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(開設2015年1月1日)

ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その4 塗装編①

2022年06月28日 21時00分00秒 | ローデン1/144コンベアB-36B製作記
関東甲信越や九州などに続いて今日、近畿地方も梅雨明けの発表があったようです。観測史上最短最速の梅雨明けの所も多いみたいですが、このの先の水不足や電力不足が心配になって来そうですね。この猛暑で農作物にも影響が出ているようですし、梅雨明けを喜んでばかりもいられないですね。また、梅雨明けが早い年と言うのは、大雨被害が発生する年でもあるようなので、被害が発生しない事を願いたいものです。(こんなことを書いている時に、串本の国道42号線で土砂崩れが発生しています。)

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さて、エアコンのない模型小屋で、汗だくになりながら製作を続けているB-36Bですが、やっと塗装編に突入です。今回はサフ吹き完了までの経緯報告となります。

最初の合わせ目処理(サンディング)を行なったあと、ガイアの白サフを吹いて状態確認を行なった所、修正箇所が見付かりました。画像では良く分かりませんが、少しパテ盛り不足部分があって接着面に凹みがあります。

こう言う時はイージーサンディングが便利なので、塗布しました。以前は良く黒瞬を使っていましたが、最近は出番が少ないですね。

途中の写真を撮り忘れましたが、イージーサンディングの塗布後、ペーパー掛けを行ない、再度捨てサフを吹き、合わせ目の状態を確認しました。修正が完了したので、消えてしまったスジボリの再生を行ない、彫り直した際に発生した捲れを1000番のスポンジヤスリで均した状態です。

下面の方もスジボリを再生しました。100%復元とは行きませんし、少々歪んでしまった部分もありますが、大体の部分は再生出来たと思っています。

前回も書きましたが、赤部分の塗装で少々迷いが生じ、手順をどうしようか悩みましたが、Choro-Poo殿からのコメントに後押しされて、サフを使い分けることにしました。赤部分が無ければこの状態で、全面に黒サフを吹く所ですが、黒地に赤を吹くのは無理(証拠写真はこの後登場)なので、まず赤で塗装する部分に白サフを吹く事にしました。最初はシルバー地に赤を吹く事も考えていて、試し吹きもしましたが、シルバー地にマステを貼るのをなるべく避けたい気持ちが強く、結局先にに赤を吹く事にしました。

赤を吹く前にタミヤラッカーのセミグロスブラックでシャドウ吹きを行なったのですが、これが思わぬ時間ロスを招く結果になってしまうとは…😢

やっと色付き画像の登場となりました。赤は最初ガイアのブライトレッドを吹きました。こちらの方が隠蔽力が強いと思ったからですが、2回目の塗装完了後の状態でもシャドウ吹きの黒が思ったほど消えてくれません。これが黒地に赤を吹いたらこうなるよ!と言う証拠画像です。なんちゃって😂 〇部分に少し異物が付着していたので、ペーパーを当てて修正しました。


赤を吹き終えた上下面の状態です。結局、ガイアのブライトレッド3回、Mr.カラー3番の赤を3回、都合6回ほど重ね吹きしましたが、黒は消える事はありませんでした。(若干、目立たなくなったくらい。)赤の隠蔽力の無さをここでも思い知らされた感じで、シャドウ吹きしない方が良かったのかとも思うようになって来ました。これ以上重ね吹きしても厚塗りになるだけだし、スジボリも塗料で埋まってしまいそうなので、ある程度の所で妥協した形となりました。(塗料を剥がして再塗装と言うのは全く考えていません。)この赤の塗装で時間を喰われてしまい、かなり時間をロスしてしまいました。

赤部分をマスキングして、黒サフ吹きに備えます。赤とシルバーの境界部分は上下面とも直線ではなく、僅かにカーブしているようです。Wikipediaの画像では、下面はエンジンナセルのカーブに合わせる形で塗り分けされていますが、上面は直線的に塗り分けられているように塗装図には描かれています。でも、そうすると上面の塗り分けラインは直線では下面のラインと繋がらなくなります。この辺の画像がないので、どのようになっているのか不明ですが、上面も僅かにカーブして下面のラインと繋がっていると推測してマスキングしました。そうしないと上下でラインがチグハグ状態になってしまいます。

