goo blog サービス終了のお知らせ 

山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

清掃ハイク(整備活動)

2017-05-22 21:13:49 | 往還の会
2017年5月21日(日)晴れ

2017年春の「ふるさとの山・県民清掃ハイク」なるものに参加してきました。
いつもお世話になっている野河内往還の会では、野河内鉄塔尾根道登山口~縦走路(or 井原山)を整備する予定です。
昨年6月に挿し木し、今年3月に植樹したアジサイがその後どうなっているかも確認したいです。

駐車場に9時前に着くと、野河内往還の会の方はもう駐車場のゴミを拾ったり草刈りなどもされていました。

参加賞の軍手をいただいて、いざ出発!
まず、アジサイ植樹地へ。

どうなっているかな~。
しっかり育っているかな~。
目印の竹の周りの草を払います。


元気に育っている!!


殆ど元気良く育っていましたが、中には根付いていないのもありました。
それでも元気な苗を見るのが嬉しくて、生い茂る草を払いました。
雑草は強いですね、4月に島田さんが草刈りをされたばかりなのに。

次はシャクナゲを植樹したところに行ってみました。


こちらもしっかり根付いています。
花は終わりでしたが、まだ残っていたのもあり、嬉しくパチリ!


来年はもっと大きな株になり、たくさんお花をつけることでしょう。

野苺(ヘビイチゴ)や


カタツムリさんにおはようを言いながら


鉄塔尾根登山口まで戻ってくると、福岡労山会の方達が清掃登山に向かわれていました。
今日は、各地で山の会の方たちによる清掃登山が行われるのだそうです。


井原山に登られるのでしょうが、この鉄塔尾根から登るという事が嬉しいですね。

私達も整備活動を始めましょう。
枯れ木に鋸を入れて切り倒し、斜面に落とします。


枝や葉を落としている木も伐採。


明るくなって、金山がよく見えるようになりました。


丸太のイスの周りもすっきりして、素敵な休憩ポイントです。


森にとって、竹は厄介者です。
竹は直ぐに伸びあがり、はびこるので、元々植生していた広葉樹や針葉樹を追いやってしまいます。
美しい森を守るために、竹にはごめんなさいですが、鋸でエイエイ切り倒します。


倒した竹は邪魔にならないように、斜面に落とします。


これが結構きつい、一苦労。


私も鋸を握って参戦しました。
はい? 構えが違う?
細い竹や、邪魔になる枝や、木の幹を20本くらいは伐採したでしょうか。

皆さんは10m以上もある竹を50本以上、百本以上も切り落とし、斜面に片付けていきます。


もう、汗びっしょり。

ギンリョウソウも驚いたかもしれない。


ふーっ、くたびれた、お昼ご飯です。

Yさんが冷たく冷やしたメロンをご馳走してくださいました。
上等な果汁が、喉をコクリとすり抜けて、うんまい!!


美味しいのなんのって!
最高のご馳走でした!!
いつもありがとうございます。

帰りもまた、汗を流すと、登山道の幅が広くなり、光がさして、明るくなりました!!


「どうぞのいす」


分岐からは急登尾根を下りました。

ヒーッ!
落ち葉が滑る滑る~~。
補助ロープがなければ大滑走したに違いない。
この急な下りでも、前を行く会の人たちは伐採整備されていましたが、もう私は足を前に出すので精一杯。

何とか下りついて、渓谷の流れを見てホッとしました。


楽しい一日でした。

以前は、少しでも協力しよう、何かお役に立てたら~という考えでした。
今は違います。
ここに来ると、とても心地いいのです。
気負うことなく、気兼ねもせず、ここで自分にできることを探すのがとても楽しい。
私にできることは人様の5分の1以下ですが、それでもここで動いていること自体が楽しい。

おまけは飯場の「カフェ・楪」
前日にオープンしたばかりで、こだわりの珈琲、石窯焼のピザをいただきました。
こんな田舎に(失礼)オープンしたカフェは、コーヒーの味も人の温かさも一流でした。




コメント (8)

タケノコば掘りな祭

2017-04-18 20:07:54 | 往還の会
2017年4月16日(日)晴れ 野河内にて

「鉄塔尾根登山口の伐竹跡地の整備を兼ねて
この春に伸び出すタケノコを残さず食べてしまいましょう!」
(野河内往還の会)

