フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

back where we were

2020-09-30 09:02:54 | Weblog
Back where we were.というhonkong fightingの記事を読もうとしたら開かなかった。中国のディスターブかなと勘ぐってしまう。こんなことができるんだとしたらアメリカの大統領選挙への介入も簡単だよね。そのアメリカ、初めての大統領候補のテレビ討論会が開かれてるってね。現地時間で29日の夜だったから日本で見られるのは今夜の番組かな。場所はオハイオのクリーブランドのナントカ大学とのことケースタウンリザーブ大って言ってたかな。現地では今やってるんじゃないかと思うけどさてどうなりますことやら。ボケと突っ込みの勝負だろうと思われますけど笑いをとった方が勝ちというわけではないでしょう。アメリカ国民の関心は高いそうですよ。

どうせ中身はないんだろうと
いうわけでも無いけれど
いつから日本は
権威付けが好きな国になったの
でしょう
国葬に1億円の税金とかなんとか
このところなんかヘン
「偉くなくても正しく生きる」
って昔テレビで言ってた爺さんが
懐かしいエンペラーエンドウって
言ったっけ
話すと入れ歯が落ちてたよね
清く貧しく美しく生きてきた
日本人は
絶滅危惧種でしょうか
滅びゆく者の最後の輝きが
今なんでしょうか
もう一度「正す」って
意味を考えなくてはいけないね
Back where we were
元の場所に戻れ・・・か



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discovery

2020-09-29 08:50:22 | Weblog
ちょっと出遅れて番組の終わりの方の15分くらい見たんだけどBear Gryllsの番組のゲストにAlex Honaldが出てた。あのfree soloのAlexだよ。面白かったというより感激した。僕が見たのはちょうど岩をのぼるシーンだったけどいつもはベアがリードしてゲストが後から渋々上るってパターンだが今回はアレックスがリード。クモのようにスルスルと登るアレックス。登り切ってベアを促す。不安なベアを初めて見た。「ゲストの気持ちがよく分かる」ってぼやいていた。が、さすがベア。勇気を持って難関の岩を登り切った。が登り方が共感できるくらい素人ぽっかった。ベアでもあんなふうにへばりついて登るんだと思うととても身近に感じられてより好感を持った。アレックスみたいにクモのようにはいかないんだよ。ベアがいうにはアレックスの技術の高さよりも彼の自然への取り組み方が素晴らしいって。無謀な挑戦をしているのではなくルートを決めて体力を考えより安全を目指して行動してるんだってねアレックスは自然の野菜中心の食生活らしいけどベアと一緒にサバイバルしたから今度から野生のものも食べようかななんてチャーミングなこと言ってた。自然って学べることが多いよね。

僕らのサバイバル
グーグルでは道は
あったんだけど
途中から
道が消えてた
急斜面を登って
尾根に出ようとしたが
あんまり傾斜が急だったから
あきらめて
下りようとしたんだ
そしたら今度は
ウロウロしたから
下りる道が分からない
崖を転げながら下りて
沢沿いに帰ったっけ
今でも
語り草だよね あの山
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intolerance

2020-09-28 09:03:06 | Weblog
大きなハートかぁ。と呟いてその年頃ならそうなのかなぁとも思ったりして何ら役立たない爺さんは独り言ちながら頭を掻く。86歳のGiorgio Armaniが最近のインタービューで言ってたんだが「そうだよな」っと思ったからそれがこの答えになっているかどうかは分からないが書き留めておこう。
I have an intolerance of unnecessary excess and vulgarity「私は.不必要な過剰さと下品さには不寛容である」と格言みたいに訳すのだろうか。ファッションの話だけど人となりの話だとも思うってみると含蓄がある言葉だよね。寛容さも大事だけど不寛容さも大事だよ。不寛容さだけの頑固ジジイというのもいいかなとも思うけどHumility is attentive patience.って言われたらなぁ。大きなホッカムリしなくっちゃ。

ホッカムリではなく
大きなイチゴ
大きなイチゴではなく
大きく描いたイチゴ
大きなハートでは
ないけれど
甘酸っぱいイチゴ
イチゴも
描きようで
大きくなったり
小さくなったり
気分次第で
いいのかも
なんて怒られるかな
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Je souhaite

2020-09-27 10:28:51 | Weblog
コロナでね分かったことがあるってサイエンスの記事に出てた。男性の死亡率が女性の2倍だって。それでも科学者たちは従来のやり方ばかりで男女差の研究は出来てないとのこと。何故なら西洋医学では女性は小さな男性と考えられていたって。コロナでやっと性差を考えられなければ解決できないという方向が出来てきつつあるとか。女性はx染色体でxx、男性はxy。x染色体って免疫応答でxが二つあるから感染症には強い傾向があると。だからコロナでは男の死亡率が高いのか。でも女性は薬物を蓄積できる脂肪組織を持つから副作用が出やすいってね。男と女では同じ薬で同じ量でいいのかと疑問。それをこれから研究していくって。オレなんか歩くダウンベスト並みの脂肪組織なんだけどどっちに分類されるんだろうと素朴な疑問。感染症に弱くて副作用が出やすいなんて最悪だぁ。やっぱり痩せようと願う今日でした。(「ケーキ」あるよ)願うだけですけど。

