山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

ちょこっと牛頸山

2018-07-23 21:31:41 | 福岡県の山
2018年7月22日(土)晴れ

一年の中で夏休みが一番仕事が忙しい。
それなのに、8月に遠征(白馬岳)で休みを取るので、その前後はメッタメタ忙しい!
土曜日も朝からみっちり仕事。日曜日も午後遅くから仕事。
往還の会の挿し木のお手伝いにもいかなくちゃですが、パスさせて頂きました。

でも、歩いておかなくちゃなので、近くの牛頸山へ。
家から近いということで、丸ごと愛してしまった牛頸山です。

ヒオウギ


牛頸山では初めて見る、キツネノカミソリ


水辺公園を7時にスタートして、1時間で山頂!!
木を伐採されたのか、以前より遠くまで見渡せる!!


ハンモックは3つになっていたよ。


ホーホ、いい気持ちだね。


アイスを食べて、黒岩山へは尾根コースで向かう。


おや、これは??
あちこちに小石が持ち上げられたようになっている。高さは2センチくらい。

雨で周りの土だけが流されて、こうなった?中に何かいる?
自分の目が踊っているのかと思った。

可愛いから、見つけるといつも「あーっ!」って言うネジバナ。


尾根コースでは、九千部山が見えます!!


標識だけの三市町境界山と黒金山をぶっ飛ばす!(嘘、休憩しました)


さすが、夏休み。
草スキー場では、子ども達の元気な声。

展望台でもう一度アイスを食べて、また休憩。


波切不動岩屋
実はこの存在を知ったのはhigeさんのブログです。これまでは気付かずに通り過ぎていました。(彼はどうしてこんなに物知り博士なのでしょう?)

ヤブミョウガ・オカトラノオ
ママコナ・ウバユリ


???




11時前に駐車場に到着。
暑かったーー!
家に帰ってシャワーを浴びましょう。

そういえば~~。
二年前の「馬見山」に峰入りの予習登山した時のこと。
ブログには載せなかったけど、ヤマケイオンライン「山の怪談・不思議現象」に投稿したら、私の記事が載っていた!
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黒岩山~泉水山周回

2018-07-16 22:22:15 | 大分県の山
2018年7月14日(土)晴れ

三連休あっても、今日しか休めない。
何をどうしたって、暑い!!

木陰があって、涼しくて、へばらずに歩けるところはないかしら?
長者原から自然歩道を歩いて牧ノ戸~黒岩山~泉水山~長者原へと戻ってきます。
隊長は初めてのコースだそうです。楽しみですね。

何しろ蒸し暑い。
いつもはお気に入りの、この自然歩道が、だらだら長く感じられる。


クワガタが飛んできた!
ひょいと夫殿のストックの先に。
昆虫は苦手ですが、ちょと気分転換になりました。


今日はこの牧ノ戸までが一番きつかったよ。

夫殿が売店まで行って、冷たいジュースを買ってきてくれた。
ありがとう!!
ヒューっと、のどが冷えました。

黒岩山へ向けてGO!GO!


黒岩山山頂 1503m


涌蓋山……(カメラのレンズにゴミがついてしまってるよ)


どっかり三俣山も暑そうね。


泉水山に向かう稜線歩きは、笹藪ぼうぼう~~!

「イエーイ!」大岩に登る隊長


何度も立ち止まり休憩と水分補給をしながら、お腹がすいたので、風通しの良い岩の上で昼食を取りました。
   

アセビのトンネルは不思議の森
ちょっと気味悪く、ちょっと面白い。


下泉水山の山頂は岩のてっぺんかな。


写真撮るよー!


ほいさ、写真撮るよー!


長者原に続く道へ行く前に、涌蓋山を望む原っぱへ。
今日はただ暑く、草だらけですが、春にはショウジョウバカマが咲き乱れる大好きな場所です。


涌蓋山が近くなってきた。


後は長者原までせっせと下るだけ。


やっぱり歩くのは楽しい!!


奥郷川にかかる橋を渡ると、長者原はもうすぐでした。


初めて見るカキラン


シライトソウ


オカトラノオ


こんな所に、ノハナショウブでしょうか?


