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(開設2015年1月1日)

タミヤ1/35 イギリス陸軍 S.A.S. ランドローバー・ピンクパンサー製作記 その1

2020年11月29日 20時02分00秒 | タミヤ1/35イギリス陸軍S.A.S.ランドローバー・ピンクパンサー製作記
造形村の震電がどうにかこうにか完成してホッとしたのも束の間、年内完成キットがたった4個と言う、何ともお恥ずかしい数のままでは終われないと思い、なんとかもう一つ年内に完成させたくて、製作開始したのが「タミヤ1/35 イギリス陸軍 S.A.S. ランドローバー・ピンクパンサー」です。完成したとしても4が5になるだけですが、4と5では大違い!(だと自分では思いたい😊)

タミヤのMMシリーズは、アイテム番号順に製作している関係で、どうしても古いキットばかりになりますが、発売順では少し違って来て、この先の製作予定となっているブルムベアー(1/35MMシリーズNo.77)の方がひと月早く1976年1月に発売されています。こちらのピンクパンサーは1976年2月に発売されたキットで、アイテムNo.76となっています。タミヤでは時々こう言う事が起こっており、先日届いたマーダーⅠなども発売順がアイテムNo.順ではありません。ピンクパンサーのキットはイタレリからも出ていたらしいですが、見た事ありません。

前置きはこの位にして、早速キットの紹介と行きましょう。

MMシリーズの中でも異色のピンク色の車輌です。S.A.S. と言うのはスペシャル・エア・サービスの頭文字で、1970年頃から植民地の反乱鎮圧などに使用した砂漠用特殊車輛がこのランドローバー・ピンクパンサーです。現在も店頭で見る事の出来るキットですが、値段はかなりアップしていますね。


全てのパーツと説明書、それに当時のチューブ入り接着剤が入っています。デカールはありません。成型色も薄いピンク色で成型されています。MMシリーズ全キットの中でも、ピンク色はこのキットだけではないでしょうか?(白は幾つか存在します。)古いキットですので、パーティングラインや抜き勾配がややキツメのようで、平面を出すのに少し手間がかかる部分もあります。ドライバーのフィギュアが1体セットされています。

戦車のキットと違って、こう言ういわゆるソフトスキンの車輌は、全て組み立てて一気に塗装と言うのが私的には難しく、部位単位で製作を進めます。まずは車体下部から製作開始です。パーツを切り出し仮組みした状態です。震電で苦労した接着位置が分からないとか、嵌合位置が合わないと言うような事は一切なく、気分良く位置決め出来るのがいいです。この辺は、古いキットですがさすがだと思う部分です。

サフはタミヤのオキサイドレッドサフ(缶スプレー)を吹きました。黒サフにしようか迷ったのですが、果たして黒にピンクは大丈夫?と言う思いが生じ、オキサイドレッドサフにしました。配色的に黒にピンクと言うのは映えるんですけどね。

サフ吹きの後、自作のデザートピンクを吹きました。タミヤの説明書ではまだパクトラタミヤとなっています。Mr.カラーNo.63ピンク(桃)とNo.53ライトカーキ(バフ)を1:1で混合しました(説明書記載の混合割合ですが、塗料が異なります)が、やや赤味が強いと思い、白を少し加えています。因みに、No.53は欠番ですので、無くなると入手困難です。パーツの素材色に比べてまだ赤味が強く、ピンクと言うより薄紫みたいな感じがしないでもありません。キャラクターフレッシュと言う手もあったかなと後で思いましたが、あまり使わない塗料は増やしたくありませんね。最終的に白を加えて重ね塗りする事にしています。Mr.カラーのバフが欠番になったのは少し残念です。今後必要な場面ではタミヤのラッカー塗料を使用する事になりそうですね。各部の塗装も行なっています。排気管の塗装はいつもの自作塗料です。

塗装が終わり、各パーツを接着しました。ホイール部分は、サークルカッターでマスキングテープを切り出したものを使用しましたが、一部液状マスキングも併用しています。

タイヤの塗装にはタミヤのラッカー塗料LP-65 ラバーブラックを使用しました。Mr.カラー137番のタイヤブラックに比べると黒みが強いですし、完全艶消しとなっていますね。タミヤのラッカー塗料って、Mr.カラーに比べてサラサラで、Mr.カラーと同じような感覚で希釈すると薄め過ぎになるようです。写真でもピンクがまだ若干残っています。

車輪を取り付けました。(写真は裏面です。)前部は左右に可動しますし、当然車輪も回転します。

本体下部の組立てが一応完了しました。本体完成後に取り付けるパーツを残していますが、それらは本体上部の製作と並行して塗装準備を行なう事にしています。

本体上部の製作を開始しました。OVMの取り付け用の隠し穴を開けるのを忘れてしまい、滅相で開けたら少し位置がずれてしまいました。😓 その部分はパテ埋めしましたが、パーツを取り付けると殆ど見えなくなります。

各パーツにサフを吹きますが、オキサイドレッドサフの手持ちがなくなってしまったので、明日にでも買いに行こうと思っています。ついでに必要な消耗品なども買って来ましょうかね。今年も残り1ヶ月。年内中に完成させたいですね。早く完成したとしても、年内の製作キットはこのキットが最後です。