 「イノシシより先に若いタケノコを取ってしまおう!」という食べるボランティアです。
食いしん坊のお友達を誘って参加してきました。

野河内無料駐車場に集合し、想山会の会長から挨拶をいただきます。9時40分頃。
自己紹介もあり、のっけから冗談が飛び交って楽しいスタートです。


お昼用の食料などを分け持って、まずは野河内渓谷まで運びます。


ここで野河内林道へ行く組と、鉄塔尾根に登り上がる組とに分かれました。
どっちがたくさんタケノコをゲットできるかな?
ワラビやタラの芽も見つかるかな?

私達は、鉄塔尾根へ。
ニリンソウは昨日より数を増していました。嬉しい。


先月植樹したミツバツツジも蕾をつけていました。
「これが俺様のミツバツツジ!」とニコニコ夫殿。(^-^)




鉄塔まで来ましたが、タケノコや山菜は見当たりません。
スキー歴十数年のお友達は「山はきついね~」と早くもバテ気味です。


でも、夫殿が「ほら!!」と見せてくれたのは何と「コシアブラ」です。
島田さんがゲットしたものです。スッとして柔らかそうな葉ですね。


「山菜の女王」といわれるコシアブラは、タラの芽と同じように新芽を食べることができます。
コシアブラの名前の由来は、昔この木からを採って(濾して)漆のように塗料として使われたことによるそうです。

この写真の右のものは、芽が出たばかりで筆の先のような形をしています。
この状態を「筆葉」と呼び、最も美味でありがたい物なのだそうです。(旬の食材百科参照)

タラノキよりもコシアブラの木は背が高いようですが、この貴重なコシアブラの芽を、島田さんどこから採ってきたのでしょうね。

ここまでの尾根沿いでは、タケノコや山菜を見つけることができなかったので、先へは進まず、下りて野河内林道へ行ってみることにしました。
途中、ワラビが見つかりお友達が喜びました。

野河内林道を歩き始めたところで、下りてきた林道組の人が重そうな袋を提げています。
「道の両脇にたくさんありましたよ~~」ですって!


これは負けてはいられません。
今からでも、何としてもゲットしなくちゃ!

おや~! ここに~!
鉄塔尾根組が集まって見ています。


どこ?どれ?


ここで鍬を振るえなかった夫殿は悔しがり、さらに先に進みます。
「タケノコ掘りたいな~~」
今年は裏作だそうで、あまり見つからないようです。

ないかな、ないかな~~。

ありました!!


Tさんがあらかた掘り起こしてくださり、夫殿はいいとこ取りさせてもらってゲットできました。

よかったね~~。

そのあと、今度は夫殿が最初から鍬をふるって、もう一つ掘りあげました。
嬉しい、嬉しい!よかったね。


戦利品を袋に入れて野河内のベンチに戻ってくると、お昼ご飯の準備が進んでいました。


早速、川で手を洗い私達もお手伝いして、ご馳走になりました。

たくさんのタラの芽は天ぷらにします。


タラの芽だけでなく、クレソンやマイタケ等の天ぷらをずっと揚げてくださったこの腕の持ち主は、実は尾根道の休憩用の丸太7本のうち4本を担ぎあげた方です。
優しくて逞しい山の男の腕です。(#^.^#)


そうそう、掘りたてタケノコのてんぷらは、それはもう香り高い絶品でした!

みんなが群がっているのは


高級黒毛和牛の焼肉です。美味い!


