飲酒と並んで脳の萎縮を進める、
もう一つの大きな要因があります。
それは太り過ぎ、つまり「肥満」です。
ことに中年期の肥満は高齢期になってから
認知症のリスクを高めるという
報告が数多くされています。
私たち研究グループでは
生活習慣の中でおこる一つの要因として
肥満を取り上げ、
肥満の度合いとMRI画像で
脳の萎縮との関係を検証しました。
その結果、肥満度を表す
「BMI」の数値が高いほど、
海馬が顕著に萎縮していることがわかったのです。
ただ私たちの研究から、
興味深いことがわかっています。
それは、この肥満による脳の萎縮は
男性にしか見られないのです。
生涯健康脳
瀧 靖之 著
なんと肥満も「海馬」の萎縮をきたすとは
生活習慣病というどうしようもない慢性疾患は
とんでもない結果をもたらす
悪の根源であるようだ
現代を生きる者にとって
健康でいられるためにはこの生活習慣病を
克服するしか方法がなさそうである
それにしてもこの肥満による脳の萎縮は
男性だけだとはなんと不思議なこと...!
この本では女性は皮下脂肪型肥満なので
健康にはほとんど影響を及ぼさないが
男性の場合は圧倒的に内臓脂肪型肥満が多いので
この内臓脂肪が脳の大敵だとか・・・
僕の場合、BMIが25だから太り気味!
もっともっと体重を落とさねばならない
最近買った通信機能のついた体重計で
内臓脂肪を計測すると8
この数字がどういうものなのかネットで調べたら
「標準」ということでまずは安心
でも女性の場合を見ると60代でも6.5
男性の20代の内臓脂肪なのである
この男性と女性とは大きな肥満度の違いに驚いた
これからさらなるダイエットに頑張りたいと思う
早起き鳥
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