山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

俵山に登ったよ!

2014-09-30 13:26:19 | 熊本県の山
2014年9月28日(日) 俵山 1095m

湯坪温泉から、やまなみハイウェーを通って、阿蘇外輪山俵山に向かいます。
気持ちのよいロングドライブ!
夫殿、運転ありがとう。私は横でルンルン気分♪

俵山展望所から出発。
お天気も良いので、登山者だけでなくのんびり観光の人も多かった。

この大きな風車を横に見ながら、ゆるりと登っていく。


青空とススキ


ススキ、すすき、すきすき




奥が俵山


別れ道。
うむ、どっちからいこう?
登りは右の迂回コース。下りは階段続きの一般コースにしよう。


次の分岐はどっち?視界良好の5分50秒へ。


さらに進むと
ん?
白い蛇がうねったような道。切れ落ちているようにも見えて面白い。


歩いたところを振り返ってみると、大きな岩が今にも滑り落ちそう。


目の前に俵山が見えてきた。
最後のこの急坂を登れば頂上だ!!


快晴の山頂です。


阿蘇五岳が見渡せる。


くるっと振り向けば神秘的な風景。


いいなあ、いいなあ、気持ちいい!!
俵山の山頂では360°のパノラマを満喫できる。
下山したくないなあ…。

そういうわけにもいかず、
たっぷり深呼吸して、おにぎりも食べて下山開始です。
下りは一般道の長ーい、長ーい階段コース。


そのあとはまたのんびりススキの中。


風車のもとへ降りてきました。


俵山は、緩やかな登りもあれば、木々の間を歩いたり、パッと目の前が開けたと思えば、急登に喘いだりと、変化のある楽しい山でした。
とってもお気に入り!!

萩の花や、シモツケソウ、マツムシソウ、ツリフネソウ等など、お花もたくさん咲いていましたが、今日の俵山は顔をあげて、遠くの景色や青い空を眺める登山でした。

楽しかった!








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憧れのアケボノソウと驚きの…!!

2014-09-30 08:56:51 | 大分県の山
2014年 9月27日(土) 蓼原湿原

涌蓋山下山の後、時間があったので、蓼原湿原に行く。

咲いているかしら?

会いたくて、会いたくて、
恋い焦がれていたアケボノソウ。
もう可愛くて、可愛くて。
すっかり虜になりました。








蓼原湿原ではヒゴタイも色を残していました。





さらにさらに、今日は民宿で特別な花に出会いました。
名前は「キバナノツキヌキホトトギス」


民宿の裏山につながる斜面に咲いていました。


なんて、珍しい!
ネットで調べてみると、環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
その上、世界で尾鈴山だけに自生する固有種だという。


宿の方に聞くと、知り合いから株分けしてもらったそうです。
珍しい花を見ました。


その時に、そこに行かなければ会えない花達。
山は魅力にあふれています。
山登りを始めてよかったわ。

もう一度、愛らしいアケボノソウ。


アケボノソウが群生するという古処山に登りたいなあ。
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涌蓋山

2014-09-29 11:54:51 | 大分県の山
2014年 9月27日(土)涌蓋山 1500m

御嶽山に噴火は痛ましい限りです。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、けがをされた方に心からお見舞い申し上げます。


こんな時に自分のブログ記事は、まぬけな気もするけど、初秋の涌蓋山です。

涌蓋山には八丁原登山口を7時半にスタート!
駐車場には一番乗りでした。

シラヤマギクや、アキノキリンソウがたくさん咲いていました。






初秋の美しい景色です。


これはコフウロかな?ウメバチソウですよね。


風車が見えてきました。


右手がミソコブシ山。左奥が涌蓋山だけど、ガスでよく見えない。


目を下にやると、タムラソウ(葉にとげがないので、そうですよね)


吾亦紅はピンボケ


何かな?枯れてるのだけど、光を浴びて煌めいているので、撮ってみました。


ミソコブシはもうすぐ。


へんてこな名前のミソコブシ山の山頂に着きました。


女岳に向かう途中にもお花がたくさん。
センブリ


サワヒヨドリ


可愛いホソバノヤマハハコ


この歩きがのどかで気持ちいい。


女岳に到着。
ブヨがいた!必死で振り払い、涌蓋山に急ぐ。


お天気が怪しいけど…


涌蓋山到着です!


