◆丁子(ちょうじ)色
丁子(ちょうじ)=丁子のつぼみを煎じた汁で染める。輸入薬草として正倉院にも残る。「香り染め」とも呼ばれ、源氏物語の光源氏が好んで着た。日本の伝統色。
丁子色は、丁子の煎汁で染め、これに少量の灰汁と鉄を加えて黄味掛かった茶色に発色させた物です。従って黄唐茶(きからちゃ)とも呼ばれ、丁子は熱帯常緑樹で、花のつぼみを乾燥させた物は香料として用いられ、古来より丁香として珍重されてきました。
貴重品とされた為“宝尽くし文様”の中に丁子は加えられています。
丁子(ちょうじ)=丁子のつぼみを煎じた汁で染める。輸入薬草として正倉院にも残る。「香り染め」とも呼ばれ、源氏物語の光源氏が好んで着た。日本の伝統色。
丁子色は、丁子の煎汁で染め、これに少量の灰汁と鉄を加えて黄味掛かった茶色に発色させた物です。従って黄唐茶(きからちゃ)とも呼ばれ、丁子は熱帯常緑樹で、花のつぼみを乾燥させた物は香料として用いられ、古来より丁香として珍重されてきました。
貴重品とされた為“宝尽くし文様”の中に丁子は加えられています。