昨年演奏させて戴いた大阪岸和田の「おらっとや」さんより12/8の演奏依頼が届きました。
12・8はマリア様の誕生日。
昨年のこの日の演奏は、「静寂の演奏」が完成した瞬間でした!
ピアノの鍵盤が落ちる、「かた・かた・」という音の方が大きく聴こえる程の静寂のサウンドが現れました。
何人かの方は前のめりになりうずくまり、
確実に落ちていました。
今回のヒーリングピアノソロ3rd.アルバム
「rlungPurple/紫のルン」では、
宇宙の静寂のTUNEに、
その時に弾いた「宙(そら)」を弾きます。
ポニーキャニオンのDVD「絶景!富士山」の為に書き降ろした曲で、
富士山の火口が宇宙に向かってつながっているといる言い伝えから生まれました。
その時、実際に富士山の麓にも行ってこの曲を捧げました。
他にも「FUJI」「このはなさくやひめ」と、
この時に生まれたFUJIの曲を収録予定です。
今回のアルバム構成は静寂と喧噪の二極からなります。
東日本大震災の約一年前、私は福島に招いていただきました。
その時に木製のピラミッドの中で演奏した時に観た光景・・・
それは真っ黒な暗黒の中に凄いスピードで押し寄せる幾何学模様の混沌でした。
あまりに体験した事の無い風景で、
気分が悪くなりました。
その時は宇宙の暗黒はこんな感じなのかな・と思っていましたが、
それから1年後にあの地震が起こりました。
おしよせる真っ黒な津波の海の色を観て、
その演奏の時に観た景色と同質であることが判りました。
TVからも「バキ・バキ」と恐ろしい音が流れていました。
膨大な破壊の力の恐ろしさでした。
バランスが崩れる時の力も凄いものがありますが、
バランスを執っている時の力にも静かな膨大な力が働いています。
いつも演奏会のMCではよく言わせてもらっているくだりですが、
「ヒーリング」と云う言葉は、つい・心地良いとか気持ち良いとか軽いイメージを想い起こさせがちですが、本来の「癒し」の意味はバランスを執る事で、それには膨大なエネルギ―が伴います。
どうも・今回は、
この二極を一つのアルバムで表現しなくてはいけない使命があるみたいで、
録音に向けて今回も、
肉体的にも精神的にも・
時間的にも空間的にも・
異常が起こり始めています。
良く解りませんが・
間違いがなければ今回も導かれる事でしょう。
まだ録音も何もしていませんが、
リリースは、
2012・5・21
だそうです。
金環食の新月、
かなり珍しいみたいですね。
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