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(開設2015年1月1日)

キティホークモデル1/48 ヴォートXF5U-1 フライング フラップジャック試作戦闘機 製作記・7

2021年11月03日 20時45分00秒 | キティホークモデル1/48 XF5U-1製作記
今日は文化の日で、コロナも落ち着きを見せ始めたと言う事もあり、観光地は多くの人出で賑わったようですが、リバウンドが起こらないのを切に願うばかりです。

さて、XF5U-1ですが、完成を目の前にして、キットのトラップに引っ掛かったり、自分のミスがあったりして、いつもの完成前の試練を味わっている所です。

完成に向かって残っている各所の組み立てに入りましたが、いきなりトラップ発生です。

ブレードの仰角(俯角?)が合うように、〇の一部を直線にしたほぞ穴があるのですが、そのほぞ穴の形状(直線部分)が逆向きになっていて、そのまま差し込みと裏表が反対になってしまいます。最初、デカールを貼る面を間違えた!と蒼ざめましたが、説明書を見ても間違っていないので、角度合わせが難しくなるのを承知で、1.5mmのドリルで揉んで直線部分を円状にしました。

プロペラが完成しました。ピッチを揃えるの気を使いましたが、ある程度は適当です。で、組み上がってから気付いたのですが、トルクを相殺するためプロペラの回転方向が左右逆回転(外側回転)になっているようで、このままでは左右同じ方向に回転します。組み立てたあとで気付き、時すでに遅し状態なので、このまま完成を目指す事にします。説明書の塗装図にはブレード1枚しか掲載されていなくて、8枚とも同じだと思い込んだのがミスの始まりです。説明書のせいにしていますが、もう少し早く気付くべきでした。新たにキット購入なんてことは微塵も考えていません。😅 下に実機の画像を貼っておきます。

この画像でも分かるように、本体左側のブレード向きが逆になっていますね。デカールさえ貼っていないければ修正できるんですが、デカールだけって手に入りませんもんね。せっかく綺麗に仕上がって喜んでいたのに、クソーって感じ!😫💩? まぁ、しゃあないね😢

気を取り直そうと次の作業に移りましたが、ダメージは大きくテンションボトムの状態で、着艦フックのカバーの仕上げを行ないました。ウォークウェイの白の縁取りが必要になるので、白いデカールを細切りにして貼り付けました。これがないと辻褄合いません。めんどくさいったらありゃしない!(って江戸っ子とちゃうで!)

デカールが充分乾燥したので、水性の半光沢トップコートプレミアム(缶スプレー)を吹き、マスキングのために仮付けしておいた脚庫カバーを取り外しました。吹きこぼれがなくて良かったです。

脚パーツを組み込みました。接着剤を塗布したパーツを落として塗装が一部剥がれていますが、あとで修正しています。尾輪のダブルタイヤを平行に揃えるのが困難で、やや浅めに差し込んで調整しました。画像は歪んでいますが、これも修正済みです。

脚周りの組み立てが終わり、やっと3点姿勢になりました。このまま一気に完成まで行きたい所ですが、そうは問屋は降ろしてくれません。

着艦フック本体の組み立てを始めてミスっているのが判明。アームがくっ付いてる平板ですが、これはフックのカバーにあたるパーツです。実機画像の下にある写真で三角になっている部分ですが、ここを白で塗装してしまっています。このままでは辻褄が合わないので、再び辻褄合わせとなりました。

ウォークウェイエリア内にあるので、表面をタミヤラッカーのセミグロスブラックで、内面をMr.カラー315番で塗装しました。セミグロスブラックの方は、筆ムラを目立たなくするために、半光沢クリアを吹きました。(写真はクリア吹き前の状態)

残っているパーツはかなり少なくなって来ましたが、某ブロガーさんの製作記を拝見すると、脚庫カバーの取り付けに苦労したと書かれているので、ちょっと気になっています。このまますんなりと完成まで行けることを願って、次回に続きます。(プロペラブレードのミス、まだ響いています。トホホ)

完成報告できるかもしれない、その8に続く。



12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに悔しい。 (Choro-Poo)
2021-11-03 23:11:00
こんばんは。
デカールミスだけはほんと悔みますよね。
タミヤみたいにパーツ請求できれば良いですが、そうでなければ・・・。
こればっかりはバカボンのパパになるのが正解かと存じます・・・。
最後まで気が抜けないようですが、応援してますので・・・まずはリラックスが大事かと。
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Unknown (日の丸航空隊)
2021-11-04 05:22:27
ちょっと早いですが、おはようございます。(^^)

