山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

天山

2019-06-03 22:39:07 | 佐賀県の山

2019年6月1日(土)曇りのち晴れ

ミヤマキリシマを見に行きたい。
くじゅうに行きたいところですが、午後早く家に帰りたいので、久しぶりの天山に行ってきました。
広――い山頂で天山の風に吹かれて気持ちよかった。

鳥の声が賑やかな七曲峠から。7:07

木が伐採されて、明るいです。3年前とは雰囲気が違っていました。

ナルコユリ?茎を触ればよかったなあ。アマドコロとの区別をネットで読んでも、写真では分からない。

このところ山歩きらしい歩きをしていないので、フーフー言いながら歩きました。
きついと思ってしまう。ヘタレる。

ほーー!天山のミヤマキリシマ!

これも?

この景色を見れたのだから、来てよかったわ。

久住のような豪華版でなくても、点在するミヤマキリシマもいけてる。

絶品!天山山頂の風。9:04

休憩したら、雨山まで行ってみましょう。


来たよ、雨山。9:44

こっちから天山は霧に隠れて見えず、残念。

色の濃いタツナミソウがたくさん咲いていた。

天山に戻ってモウセンゴケを探すも…?あれ?見つからない。
ここだと思ったのになあ~。うろうろ~~。
残念。またの機会に探しましょう。

バイカイカリソウはあちこちで見つかり、大喜び!!


可愛いソクシンラン

小さな小さなキヌタソウでしょうか。

こちらは「一日の王」さんが大切に囲ってくださったホソバノヤマハハコ。
山と花への愛を感じました。

天山、気持ちよかったなあ。行ってよかった!12:00下山。

帰りに樫原湿原に寄りました。

トキソウが咲いていて、またまた大喜び。

可愛いねえーー!

ひーちゃんから6月10日朱鷺の記念日には、辺り一面がトキソウだらけになって、凄いと教えて貰いました。
それはいいなあ。可愛いがいっぱいになるのね。

天山、ミヤマキリシマ、良かったです。
トキソウ、可愛かったです。

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男旅 vs 乙女旅 vol.1(天山・作礼山)

2017-11-13 21:12:28 | 佐賀県の山
2017年11月11日(土)晴れ

夫殿とKさんは、若く美しい佐用姫を求めて旅に出ました。

佐用姫伝説
537年、新羅に出征するためこの地を訪れていた大伴狭手彦(おおとものさてひこ)と、美しい豪族の娘佐用姫は恋に落ちました。
しかし楽しい日々は続かず、出兵の日が来ました。
別れがつらい佐用姫は、狭手彦が乗った船を見送るため、鏡山に登ります。
そして、その頂上から遠ざかる船を見つめながら、領巾(ひれ)をつかんで振り続けます。
領巾を降り続ければ、別れ行く相手と再び会える、と言い伝えられていたからです。
しかし、とうとう船は水平線のかなたに消え去ってしまいました。
佐用姫はせめてもう一度船を見たいと思い、呼子まで行き、さらに加部島の天童岳に登って船を追い求めました。
けれど、さすがに見えるはずもありません。
姫は悲しみのあまり、うずくまったまま七日七晩泣きはらして石になってしまいました。

このロマンを男二人に伝えると、二人は居てもたってもおられず旅に出ました。

まず一日目は姫伝説には関係なく、天山と作礼山に登り、呼子でイカ、イカ、イカ、イカ~。
二日目に佐用姫の足取りを逆にたどって、可部島~鏡山~福岡へと帰ります。
(プロデュース・ブログアップbyけいこたん)

11月11日
天山は天川駐車場から。9時30分。
(天川駐車場を見つけるのに、あっち行きこっち行き~苦労したそうです)


歩きやすい道をスタスタと。




もうすぐ山頂ですね。


天山山頂は風が強~~い。
もうじっとしていられないほどの寒さで、ブルブルーーぅぅぅ。


お花も終わりですね。


雨山にも登ったそうです。




駐車場に下りてきて、紅葉をパチリ!


寒かったので、温かいうどんでも食べようとやって来たのが、「道の駅・厳木」
あ、あれは~ ~
佐用姫様、いました!!

Kさん、駆け寄って抱きしめようと、腕を伸ばしたのですが~~。
何故か、姫はぐるりぐるり回っている。
うむ。
「姫よ、回り給うな、狭手彦さまの方向だけを見ておればよいものを」

キッと口を結んで、意志の強い表情をしていますね。
領巾を振るのではなく、船にめがけて投げつけそうな勢いです。


道の駅でお昼を食べたら、次は作礼山に向かいます。
しかしこの作礼山も、登山口を見つけるのに苦労したそうです。
やっぱりテキトーな二人だね、と言いながら~~。

9合目駐車場は広くて気持ちが良く、人も車も結構多かったようです。午後1時30分。
ここで下山してきた人から、東峰に行くと眺めがいいですよ、と勧められました。

わかりやすくて可愛い看板ですね。

紅葉スポットライト。


15分も歩けば、東展望岩。
景色のすばらしさに大喜びして、各自カッコつけのポーズ!




