今日、内水面総合センターに
「かつやまこどもの村中学校」
の生徒たち１１名が
引率の先生と一緒に来館、
案内役の僕が対応をした。
レクチャールームでセンターのこと、
魚のこと、漁業のことを話したところ、
すごい質問ラッシュ…！
貪欲なまでの探究心と理解力
すごい集団にびっくり
僕の方から逆質問、
「かつやまこどもの村中学校」
というのは普通の学校とは違うように思うけれど、
どんな学校ですか？
と問うてみた
そういう質問に慣れているのか
鮮やかな答えにそれまたびっくり
こんな私立の中学校が福井県にあるんだと
ちょっとうれしくなった
そして、僕も精一杯の対応をさせてもらって
十二分に意思疎通をはかることができた気がする。
早起き鳥
ガキの頃…。
近所の土手で遊んでるときに、
うん、クリスマスイブの日だった。
いつもオレたちが見てる
金持ちの鉄工所の倅がいた。
意地の悪いやつだったなあ。
甘えん坊でさ。
オレたちから見れば、
羨ましい存在だった。
そいつが、
デコレーションケーキを持って
なめながらきた。
それ、食いたかったな。
美味しそうなクリームがついていた。
「永吉、きょうはクリスマスだけど、
おまえの家はこういうの食えないだろう」
オレは黙った見てた。
「欲しいか。ちょっとなめさせてやろうか」
「うんなめさして、なめさして」
とオレは言った。
「成りあがり」著 矢沢 永吉
子どもながらに
口惜しいことだったろう
その金持ちの倅を
ぶっ飛ばしてやれたのに
そんな嫌な奴からの
いやらしい侮辱を甘んじて受け
ケーキを舐めた矢沢
子どもとはいえ
心中お察し申しあげる
あまりの貧しさ
逆境にいると
普通の人の欲求など
もう意識することも
なくなるのかも
子どもながらに
周囲のモノとの比較を断って
自分の身の丈をわきまえて
悔しい思いをエネルギーに変えて
辛かっただろう矢沢少年
偉い！
誰よりも金持ちになってやる
早起き鳥
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