り返しがないのできっと大丈夫です!!

キトク橋を7時30分に出発。

キツネノテブクロや


ムラサキツユクサも咲いていました


ユキノシタもたくさん


ヒメレンゲかしら?


実はキトク橋から「井原山・雷山中腹自然歩道」というのがとても楽しかったのです。
ほらね、これ!ハナイカダです。


もうすぐ花が咲きそう!


そしてね、これ!
ウリノキです。


ここで見つかるなんて思いもしませんでした。


ウドの花も面白く  (ウドですよね?)


嬉しく歩いていました。
ところが…
下の方から、バオン、バオバオーン、バリバリーというけたたましい音とともにきな臭さが鼻を突いてきます。
何と、一台のでっかいモトクロスバイクが駆け登ってきます。
人一人が歩ける細い山道です。びっくりです。
両手で木につかまって山側をバイクに譲りましたが、すぐそばをビュンとすれ違ったときは触れそうで怖かったです。
こんなところをバイクが走るなんて!
山の花たちもきっと騒音に驚いて、怖かったに違いありません。

奥に千如寺が見えてきました。
これからは雷山自然歩道で清賀の滝に向かいます。


清賀の滝


上宮までにもウリノキがありました。


一度目にすると、見えるようになるのですね。(^^)


スタートしてから1時間30分ちょっとで雷神社上宮に着きました。いい感じ(^^)
後から来られた方とおしゃべりなどして、ゆっくり30分位くらい休憩して出発です。


ここから雷山までは足が重くて、よいしょよいしょ~~。
あれえ~~こんなにきつかったかな~~。タツナミソウがずっと応援してくれていました。


やっと雷山に到着 10時40分です。疲れたーー。


いよいよ雷山と井原山をつなぐ縦走路を歩きます。なので一転、気分はルンルン。
ずっと、ずぅ~~っと「ごほうび歩き」です。
嬉しいな~、たのしいな~。
あの峰を越えたら944mピークです。


「いいね、いいね~。たのしいね~。うれしいね~。」
夫殿の背中に向かって呼びかけると、
夫殿、振り返って
「いっつも下りの時だけ、そう言うね。」って!^^;


ヤマボウシを見て


エゴノキの花絨毯は端っこを歩いて


ウツギにも挨拶をして


洗谷コースとの分岐を過ぎれば井原山山頂はもうすぐです。
私、頑張れ!


着きましたー!
井原山山頂標識の代わりにこれ!
オキナグサです。もちろんお花は終わっていますが、盗掘されることなくちゃんとそこにあったので感激!!(去年、山頂で誰彼となくオキナグサの咲いている場所を尋ねたのでした(^^))


さあ、楽しいランチタイム!
お腹もすきました。
今日のメインはソーメンです。生姜、ネギ、ミョウガも入れて、つゆも冷たくしてあります。


この素敵なランチテーブルはポンちゃんさんの手作りです。
コンパクトに折りたためて使いやすく、アーチの足もしっかりしています。すごいですね。
ありがとうございました!


そばにモミジイチゴ(キイチゴ?)




下りは井原山自然歩道です。
水無ルートを歩きたい気もしましたが、キトク橋から出発しているのでもう無理はしないことにしました。
どんどん下るだけ~~(^^)

ここを歩くのが好き(振り返ってパチリ)


帰り道では、こんなものが!!


帰って調べてみましたが、イヌセンボンタケかな? 1cmくらいの小さな傘です。


さらにはこれ!


ピンボケになってしまいましたが、ヒトツメカギバです。面白い!


森を抜けて


アンノ滝まで戻ってきました。駐車場はもうすぐです。


咲き始めたヤマアジサイは綺麗な紫色


この里山の風景にほっとしました。3時23分。


今日は16kmも歩いたんだ!もちろんタクシーには乗ってないよ。
楽しかったなぁ~~!!リベンジできました。(*^^)v
雷山上宮から頂上までがきつかったけど、元気に歩けたと思う。
珍しいお花にも会えたし、楽しかったぁ~~!
充足感を感じました。
今年はあれこれ挑戦したいなあ!

今日の軌跡





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青螺山・黒髪山

2015-06-02 20:53:31 | 佐賀県の山
2015年5月31日(日) 青螺山618m・黒髪山516m

竜門駐車場→青牧峠→青螺山へ→見返り峠→黒髪山
→見返り峠→かじか橋→竜門駐車場

土曜日は雨なので、山に登りたい気持ちを抑えて日曜日に山へ!!
黒髪山にしか咲かないというクロカミランを見ることができるかしら。
長いコースでもあり、急峻で鎖場もあるという青螺山・黒髪山にへっぴりの私が登れるのかしら。

雨上がりなので、滑らないように、転ばないように気をつけましょう。(^^)

竜門駐車場


早速スタートしたいところですが、かかってきた電話に応対したり、別の遊歩道入口を確かめに行ったりで30分のロス。でも、いいウォーミングアップになったということにして、いざ出発7時45分。

キャンプ場の横を通って、青螺山は左をとります。
あまり人気のないコースなのか、踏み跡ははっきりしませんが、要所要所にテープもあるので大丈夫!