上部キャノピーはマスキングして、機内色を塗装しました。透明感が残っているので、この後、黒サフを吹きます。(ここまでが昨日の編集分です。)

今日はあれこれ雑用が重なり、模型小屋に入れたのは4時過ぎになってしまいました。猛暑で空気が淀んでいる感じで、入るなり汗が吹き出しました。部屋には小さな扇風機しかなく、これで暑さを凌いでいますが、エアブラシ使用時は停止させているので、汗が塗面に滴り落ちないか気を使いながらの塗装となります。


そんな過酷?な環境の中、黒サフを吹きました。普段は缶スプレーを使用する事の方が多いですが、今回は厚塗りを避けたいがために、クレオスの瓶サフをエアブラシで吹きました。(エアブラシは0.5mmのシングルアクション) 上面の赤丸部分がちょっと光っていますが、ここだけ修正箇所があったので、修正して再度サフ吹きしています。その修正と言うのは、汗の滴りではなく、エアブラシのカップ(蓋はしていない)からネタが零れ落ちてしまったせいです。これ以外は大きな修正箇所もなく、無事にサフ吹きが完了しました。一晩乾燥させてザラツキを均したらいよいよシルバー吹き開始となります。キットの塗装図に縛られず、自分なりの方法でシルバー塗装しようと思っています。そもそも塗装図にはミスが多いし、ファレホの塗料なんて持ってませんからね。写真を撮り忘れましたが、キャノピーにも黒サフ吹いています。

いつもの事とは言え、予定より若干ペースダウンですが、7月中には完成させて67歳記念作品になれば良いかも? もう直ぐ67歳なんて信じられへん😱 (運転免許証の更新ができて良かった!)

