フェンネル氏の奇妙な生活

独身のフェンネル氏と2匹の犬と90歳のボケた母親との生活を
通して人生をユーモラスにまたペーソスに一人語りいたします。

五月の終わりに

2016-05-31 07:53:20 | Weblog

五月の終わりに長田弘さんの「懐かしい死者の木」という詩をまた読んだ。もう何度も読んでいるんだけど時たま思い出したように読みたくなる詩だ。

懐かしい死者の木     長田 弘 

いつも心のどこかしらにあって ふとした時に思い出すと 焚火を一緒に囲んでいるような近しい感覚を覚える そんな懐かしい人達がいる                たとえば五十年間一度も会うことのなかった幼い日の友人 あるいは話をしようもないほど四角四面でブルックナー好きだった青年。                   かれらは老いて いまどうしているのだろうか  いつのころからか 風信に つねに心のどこかしらにあった人たちの訃を思いがけず聞くことが多くなった        死の知らせは不思議な働きをする それらは悲しみではなく むしろその人たちについての忘れていたわずかな些細な印象を鮮やかに生き返らせる             懐かしい誰彼の死を知ったら街のそここにある好きな大きな木の一本を選んで木に死者の名前を付ける ときどき その木の前で立ち止まる そして考える。        あくせく一生をかけて人は一本の木におよばない時間しか生きられないんだと

5月の終わりに読むにはちょうどいい詩かな。考えなければと忘れていた考えるという力を思い起こさせてくれるようで繰り返し読むんだよね。時間をどう大切に生きるかをまた思い直す。         

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もう異界もう妖怪

2016-05-30 08:04:37 | Weblog

「香美異界談義」というシンポジウムに行ってきた。(いざなぎ流から妖怪まで)という副題がついている。高知工科大の講堂で12時から17時までの5時間。講堂は500人くらいはいるのでしょうか。時間を1分くらい過ぎて到着したんだけどほぼ満席。かろうじて空いていた席に座りオープニングの司会者のあいさつを聞く。2~3分経つと完全満席。これにはビックリ。恐るべし「いざなぎ流」。客層は老若男女。今回は京極夏彦氏の講演もあるというからこちらの人気もあるのかな。その京極氏、ポスターがやたら強面の写真だったから「ハードボイルドだぜ」と思っていたら着物で出てきてこれに扇子もってたら「落語家」じゃねーかとまたビックリ。小説家と自ら言うくらいだから話が上手く面白い。それでいて深い洞察力で行政の観光事業をチクリと刺す。      

日本人は何もないところを見てもここに先人の暮らしがあったと想像できる感性を持った文化を育んできた。妖怪も想像できる暮らしを延々と続けてきた。いざなぎ流も暮らしの中で普通のこととして受け継がれてきたからすべてが残っている。誰も意識はしてないけど残っている。捨ててない暮らしというものを誇りに思ってもらいたい。当たり前に思ってることを行政が観光の為にやってくれと頼んだ時から別のものになる。やるほうも別のものと思う。本当の観光とは、ここから考えなくてはならない。今見た神楽、見るだけじゃなくて「お祈りをしてもらってる」って思って見てください。と言ってました。                                  真ん中にいる白っぽい人が京極さんなんですが鮮明じゃなくてすみません。こういうアドバイスをいただける「いざなぎ流」ですから過疎とか限界集落とかに負けず残る文化として継承されていくだろうと思います。橋尾直和氏の土佐弁採取の話をもっと聞きたかったな。自分が知らない土佐弁言葉が沢山あるのに驚いた。「れる」「らる」は許可の言葉なのに土佐弁では否定禁止となる。「はいられん」と大学のフェンスの写真を見せての説明が面白い。5時間があっという間に過ぎたシンポジウムでした。土佐のミステリーゾーン「奥物部」は面白い。妖怪は島根の境港ではなく土佐にいるのだ。                                                   

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must never fade

2016-05-29 07:59:16 | Weblog

オバマが去って何かと話題のヒロシマが残った。いろいろな問題は解決されてはいないけどヨーロッパ各国ではオバマのスピーチは良かったとの評判だった。悪く言うのは中国と北朝鮮くらいかな。批判的なのはロシア。中国に至っては「ヒロシマより南京虐殺の方が酷いんだぞ」って物言いでまるで小学生のケンカ。北と同レベル。国際社会に出てきてもらいたくないね。なんで同次元でモノが考えられないんでしょう。低次元が数で押し切るから世界が混乱するんでしょうね。とブツブツ。facing a nuclear past not fixing a past-nuclear future.Memory of hirosima must never fade.いつもはBen Rhodesやなんかのライターがいて原稿を構えるんだけど今回はオバマが自分の手書きのノートを見ながら原稿を練ったと言われている。勿論共同作業もあっただろうけど最後の締めの部分はオバマの声じゃないかなとの見方だ。やはり国の代表として言えないことが多かったとはいえオバマの胸のうちに特別な思いがあったんでしょうね。その思いを汲んであげたからこそ被爆者の森さんとの自然なハグになったんではないでしょうかね。僕はそう思いましたね。ヒロシマを色あせるものにしてはいけない。