まだ日中は暑く
Tシャツに半パンですけど
そろそろ収穫にいそしむ
農家の姿が見えるようです
今年の出来具合は
どうなんでしょうか
「実りの秋」とは
いい響きですね
ツクツクボウシが鳴き
秋茜が飛び 銀杏が色づき
影が長くなり
風が軽くなり 空が遠くなり
子供の頃は 背が伸びたような
気がしましたが
さてさて昨今
背は縮んでいくばかり
頭の上には秋風が冷たい
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May

2020-09-26 08:57:47 | Weblog
Theresa Mayが久々に新聞に載ってた。やっぱりいいなテレーザメイ。今のカジュアルジョンソンよりずっとリーダーシップがあったってね。イギリスでは子供の頃から女の子はあんまり怒っちゃいけないって躾けられるんだってね。それが大人になってもやはりどこかで自分自身を縛ってるんだって。そのメイが怒った。ジョンソンが作ったBrexitの国際合意を破るような内部市場法案というのに。「risked the integrity of the United Kingdom」と。真っ向から反対を述べた。メイってPMのときからforget about likabilityで媚びずひるまずの人だったからね。日本のマスコミではあまりよく書かれてなかったけどオレは好きだったね。彼女のダウニングストリートスタイル。また首相にカムバックすればいいのにと思ってる。今度はもっと慎重に敵を少なくしてやれるだろうから。

地下のジャズ喫茶
変われない僕たちがいて
悪い夢のように
時が撫でてゆく
「森田童子」の
このフレーズが
頭をよぎった
たしか
「僕たちの失敗」って歌だ
春の木漏れ日の中で
キミの優しさに
埋もれていた僕は
弱虫だったんだよね
で始まる歌だった
もう何十年も前の歌だったよ
ふと思い出す
学生だった頃って
いうのかな

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Florentine

2020-09-25 09:21:59 | Weblog
Sotheby's auctionにBotticelliの「young man holding roundel」が出たってね。$80mって予定らしい。
True beauty for the ageと関心が高いのだそうな。なんせルネッサンスが誇るボッチチェリですからね。あの教科書に載ってる「ビーナスの誕生」を描いた人ですよ。とてもきれいな絵を描く人でした。この若い男の絵も「美しい」。黒に囲まれた中の人物の背景の青というか水色というかがとても利いているて若い男の顔がより美しく見えてしまう。そうなのか、大事なのはバックなのかとしばしその写真を見やった。No other painter evoked the golden age of the Florentine Renaissance more powerfully than Botticelli.と識者の間では言われてるって。「ボッチチェリより力強くフィレンチェルネッサンスの黄金期をひっぱった画家は他にいない」って。オイラは教科書でしか知らなくてゴメンね。でもこの時期こんな絵が出てくるなんて、やっぱりコロナのせいなんでしょうかね。

彼岸花が今年は
長持ちだね
いまだ満開
ウチの庭先の一角を
占めてるのは
ピンクというか白系
とてもきれい
日照時間で
咲く時期が分かるんだってね
言われてみたら
不思議だねぇ
人間の中にも動物の中にも
体内時計というものがあるから
それと似たようなものかな
それにしても
不思議だねぇと描きながら
花に話しかけた

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merci

2020-09-24 09:54:49 | Weblog
Juliette Grécoが亡くなったって。93歳とのこと。シャンソン界の女王的な存在の人だったね。サルトルの友達ってことしか現役の頃は知らなかったけど80何才の時に「merci」って歌ってて「若い時はきれいだったんでしょうね」と思った。Je veux arrêter avant de faire pitié.と言ってたのにねぇ。「merci」って何回も言うからそこだけしか覚えてないけど歌手・女優・画家だったってね。まぁ、サルトルって言ってももうみんな分からないだろうから実存主義が謳歌した時代にグレコはSaint Germain-des-Prés の星だった人さ。自宅で静かに息を引き取ったって。いいねぇ。この死に様。

涙で霞んで見えない
そんな景色って
あるよね
命のエネルギーに
溢れているときには
涙ナンカさっと拭いたら
明日に向かってたけど
黄昏れるとね
この景色を
思い出すんだ
はじめは
霞んでて
やがて歪んで
そして前が見えなくなってしまう
ウォッシュオンウォッシュ
水でたっぷり描く技法
そんな風に思いながら
描いてみました
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aerosol

