山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

とことこ太宰府へ

2014-03-22 10:06:48 | 観光・他
今日は念願のとことこ一人旅で太宰府へ。
一人旅なんて大げさなものではないけれど、一人で出かけるのはショッピング、お友達のところ、実家のお墓参りくらいのものだ。
一人で気ままに歩きたい、とっとことことこ歩いて行こう!

西鉄電車は春の特別列車「旅人」運よく始発便に乗れた。ところが満員!
西鉄福岡駅から太宰府駅まではわずか30分というのに、車内は飲めや歌えやの盛り上がり。
さらに、太宰府駅に到着すると賑やかな音楽が鳴り響き、ダンスのお出迎えまであって、駅は活気に満ちていた。

活気にあふれるのは、私の心!
今日は一人で、おでかけルンルン♫
春の日差しをいっぱいあびて、とことこ旅へ出発!
太宰府の天満宮はさっさと抜けて、まず最初は「お石の茶屋」へ。
ここが、さだまさしの「飛梅」という曲に出てくる「お石の茶屋」
女主人お石さんは筑前三美人の一人で、気っ風のよいあでやかな美人だったという。


お石の茶から少し進むと、赤い鳥居が続く天開稲荷神社に到着。新たなパワースポットらしいが、ひっそりとしていて、誰にも行き会わなかった。

天開神社から後戻りして、煉瓦作りの「お石トンネル」を抜ける。
竈門神社や宝満山への近道ということだが、筑豊の炭鉱王、麻生太吉が茶屋に通うお石さんのために、近道としてトンネルを掘ったという話もあるとか。いいな


とっとことことこ車道を進むと、宝満山が見えてきた!
山にも登りたいけど、今日は正面登山口でもある竈門神社まで。


竈門神社の鳥居


竈門神社にお参り
今後の登山の安全と、欲張って「お仕事もうまくいきますように!」


お参りのあと神社の裏手から、宝満山への登山口らしき道を発見!
愛嶽峠を越えてのルート。
こわごわ少しだけ進んでみる…峠まで出てみようかと思ったが、10分で後戻りしてきた。
薄暗くて、心細かった。


竈門神社からの帰り道は、往路の車道は通らず、とっとことことこ、畑沿いを歩いてみた。
菜の花がきれい!


青空に桜もきれい!


九州博物館駐車場に続く車道の途中から大宰府園に向かう散策路を歩く。


スミレもきれい。


静粛な空気が漂う祖霊殿。社殿を上から眺めると格別な趣がある。


せっかくだから、中に入らないまでも九州博物館に寄ってみよう。
長いエスカレーターに乗りたいもの
九州博物館の壁面ガラスに春の空と木々が映り込んでいる。自然の壁画ね!


さて、お石の茶やへ戻り、念願の「おかめうどん」と「梅が枝もち」を食べる。
美味しかった!満足!!


明治、大正の頃、お石さんが立ち働いていた店内は、今も活気があり、賑わっていた。


今回は夫殿の車に乗せてもらうのではなく、一人で電車バスに乗り、トットコトコトコ、気ままに歩いた。
それがとても楽しくうれしかった。

さあ、今度はどこへ行こう。
とっとことことこ、出かけたい!!



コメント (2)

暮雨の滝

2014-03-16 12:13:18 | 大分県の山
2014年 3月9日(日) 暮雨の滝

昨日は三俣山今日は吉部から大船山に向かう途中にある「暮雨の滝」に行ってみる。

暮雨の滝

名前がいいよね。いかにもきれいなんだろうなと思う。

夕暮れに映えるのだろうか。雨が似合うのかしら。
山の中でひっそりと、静かに流れている気がする。

登山道には雪が残り、草木を濡らした露がつららとなって地面とつながる


根っこだらけの急坂をのぼりつめると、明るい稜線歩きとなり、足取り軽くルンルン。


冬枯れの景色さえ楽しく感じる


さあ、暮雨の滝へ下りていこう。
踏み跡は今朝のものではない。と、いうことは、今日滝に下りていくのは一番乗りだ!


あーっ!見えてきた


美しい暮雨の滝。滝壺はコバルトブルーに輝いていた。


少し近づいて


流れ落ちる水と、氷のハーモニー


硬いはずの氷がプルプルして見える。透明のクラゲみたい。


夫殿が滝に近づく


斜め横から見ても美しい滝でした。



おまけは前日の宿、叶館から見た泉水山



行くぜ!三俣山

2014-03-14 13:48:31 | 大分県の山
2014年 3月8日(土) 三俣山西峰1638m  Ⅳ峰1734m

久住はいい!
三俣山、でっかいぞ!


