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夏バテ・熱中症リスクを上げる“冷たい食事”の罠

2014年07月07日 | 健康情報

朝食がヨーグルト、ゼリー飲料の人は要注意!

冷たい飲み物がぶ飲み、食事は麺類…
こんな人は“積極的に夏バテ”していた!

必要以上に体を冷やすことは、免疫力を下げること、とイコールだという

意識を頭の片隅にいれておいてほしい。

冷たい飲み物をがぶ飲み、のど越しの良い麺類ばかりを口にし、お風呂上りに

アイスを食べる…といった生活をしていたら、自らすすんで夏バテになって

いる、としかいいようがない。

特に、就寝時には体温調節ができにくくなる。クーラーがきいた部屋で、

冷たいシーツに身をうずめて「ひんやり、気持ちいい~」といっているよう

では心配だ。そんなふうに夏バテしやすいような環境づくりをしているよう

では、同じ条件下においても熱中症のリスクは高まる。

唐辛子、生姜に落とし穴が!?
体をあたためる食材、冷やす食材

体をあたためる性質があるといわれている食品

・根菜類や芋類のように、地面の下に生えるもの
・味噌、醤油、納豆、チーズのような発酵食品
・塩漬けや味噌漬けにした野菜・肉・魚など
・精白、精製していないもの(玄米、天然塩、黒砂糖、はちみつ)
・乾物

 逆に、冷やす性質のもの

・菜っ葉類や果物のように地面の上に出ているもの

(菜っ葉類は加熱調理によって温める性質に変わります)

・精白、精製されたもの(白米、白砂糖、人工甘味料、化学調味料)

・酒、お菓子、清涼飲料水、乳製品

ちなみに、唐辛子がふんだんに使われた鍋を食べて汗をかき、「うわ~、

体の中からあたたまった~」と思っているとしたら、それはちょっとした

勘違いだ。汗をかくということは体を冷やすということ。生姜も発汗を促す

イメージが強いが、生のものは体を冷やす。

生姜で体を温めたいのであれば、加熱して食す必要がある。

冷たくてのど越しが良いそうめんくらいしか食べられないよ、という方は、

せめて、納豆をのせたり、卵をぽとりと落としてほしい。冷たいものしか

食べたくない!という人は、カツオのたたきみたいに、お刺身なんかを

楽しんでも良い。

ビタミンB1不足が夏バテの敵!
炭水化物だけの食事は避けよう

オクラや長芋に代表されるようなネバネバ食品には、ムチンといわれる

食物繊維が多く含まれ、消化吸収を助けてくれる働きがあるので、

食欲が正常に機能しないほどダウンしているときには、冷奴のトッピングや

ごはんのお供として足してほしい。

夏バテっぽく見える仮面の裏に、ストレスや過労による精神的なバテがないか

には気をつけたい。精神的なバテが免疫力を下げるのはいうまでもないが、

消化能力も落とすことになる。そんなときにスタミナをつけようと焼肉や

とんかつに手を出そうものなら、かえってダメージを受けてしまうことに

なりかねない。食べ過ぎ、飲み過ぎに注意して、いつもよりも野菜増量、

肉より魚、で少しヘルシーな選択をしてほしい。

 

(2014年7月7日  DIAMOND on line)

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