早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

優しく触れるケア・・・

2018年06月06日 05時08分46秒 | 読書





ワシントン大学での研究によると、

アルツハイマー型認知症では

脳の中にストレスホルモンが多くなり、

脳が興奮することによって、

暴行、暴言などの攻撃的な行為や徘徊が

起こることがわかっています。


このストレスホルモンを

コントロールしているのが「海馬」で

アルツハイマー病が海馬を萎縮させることから

ストレスホルモンの分泌の抑制ができなくなるのです。

暴行や徘徊などから患者さんの安全を守るために、

止むを得ず体を拘束する処置がとられますが、

これはさらにストレスホルモンを増やし

攻撃的な行動を悪化させることになります。


一方、アメリカのアズサパシフィック大学での研究では、

優しく触れるケアによって、

ストレスホルモンの分泌が減り、

徘徊、暴力の減ることが報告されています。

心地よいと感じることによって

ストレスホルモンが減るのです。

ユマニチュードはまさに

脳内のストレスホルモンを減少させ、

脳の興奮を鎮めることによって、

患者さん本来の姿を取り戻させていると言えます。


   生涯健康脳

           瀧 靖之 著




     








優しく触れるケア...!

このなんとも言えない響きの言葉は

今、僕の心さえ温かくしれくれ、引き込まれていく

五体満足で特に支障があるとも思えないこの体なのに

愛する人達から優しく触れてもらえたら

どれだけ幸福感を実感できることだろう

そして僕自身が悩める人達に

優しく話し触れて接してあげられたら

それはどれだけ素晴らしいケアという接し方だろう・・・


そんなことを思いながら

「優しく触れるケア...!」という言葉を噛み締めている

ついつい、きつい言葉でどれだけの人を傷つけてきたことか!

そしてどれけ多くの人から傷つけられてきたことだろう!

それを乗り越えて強くなれたとそう思っていたけど

それは心のストレスが悪魔のスパイラルに陥った証拠

だから自分のこの体は

そのストレスによって傷つけられてきたのだろう


もう自分の心をも含めて

他の人を傷つけるようなことは止めよう...!

まさに仏のように心広く、心豊かに

何もかも包み込んでしまえるような優しさに生きたいものだ

その最大のテクニックこそ

優しく触れることなのかもしれない

ケアという範疇ではなく

触れるというコミュニケーションこそ、

今、最も大切なことなのかもしれない

心に病があって苦しむ多くの人たち、

そこまでいかずとも大きなストレスで悩む人たちに

最も大切なことは周囲の人が優しく触れてあげることが

何よりも大切なことを思い知らされた気がする



       早起き鳥




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