プロペラブレードのデカールは痛いですね~。(>_<)
パーツ請求が出来ない海外製キットの時は、十分すぎるくらいの注意が必要と言うことですね。

国内キットでも、特別仕様のキットは請求が難しいですからね。

もう少しで「完成」の文字が見えそうなので、めげずに頑張ってください。
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Re:確かに悔しい。 (0-sen(零銭))
2021-11-04 12:06:22
Choro-Poo殿、いつもコメント頂き有難うございます。コメントが何よりの支えで、ミスにもめげず完成を目指そうと思います。
本編にほぞ穴の形状が反対と書いていますが、キットのままで正解だったと言う事です。仮組みを省略したと言うのもありますが、説明書が不親切と言うのもミスった原因の一つです。まぁ、結局は自分の確認不足にほかなりませんが…😢 この辺は中華系キットのトラップで、要注意点だと肝に銘じて、今後、中華系キットを製作する時の教訓にしたいと思います。メーカーは既に消滅しており、キットはオークションでしか入手できない状況ですし、今さら入手しようと言う気はありません。貴殿お書きの、バカボンのパパで行きます😄 ごまかせるようなデカールがあれば良いんですが…。ハセガワ1/48P-38にそれによく似たデカールがあったような…? 今、ふと思い出しました。
≻最後まで気が抜けないようですが、応援してますので・・・まずはリラックスが大事かと。⇒有難うございます。今日はこの後、脚庫カバーの取り付けを行なおう思っています。早く片を付けたい気分です。
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-11-04 12:23:05
日の丸航空隊殿、早朝からのコメント有難うございます。仕事に行ってる時なら私もこの時間には起きていましたが、仕事に行かなくなってからは朝寝坊になってしまいました。😄
プロペラブレードのミスに気付いた時は一瞬(相当?)蒼ざめました。デカールさえ貼っていなければ修正は可能なんですが、デカールだけ入手なんてことは絶対無理ですね。デカールなしにしちゃおうかとも思ったりしましたが、あるとないとで雰囲気が全く別物になりそうで、踏ん切りがつきません。同じようなデカールがないかなと、Choro-Poo殿のリコメを書きながら考えていたら、ハセガワ1/48P-38にそれによく似たデカールがあるのを思い出しました。ただ、ペラの枚数が6枚ですので、2枚分不足しますし、ごまかしにしか過ぎません。なんか悩ましいですね。このままバカボンのパパで行くのが賢明なんでしょうか?
≻もう少しで「完成」の文字が見えそうなので、めげずに頑張ってください。⇒有難うございます。ブロ友さんからのコメントで何とか頑張れています。とにかく、完成させることを優先してこのまま製作を進めようと思っています。次のキットが「はよせんかい!(早くしろ)」と言ってますので…🤭
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Unknown (クラキン)
2021-11-04 13:59:46
素晴らしい木目塗装で驚いていましたが、ナント!左右逆回転とは・・・悔しさお察しします。
確かにリカバリーは無理そうですから、こういう事は無かった事にして早く忘れるのが一番です。
機体の塗装など他の部分の仕上がりの素晴らしさで十分お釣りが来ますよ。
このまま完成に向けて頑張って下さい。
絶対に素晴らしい完成品になります。
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Unknown (黒猫2号)
2021-11-04 19:29:09
こんばんは、0-sen様
木目のプロペラブレードが良い感じだったのに残念でしたね
>説明書の塗装図にはブレード1枚しか掲載されていなくて~
これは誰でも間違えますよね、何か「ウソは書いていませんよ」という巧妙なトラップではないかと思えないでもなく。
これを読んでいて、今迄作った双発機はどうだったのか気になりだしました。
間違いなく作った時は、そんな事(全く!)気にしていませんでしたから(^^;
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Unknown (あきみず)
2021-11-04 19:54:44
プロペラを同じのを2個作られたわけでしょう 逆ピッチにするには裏返しする
必要があるのでは?よくわからない
所なんですが。実機写真は後から
見つけられたのでしょうか。
部品請求がかなわないのは、残念ですが
挫けずに完成に持って来てください。
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-11-04 20:50:27
クラキン殿、展示会準備でお忙しい中、コメント頂き有難うございます。
≻素晴らしい木目塗装で驚いていましたが、ナント!左右逆回転とは・・・悔しさお察しします。
確かにリカバリーは無理そうですから、こういう事は無かった事にして早く忘れるのが一番です。⇒木目塗装もうまく行き、デカールも貼り終えてやれやれと思っていた所、いざスピナ部分に組み込む段になって、あれっ?って感じで、そのまま差し込むとデカールを貼った面が裏向きになってしまうではありませんか! キットのミスだと最初思い、ほぞ穴をドリルで揉んでしまいましたが、自分のミスだったとは、とんだおそ松さんでした。赤塚ファミリー劇場ですね。(笑)
≻機体の塗装など他の部分の仕上がりの素晴らしさで十分お釣りが来ますよ。
このまま完成に向けて頑張って下さい。⇒こう言って頂けると嬉しいです。ハセガワの1/72を作った経験が活かされなかったのと、実機画像を確認しなかった自分の愚かさに腹が立つ思いですが、このまま完成まで進めます。破壊なんて事はせず、いつかこのキットを見て、確認の大切さを思い起こす切っ掛けにしようと思っています。
≻絶対に素晴らしい完成品になります。⇒今日、脚庫カバーを取り付けました。某ブロガーさんは苦労したと書いていますが、それほど苦労もせずに作業が終わりました。ただ、小物パーツを飛ばしてしまった時は焦りましたが、無事見付かって良かったです。この時、紛失していたマスバランスを発見しました。自作したのが無駄になっちゃいました。😅
もう少しで完成ですが、このままスンナリ完成まで行くんでしょうか?
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-11-04 21:22:14
黒猫2号殿、今晩は! 
貴ブログのドーントレス紹介記事へのコメントですが、ワイルドキャットからドーントレスと言う事で、ああ言うタイトルにしましたが、ご理解頂けましたでしょうか? 

