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★夏冷え解消! 乾燥しょうが

2010年09月01日 | 健康情報
普通のしょうがを食べて測定したところ、指先の温度は上がったものの、

深部体温は下がってしまったのです。

一方、乾燥しょうがで実験してみたところ、指先の温度をかなり上昇させた

にもかかわらず、深部体温はほとんど下がりませんでした。

乾燥しょうがには体全体を温める力があったのです。

生のしょうがにはジンゲロールという辛み成分が含まれています。

ジンゲロールは血液の中を流れ、手先や足先の末しょうで血管を広げる

作用があります。血流がよくなり手先や足先がポカポカしてきます。

しかし、これは深部にある熱を末しょうに送り出すことでもあるため、

深部体温はやや下がってしまうのです。

一方、しょうがを乾燥させるとジンゲロールの一部がショウガオールという

別の成分に変化します。

ショウガオールは胃腸の壁を直接刺激して、血流を高め、深部の熱を作り出す

働きがあります。

乾燥しょうがはジンゲロールとショウガオールの両方の働きで全身を温めること

ができるのです。

実は乾燥しょうがは冷えを改善するため、古くから漢方薬に使われています。

中国の薬学書にも乾燥しょうがは「寒冷腹痛を止める」「中を温める」という

薬能が記述されています。

一方、生のしょうがには「解熱作用がある」と記述されています。

同じしょうがでも生と乾燥ではまったくの別物だったのです。

◆ガッテン流ウルトラしょうがの作り方

しょうがを厚さ1~2mmにスライスする
方法(1) 室内放置で1週間程度
方法(2) 天日干しで1日

乾燥させると、香りがなくなってしまうため薬味としては生に劣りますが、

しょうがの味が凝縮されて旨みは感じやすくなるため、しょうがスープと

しょうが焼きでは乾燥しょうがの方がおいしい。

(2010年8月25日 ためしてガッテン)


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