本体組立て完了予定のその2に続く。



6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (日の丸航空隊)
2020-11-30 04:31:54
おはようございます。(^^)
カーモデルとは、貴兄にしては珍しいですね。
ピンク成形色のキットと言うのも面白いですね。(^^)
ベテランキット故の面倒臭さはあると思いますが、タミヤのことですので取り付け位置や嵌り具合などは心配ないでしょう。
タミヤのラッカーは、希釈無しでも塗装できますね。
私は少しだけ溶剤で希釈して使っています。(大面積の時は)
拘らなければ、あっという間に完成しちゃいそうですね。(^^)
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-11-30 09:40:36
日の丸航空隊殿、早朝からのコメント有難うございます。それにしてもお早い!😊
>カーモデルとは、貴兄にしては珍しいですね。
ピンク成形色のキットと言うのも面白いですね。(^^)⇒タミヤの1/35MMシリーズのキットですので、カーモデルと言っても、いわゆるミリタリーキットに分類されるキットだと思います。こう言う類いのキットは他にも結構出てますね。私が知ってる範囲では、MMシリーズ唯一無二のピンクの成型色キットだと思います。
>ベテランキット故の面倒臭さはあると思いますが、タミヤのことですので取り付け位置や嵌り具合などは心配ないでしょう。⇒やや抜き勾配がキツメなのと、パーティングラインが目立つ位で、約45年前のキットではありますが、嵌合精度はさすがタミヤって感じで、震電で感じたようなストレス感は殆どありません。
>タミヤのラッカーは、希釈無しでも塗装できますね。
私は少しだけ溶剤で希釈して使っています。(大面積の時は)⇒Mr.カラーのラバーブラックが切れてしまったので、タミヤの塗料を使って見たいと思い、今回初めてエアブラシ塗装しましたが、Mr.カラーを希釈するのと同じ感覚で薄めたらちょっと薄め過ぎになっちゃいました。ビン生でもけっこうサラサラしてますもんね。薄め液はタミヤの薄め液(リターダー入り)を使用しました。
>拘らなければ、あっという間に完成しちゃいそうですね。(^^)⇒うまい具合にローテーションが回り、このキットの製作となりました。狙った訳ではないのですが、年内完成を目指すなら打って付けのキットですね。いつものようにストレート組ですが、時間があれば展示台でも作ってみましょうかね? 私の場合、フィギュアが大問題ですが…😅
今日はジムが休みなので、比較的のんびりしています。午後、塗料などの買い出しに和歌山市内まで行く予定です。
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Unknown (ヒロシ)
2020-11-30 15:38:57
このピンクパンサーのキットは当時MA誌で工作ガイドが載ってたと記憶してます。
子供心に「ピンクパンサー」なんてカッコいい名前だな」と思って、キットも買う寸前までいきました(笑)

タミヤのラバーブラックは仰る通りクレオスの137番より黒っぽくて良いですね。
137番は少し青みというかグレーが強すぎて、いつも黒を足して使っていました。
まだ残りがあるので、使い切ったらラバーブラックにチェンジするつもりです。

年内最後の完成となるよう頑張ってくださいね。
私もワイルドキャット3機頑張ります!
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Unknown (はつたか)
2020-11-30 18:59:53
お疲れ様であります。
えらく色っぽい(!?)キットですね(笑)
軍用車両は作ったことがないんですが(鉄道模型はやってます)、ときには気分転換にこういった車両も良いですね。
ひとつ陸自のLAVでも・・・
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-11-30 22:44:48
ヒロシ殿、コメント有難うございます。ワイルドキャットでは大変失礼しました。
76年2月初版の古いキットですが、ほぼストレスなしで組立てられるのはさすがタミヤだと感じますね。MA誌に作例が掲載されているとの事ですので、バックナンバー探して見ましょうかね?
タミヤのラッカー塗料は筆塗りで使用したことありますが、エアブラシでは初めてでした。Mr.カラーとは少々使い勝手が異なる感じがします。まぁ、慣れの問題だとは思いますが…。Mr.カラーの53番バフが残り少なくなっているのですが、無くなるともう入手困難ですね。タミヤに置き換える事になりそうです。
今日、サフを買って来て、サフ吹き完了しました。次回から本体塗装開始です。年内には完成すると思います。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-11-30 23:00:51
はつたか殿、コメント有難うございます。
>えらく色っぽい(!?)キットですね(笑)⇒戦後に使用された車輌ですので、こう言う塗装も可能だったんだと思います。一応、砂漠の景色に溶け込むために塗られた塗装ですが、却って目立ったってことはなかったんですかね?最近では劇場版のガルパンにも一瞬登場したらしいです。(アニメは見ていないので分かりません。)
>軍用車両は作ったことがないんですが(鉄道模型はやってます)、ときには気分転換にこういった車両も良いですね。
ひとつ陸自のLAVでも・・・⇒飛行機を作った後はAFVキットを作る事にしているんですが、一応自分なりのローテーションを組んでいて、タミヤのMMシリーズはアイテム番号順で作っています。ですので、古いキットばかりになってしまうのですが、今回はたまたまこのキットの製作順となってしまいました。陸自のLAVも積んでいるんでいずれ順番が回って来ると思います。新しいキットも作りたいので、ちょっとローテーションのルールを変更しようかとも思っているんですが…。年内完成を目指して、年明け早々は空モノからスタートしたいと思っています。ちょっと毛色の変わったキットを作ろうと思っています。お楽しみに。
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