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舌を見て100%危ない病気を見抜く法

2012年04月19日 | 健康情報

●ポイントは舌の上のブツブツにあり!

体の中でもっとも触覚が鋭敏な部分が舌。なんと10万分の1ミリの凹凸を感知

します。鋭敏さを生み出しているのが、舌の表面を覆う小さいブツブツですが、

この小さな白い突起は糸状乳頭と呼ばれ、口の中の液体をのどの方へ導く

など、様々な大切な役割を果たしています。

糸状乳頭は非常に新陳代謝が早く、わずかなストレスや体の変調などによって

状態が変化します。

●死を招く!? 危険な低位舌

誰でもすぐわかる“舌を見る上で見逃せない超重要ポイント”があります。
見分けるために使ったのは「牛乳」です。

牛乳を舌と上あごの間に閉じ込めるテストをやり、このテストで牛乳がもれる

人は、誤えん性肺炎や歯周病、交通事故や二重アゴになる危険性が高いと

いいます。

牛乳がもれる人の特徴は、舌の位置が下がっている「低位舌」(ていいぜつ)」

です。

実は舌は厚さ5センチもある巨大な筋肉の塊で、本来であれば、安静時は

上あごに接しているものですが、舌が自らの重みを支えきれなくなると、

下がってしまいます。つまり、低位舌は舌の筋力低下の証拠なのです。

◎低位舌を見分ける「牛乳テスト」

【用意するもの】
・牛乳 7ml(小さじ約1杯半)
※水など、他の飲み物でも代用できます。

(1)牛乳を口に含み、舌と上あごとの間にこぼれないように閉じ込めます。
(2)そのまま「イーッ」の顔をして、唇を閉じずに飲み込みます。
   最後まで、牛乳がもれなければ成功です。
  ※幼児、高齢者、持病を持つ人は行わない。誤えんには十分注意。

舌を見るだけで低位舌か見分けるポイントは「舌のふちが歯形がつきガタガタで

白っぽい」ことですが、舌が白くてガタガタでも、牛乳テストができる人は問題

ありません。

●低位舌改善!カンタン舌体操

「ベロは宝(べろはたから)」。

これは、口に出してみるとすごいことが起こる魔法の言葉、

舌の筋力がアップするトレーニングです。

ひとつひとつの文字にはちゃんと意味があります。

「べろはたから」という単語を1日20回繰り返してください。
(声は出しても出さなくてもOK)

「べ」は思いっきり舌を真下に突き出して発音してください。

出したり戻したりすることで、舌の位置を高く持ちあげる筋肉を鍛えられます。

「ろ」と「ら」は舌をなめらかに動かすための訓練。

「た」と「か」は舌先そして舌の奥を強く上あごに押し付けて発音するため、
 食べ物をのどの奥に送る筋肉を鍛えます。

早ければ数日で、トレーニングの効果が実感できるようになります。

●「赤くてツルッ」が危険!平滑舌とは?

きれいな赤色でツヤツヤしていて、一見健康そうに見えても、舌の表面の白い

ザラザラがなくなった舌を「平滑舌(へいかつぜつ)」といいます。

白いザラザラがなくなることで表面がツルッとし、下の血管がじかに透けて見え

るので赤く見えますが、舌がこのような状態になっていたら、ほぼ100%の

確率で病気です。

●平滑舌に潜む病気とは?

一番多いのはドライマウスです。
ドライマウスは唾液が少なくなる病気ですが、唾液がなくなると、
ザラザラがこすれてなくなってしまいます。

他にも、鉄欠乏性貧血(重度の貧血)や、亜鉛などのミネラル不足によって
平滑舌が起こることもあります。

平滑舌になると、ザラザラが消失することで、舌を保護する粘膜もなくなり、
痛みが生じます。普通にしていても舌に違和感を感じるようであれば受診
したほうが良いです。

舌に不安がある場合、口の中の健康の専門医である「歯科」をまずは受診
することがおすすめです。

治療法は、ドライマウスであれば、唾液を出す薬を処方するなどの治療を行い

ます。舌の表面は再生能力の高い細胞でできているので、適切な処置を行え

ば、多くの場合、2週間ほどでザラザラは再生します。

※再生までの期間には個人差があります。

(2012年4月18日 ためしてガッテン)

 

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