山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

草刈り

2018-04-24 20:45:25 | 往還の会
2018年4月22日(日)晴れ

午前中だけ作業です。
雑草の中からアジサイを助け出しましょう!


二刀流、正義の味方登場です!!


お日様が当たるように草を刈るからね。


オドリコソウや


コンロンソウは優しい


体勢が悪いと、アザミちゃんにチクチクやられるよ。


スッキリ!きれいになりました。


暑いけど、作業もまた楽しい!
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福智山・七重の滝コース

2018-04-23 20:52:34 | 福岡県の山
2018年4月21日(土)晴れ

もう咲いているかな?まだ早いかもね~と言いながら福智山へ。
鱒淵ダムから8:03スタート。


早速の新緑に「いいねー!」と何度も深呼吸する。
あー、来てよかった。


夫殿は二年ぶり、私は三年ぶりの七重の滝コースで福智山です。


シャガの花がたくさん!


最初の渡渉はロープあり。


この古い赤い橋を渡ると、浦島太郎の逆現象が起こるらしい。
つまりは若返りね。ニヤリ どこで聞いたんだっけ?


ホウチャクソウを見つけて嬉しくて~~。


一の滝


「体を離して!」が出来てないね。


二の滝


「ちょっと探してくる」と夫殿。


夫殿が探していたのは、二年前に風来菩薩様が拝んでいらした、花観音のヒメレンゲ。
まだ、蕾だった。


三の滝、四の滝


五の滝、六の滝


七の滝


滝巡りが終わると、沢沿い歩きが気持ちいい。


でもこの辺り、古い橋は流されて、道が荒れたところもあり、2,3分くらい道迷い気分でした。


フデリンドウがずっとずーーーっと。


新緑の中をルンルンに歩くーーー……つもりでしたが……


分岐を越えて、豊前坊に向かうころから~ちょいとキツイ。


何やらおかしい。
ちょいとではなく、ふらふら~
首の後ろが痛く、足が重くて前に出ない。
たぬき水では、コップに上手く水を受けられない。

オダマキさん、笑わないで


「今日は山頂には行かれんよ、お昼を食べたら下りよう。家に帰れなくなるよ。」
「はぁあ?」
なんで?どうして?
山頂はすぐそこなのに!!


ガレ場の登りからぐんと遅れ、ちっとも前に足が出ていないくせに、妙にヘラヘラしている。
そして、しゃがみ込む。~~だったらしい。
そうかいな?

軽い熱中症かな?
荒宿荘横の日陰で、ゆっくり休憩して、食事も水分もたっぷり取ったら元気回復!!

山頂までぐいぐい登れて


景色に声を上げ、


ああ、やっぱり来てよかった!!


七重のコースでは一組しか人に会わなかったのに、山頂は賑わっていました。


いいですね!福智山!!


下山は九州自然歩道コースでさっさと下りましょう。
帰り道は辛くもなく、きつくもなく、ちょっと単調でしたが、無事下山!!


林道の新緑にまた癒されて、


大きな赤い橋まで戻ってきました。15:40


これからの季節はしっかり水分補給して、暑さ対策をしなくちゃと反省でした。
見たかったお花は時期尚早か、節穴目か、見つかりませんでしたが、一日のんびりと楽しく歩けて幸せでした。


福智山はお花が多いですね、
たった一本のオダマキ
きれいでした。


ヒトリシズカは夫殿が見つけて喜びました。


シキミ


夫殿が一人でお花探しの寄り道している間に、私はてくてく下ってミツバツツジとお話しよう。


サツマイナモリはもう終わりそう


カキドオシ・セントウソウ


あー、楽しかった!
幸せな一日でした。









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総会・作業・水無の花

2018-04-10 20:45:10 | 往還の会
2018年4月7日(土)霙雨 ・ 8日(日)晴れ

7日土曜日は午後から、野河内でミツバツツジ等植樹作業の予定。
風も強いし、霙も降ってきた。
中止かな~誰もいないだろうな~と思えば・・・
Yさんが一人で頑張っていました。


よし!一緒に頑張ろう!
直ぐにTさん、YSさんもやってきて、一緒に作業開始です。
ミツバツツジ、キリシマツツジの苗を尾根に運び上げ、植えこみました。
何しろ、寒かった―――。ぶるる~~。この日は冷えましたね。
短い時間で終わってよかった。

夕方6時から、曲渕山荘(無料民泊)で総会。そのまま7時からは打ち上げ。
食べて、飲んで、酔っぱらいあり、ギター伴奏で歌ったり、楽しいひと時でした。


初めて総会に出席して、往還の会が福岡市水道局の許可を得て整備活動をしていること、緑の募金助成事業であること、早良区役所と協定を結んでいることを知りました。
ただ単に楽しくて、植樹、登山道整備のお手伝いをしてきましたが、価値ある活動であることを知り、会の一員であることを誇らしく思います。

翌日曜日(8日)も作業です。
想山会から3名、風はるかの会からも1名の参加をいただき、総勢12名で作業しました。
いつもどおり、鉢運びをして、朽木、倒木の撤去や藪払いを黙々と頑張りました。




この地にもニリンソウが咲いています。




ムラサキケマンは元気印。


キケマン(フウロケマン?)