 

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interpreter

2016-05-28 09:33:39 | Weblog

オバマさんがヒロシマでスピーチした後で被爆者の坪井さんと話したやり取り。91歳の坪井さんは「米国を責めてもいないし憎んでもいない」とオバマさんに伝えたとの日本の報道。アメリカの報道では「we did'nt need an interpreter.(二人の間に通訳はいらなかった)」とで始まっていた。この一言ですべてが分かるようにアメリカのほうが「兄弟仁義」の世界がまだジャーナリズムでは残ってるね。と感じた。みっともないことに「Apologize」という横断幕をもって抗議している韓国人の男の姿も載せていた。自分たちから見れば「あっ韓国人」と分かるのだけどアメリカ人が見たら韓国人か中国人か日本人か分からないだろうな。胸に「korean」とプレートつけといてよね。まぁ「水に流す日本人」と「恨みを忘れない韓国人」だから仕方がないか。地理的には近いのにどうしてこんなに文化的にちがいがあるんでしょうね。大陸文化は半島から伝わらなかったんだね。それにしてもオバマはスピーチが上手いね。特につかみが。Why do we come to this place,to Hirosima?だなんてね。we come to ponder a terrible force unleashed in a not-so-distant past.と続いていくんだけど。もうこの辺りで全文のイメージが捉えられていたね。やはり戦争をなくす未来志向が根本大事だよね。まだまだ「口で言うより手の方が早い」と思ってる強面の国が多いのだけど。

 

 

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immature

2016-05-27 07:20:48 | Weblog

ホスト国だかなんだか知らないが伊勢G7での安倍ちゃん、ハシャギすぎ。金魚のフンのようにオバマの傍にまとわりついてまるで未熟で無知なイナカ者のように見えた。子供じゃあるまいしビッグネームにくっついてたら自分も偉くなった気分がするんでしょうか。独立国の首相なんだからはじめて遠足に行った小学一年生のように地に足がつかないような振る舞いはやめてもっと堂々として回り全体に気を配ってもらいたいものです。カメラを構えたらすっとカメラの前に来てポーズをとるのはやめてくれ。「奥ゆかしさ」という日本の文化を教えられないものかね。今までそうとは思っていたけどここまでとは・・・・・。今日はオバマがヒロシマ訪問。安倍ちゃんくっついて行くはいいけど軽い頭で軽い振る舞いやめてよね。オバマが何を言ってもヨイショするマスコミだから明日の新聞はほぼ予測できるね。また安倍ちゃん得意満面のポーズで写真におさまるのかな。

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日米うまいもの会談

2016-05-26 06:47:56 | Weblog
前回日本のウマい寿司を食いに来たオバマ米大統領。そのオバマとの会談を日本の新聞では安倍ちゃんが沖縄の事件に対し強気の抗議だとか日米地位協定の運用改善を図る方針で一致したと安倍ちゃんの勇ましさが漂うイメージでの報道だがニューヨークタイムスでは広島訪問の話しか載ってなくそれも日本は韓国に謝れとかのほうに重点が置かれた書き方だった。こっちのイメージ回復がヘンなパフォーマンスより大事じゃないのかね。まぁパクは騒がずアフリカに行ったそうだが。これからみるとオバマに偉そうにモノ言えたわけじゃなくナァナァで済ましたんじゃないかと沖縄の知事のように思いたくもなる。信頼しろ、キチンとやっているんだからというのなら目に見える形で示さないといけない。地位協定改定だとか破棄だとか具体的に示さないと誰も信用しないよな。日本は国なんだから中小企業のオッサンのようにオバマに会わせろとか沖縄の知事も言っちゃぁいけないよね。国と国との話に中小企業の倫理で乗り込んでも話にも何もなりゃしない。気持ちはわかるけどね。話たけりゃ首相にならなければ。と安倍ちゃんは思ってるさ。それにつけても沖縄のひどい事件。まるで植民地の奴隷扱いで体も命も奪われてなすすべがない。日本が独立国なら相手国に対し報復しなければならない。この気概を持って事に当たらねば再発は防げない。質の悪い海兵をドンドン他国に送り込んでくる国を相手にしてるんだから。オバマの最後の仕事が沖縄問題の解決なら言うことはないんだが。安倍ちゃんは南シナ海に重点を置くだろうな。でもここでも曖昧。ヒロシマの牡蠣ともみじまんじゅうを食わしただけで今回は帰すんじゃないぞ。安倍バズーカ見せてみろ!後ろ向きでも撃ってみろ!国内でマスコミを脅すことしかできないのかな?やっぱり。
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あじさい