次回、塗装編②(シルバー塗装)に続きます。
 



8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あきみず)
2022-06-28 21:16:46
もう梅雨明けになり、カンカン照りの
暑さに体が慣れていません。水分の
補給に気をつけて作業してください。
B-36 机からはみ出す大きさなんですね。
赤の隠蔽力が無いのもこんなに見えるとは
思っても見ませんでした。
ブラシが無いと塗れない大きさです。
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-06-29 00:56:17
あきみず殿、早速のコメントありがとうございます。
近畿地方も梅雨が明けて、夏本番になりましたね。熱中症にはお互いくれぐれも注意しましょう!
≻B-36 机からはみ出す大きさなんですね。⇒もう少し広い製作スペースが欲しいですが、現状ではこれが限度です。子供が使っていた勉強机ですし、色んな物が散らかり放題なので、余計狭く感じます。クラキン殿やhajime殿が羨ましいです。
≻赤の隠蔽力が無いのもこんなに見えるとは思っても見ませんでした。⇒赤の隠蔽力の無さは皆さん経験されていると思います。筆塗りでも隠蔽力の無さを感じるのではないでしょうか? シャドウ吹きしない方が良かったかもしれませんが、このまま進めることにしました。
≻ブラシが無いと塗れない大きさです。⇒広い面積を塗装するにはエアブラシがやはり有利でしょうが、筆塗りでも可能だと思います。時間はかかりそうですが…?
缶スプレーを使うと言う手段もあります。
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Unknown (hajime)
2022-06-29 10:11:12
丁寧な下地処理が素晴らしい塗装へとつながるのですね。
きちんとサフ面の確認をされるているのを見習わなければとおもいました(当たり前のことですよね💦)。
これだけ大きい機体だと私の塗装スペースでもきつそうです。やっぱりクラキンさんの長大デスクはすごいというか羨ましいですね。
クーラーがない過酷な作業環境のようですが、今年は特に気温が高くなるようです。熱中症に注意して、どうかご自愛ください。
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大きいという事は・・・ (Choro-Poo@管理人)
2022-06-29 11:52:26
こんにちは。やっぱ凄い大きさです。
これだけ大きいと段差や隙間の確認修正もたいへんです。
加えて銀塗装という事もあって下地処理にかなり気を使われている様子が伝わってきます。
しかもこの大面積はエアブラシでもたいへんそうです。リターダーも必須かもです。
仮にもしも、私がこの機体を筆塗りするとすると、あらかじめパネルごとの塗分けを兼ねて1度塗る面積を制限しながら行うかもしれません・・・あっ、でも私の作業スペースは狭いのでとてもじゃないです、仮のお話しです、仮の・・・(笑)。
酷暑の中、ほんと熱中症にはお気を付けくださいね。
プラモに熱中して熱中症じゃ洒落にならないですから。
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-06-29 12:01:29
hajime殿、お暑うございます。
≻丁寧な下地処理が素晴らしい塗装へとつながるのですね。
きちんとサフ面の確認をされるているのを見習わなければとおもいました(当たり前のことですよね💦)。⇒シルバー塗装時は下地作りが大きなポイントになるので、普段よりは少し神経を使いますね。本当なら黒サフではなく、グレーサフを吹いて、更に下地として艶あり黒を吹きたいのですが、スジボリが繊細すぎるので、黒サフだけで済ませました。艶ありの黒サフがあれば良いんですが…(^^;)
≻これだけ大きい機体だと私の塗装スペースでもきつそうです。やっぱりクラキンさんの長大デスクはすごいというか羨ましいですね。⇒製作環境はお世辞にも良いとは言えません。貴殿やクラキン殿の作業部屋の写真を拝見して、自分にもこういった環境があればもっと製作スピードもアップするだろうし、仕上がりもアップするはずと、何だか羨ましい思いです。塗装ブースは部屋全体が塗装ブースとなっています。(爆)
≻クーラーがない過酷な作業環境のようですが、今年は特に気温が高くなるようです。熱中症に注意して、どうかご自愛ください。⇒ご存じだと思いますが、模型作りは隣の空き家を間借りしての製作となっています。勿論、間借り賃は毎月支払っていますが、好き勝手に壁に穴を開けたり、棚を作ったりは出来ません。なので、塗装ブースもありませんし、エアコンも使用できません。(元の住人が設置したエアコンはありますが、使用不可ですし、水道、トイレも使えません。)電力は自宅から電工ドラムで引き込んでいます。時々ブレーカーが落ちる時があり、その都度妻からの小言を聴くはめに…。😅 娘が結婚するまで使ってた部屋は空いているのですが、帰省したときに孫が泊まる事もあるので、模型作りは出来ません。
今こうしてPCを弄ってる部屋には物が山積みとなっており、とても模型を作れるスペースはありません。少しずつ不要品を処分しているのですが、数が多過ぎて半分お手上げ状態です。若い頃に買ったオーディオ機器が部屋の大半を占領しているのが最大の問題です。最近は殆ど使っていないので、何とかしないととは思っているのですが…。
これからの季節はせいぜい2時間の滞在が限度です。(冬は逆にトイレが近くなると言う生理的な問題が発生します。)汗だくでの製作が暫く続きますが、熱中症には十分気を付けようと思っています。お気遣いに感謝申し上げます。貴殿も体のメンテナンスを怠りなく、この夏を乗り越えて下さい。
コメントありがとうございました。
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Re:大きいという事は・・・ (0-sen(零銭))
2022-06-29 19:17:32
Choro-Poo殿、お暑うございます。
赤の塗装手順で少々迷いましたが、貴殿の一言で気持ちも固まり、白サフと黒サフを使い分けることにしました。なんとか赤の塗装も終わり、黒サフ吹きまで終わり、今日、表面のザラツキを均してシルバー塗装を開始しました。シルバー塗装の進捗は後日報告させて頂きますが、今日はちょっと、ん?って感じで、原因は不明ですが、気温の高すぎなのか、それともサフだけの下地の問題なのか、金属感がなく、半艶みたいな状態になってしまいました。塗料の劣化も考えられなくもないですが、シルバー塗料って劣化するんでしょうか?(ハセガワ1/48P-38ライトニング製作時に使って以来、約7年使っていない塗料です。)まだこの後もシルバー塗装の塗り分けが続きますので、少しはリカバーできると思いますし、最終的に半艶クリアを吹く予定にしています。
最初士の字状態になった時は、大きいなと感じましたが、いつも見ているとそれほど大きく感じなくなり、馴れとは怖いなって思いますね。確かにデカい事はデカいんですけどね。(どっちやねん😂)
≻酷暑の中、ほんと熱中症にはお気を付けくださいね。
プラモに熱中して熱中症じゃ洒落にならないですから。⇒お気遣いありがとうございます。全く仰る通りです。今日の天気予報で、来週ひょっとすると戻り梅雨になるかもしれないと言ってましたが、お互い、熱中症にはくれぐれも気を付けたいものです。暑さには強い方ですが、この慢心(油断)が命取りになりかねないですからね。
コメントありがとうございました。
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Unknown (クラキン)
2022-06-30 17:04:51
こちらでも最高気温37度、38度の日が続いています。
仰る通り電力と水のダブル「不足」が現実味を帯びてきました。
来週は少し雨が降りそうなので期待です。