秋のリンドウが足元にたくさん咲いていました。
踏まないように気をつけなくちゃ。




いつもながら、山頂の風は格別です。
今日は残念ながら、雲が多く絶景が見渡せません。


それでも心地よくて、いつまでも山を下りたくない。

いつまでも腰をおろしているわけにはいかないので、ゆっくり下山です。

たくさん咲いていたマツムシソウに黄金虫が!


マツムシソウの蕾は小さなパイナップルみたい。


サイヨウシャジンが色っぽく誘いかけてくるようです


強い色のママコナ


帰り道はミソコブシを登らず、巻き道を行きます。


涌蓋山を振り返ってみると、やはり大きく美しい。


若いススキが風に揺れています。


ニガナを眺めながら、戻ってきました。


朝、一番乗りだった駐車場に戻ってみると、満杯です。
団体バスも含め、ずらっと、2、30台は止まっていました。
皆さん、秋の楽しい登山ができたことと思います。
もちろん私も大満足の一日でした。

このあと、蓼原湿原に向かいました。
蓼原湿原のお花と、民宿の驚くべきお花はまた明日!














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御嶽山

2014-09-28 18:51:15 | 福岡県の山
御嶽山噴火のニュースを見るたび、あまりの惨状に心が痛みます。
被害に遭われた方が、一刻も早く救出されますように。
心から願っています。

しょんぼり…三郡山

2014-09-23 11:05:46 | 福岡県の山
2014年 9月13日(土) 三郡山 936m

今日は夫殿はお泊りゴルフへ。
それなら、私は一人で山に登ろう!

行くじょ、行くじょ! 山に登るじょ! 一人で登るじょ!
さて、どこへ行こうかな?

尾根道歩きがうれしい三郡山へ!

三郡山なら、家から登山口の駐車場まで近いし、今年2月にも登っている。
一人でも、きっとるんるんいけるよ。
帰ってきたら、意気揚々と山登り武勇伝を(かなりおおげさ)ブログにアップするよ~。

と、そう思っていた。

そのつもりだったー。

なのに…
少しさみしくて…
少し不安で…

そして、
がっかり
しょんぼり
うれしくないお土産を持ち帰ってしまった。


ちょうど9時に昭和の森から、河原谷コースで出発しました。
時間はたっぷりあるから、花や風ともたくさん遊ぼう。写真もたくさん撮ろう!
スタートは張り切っていました。


目に飛び込んできたのはヒヨドリバナです。途中にもたくさん咲いていました。


見覚えのある堰堤


白いきのこがっびしり倒れた木に付いていました。
お味噌汁に入れたらおいしいかな? 死んじゃうかな?


地図と案内板を確かめながら気持ちよく進みました。


ケルンには一つ石を積んで「顔」にしました。(左のお目目)


お花も咲いています。オオマルバノテンニンソウ




お花かな?と思ったのですが、葉っぱ?


ピンボケですが、これがギョリンソウ?初めて見ます。


あいにくの曇り空で薄暗い…


それでも元気に進んで難所ケ滝まで来ました。
ここで小学生とお父さんとが歓声を上げていました。
冬には見事な大つららを見ることができます。


氷瀑していなくても、そそり立つ崖は見るだけでちょっと怖い…
足元がすくみそう…


ここから縦走路へ出るまでが、きつくてカメラに手が出ません。
とても長く感じるし、左右を見ながら道を間違ってないか不安になりました。

いっそ滝まで戻って分岐から河原谷コースを進んだ方がいいのじゃないかしら?
いや、いや、ここから戻ったら、きっとまたわからなくなる。
自分の不確かさに、不安を感じながら頑張って登りました。

縦走路に出た時はホッとしました。登山口から2時間半もかかっていました。

地図を確かめながら、展望岩まで戻って岩の上に上がって「ヤッホー」
…のつもりがお天気悪し!


ここで早くもランチ休憩します。
快適な一人登山を願って、おにぎりや卵焼き、その他のおかずも自分の好きな物を作ってフルーツもデザートも準備しています。
美味しかった!!