天山もよく見えています。


東峰・権現神社


狛犬のおとぼけ顔が素朴で可愛いね~。
肥前狛犬だそうで、珍しいです。


西峰へはこんなに幅の狭い階段を歩くんだそうです。段差もわずかしかない。
(こりゃ、歩きにくいな~~)


低い鳥居をくぐって~


作礼山山頂(西峰)です。午後2時20分。


ここはポーズ無しで下山します。

みどり池


綺麗ですね。


道を間違えたので後戻りして、中の池、奥がジュンサイ池です。


落ち葉の道が歩きやすくて、けいこたんにぴったりだとさ。


これで本日の山歩きはおしまい。
呼子の民宿「大慶」でイカ、イカ、イカ~~!!
「青春時代」の切ない話で大いに盛り上がって、よい、酔い、酔い~


実は男二人、お酒を飲む前から盛り上がっていたのでしょうか。
カメラの中には、それぞれの裸が写っておりました。
後ろ向きの上半身で、湯気で少しもやっていましたが、当然ご披露できず秘蔵です。

いよいよ翌日は、佐用姫の足取りを逆にたどるということで、男二人、特にKさんのテンションがおかしなことになっていたそうで、乞うご期待!!

私は乙女四人組でこんなところにいました。
大阪城


落語家と行く探検クルーズ
この日は「桂ちょうば」さんでした。
若くてハンサム、面白かったよ。


道頓堀


明日が楽しみ~~。

天山

2017-08-28 20:42:12 | 佐賀県の山
2017年8月27日(日)晴れ

広い天山の山頂で、風に吹かれたい。

上宮駐車場からゆっくり歩きます。

この埋まった鳥居を見たかったのです。
冬に雪が積もったら、くぐるのが難しいかもしれないね。
そうなれば、その季節にまた来てはしゃぎたいけど~。


ボタンヅル




もうすぐ開くよ、クサギのつぼみ


この花も、あの花も、あの人が見たのだろうか。
シギンカラマツ


アキノタムラソウ


ここを歩いて、この人も見たのだろうか。
ヒメハギ


ホソバシュロソウ。


みんな見てるよね
サイヨウシャジン


コオニユリ


雨山を見て


一時間もかかってやっと山頂に着いた。


風は心地よく、散策がたのしい。


マツムシソウはあちこちに咲いていました。




私だけの発見は??
そんなものありません。

でもこれはたった一輪、硬いつぼみのウメバチソウ


ツルリンドウは足元に


やっとやっとのモウセンゴケ
今度はお花と葉も一緒に見れました。


夫殿が「気に入ったーー!」と感動しています。


しゃがみこんだまま動きません。
何枚も撮ったのに、家に帰って見てみると…何枚もボツで…。


そして嬉しいヤマジノホトトギス




きっとこれは大発見!!
金ピカのキノコ!
食べたら、大金持ちになるって。(嘘よね)


キュウシュウコゴメグサが笑っているようよ。


3時間たっぷりゆっくり遊びました。
楽しかった。ありがとう。

そのほかにも
シラヤマギク


ミズヒキ


ヒヨドリバナ


南国フルーツ
嘘です。サンキライが赤く色づく前ですよね。


オミナエシ


サオトメバナ


天山山頂の風はとても気持ちよかった。
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青螺山・黒髪山

2017-07-04 21:12:49 | 佐賀県の山
2017年7月1日(土)曇り

先週、ちらっと浮かんだ黒髪山。
雨が降らないなら短時間コースでもなくてもいいよ、とちらっと言ったら~~。
青螺山~黒髪山を登ることになりました。

今日は「きつい」「疲れた」は絶対言わない!と固く心に決める!
その二つの言葉こそ口に出しませんでしたが、何をいうやら~蒸し暑く辛い山行となりました。

竜門キャンプ場の駐車場を8時前にスタート。
曇っていますね。山が見えない。


キャンプ場の横を抜けて青螺山に向かいます。


風はなく薄暗い。


こういう景色も神秘的でいいよね~と、自分の機嫌を取りながらも、汗だらだら。


ロープ場も何度か現れ、


絶壁みたいなところから


登り口の竜門ダムが見えました。霞んでるけど。


青螺山に着いたのは10時15分。


伊万里方面らしいけど~?


汗ぐしょぐしょで、凍らせたアンパンマンゼリーに救われました。


「青螺御前」って、何か美しい女性に見立てた岩でもあるのかと思っていましたが、そんなものは見当たらなかった。
結構な急斜面を下ってきたのに、この先さらに下りが続くとは~~。


濡れた落ち葉の急な下りは、滑りそうで辛かった。
真っ逆さまに、どこまでも続くような下りで、なかなか足が前に出ない。
「きつい」「疲れた」は絶対言わないっ!
そう決めていましたが、~~~。


「もう歩かん」「「帰る」って言ってしまった。
ふ、ふひ。
こんな中途半端なところから帰れるわけないよね~~。

明るいところへ出てホッとしました。
三つ岩が見えます。


さらに下って、ようやく見返り峠。12時7分。いつもながら下りに時間がかかりました。
でも、ここからはさほどきつくないはず。


雌岩


覗いてみると、高いね~!泣くよね~~!