2020-09-23 09:13:14 | Weblog
asoちゃんがやってるようなフェイスシールドっていうのかなもっと大きなものもあるんだけどアレってエアロゾルの拡散を防止できないんだってね。フガクだったかな日本のスーパーコンプーターのシュミレーションで証明されたって。なんでも50マイクロm以上なら何とかなるがそれ以下だと全然ダメだって。普通飛沫って20マイクロm以下だってね。1マイクロmが百分の1mだから凄く小さいとしか言えないんだけど実験したらね病院や飲食店他接客業でやってるようなフェイスシールドは役に立ってないんだって。日本人って「こけおどし」が好きだからなぁ。一番良かったのは不織布のマスクだって。まぁ人にうつさないため人からもらわないため日本はスパコンを使うんだ。asoちゃん「あそう」って言ったかな。言わねぇだろうなぁ。

昨日栗を持ってきて
絵を描けと置いていった
描けたらラインで送って
と言われてもなぁ
栗の毬ってどのように
描けばいいのかな
まぁテキトウ18van
描いて送ったら
okのスタンプが返って来た
ただそれだけ?
一体何だったんだろう
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kajigamori

2020-09-22 19:03:29 | Weblog
只今戻りました。と言いたいところですが午後5時過ぎに帰りついてシャワーを浴びてゆっくりしているところです。今日は朝早くから軟弱登山隊「もう6時Bar」で加持ヶ森登山に行ってました。山自体は車で頂上まで行けるんですけどそこは軟弱と言えども「登山隊」歩いて登るとの意気込みです。ですが現場の麓に着いたらせっかく車の道があるんだから近くまで行こうということになって定福寺奥の院の駐車場というか龍王の滝の駐車場に車を止めてそこから登り始めました。

龍王の滝です。ここに来るまでに息が上がってしまって。何ともなりませんな。ここは人気の観光スポットらしく滝を見るだけの人が多くいました。俺たちだけが荷物を背負ってました。みんなこれ以上は登らずに車で頂上を目指すのかな。僕らは奥の院に久しぶりの挨拶をしたかったのでコツコツと登って行きました。昔々高2の秋だったかな。友達と2人でこの奥の院に泊まったんだ。素泊まり500円だったよな。アイツももう亡くなってしまった。なんてそんなこと思い出していた。奥の院に着いて道は真っ直ぐなゴロゴロ八丁。それを避けて天狗の鼻の方へ抜けようとトラバース。そしたら親切なおばさんが「そっちは階段がいくつもあってキツイよ」と。残念なことに先頭のガムシャラ君に聞こえてなかったというか彼は耳が遠いからずんずん進んで行く。仕方ないから皆ついて行って階段のきつかったこと。おまけにシェルパ君とアンティークが遅れて道に迷って来やしない。しばらくして合流できたからよかったけど「年寄りはこれだからなぁ」と苦笑い。天狗の鼻の頂上に辿り着いた時には体力が残っていませんでした。

キャンプ場に着いた時には「シャリバテ」と倒れ込む。あと20分で頂上というところで帰りの体力を考え断念。軟弱登山隊の面目躍如だったけど「久しぶりの登山らしい登山だったね」と皆嬉しそう。これだからいいんだよな山は。
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isolated battlefield

2020-09-21 09:22:54 | Weblog
ヒマラヤなんかで戦争しないでくれよな。インド軍と中国軍がヒマラヤ国境でにらみ合ってるというか一部では発砲があったみたいだね。ヒマラヤ国境って標高5000m近くあるところだよ。南の方にはChushulという村があってまだ電気も水も来てないんじゃないかな。その村の向こうにテントを張ってインド軍が駐留してるらしいがそこへ行くまともな道なんかないってね。それでも村人はインド軍へ物資を運んで手助けしてるって。この村が中国に支配されたら大変だという理由で。ヒマラヤの奥地でも自由は命よりも大切なんだね。多分チベットを見てるからだろう。国境と言ってもチベットとの国境なのにね。チベットとなら争いもなかったと思うのだけど。これから冬にかけて5ヶ月も雪に閉ざされるっていうのにインド軍も中国軍も退く気配はないってね。軍事費では中国がインドの3倍。新しい武器も多いのだとか。インド軍は村人の助けが頼りだが道がないところへ雪が降ったら物資も届かなくなるんだがどうするんでしょうね。まさしく「孤独の戦場」か。「孤独のグルメ」って見たことあるけどな。

道なき道はどの県にも
あるもんで
僕ら軟弱登山隊「もう六時Bar」も
そんなとこに
出くわしたこともあった
ただこれを登れば
平坦な道に出るとそんな思いだけで
登ったような気がする
その時は何処を探しても
マトモな道はなかったんだ
あとから道を間違えたことが
わかったけど
パニクッテたんだろうね
ヒマラヤ紛争で道がない
という記事を見て
このことを思い出した
道がないのはツラいよね。
それでも自由の為に歩きますか
道なき道を
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