フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ユジャワンも聴いて

2018-01-22 07:32:41 | Weblog

太陽の光が8分20秒で届くというのに今日はまだ届かないと思ったら曇っていた。寒いぞ。雨も降って来た。今朝はユジャワンを聴いている。ユジャワンは見るのも聴くのもいい。胸の空いたドレスはエロティック。音は硬質。超絶技巧。手が何個もあるように見える。包み込むのではなく突き放すような音がかえって心地いい。それでいてスルタノフのように壮大な物語を編んでいるようなフィナーレに盛り上げていく。僕は音としたら両者よりグルードの方が好きなんだけどね。ホロヴィッツは別として・・・とブツブツ。ユジャワンを見ていたらクールベの絵を思い浮かべた。「白い靴下の女」あのエロスだよね。男性が惹かれるのは女性の匂い経つエロスなんだからセクハラはいけないけど惹かれるのは罪じゃないだろう。クールベって人は面白い奴で自分の絵が認められないってんで自分勝手に自分の絵を入場料をとって展示したんだ。けっこう入ったんだって市民は。これが世界ではじめての個展の始まりって言うから自分の人生は自分で切り開くもんだね昔から。

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