汗びっしょりの時に、ほんの少しでも風が吹くと爽快な気分になる。
家でじっとしていなくてよかった。
外へ出て、山を見て、お花も見て、楽しい一日でした。

長者原(7:40)~牧ノ戸(9:00ー9:23)~黒岩山(10;15-10:35)~昼食休憩~上泉水山(12:10)~下泉水山(12:50)~長者原駐車場(14:10)



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宝満山・三郡山

2018-07-10 20:13:39 | 福岡県の山
2018年7月8日(日)曇り雨

この度の豪雨による災害により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
あまりの惨状に胸が塞がる思いです。

こんな日でも、くじゅうの万年山ならコンクリート道なので、歩けるかと思いましたが、大分方面は雨が多そうです。
車をスタートさせ、目の前の宝満山も見えないね、と話していたら、、、じゃ宝満に行こうかと決まりました。

7時前に竈門神社からスタート。


登山道に亀裂があり、驚きました。


雨は降ってはいないものの、ひどい湿気で気分が重い。


百段ガンギにも土砂が流れ落ちて、こんな様子です。
気をつけて歩きましょう。


風もなく、湿度が高いので、ひどく疲れる。
お花も目につかないので、気が晴れず、ますます足が重い。
宝満ってこんなにきつかったかな。

何度も立ち止まり休憩して、水分、塩分を補給します。
いつもは気にも留めなかった芭蕉の句をゆっくり読んで、気分転換。
「世の人の 見付けぬ花や 軒の栗」


中宮まで来ると、風が少し吹いてきた。
やっとお花を見て、嬉しい。

アジサイ


ヤブカンゾウ


山頂に上がるよ。きつかったなあ。


何も見えないね。


あ、蝶々が!
夫殿の胸に。


今度は隊長の手から離れません。


気持ちが和やかになりました。

隊長が持ってきてくれたノンアルで喉を潤して、娘が作ったおやつで大休憩。


元気が出ました。
三郡まで行けるかな。

仏頂山


縦走路のその先に……。

大好きな木が倒れていました。「怖い顔したコブ」を持った木です。
とても残念でした。


これが生前の「怖い顔のコブ」です。(2014・9月)
倒れたこの木は、いつか片づけられてしまうかな。


このコブを、いつも私の守り神みたいに思っていたのです。


ウツボグサに慰められ、




やっとやっとの三郡山山頂で昼食をとりました。
お腹がすいたねー。


さあ、もう帰るだけ。トットコ、トボトボ。

キャンプ場にくると、やはり土砂が崩れ落ちた跡があり、そこに土嚢が積まれていました。
小屋には作業をされた二人の方がいらして、お話を伺いました。
帰りの百段ガンギでは、大きな石が取り除かれ、歩きやすいように整備されていました。
ありがとうございます。感謝申し上げます。

オオバギボウシさんも雨にぐったり。


可愛いキノコちゃん。

あれ?ZAQみたい?


こっちも可愛いキノコちゃんだった。


登山口に戻ってくるのに9時間近くかかっていました。


こんな日は誰にも会わないかと思っていましたが、10数人に会いました。

ツカレターー。
久しぶりのヘロロロ、ヘロヘローーー。












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2018 アジサイ挿し木ワークショップ

2018-07-03 19:02:02 | 往還の会
2018年7月1日(日)晴れ

一点の曇りもない青空のもと、挿し木ワークショップを行いました。
2018年7月1日(日)曲渕小学校運動場(10:00~15:00)
主催  野河内往還の会
講師  緑のコーディネーター荒岡氏
参加者 9名
今回は緑のコーディネーターさんをお招きして、挿し木の仕方や、その後の管理法などをレクチャーしていただきました。

会のメンバーも初心に立ち返り、心を込めて一つ一つの作業をていねいに行いました。




約300本の挿し木を終えた後、往還の会の保管地に運びます。


以降はY事務局長が大切に管理し、毎日の水やり等をされます。ご苦労様です。

カレーライスの昼食の後、午後からは、アジサイ植栽地に行ってみました。
咲いてる、咲いてるーー!!

たくさん咲いています。綺麗です。
嬉しい!!
















ガクアジサイも色違いで。








ゆっくりアジサイのお花見をしたら、新しい植栽地に移動し、昨年鉢上げしたものを植えました。
福岡市に植栽の許可をいただいたこの土地は、草刈り済みです(島田さん)


道路掃除も忘れません。15時終了です。


夏の日差しの厳しい中、緑のコーディネーターさんには最後までお手伝いしていただき、感謝申し上げます。
この地にも、数年後にはアジサイが美しく咲くと思うと、さらに楽しみが広がります。
さらに手入れが必要になりますが…。

……、しかし、しかし……
今日(7/3)台風の影響で保管地のアジサイ挿し木苗が少し傷んだようです。
がんばれアジサイ!
がんばれ往還の会!
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清水山(みやま市・瀬高町)

2018-07-02 20:39:38 | 福岡県の山
2018年6月30日(土)雨


この日、土曜日はどうしたって、雨、雨、雨
何度天気予報を見ても、雨雲レーダーを追っかけてみても、雨、雨、雨。
日曜日は往還の会で挿し木ワークショップがあるし、どうしましょ。
何とか歩きたいのよね。

早朝から行く気満々なれども、雨。
いくら待っても、止まない雨。  
どこへ行こう?