お酒のお振舞いも。(持参したHさんが一番酔っぱらってしまったみたい~


車を運転しなきゃいけない夫殿は「いいなー、飲みたいなー」と羨ましそう。

さらには盛り盛りの焼きそば、冷たいソーメン、サラダ、果物~~と、豪快なパーティとなりました。
会の方だけでなく、一般参加の方も多く、大盛況です!
どれもみんな美味しい!
ワイワイおしゃべりして、たくさん笑って、たくさん食べてーー。
楽しくて仕方ない。

お腹いっぱいで動けない~、と思った頃にお開きとなりました。
片付けも手際よく済み、駐車場へと戻りました。

今日掘ったタケノコは、全部地元のTさんが皮をむき、ゆでてくださいました。
→(訂正です)タケノコの皮むき、茹で上げ、ヒゲ剥き、釜揚げ、冷却までは島田さんがしてくださいました。
大変な手間ですよね。至れり尽くせりで申し訳ないです。
さらにはご厚意で出荷用のタケノコを地元のTさんから分けていただきました。

想山会、野河内往還の会の皆さま、大変お世話になりました。
とても楽しい一日でした。


ご挨拶をして散会した後、お友達にニリンソウを見せたくて、水無道に行ってきました。


お花、可愛いねーと歩いていると、S・TAROUさんに会い、トウゴクサバノオを教えていただきました。
こんなにたくさん!


もう夕暮れ時で、ほとんど閉じていましたが、何とかーー。


良かった!見たかったのです。
小さな小さなお花ですね。
S・TAROUさんに会えてよかったです。(^-^)

今日も一日よく遊びました。
楽しい楽しい一日でした。



コメント (12)

シャクナゲ植え替え

2017-04-17 21:45:53 | 往還の会
2017年4月15日(土)野河内

先月、野河内に植樹したシャクナゲが、雨による土砂流失のためか、幾つか落っこちてると聞き、じっとしていられません。
朝、行ってみました。
倒れているのを見るととても悲しい。


3本のシャクナゲを場所を変えて植え直し、一本はもとの場所に植え直しました。
できるだけ深く掘って植え、石を置いて流れないようにしたつもりですが、どうでしょう。
強い雨は降らないでほしい。


大切なシャクナゲです。どうかしっかり根付いてくれますように。
蕾も出ていますよ。綺麗な花を咲かせてね。


ここに来るたびに、整備が進んで少しずつ綺麗になっています。(*^^*)
植樹した桜は新しい葉を空に向けていました。


さらに嬉しいことに、ニリンソウが咲いていました!
ここにニリンソウが咲くとは思っていなかったのでとても嬉しい!!
増えていくといいなあー。(*^^*)


喜んで、満足して帰ろうとしていたらーーー。
痛い目にあいました。
イラクサの襲撃を受けて、痛いよ、痛い。

棘に触って胞嚢がやぶれ、液体が皮膚につくと強い痛みを感じるそうです。
こんな植物もあるのですね。
山菜にもなるようですが、こんなに痛いのは嫌です。
コメント (6)

2017アジサイ植樹祭

2017-03-13 20:13:14 | 往還の会
2017年3月11日(土) 快晴

いよいよアジサイ植樹祭です!

昨年6月に、ワークショップで我が家のアジサイの枝から挿し木を作り、8月には培養土に鉢上げし、自宅に持ち帰って育ててきた苗を、いよいよ野河内の整備地に植樹します。
自宅の紫陽花だけでなく、800本ものアジサイ苗が一年かけて今日の出番を待っていました。    

今日の日を迎えるために、2015年12月から尾根道の整備、さらに登山口周辺の伐採・草刈りを繰り返してアジサイ植樹地の整備がされてきました。
日々コツコツと地味で大変な作業だったことと思います。

お天気も良く、9時に野河内無料駐車場にて、開会式です。
島田さんの挨拶と植樹の際の注意事項を聞きます。

福岡想山会・ラブフォレスト曲渕・水源林ボランティアの会・平群倶楽部・曲渕小学校の生徒さんと先生・地域自治会・脊振の自然を愛する会~その他個人の参加で今日はにぎやかです。
JcomTVも取材に来ていました。

植樹地に移動して早速作業開始です。




既に掘ってある穴へ挿し木を植えたり。


新たに穴を掘ったり。


一刀両断の凄い兵器で力強く穴を掘る人も。


苗を植えた後はピンクの紐を結び付けて、「ここに苗を植えましたよ」の目印をつけていきます。


多くの人の手で斜面に次々と穴が掘られ、苗が植えていかれます。


植栽後、竹杭に結び付けられたピンクの紐が風に揺れます。

2,3年後には、これがみんな美しく咲き乱れるアジサイの花に変わるのです。
いいですね!

