「うちの子どもは
言葉づかいがよくない」
とこぼす親がいますけれど、
たいていの場合、
そういうこと言う当の親が
ろくな言葉づかいをしていない。
子どもが礼儀を知らないのは、
子どもが礼儀正しい仕方で
人に接する大人を
身近に見たことがないからです。
敬意とか配慮というのは、
経験を通じてしか学習できない。
敬意をむけられたこともないし、
愛情を示されたこともない
子どもが敬意や愛情を
表現できるはずがない。
「下流志向」著 内田 樹
他人に対して
敬意を向けたことの無い人が
他人から敬意を
向けられることはあり得ない
人から敬意尊敬を
受けられる方法は
たったひとつ
人を敬意尊敬するとは
どういうことかを身を持って
示せる人であること
うまく言葉にして
説明できないけれど
単につき従って
良いなりになる
隷属では決してない
目上の人には
心から敬う気持ち
そして年下の人には
思いやる気持ち
そんな基本的な
配慮が備わった上で、
師として敬い
尊敬の気持ちで接する
天皇陛下に対する
気持ちといえばいちばん
わかりやすいかもしれない
早起き鳥
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