久住は雪が残っているかな?
思いっきりでっかい自然を感じたいなあ。
優しくておおらかな涌蓋山にしようか、堂々たる三俣山にしようか。
迷った末、今回は三俣山へ!
二年前の初久住が三俣山。あの日、久住の壮大な景色に驚いた。それから久住の虜になった。
今回は西峰だけでなく、本峰に登りたい!!

7:45 長者原登山口 → すがもり越え → 三俣山西峰 → Ⅳ峰 → 坊がつる →雨ヶ池 → 16:25 長者原到着 (雪と青空が嬉しくて、あちこちで休憩)

鉱山道路まで来ると、わくわくする。
この壁を曲がると、硫黄山が見えるはず!


見えてきた!硫黄山。ヒューッ、ここに来ないと見えないこの景色!
風がないので、噴煙はまっすぐ上へにのぼっている。


硫黄山を見ながら進み、涸れ沢分岐を左へ折れてすがもりへ向かう。
岩ごろごろなので歩きにくいところ。すがもりまでうんうん登っていく。

すがもり越では、登山の安全を願いながら、愛の鐘を鳴らしてみた。
私は響きすぎるほどにカンって鳴らしてしまったけど、やっぱり恥ずかしかったかな。

すがもりから西峰を見上げる。今日は元気に登れるかな?


登る途中に見下ろす景色がきれいで、パチリ。



西峰まであと少し


雪の華


の穂


冷たい風がこんな仕掛けをしてくる


西峰到着!頂上からの眺めは久住山、星生山、硫黄山


カッコいいなあ!


南峰を望む


樹氷の斜面  きれいだなあ。


前回は「すべてが初めての久住」だったので、西峰しか行かなかった。
だから今回は是非本峰へ!
と、意気込んでいたのだが・・・


間違えた・・・


あれに見えるはⅣ峰。
分岐で、こっちのほうが雪があって、鋭くてカッコいい!と、思ってエイコラ登ってきたのだ。


久住山だって見えるし・・・
本日、ここを我らの頂上としよう!
ん?少々軟弱だけど、気分と眺めは最高だもの!



今日はいいお天気!絶好の山日和!
山頂でも、ランチタイムの時も、お昼寝なんぞしたくなる。
日常の憂さなんてどこへやら。
「おーい、空さん、風さん、お山さん!」
って叫びたくなる!
いいなあ、山は!!


さて、すがもり越へおりて北千里へ向かうよ。


真ん中に見えてきたのが、大船山!
近いうちにきっと登りたい大船山!


この北千里が浜の景色も摩訶不思議。
尖った岩ごろの山裾は、まるで海岸を歩いているような感覚だ。
こんな山の中に、小石じゃらじゃらの浜が続いてるのようだもの。
桜貝の貝殻がありそうな気がして、探したけど…なかった。ないよね。


北千里浜を抜けて、法華院山荘に向かう、雪の稜線を下りるのが一苦労。
山の達人からすれば、たいしたことないのだろうけど、へっぴりの私には恐々体験となった。

つるりん滑ってお尻様セード


法華院山荘
ここまでくればあとは下る一方。


山荘の前を流れる川は、川床の色が赤く変色していて、硫黄が流れているんだなあとわかる。
山の中で、こんな景色に出合えるのも久住ならではと思う。いいよね~!


坊がつるからは足取りも軽く、トットコトコトコ歩く


雨が池に向かう分岐で振り返ってみると、大船山が「おいでー、ここにおいでー」と言っていた。

よっし!行かなくちゃ、今度は必ず大船山に登らなくっちゃ!
「待ってろよ!」と叫びたい。

雨が池でおやつタイム。

誰もいないことをいいことに、声を張り上げ「ヤッホー」と叫んだ。三回も。
コロンと寝っ転がった。
足の先には三俣山。
あの山をぐるりと回って登ったんだぞ。そしてぐるりと下って今ここで寝っ転がってるんだぞ。


どこから見ても三俣山はカッコいい!


楽しい楽しい山行だった。
行きかう人は少なく、お天気にも恵まれて、山を独り占めした気分!
久住はいいなあ!

登りのきつい時、下りの怖い時、
なぜか頭の中で「ドレミの歌」がリズムよくリフレインしてた♪♪

なぜ??














コメント (1)