山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

韓国岳・大浪池

2016-08-17 22:19:42 | 宮崎県の山
2016年8月15日(月)快晴 韓国岳1700m

涼を求めてえびの高原へ

暑い毎日。
仕事や何やかやで、山に行っていない。

さて休みが取れたぞ、やっとやっとの山登りだ!
どこへ行こう?

えびの高原に行こうよ、きっと涼しいよと、夫殿。
本当かな~~、涼しいのかなあ~~、灼熱地獄になるかもな~~。

えびの高原駐車場に車を止め、8時過ぎにえびの登山口から韓国岳へスタートです。


4年前に登った時は、ガスっていて、ちらりとしか見えなかった大浪池も今日は周ってみましょう。
お花の望める山ではないけれど、高度感と大展望に期待が膨らみます。

火山ガスのため、硫黄山へ立ち入ることはできません。


遠くから見るだけです。


五合目までは木陰の中を歩きます。
ツクシコウモリがたくさん咲いていました。


よく見るととても可愛い。




ツクシアザミは強くて痛そう。キリシマアザミです。霧島山の固有種です。


ノリウツギはここでも元気いいね。


白鳥山、硫黄山、甑岳を背景にして岩ごろを登ります。
暑いよ!


暑いよね~。


2時間弱で韓国岳山頂に着きました。


ぐるり、ぐるりと、絶景です!
青い大浪池もくっきりよく見えました。


獅子戸岳の向こうに新燃岳


こちらは梅雨の大雨で水が溜まった「からくに池」。
普段は水のない空池だそうです。


風がひんやり気持ちいいので、うろうろのんびりおやつ休憩しましょう。
山の日は大賑わいだったという山頂も今日は人がまばらです。


一番上に小さな石を積み上げた芸術的なケルン


力いっぱい深呼吸したので、大浪池を周回しよう!
夫殿が飛び立っていきそうな気がする。


飛び立たずに、蛇腹のような木段を下ります。


飽きるほどにずーっとずーっと木段が続くのです。


ヒヨドリバナ


韓国岳山頂から50分ほどで、分岐に来ました。
東回り、西回り、どちらからでも2kmで周回ですが、東回りのほうが下山に都合がいいです。


分岐から30分ほどで池が見えました!!嬉しい!


風も良く通ります。
涼しくて、気持ちよくて、足取りは軽くなる一方です。

やっと咲いていたよ。ヤマジノホトトギス。


歩きながら、池が見えてくると涼しい風が吹きます。
そのたびにホーッとか、ホッホーッとか言いながらいい気分。


少し岩に登って池を覗き込むところもあり、


私はこんな感じ


膝が伸びずにこわごわ~~


大浪池全景


池を周り始めて50分くらいで振り向くと、右手に新燃岳が見えました。


途中で池を見ながらランチの後、こんなところに出ました。
この先に大浪池登山口があります。


大浪池の名前の由来


さっき登った韓国岳が見えます。


お花ないかな~、ないかな~と思っていたら!!
私としては、大発見!!モウセンゴケです!
葉の表面にはえる腺毛から、ねばねばした液を出して虫を捕らえる食虫植物です。


モウセンゴケの花。直径5ミリくらいの小さなお花です。




こんな植物を山中で見るとは思いもよりませんでした。びっくり!!

これはヤマトウバナかな?


3時過ぎにえびの高原に戻ってきました。


暑くて、涼しくて、絶景とモウセンゴケを楽しめた一日でした。
明日は高千穂の峰を歩きます。

本日の軌跡


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