「私は困っている人を見ると、
その人を助けずにはいられない。
私自身にお金がなくても、
少ないそのお金をその人に
やってしまわずにはいられない。
どうして私はこういう
バカな性分なんだろう？」
とある人が言った時、
それを聞いていた人々の
気分はいっぺんに
シラけてしまいました。
「人蕩し術」無能 唱元
お金がないのに、
そのお金を他人に与えてしまったら、
自分が困ってしまうだろうに！
そこまでして恩義のある人
なのかもしれないけれど…！
でも言葉にして他人に
言うことではなさそうである。
こういうことが現実にあるとして、
それはそっと
胸に入れておくことかもしれない。
聞く人の気持ちをしらけさせるほどの
失敗談や自己卑下も
逆にとらえれば自画自賛！
よくよく考えてものを
言わないといけないのだろう。
僕のコラムもほとんどが、
失敗談や自己卑下！
読者の気持ちを
しらけさせてはいないだろうか？
とちょっとドキッとした
今日の話題…！
早起き鳥
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人間の魅力とは
「幸福感の中にある人」に、
より多く存在します。
これは明白な事実です。
不幸感の中にある人が
他人を魅きつけることはあっても、
それは同情という感情のもとに
行われる事に過ぎません。
人生を明るく楽しく生きている人は、
いわば太陽のようなものです。
人々は多く「陽のあたる場所」を求めます。
ですから、人蕩し術の秘訣は、
まず「陽気」になることを
ぜひとも心得ねばなりません。
「人蕩し術」無能 唱元
自分が不幸の
まっただ中にいるとして
不幸からの脱却はまず、
あるべき自分の目標を放棄すること、
それから今の不幸をなんとか
幸福に思い直すこと、
この二つ、どちらでもよいから
試してみろとこの本に書いてあった。
よく考えてみると、
不幸感は他人との比較において
感じる感情であって、
上を見たらきりがないし、
下を見てもきりがない。
そう思えば平和な幸福感を
持てないこともない。
どれだけ、病気で苦しんでいても、
今まさに死んでいく人がいると思えば、
生きているだけで
幸せだと思えなくもない。
これ、まさに訓練、
練習するにあたいするかもしれない。
早起き鳥
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穏やかな春の陽気を
浴びている人々の中でも
それを幸せだと感ずる人と、
全然感じない人がいるように
幸福は陽光の側にあるのでなく、
それは受け入れる心の側にあるのだいうことは
明白にわかります。
この心をいう精神活動が起こるのは
皮膚に当たった陽光が暖かいという
感覚によるものであることに注意ください。
それは食べ物を食べておいしいと感じたとき、
それは「味」であることと同じです。
「人蕩し術」 無能 唱元
幸せを感じると、
気持ちのよい暖かいモノが全身に流れる、
まるで温泉につかったときのようである。
でも不幸を感じると、
気持ち、身体ともに苦痛を訴えてしまう。
胃が痛くなってしまうことさえある。
でもその症状は今この現在の事で、
過去のことや未来の事ではなさそうだ。
過去がどれだけつらい経験をしていても、
今が幸せなら、過去のすべてが思い出話である。
でも将来の幸せを願っても今を幸せだと
思えなかったら絵に描いたぼた餅、
幸福とはうまいと感じる今の感覚、
まさに「味」であると言うことか…！
早起き鳥
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ツキのない人と交わっていると、
自分もツキがなくなってしまうように、
その反対の現象もあるのです。
すなわち、ツキのある人と交わっていると、
ツキが自分の方へもやってくるのです。
富がほしかったら金持ちと、
地位や名声がほしかったら、
その道の成功者と
できるだけ接触する機会を持つことです。
しかし、嫌がられる人に
無理矢理接近するのは
得策ではありません。
「人蕩し術」 無能 唱元
ツキのある人と交わる方法、
それはその人の講演会に行く、
その人の書いた本を読む。
その人の映画を見る。
一度でなく、二度する。
いやもっと何度も…！
もうそれはそれは、
その人になりきってしまう。
服装も、表情のその人のまま…！
ところで僕は石原裕次郎が大好き、
何度ビデオを見たことだろう。
太陽にほえろ、西部警察
気がつけば人が言う。
「早起き鳥さんは
館ひろしにそっくりですね」
早起き鳥
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今仮に、会社経営がうまくいっていない
社長がここにいるといましょう。
この社長が一日のうちの大部分を
費やして考えているのは
彼の現実そのものである資金繰りや
思うようにモノが売れない悩みについてです。
たとえば銀行に融資してもらおうと交渉したら、
財務内容が悪すぎると断られたことであったり、
どうせ自分なんかに会社経営は荷が重すぎる、
と思いあきらしまっている
自分の姿であったりします。
「人蕩し術」 無能 唱元
どうせ自分なんて荷が重すぎるし、
できっこない！
そういう自分の姿を
何度思い描いてきたことだろう。
どれだけ、苦労して
食べるものを減らしてジムに通っても
乗る体重計のメモリは全く動かない。
どうせ無理！
この重い言葉！
乗り越えたいモノである。
頭の中で明確なイメージとして思い描かれる
なりたくない自分があまりにも鮮明である。
これだけのすばらしいイメージ力…！
なりたい自分、こうありたい自分の姿を
イメージできたら、
人生が一変するかもしれない。
何を食べてもどれだけ腹一杯食べても
太らない自分が居るかもしれない。
早起き鳥
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