早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

本当の自分を見ることはできない

2012年04月30日 04時46分52秒 | 読書
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……眼は自らを見ず、

刀は自らを割かず……


「水は水を洗わず」

というのもある。

「心は心を用いず」とか

「仏は仏を求めず」

とか「法は法を説かず」

とか似たような禅語はたくさんある。

どんなものでも、

「そのもの自体」は

知ることができない。

それを知るためには、

そのものから離れなければならない。

しかし知られたものは、

すでに本物ではないのだ。

  「生き方。死に方。」 著 西村 惠信


     







鏡に映る自分の姿は

自分ではなく虚像

理解は出来るけれど、

自分らしい虚像を見て

身だしなみだけは

修正、気をつけている

でも自分ではないことは間違いない

だからこそ、何とかして

自分とはどんな人間なのか

あくなき探求

わかっているようで、わからず

でも眼を閉じて

五感を研ぎ澄ます

深い意識の中に自分が現れてきそうな

自分という小宇宙

自分の心の中で確認したい

わけのわからない欲求を

抑制できない自分の心があまりに稚拙

     早起き鳥





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三利主義からの脱却

2012年04月29日 03時48分23秒 | 読書
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戦後、日本人の抱いた価値観を

「三利主義」

と決め付けた人がある。

三利とは、営利、便利、権利

の三つを言うらしい。

貧困から這い上がった

戦後の日本人の関心が

何はさておき

利益の追求にあったことは、

誰もこれを否定できないであろう。

  「生き方。死に方。」 著 西村 惠信


     







この三利主義は今も

しっかりと受け継がれ、

最大の価値観として息づいている

そしてその価値観が

やっとこの時期に来て

変わりつつあるのではないだろうか

予期せぬ災害もその猛威は半端でなく

思いやり、奉仕、義理人情

そんな古い日本人の価値観が

自然発生的に芽生え

荒んだ心に光明がさし込んできたような

そんな気がする

自分の我を捨て、他人様のために

人を喜ばすことに

生き甲斐を見つけた瞬間から

幸運の女神に守られ

安らぎに包まれている

     早起き鳥





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自分を鍛える道場 「直心」

2012年04月28日 04時59分08秒 | 読書
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「直心」という語には

真っすぐな心、素直な心、

あるいは直接という意味で

真実にぴったりと合った心など、

いろんな意味が含まれている。

しかし、そういう「直心」を

身につけるとことは

決して容易ではない。

直心を保つことは、

自分を鍛える「道場」にほかならない。

  「生き方。死に方。」 著 西村 惠信


     







日々、ブレてばかり

昨日の言ったことと

今日言うことがまるで違う

多少違ったとしても

理念とか本筋はブレてはいけない

直心という言葉の重みが伝わってくる

どことなく融通がきかないような

カタブツのような気もするが

融通のきかない

カタブツくらいがちょうどいい

シネクネ軟体動物のような

醜態だけは見せたくない

日々、まっすぐな気持ちでいるのは

至難の業

でも今日だけは顔晴ろう…!

この気持ちを明日も明後日も

     早起き鳥





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自分がしなくてもだれかがするだろう

2012年04月27日 04時12分42秒 | 読書
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たとへ三歳の子供でも、

何が善いことか、

何をしたらいけないかぐらい、

よく知っている。

にもかかわらず、

八十歳にもなったという老人なのに

それができないとは、

何たることであろう。

  「生き方。死に方。」 著 西村 惠信


     







綺麗な老化のごみ拾い

公衆道徳、

自分がしなくてもだれかがするだろう

人間、年をとれば錆ついてくる

酸化して金属なら錆つき

生きものなら腐敗が進んでいく

なんとも老いとは厄介なものだ

でも意識的にさびないよう努力したい

子供たちに、こちらから

「おはようございます。」

電車の席は人に譲る

ちょっとしたことから

負の連鎖が逆転しプラスの連鎖に

気が付いたらひどく若返るかもしれない

   早起き鳥





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自分の師であるような友をもて!

2012年04月26日 03時10分31秒 | 読書
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禅の語に

「石中に火有り、

打たざれば発せず」

というのがある。

冷たい一箇の石も、

火打ち石のように

二つを打ち当てば、火がでる。

その火はやがて

世界をも焼き尽くすような

エネルギーである。

ただ放置しておいただけでは

路傍の石に過ぎない。

  「生き方。死に方。」 著 西村 惠信


     







多くの友達に恵まれている人も

ひとり孤独に生きる人も

それぞれ価値観の違い

それが個性なのかもしれない

路傍の石、ドングリの背比べ、その他大勢と

集団をとらえた言葉も多いなか

石中に火有り、打たざれば発せず

なんと衝撃的な一言

切磋琢磨、率先垂範

などという言葉とはまるでエネルギーが違う

火がついて世を焼き尽くすような

激論を交わせる友をもてということ、

ぶつかり合いながら、

火力が増すのかもしれない

   早起き鳥





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