この猛暑の中で冷房無しは厳しいですね。
熱中症にならないようにお気を付けて下さい。
組み立てが終わっていよいよ本格的な塗装工程ですね。
赤の塗装手順は正解だと思います。
私の場合、赤などの隠蔽力の弱い色や薄い色の下地のシャドウは黒ではなく、グレーを吹くようにしています。
また、シルバーの下地の黒は黒サフではなくグロスブラックを吹いてピカピカにしています。
この方がシルバーの輝度が上がり、深味が出ます。
下地をパネル毎にグロスブラック、黒サフ、グレーサフなどに塗り分けておいて、シルバーは同じ色を一気に全体に吹くという方法もよく使います。
下地の色によってシルバーの輝度や艶、色味が変わってくるので、シルバーを塗り分けるよりも簡単です。
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-06-30 21:51:02
クラキン殿、順番が前後してしまいましたが、こちらにもコメント頂きありがとうございます。
和歌山より東京の方が気温が高いみたいですが、体調にはお気を付け下さい。
さて、B-36Bですが、昨日からシルバー塗装を開始しました。貴殿お示しの方法は私も存じ上げている方法ですが、hajime殿のリコメにも書いたように、今回は黒サフ地のままシルバー塗装を開始しました。本当は黒サフではなく、グレーサフを吹き、更に艶ありブラックを吹こうと考えていたのですが、スジボリが埋まってしまいそうだったので、黒サフだけで済ますことにしました。で、昨日、アルクラッドのダークアルミを吹いたのですが、何だか想像していた色合いとは程遠い結果になってしまいました。気温が高くて乾燥が早過ぎたのかもしれませんが、結構ザラツキ感のある半艶みたいな塗面になってしまいました。一晩乾燥させて、今日、塗面を磨いてザラツキを均そうとしましたが、あまり効果はなかったようです。あとで調べた所、アルクラッドの塗料って4・5年くらいしか保存できないらしく、今回使用した塗料は、最初の使用から約7年経過していますので、劣化している可能性も考えられます。(試し吹きしなかった自分のミスですね。)そんなこと言っていてもどうしようもないので、次のシルバー塗装に備えてマスキングを開始しましたが、これが結構大変で、暑い事もあり、集中力が持続せず途中で終わってしまいました。続きは明日になりますが、明日で全部おわるかどうかは分かりません。
明日から7月ですが、7月中には小さくてデカいB-36を完成させたいですね。
明日は66歳最後の日です。
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