家族中心の親は、
子供の最終的な幸福を考える
感情的な余裕と力を持っていない。
家族が心の安定、よりどころになっていると、
子供たちの成長を
長い目で見ることの大切さよりも
その場その場で子供に好かれたい欲求を
優先していまうかもしれない。
お金を稼ぐことを人生の中心にしている人も
もちろん大勢いる。
経済的な安定があれば、
多くのことができる機会も増える
欲求の階層では、
生命維持と経済的安定がくる。
私の知人の男性が、
子供たちを連れてサーカスに行こうとしていた。
そこに職場から呼び出しの電話があった。
彼はそれを断った。
仕事に行った方がいいんじゃないの
と言う奥さんに彼はこう答えた
「仕事はまたある。でも子供時代はまたとない」
小さな出来事かもしれない。
しかし、彼の子供たちは一生涯、
父親が自分たちを優先してくれたことを
覚えているだろう。
「七つの習慣」
スティーブン・コビナー 著
僕の現役時代を顧みれば、
もちろん仕事中心
全ての出来事に対して仕事最優先で生きてきた
とはいってもそれを容認できる環境にあったから
十分すぎるほど仕事で頑張って
それなりの結果も出してきた
申し分のない職場人生だったと思う
でも退職して責任のない暮らしに移ると
なんと味気ないというか
まだまだ戸惑いが隠しきれない
心の中では責任から解放された喜びのほうが強いのだが
なぜか現役時代が懐かしく
権力権限という鎧を着ていたころが妙に恨めしい
もっと家庭中心で生きてみたかった
という思いもなきにしもあらずだが
もう一度やり直したいとは思わない
責任のない自由な時間を持てるようになったのだから
仕事ではなく暮らしの中で
他人様のお役に立てるようなものを見つけて
取り組んでみたい
今朝のウオーキングの途中
昨日は雨だったので遠くへ行かず
家の近くにある公園を周回したのだが、
まだ暗いうちから軽自動車が停まっており
なにやら作業をしている様子
次の周回の時、僕におはようございます
と挨拶をされた
見れば汗いっぱい流しての
トイレ掃除を終えたところだった
この人、町内の仕事として
請け負っているとは到底思えない
仕事に出る前の暗いうちにボランティアで
公園のトイレ掃除をしているのだ
と思うと、熱いものを感じた
早起き鳥
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