前日までは隊長発案の「八方ヶ岳・八谷コース」を歩く予定でしたが、この雨ではどうにもならない。
でも、とにかくどこか歩きたい。山が無理なら、困った時のオルレ頼みにすれば、何とかなる。先週も八女コースを歩いたばかりですが。

遠くないところで、久留米・高良山コースか、みやま・清水山コースか迷った末に、みやま・清水山コースに決定!
いざ、行けっ!っと隊長の車でスタートしたものの、ひどい雨です。
フロントガラスは、叩きつける雨で曇りガラスのよう。ワイパーを最強にしても、前が見えないほどです。

スタート地点の「八楽会教団」の駐車場に着いたのが、8時半過ぎ。
土砂降りなので、車の中で作戦会議です。
粘ること、20分。雷も鳴ってきた。
このスタート地点から歩いてオルレコースを半分往復しようかとも思いましたが、傘を差したところで、この雨では濡れまくりに違いありません。

今度はゴール地点の道の駅「みやま」まで行ってみる。
三人頭をくっつけあわせて、何回も雨雲レーダーを見て、レーダーでは降ってないはずなのに、相変わらずの強い雨。9時半になったので、もう福岡に帰ろうか、隊長が卵焼きを買おうとして、私が映画を見に行こうかな、と言い出した時、空が明るくなった!!

雨が止み始めた!!

行けるよ!!

と、言うことで、今日は清水山・丸山を歩くことにしました。去年の12月に歩いたところです。

清水寺旧参道入り口の駐車場から歩きます。
オルレのカンセもありました。


側溝も水が多い。


眼鏡橋(お目目が一つしかないのかしらね)


「大師堂」の橋の欄干に「ごくらく橋」と書いてあったので、「渡ったらダメよー!帰ってこれなくなるよーー」と叫んでしまいました。


もちろんこんな日は誰も会いません。
そう思ったら、足元が白く光ります。


何だ、何だ!これは?
と、初めて見るトリオは喜びましたが、これはシャクジョウソウでしょうか。
~ タシロランのようです。山友さんに教えていただきました ~


細くて立ち姿が儚げでした。


儚げと思ったのはこの時だけで、その後、群生しているのをあちこちで見ると、力強く見えてきました。


五百羅漢
廃仏毀釈で首を落とされたのですが、後年地元の人たちの力により、首がつけられました。


鋭い顔つきの金剛力士像が鎮座まします仁王門


「金五仟円也立花家伯爵」はさすがに立派です。


山門を見上げて


濡れた石段を沢蟹が横断するたびに、隊長が持ち帰ってビールのつまみにしよう、と言います。


楼門をくぐると


清水寺本殿です。


奥に「なで仏」がありました。
痛いところ、弱いところをなでた手で、自分の悪いところをなでると治るそうです。
夫殿は腰を、
隊長は根性を、
私は左腕と、欲を出してお顔を撫でたら、二人から大笑いの顰蹙を買いました。


三重塔


秩父観音ではいっぱいのおっぱいに隊長が照れて困っていました~。

展望所へ行く途中、藤棚からはインゲン豆のようなものがぶら下がっていました。
これは花が終わった後の実ですが、あの美しい藤の花とは似つかず、ちょっとびっくりでした。


展望所からの眺め。
水を張った田園風景が美しい!

あの土砂降りが上がった後、こんな美しい風景が見られようとは思ってもいませんでした。

第三展望台への分岐まで後戻りして、展望所へ上がると、そこから清水山への登山道となります。
ねんねん、ねむの木


30分歩いて、清水山山頂です。(大観峠)今日は霞んで雲仙岳は見えませんでした。


コーヒー休憩して丸山に向かいますが、やはり霞んで、阿蘇が見えるところまで来ても、見えませんでした。

帰りは舗装路を歩きます。
何とか雨にあわず、眼鏡橋側の日蓮上人のところまで戻ってきました。


すると……。

ぽつり
ぽつりぽつりと雨が降り始めました。 
そして駐車場に着くと、雨は次第にひどくなりました。13時50分。

今日は雨で山どころか、オルレも歩けないかと思っていましたが、何とか行動中は雨は降ることなく、これもトリオの運の強さかと、三人で喜びました。

そして、これ!!
やっぱり隊長が見つけました。
コクランです。


今日見つかるなんて思っていなかったので嬉しかった!!

よかったなあ。

そして、小さなこの花は何でしょう?
マンリョウの花かな。葉っぱがそのようでしたが、写真に映っていません。
~ 十両(ヤブコウジ)のお花のようです。山友さんに教えていただきました ~



こぼれ種から芽を出したような小さな木に花をつけていました。




ジャノヒゲ


ネジバナはいつも可愛い

オカトラノオ


短い時間で、低い山でしたが、歩けて良かったです。
雨上がり、楽しい一日となりました。




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