霧の朝は幻想的


1時間ちょっとで青牧峠に着きました。8時53分。
青螺山へ向かいます。


青牧峠までは結構急な登りを頑張って、やっと10分くらい緩やかな「ご褒美歩き」をしたかと思ったら、いきなりのロープ場です。
でもここは難なく上がれました。ホッ!


この先、黒髪山まで上り下り含めて、いくつのロープ、鎖が出てきたことでしょう。
でも、今日は「ゆっくり、落ち着いて。」と自分に言い聞かせているので大丈夫!!
少しずつ慣れていきたいと思っているのです。(偉いでしょッ)


あら、明るくなったと思ったら右端は崖!
下を見ない、見ない。サッと登る!(って、写真撮ってるしー^_^;)


青螺山山頂手前で、やっとタツナミソウです。


ずっと花を見なかったので、ほっとしました。
コガクウツギの白さが嬉しくて


9時38分、やっと青螺山に到着!スタートから2時間弱でした。
おほ、いい感じ。ちゃんと歩けています。


ここでおやつ休憩。コーヒーがおいしい。
南に黒髪山が見えます。あれに登るんだね。


20分休憩して、黒髪山に向かいます。
暗い穴倉に向かうような急な下りが続きました。


ロープを伝って、木や根っこをつかんで、滑らないように気をつけて~~


ドウダンツツジかと思いましたが、アセビでしょうか。


ネジキかも(アドバイスをいただいて)


遠く三つ岩が見えます


下って、下って、明るく開けたところに出たと思ったら


すぐに見返り峠に着きました。11時25分。
ここは十字路になっているからか、たくさん標識がありますねー


クロカミランに会えるのでしょうか。


行ってみましょう。
ところが、濡れた黒土で足元が滑る、滑る~~
れれれれ~~、れれ~~。
じゅるるるる~~。
踏ん張ってるつもりなのに、じゅるりん。
とうとう足を滑らせてしまいました。
あるのかなぁ、クロカミラン。

見つかりました!
小さなお花です。実際にはもっとピンクの強い赤紫のような色です。






よかった!植栽とはいえ、見ることができました。
あれ?自生地はどこだっけ?
またも、見落としかな。
そばにいらした登山者の方に尋ねてみると、もう花は終わってるとのこと。

そんなぁ~~。

見返り峠から黒髪山までは、さほどきつくありませんでした。
雄岩、雌岩を見て、


シダの林を抜けて


そそり立つ天童岩


この最後の鎖場を登りきれば黒髪山です。頑張ってるよん!




目の前に現れたのはーー!


あ、わたしー、
ここで待ってる。
待ってるから、行ってきて。

何言ってるんよ。あの上が黒髪山の頂上だよ。
さあ、行くよ。

いやぁー、でもあのその、、

夫殿が行ってしまいます。
今日のランチは私のザックの中に二人分入っています。
後戻りしてどこか日陰を探して二人分食べちゃおうか。
だけどなー、私が行かなくちゃ、夫殿は山頂でお腹をすかしたままよねー。

早くおいで~~。全然たいしたことないよ~。

はいっ。

なるほど、スッと行けて山頂です。12時28分


絶景を楽しみながらお昼ご飯。


下りは蛇焼山、後ノ平のコースをとろうと思っていたのですが、登りの時に「雌岩から眺める雄岩」を見ていなかったので、見返り峠まで戻ることにしました。

ということは、、、、
さっきの鎖場を下りなくてはいけません。
なんだよ、なんだよぉー。
下りる時の方が気をつかうよぉー。(怖いという表現無し!私エライッ!)

見返り峠まで戻って、石仏のある雌岩から


眺める雄岩です。


下を覗き込むと


高度感があり、見晴らしよすぎです。
家に帰って写真をかなり拡大したら、クロカミランらしきピンクが見えたのですが、クロカミランかどうかは怪しいので、載せてません。(≧∇≦)

雌岩を過ぎれば、もうずっと楽なご褒美歩きでした。
かじか橋を渡れば


竜門洞窟


新緑とマイナスイオンでとても気持ちいい。




もう帰るだけだからたっぷり休憩して、いっぱい遊ぶ。


本当にカジカの鳴く声が聞こえてきました。大岩を巡ってきたのが嘘みたい。


花ミョウガも咲いて


気の早いマムシグサは実をつけ始め


歌っているようなニワゼキショウ


駐車場に戻ってきました。
面白い標識ですね。ここまでが国有林(山)で、ここから先は民地なのですね。


自生のクロカミランはやはりもう終わっていたのでしょうか。
それらしいところをじっくり眺めてみたのですが、見つかりませんでした。

今日は疲れた~~
急な上り下りを頑張ったぁ~~
鎖やロープにも泣かなかったぁ~~(翌日は腕と腕の付け根が痛かったよ)
見返り峠で出会った方が、久住なんかに負けん高度感と険しさがあるばってんと、おっしゃったことがよくわかりました。

頑張れたことが嬉しい!!
いい山登りができました。(*^^)v

今日の軌跡







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