縦走路は快適そのもの!
ここが歩きたくて、三郡山に決めたのですもの。


ツクシママコナがたくさん咲いていました。


ヤマジノホトトギスも


気持ちのいい歩きです。
ただ、ちょっと、殆ど人に出会わないのがさみしくてー。


どんどん進んで


空は曇ったまま。
心細さを振り払うために「晴れろ!晴れろ!」と声に出して見たり、
「歩こう、歩こう、私は元気~♪」と歌を歌って見たり…


でも、ツクシママコナの愛らしさで元気倍増!


鉄塔が見えてきました!
山頂はもうすぐ!


三郡山山頂に到着!!


でも、辺りがどんどんガスってきました。


淋しい景色に見えます。


夫殿に「山頂に着いたよ!」のメールを打ったのに圏外です。
他に人もいない…


よっし!
帰ろう!
お気に入りのバヤリースの果汁グミを食べて、コーヒーも飲んで(^O^)
よっし、下山開始!1時を過ぎました。

河原谷コースでの下山はどんどん下っていけばいいだけなので、気分も楽!

あううー。脅かさないで!
木のコブが「口を開けて襲ってくるかと~~


さらに、黒い木の枝が覆いかぶさってきそうです。


目印のテープを見つけると、ほっと安心します。


河原谷の下りも、とても長く感じられる。
苔に濡れた岩で滑らないように、気をつけてゆっくりゆっくり下りました。


それでも、道を踏み外していないか不安です。



そこへ、神様が現れました!!
二度も!!

写真がなくて残念ですが、赤いヤッケを着た男性が目の前を行くのです。
さっきまでちっとも目に入らなかったのに。

よかった、まちがってなんかいない。
あの人の後をついていこう。

そう思うとまたまた元気!

でも、下りは苦手。
へっぴりなので、岩の上に足をおろすのがこわごわです。
もっとリズムよく歩けたらいいのに…

ふと見ると目の前にはまた誰もいません。

どんどん下りればいいんだわ。
まっすぐ降りるだけなのだから…

そう思いながら足早になったところで、
ドシン!
足を滑らせてしりもちをついてしまいました。
どこもなんともないのだけど、心がドシン!です。

よいしょと立ち上がって、顔をあげるとまた神様が現れました!!

そう、あの赤いヤッケの男性です。
私の少し前を歩いています。

そこはちょうど渡渉するところでした。標識もありました。
赤いヤッケの神様を見失わないようにと、足を速めましたが神様はさっさと歩いて行ってしまいすぐに見えなくなりました。
でも、ここを渡れば、もう何の不安もありません。

スピードを上げて下りていきました。
下りはカメラにも手を伸ばさず、ひたすら歩きました。

駐車場に近くなったところで、夫殿に「無事だよ~」のメールをしました。
こうなると、家に帰ってからのあったかいお風呂と、そのあとの一人ビールが楽しみです!


やっと5時過ぎに家に帰ってきました。


翌朝、鏡を覗き込んでみると!!!
あれーーっ!あれあれーーーっ!!

とんでもないお土産を山から持ち帰っていました!!
左目の下が赤く腫れ上がっています。
熱っぽいし、じんわりかゆみもあります!!
何より美しい(疑・笑)お顔が台無しです!

いつのまにーーー!
昨夜寝る前には、気づきませんでした。
ブヨとかでしょうか?
お花を撮るのにしゃがみこんでいた時でしょうか。
それとも、汗を拭きながら必死で登っていた時でしょうか。
何の覚えもないのです。


がっかり・・・・
がっかり・・・・

せっかくの一人登山第二弾は、
少しさみしくて…
少し不安で…
しょんぼりでした。


それでも山登りそのものはとても楽しくうれしいものでした。
お天気に恵まれていたなら、もっとよかったことでしょう。

赤いヤッケの神様、ありがとうございました。
また、一人登山をするときは現れてくださいね。


ーーーその後ーーー
皮膚科に行って、飲み薬と塗り薬を処方していただきました。
さすがに腫れは半分ひきました。
早く治ってほしいな~~






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