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40代から多発!心臓病 新タイプで検査に死角

2013年07月25日 | 健康情報

■40代から多発!恐怖の「隠れ心臓病」

「40代が発症のピーク」「痛みを全く感じないうちに突然死」・・

これまでの常識ではとらえきれない、新しいタイプの心臓病があります。

●微小血管狭心症

心臓の筋肉の中を張り巡らされた無数の細い血管が狭くなって起こる

「微小血管狭心症」。その大きな原因の一つが、更年期を迎えた女性に起こる、

女性ホルモン・エストロゲンの分泌低下と考えられています。

微小血管狭心症は、運動時などに多く起こる通常の狭心症とは異なる特徴が

あります。代表的な症状は次のようなものです。

【症状】
・安静時に発症
・広範囲な胸の痛み
・痛みが5分~半日続く

上記の症状に加え、「冷え」や「頭痛」「疲労感」などの更年期障害の症状に

お悩みの場合は、微小血管狭心症が疑われます。気になる場合は、病院を

受診されることをおすすめします。

微小血管狭心症の治療には、血管を広げ血圧を下げる作用のあるカルシウム

拮抗薬、そして更年期障害の症状を併発している場合はホルモン補充療法

などが用いられます。

●無痛性狭心症(無症候性心筋虚血)

無痛性狭心症は、胸の痛みを感じることなく、冠動脈が狭まってしまう病気

「狭心症」を発症するものです。気づかないまま放置していると、冠動脈が完全に

詰まって心筋梗塞になってしまい、最悪の場合、突然死を招く危険もあります。

痛みを感じないのは、糖尿病や加齢などで、心臓の痛みを感じる知覚神経の

感度が鈍くなることが原因です。

「胸痛」のほかにも、「止まらないせき」や「息苦しさ」が心臓の機能の低下を

示すサインである場合もあるので、見逃さないよう。また、高齢の方、糖尿病を

患っている方は、検診などで心臓の状態を定期的にチェックすることをおすすめ

します。

 

(2013年7月24日 ためしてガッテン)

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