午前の作業が終わり、駐車場へと戻りお昼ご飯です。
皆さんが集まっているのはーー。


猪鍋のお振舞いです!!
前日に仕留めた若い猪ということで、臭みもなく柔らかく、うんまい!!
地元のお野菜もたっぷり!これは栄養満点ですね。


お赤飯までいただきおなか一杯!!
Yさん、手作りのご馳走をいつもありがとうございます。


陽だまりでのんびり休憩して


午後からは国道の斜面に植えました。




今日一番の島田さんの笑顔。


昨年4月に「丸太を担いだおじさん」に出会ってから、多くのことを体験させていただきました。
ワークショップや、ハイキング、少しばかりのお手伝いも楽しく、アジサイの植樹は2年後、3年後さらにその先へと夢が広がり、楽しみでなりません。
「隧道を抜けて、宝さがしにおいでよ! 水源の里曲渕・野河内」にはこれから先も魅力がたくさん!
ほんの少しですが、これからもお手伝いさせてください。

野の花も咲いていたよ!
キケマン


シロバナタンポポ


コメント (12)

植樹の続きと急登尾根

2017-02-28 20:13:26 | 往還の会
2017年2月26(日)晴れ

朝目覚めたら腰がーーアイタターー 
夫殿は午前中に気になる仕事を片付けて、さて今日はどうしましょう。

行こうかね。(#^.^#)

野河内に出かけました。
11時半ころに着くと、島田さんが一人で作業されていました。
昨日植えきれなかった樹木のうち、ヤマボウシ、オオデマリを植えたそうです。
残念ながら島田さんは午後からは用があるので、これから私たち二人で作業です。
コブシ5本とオオデマリ2本を、指示された場所に植えました。

オオデマリの苗は国道のり面の上部へ植えます。(葛のカズラで蔽われていたのり面は、綺麗にされてコンクリートが見えていました。)


ほら見て、私の勇姿!
腰が決まっているでしょ。この斜面にはコブシを植えました。


夫殿の勇姿!


植え込みが済んだ後は、昨日私が植えたシャクナゲがちゃんと植わっているか夫殿が点検中。
あんなところに植えたのです。


今日は作業がよく進みました。
この広い観察路、登山口を、我が家の庭のように二人占めしていい気分。(^-^)
気力体力がまだまだ余っていたので、作業後に急登尾根を登ってみることにしました。

採石場跡を過ぎて左に行くと水のない滝がありますが行き止まりです。(シャクナゲを植えたところ)


右上に上がる道が、野河内急登尾根への最短近道だそうです。
行ってみましょう。

九電作業道の階段を登ったり下りたりして明るいところに出ました。


竹の横を抜けると


すぐに右手に野河内渓谷が見えてきました。


古いベンチです。
急登尾根の案内板がこの先に設置されています。


案内板です。
急登尾根の登山口は渓谷の終点ではなく、渓谷に入ってすぐのところでした。


登るよん


急登よん


大丈夫よん


踏み跡はなく、手つかずの自然の中を歩いてるようです。


整備されていないところを歩きたい方は、鉄塔尾根よりこちらがお勧めかもしれません。


35分ほどで鉄塔尾根との分岐に着きました。


急登尾根を登ってきたので今日は満足、満足。
木の枝や根っこにつかまって登ってきましたが、ロープも設置されていて安心でした。
登りだからよかったのですが。これを下るとなると…私には大変そう。
いい練習になるのかもしれませんがーーー、まだやる気なし。(^^;)

分岐からは鉄塔尾根で下りてきました。


歩きながら~~なんて楽しいんだろう~~
不思議です。

帰りには那珂川町の「初御代桜」を見てきました。
夕暮れに薄ぼんやりと浮かんで見えます。




ヒュウガミズキ


マンサク


白梅


初御代桜にはメジロがたくさん飛んできたのですが、カメラでは捉えられず。


代わりに、うちの裏の池にやってきたメジロをパチリ。


土日の二日間、山には登りませんでしたが、山と同じように疲れ、同じように充足感が得られました。
良い体験をしました。

3月11日(土)のアジサイ植樹祭が楽しみです。
多くの方が参加されるといいなと思います。
コメント (4)