最後はやっぱり笑顔です!!
(島田さぁーん、遠いよー、早くいらっしゃーい!)


皆さま、お疲れ様でした。

午後からは水無でお花散策です。
可愛い花達をたくさん見れてよかった。
ひーちゃん、へこさんにも会えて、さらによかったわ。

トウゴクサバノオは小さい、小さい。


見たかったよ、ニリンソウ。



こちらはイチリンソウ


ヤマエンゴサク


こちらはジロボウエンゴサクでいいのかな。


ハコベ


隊長が一番好きだという、シロバナネコノメソウ




コガネネコノメソウ




もう見られないと思っていたら~~まだ咲いていたね!
ホソバナコバイモ、嬉しかった!


黄色ちゃんは終わっていて、お花を見ることができませんでした。
残念ですが、また来年。


エイザンスミレ


スミレたくさん


ヤマルリソウ


ヒトリシズカの葉の輝きは格別


行きと帰りでは光の加減が違っていてまた面白く、帰りたくなく、でもお昼ご飯がまだだったし、疲れてきたので~~、トウゴクサバノオをもう一度眺めて、帰りました。
(へこさん達と一緒ですね)




あー、楽しかった。
よかった。
これからは気温が上がるごとに、作業は汗みどろ~~。
でも、お花もどんどん咲くので、楽しく頑張りまっしょっ!!
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大瀬崎灯台(五島)

2018-04-09 20:22:53 | 観光・他
2018年4月1日(日)快晴

すっかり遅くなりましたが、七ツ岳の翌日は大瀬崎灯台と、いくつか教会を見て回りました。

嬉しかったのは、バイカイカリソウ


小さな島なので、どこへでもすぐに行けて、信号は殆ど無いので、ドライブは快適!

高浜ビーチ。
車を降りた途端に、ここはどこ?海外?


ずーーーっと続く遠浅が、海と空の境をグラデーションでつないでいます。


静かでした。
うっとりロマンティックでいたら、男性軍は岩に取り付き始めました。
一番上までは登れ無かったようですが。


初めて見る「イワタイゲキ」
茎の先端の苞葉は鮮やかな黄緑色をしていて、花が咲いているかのようです。。
本当の花は花びらが無いそうで、画像中央の花びらのように見える部分は、腺体でここから蜜を分泌するそうです。




大瀬崎灯台に行くまでに、教会に立ち寄りました。

木造建築の水ノ浦教会
日曜礼拝が行われていて、中には入れません。


楠原教会
煉瓦作りの教会では、その煉瓦の一つ一つを、船から信者さんたちが背負って、運んだそうです。


井持浦教会
フランスのルルドを模して作られた、日本最初の霊泉地で、訪れる人も多いようです。


ルルド


牢屋跡
悲しい歴史に触れました。


貝津教会


ミサの行われていない教会では中を見学させていただきました。
どこもステンドグラスが美しく、静寂で、敬虔な気持ちになりました。

さて、気分を変えて大瀬崎灯台に向かいます。
五島出身のお隣さんから、灯台は展望台から見るだけでなく、是非、突端まで行っておいで、と言われていました。

行かなくちゃ。あの先まで。


行きは20分、帰りは30分かかるらしい。


切り通した崖の上を歩くのかと思っていたら、
(夫殿がそんなはずないじゃん!)
木々の中を歩きます。


見えてきました。あれです!!
灯台は映画「悪人」のロケ地にもなったところです。
余談ですが、この「悪人」という映画、テレビで見ましたが、暗くて好きではありませんでした。




それにしても、この絶景!凄いです!!
ひょー!


あいやっ!
隊長が夫殿を突き落とそうとしてる。


ほら。

違うか~~、危ないよって、引っ張ってるのか。

おー、コワッ、私は近寄らないよ。


絶景を堪能しました。


山ではなく、海なのに、思いがけずにお花も見れてよかったです。
ヒメハギ


バイカイカリソウ


たくさん咲いていました。


日常からポンと外へ飛び出して、楽しい二日間でした。
たっぷり癒されて、エネルギーをチャージ!!
明日からの毎日をまた頑張ります!
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七ツ岳・鬼岳(五島)

2018-04-04 21:05:11 | 長崎県の山
2018年3月31日(土)晴れ

気ぜわしかった3月も今日で終わり。
あれこれ気になるけれど、すっきり気分を変えたいね、思いっきり遊ぼう!!

どこへ行く??

海の向こうまで行っちゃうよーー!!
五島の七ツ岳に登りたい!