シダの林を抜けて、


天童岩に向けて、登らなくちゃですね。


鎖は太く、足場もあるので怖くありません。


天童岩を見上げて。


もう少し頑張って


黒髪山山頂です!


夫殿カッコよく


私、ヘタレ。


もうお腹ペコペコ。誰もいない山頂でランチです。
やっぱり氷水と凍ったゼリーがご馳走でした。

帰りは後の平、二俣分岐を歩きましたが、緩やかな下りなので楽に歩けました。

スタイルいい女性がマッチョな男性に言い寄っていくような絶妙なケルン。


かじか橋


下山口まで戻ると、ちびっ子たちが川遊びをしていました。
可愛い~~!


そばにはアジサイの花。


駐車場に戻って、冷たいものを買おうと管理棟に入りました。
(ここには自動販売機はありません。)
ファンタやお茶などを買って、管理人さんにクロカミランのことを伺いました。
年々数が減っていくばかりか、特に今年は盗掘と思われる被害に苦慮されていました。
翌日に対策会議が開かれるそうです。
以前に福島県のクマガイソウを守る話を新聞で読んだことがありますが、このクロカミランも何としても守っていきたいと思います。
二年前に一度見たことがあるだけですが、何とも優しく愛らしいお花でした。

今日の軌跡

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天山

2016-09-19 19:15:01 | 佐賀県の山
2016年9月17日(土)曇り 天山1046m

花の名山、天山へ!!
まだ見たことのないタンナトリカブトを是非見たい!
他にもどんなお花が咲いているのでしょう。
9時50分に七曲り峠登山口からスタートです。
ここはいつも、車から降りると、鳥のさえずりが耳に飛び込んでくるので、しばらく聞き惚れます。
鳥の声を聞き分けられるようになりたいと、今日は夫殿が小型の録音機を持ってきています。
あの声は何という鳥だろうー? 

歩き始めると、早速ツリフネソウです。
赤紫色の唇で賑やかにおしゃべりをしているよう。


今日は午後からお天気が崩れるので、さっさと歩かなきゃ。
なのに、なのに、次々に現れるお花に足止めされます。

咲き始めのノダケ  センニンソウ

笹とススキと


イタドリは花が開くとこんな風になるのですね。小さなお花がびっしりです。
濃いピンク、薄いピンク、白もありました。


あ、もうあれが天山?
ちがぁーよ!まだよ。あれを越えていくんよ。


あ、そ。
わかった、歩きます。

ベニバナボロギク(夫殿、見逃していましたよ、イヒ(^.^))


花芯がピンクのシギンカラマツはとても愛らしい。


振り返り


有明海も見えて~雲仙はかすかに見えます。


白花のサイヨウシャジン


ツルリンドウを見つけて、とてもうれしい!(山頂近くにはたくさん見られました)




これはノイバラ


そしてやっと!!
見たかったタンナトリカブト!!


綺麗です!これがトリカブト!初めて見ました。
写真は個性的ですが、実際はもっと可憐です。


センブリも!
このお花は夫殿が大好きなお花です。
ずーっとしゃがみこんで写真を撮っていました。




キュウシュウコゴメグサはたくさん咲いていました。


山頂が見えてきました。11時45分。


見渡す限りの絶景に雲が覆いかぶさろうとしています


雨山にも登りたかったのですが


お昼ご飯を食べているうちに、ガスがどんどん上がってきました。


風も強くなり、前を行く人も引き返してきたので今日はここまでです。


ゆっくり下山しましょう。
心残りの花は…。
一つ見つかりました!!ウメバチソウです。


山の上はガスがかかっていましたが、下山するにつれ視界ははっきりしてきます。
そうなると、振り返って、帰りたくないよ。
後戻りしたい気もするけれど。
一雨来ないうちに下りましょう。


帰り道ではヤマジノホトトギス連隊に会いました。


残花は秋の気配。


2時17分。よく遊びました。
登山口まで下りてくると、また鳥の鳴き声が聞こえてきました。
夫殿によると、あれはメジロだそうです。(^^♪
夫殿、鳥博士になるのかなあ。

ツルニンジンやなど、見つからないお花もたくさんでしたが、今日は十分満足です。
ホソバシュロソウの種子は蒴果で緑色をしていますが、花びらと同じ茶紫をしたものもありました。そして、ヤマハッカ。


シラヤマギク  オトギリソウ
ノササゲ  マツムシソウ


チヂミザサ  ヒヨドリバナ
アキノキリンソウ  ヨメナ


この実何の実?  ハートの葉っぱは何だろね。


そして帰りには夫殿に大きなおまけ!!
「天山酒造・蔵開き」に寄りました。 






500円でワイングラス三杯の飲み比べができます。




残念無念、ハンドルキーパーの夫殿。
私も飲めないので、二人で「天山サイダー」で我慢、我慢。(^-^)
射的で遊んだり


ダーツをしたり、肝試しをしたりしてお祭り気分。

天山幼稚園で使われていた古いオルガン


お土産に 限定販売の純米吟醸「岩の蔵」を買ってさらにご機嫌!
山、花、酒(夫殿)の楽しい一日でした。

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