≻木目のプロペラブレードが良い感じだったのに残念でしたね⇒塗装とデカール貼りはうまく行ったんですけどね😢 もし、実機にこのようなペラを装着したら、恐らく大きな回転トルクが発生して、操縦不能になると思いますが、キットではそういう事も起こりませんので、このまま製作を続けます。幸い、パイロットも乗っていませんし…。(なんのこっちゃ!)
説明書の塗装図には1枚分のブレードしか掲載されておらず、8枚とも同じだと思い込んでしまいました。実機画像を確認していたら、ミスっていなかったと思います。貴殿のように実機画像を詳しく確認することの大切さを思い知らされた感じです。架空機じゃないので、画像を探せば見付かりますからね。そうは言っても、説明書の塗装図(製作記・2に掲載しているので、ご覧下さい。)にも問題あるのは確かです。(自分のミスを棚に上げて、あくまでも説明書のせいにしてしまいたい!)
≻これを読んでいて、今迄作った双発機はどうだったのか気になりだしました。
間違いなく作った時は、そんな事(全く!)気にしていませんでしたから(^^;⇒高出力のレシプロエンジンが搭載され始めると、双発機以上(四発機など)の飛行機だと、回転トルクを相殺するために左右で逆方向に回転する飛行機が増え始めます。P-38なんかもそうですね。全部が当てはまる訳ではありませんが、注意が必要です。って、この事をすっかり忘れていた自分がここにいるんですけどね。デカールさえ貼っていなきゃ修正可能なんですが、デカールなしにするのは・・・考えちゃいますね。
もう少しで完成ですが、後悔の残る完成品になりそうです。コメント有難うございました。
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-11-04 22:50:43
あきみず殿、コメント有難うございます。
≻プロペラを同じのを2個作られたわけでしょう 逆ピッチにするには裏返しする
必要があるのでは?よくわからない
所なんですが。⇒同じピッチ状態で2個作ってしまったと言う事です。右側のプロペラはそのままでOKですが、左側のプロペラが逆ピッチになっています。修正しようとすると、デカールを貼った面が裏側になってしまうので、修正が出来ません。デカールを貼ってなければ修正可能なんですが…。
≻実機写真は後から
見つけられたのでしょうか。⇒あれっ?と気付いて慌てて画像を探して、見つかったのが本編に貼った画像です。Wikipediaに載ってる写真とは別のプロペラが装備されています。もう少し早く見つけていたらミスってなかったと思います。(説明書にも問題あり?)
≻部品請求がかなわないのは、残念ですが
挫けずに完成に持って来てください。⇒メーカーが既に消滅しているし、キットの入手はオークションでしか入手出来ない状況です。メーカーが存在していたら、HPから部品請求が出来た可能性もあったかもしれませんが、現状ではどうしようもありません。このメーカーの金型って今どうなっているんですかね? もしどこかのメーカーが引き継いで、再販されたら考えるかもしれません。あまり落ち込んでいても前には進めませんので、気を取り直して完成目指します。
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