長崎港7:40発・福江港9:05着のジェットフォイルに乗りました。
もう、観光気分。


福江港からはレンタカーです。
今日の七ツ岳登山は、縦走なので登山口(荒川)と下山口(草づみ地蔵堂)が違います。
そこで、まず下山口まで行って、駐車場に車をデポ。
駐車場から登山口への移動はタクシーなので、10時に来てくれるよう、前もって予約していました。

あれ?
私達の前を走っているこのタクシーは、もしかして~~予約したタクシーかな。
先を越されちゃってるねー。

老人ホーム手前で、タクシーを降り、歩き始めます。(10:15)
桜並木を歩いていると~、七ツ岳が見えてきました。


一、二、三~、なるほど、七ツのとんがり。


何のための石垣かなあ、畑でもあったのかな、椿林かなあ。
二段、三段構えで、ずっと続いていました。


わっ!可愛い! ルリハコベ。


七嶽神社
今日の安全な登山をお祈りしました。(左奥から登山道に続きます)


ワシャワシャと迫ってくるようなシダを見上げたり、


フデリンドウは足元に。
春ですね~。


七嶽神社奥殿へ向かう道が、登山道につながっています。


落とし物ですよ~、鳥居の一部分ですよね。


しばらく石段が続きます。
先週、歩いていないので、歩き始めがキツイと思ってしまう。


直径1メートル以上はあろうかと思える桜の木。
空に近いところで花をつけていました。


バクチの木。
「成長すると、次々と樹皮がはがれ、博打(バクチ)に負けて、着ているものをはがされる人に似ているから~」だそうです。
なるほど、お酒を飲んだ後のように、肌の色も赤いです。


奥殿から「健脚コース」と「巨木コース」に分かれます。(11:40)
もちろん、巨木コースに進みます。


木のうろがムンクの叫びにも似て。


楽しみながら父ケ岳との分岐に来ました。


これは~~
「ケサランパサラン」


昔、昔~、母がまだ若いころ、鏡台の一番下の引き出しにこれを入れていました。
黒塗りの引き出しの底には、おしろいの粉がまき散らされ、他には何もなく、たった一つこの綿毛のようなものが入っているだけ。
子どもの私にとっては摩訶不思議。
母に尋ねてみると、~これは名前をケサランパサランと言って、おしろいの粉を食べて生きている。このケサランパサランにおしろいを食べさせて、願いをかけると、引き出しの中で少しずつ大きくなる。そして、いつかこの引き出しの中からケサランパサランがいなくなった時に、願いが叶う~。
…不思議で仕方なかった…
気になって、時々そっと引き出しを開けて見ていたのですが…
いつのまにか、ケサランパサランはいなくなっていた。
どこへ行ったのだろう?
母の願いはかなったのだろうか。母は何を願ったのだろう。
…聞いておけばよかった…
(これ、本当は何かの種子ですよね)

ここからアップダウンの繰り返し。
歩き始めに見た七ツ岳の形を思い起こしながら、体も慣れてきて、楽しい、楽しい。


切り立ったところもあり。


っと、ととっ、ここを登れば~~。


見晴らしの良いピークに上がりました。
ヤッホーッ!!


ヤッホーっ!


歩いてきた稜線と、奥に父ケ岳が見えます。絶景ですね。


ここが山頂ではなく、あと二つ登らなくちゃ。


そして目の前に現れた、垂直の岩の壁!
これをよじ登るのかと覚悟しましたが、隊長が巻き道を見つけてくれました。


エンヤラショッ!


スリルもあって、楽しい!


七ツ岳山頂です!!432mとはいえ、高度感がありました。(13:25)


そして、ここにショートカットの天使がいました!!
「爽やか」という言葉はこのお嬢さんのためにあるのではないかしら。
男性軍はメロメロ、メロンチョ。 

(お顔は出しませんからと、写真を撮らせていただきました)

翌日のトレラン大会の訓練のために、長崎からやって来たそうです。
嫌な顔一つせず、ニコニコとおじさんおばさんのおしゃべりの相手をしてくれて、楽しい昼食タイムになりました。
隊長にとっては、本日一番のメインイベントとなったみたいです。

さて、下らなくちゃです。


下りの途中で、ミツバツツジの写真を撮ろうとした夫殿が「カメラを忘れた!」と叫ぶ。
慌てて山頂に戻ると、ショートカットの天使が「追いつけると思って~」と渡してくれたそうです。
カメラを忘れたおかげで、また天使に会えたと、大喜び。
わざと忘れたんじゃないの?と、隊長がひがみました。


下りが緩やかになってくると、


あっという間に草づみ地蔵堂の門に出てきました。下山終了。(14:36)


アップダウンも、眺望も楽しく、天使にも会えた楽しい七ツ岳でした。

さらにこの後、鬼岳でまた天使に会えたのです!!
爽やかに手を振ってくれた~~。


鬼岳は地元の小中学生が遠足に登る山だそうです。
高校生になると、デートで登ったんだそうです。(五島出身のお隣さんの話)
何を思ってかこの二人、いきなり競うように走り出しました。
もちろん、山頂でヒーヒーきついと言っていましたよ。


山頂からパッチワークのような眺め。


のんびり、ゆったり、気持ちのいい一日でした。
身も心もリフレッシュできました。
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