2016-05-25 08:53:08 | Weblog
アジサイが咲き始めました。この花を見るといよいよ雨の季節なんだなと思う。雨のしずくがよく似合う花だと思う。畑では青いアジサイが一番先に咲きました。

これから順番に白や紅やいろいろな色と形のアジサイが咲いていきます。何の管理もしてないけどアジサイって強いですよ。どんな環境にもめげず季節が来たら立派な花を咲かせるんですもの。そして自分の中では一つの区切りを感じる花だ。春の終わり夏の始まり。一年の半分というのかな。季節を移ろう花だととらえている。これからアジサイを絵にすることが多いだろう。そういえばユミちゃんが亡くなって一年がもうそろそろ来るのか。ユミちゃんにアジサイの絵を見せることは出来なかったね。その前に亡くなったから。胃癌の手術をしてから2年くらい生きていたのかな。その間に彼女と3回山に登った。ただそれだけなんだけど山での絆は強いからね。頂上にある山の神様に「あと一年長生きできますように」と祈ってた彼女の姿を思い出します。「あと3年は大丈夫」なんてみんなで冗談言ってたけど彼女は必死に祈ってたんだと今になって思う。ちょうどあじさいが水面に揺れるころ死んだんだよね。時は移ろうか
時間の経つのは早いもんだね。
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シャクナゲ満開

2016-05-24 08:31:59 | Weblog
シロヤシオは終わっていましたがシャクナゲは咲いていました。緑に囲まれたトンネルを抜けると登山口の広い駐車スペースに着きます。

何度来てもいいロケーション。今日は思い付き登山部で来たから10:43に登山口に到着。先客が3台有り。
彼らは稲叢山に行ったんだろうなと見当をつけて僕らは西門山に向かう。

もうアブの季節だから防虫網は必需品。駐車場所でも小さいのがうるさく飛んでいた。前に筒上山でアブを気にしなかったら刺されていて次の日に腫れてひどい目にあったことがあるのでやや神経質。登って下りてここで昼食という計画を立てて重い荷物は車に置いてピクニック気分で登る。マムーの20ℓのザック。久しぶりの軽い荷物がうれしい。徒歩10分で分岐。左が稲叢山、右が西門山。緩い坂道だけどショートな起伏もあって面白い。

シャクナゲは満開。

シロヤシロの花は散って群生地では地面に花びらが舞っていた。それでも頂上近くに行ったらまだかろうじて残っている花もあって見ることができた。

異常気象でなければ今頃が満開のはず。暑すぎるんだよなとブツブツ。

それでも可憐な花で僕らを迎えてくれた。頂上は何本かの大きなブナと木漏れ日に囲まれた広いスペースで何も見晴らせはしないが城跡のような安らぎを与えてくれる。

頂上から少し下がったところに広場があってそこの横から見晴らしがいい崖に出られる。平家平、冠山、笹ヶ峰なんかが見える。奥は赤石かな。元来た道を写真を撮りながら下りて1:40ころに車のところに着。
日陰を見つけてそこにテーブルを出して昼食。食後に珈琲を沸かしてむささびくんで買ったドーナツをいただく。素朴でウマい。
西門山は子供の頃遊んだ里山のように包容力のあるとてもいい山でした。1500m近くもある山とは思えないくらい優しく微笑んでくれる山でした。またシロヤシロが満開の時に来たいねと3:00近くにここを後にしました。
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rice milk

2016-05-23 07:42:45 | Weblog
bioのricemilkはウマい。アーモンドミルクを飲んできたものにとってライスミルクに切り替えるとホッとする。やはり糖分なんだろうな。朝食にぴったり。今日はシロヤシオを見に山に行くので朝からお弁当やゆで卵をy作って忙しかったからライスミルクでカロリー補給をしたところ。マフィンにリンゴと梅のジャムをのっけてその上にチーズとフルーツトマト。これをマフィンの片割れではさんでハンバーガー状態にしていただく。これが今朝の朝食だ。「最近は朝食を外食で済ます人が増えてきてましてこれもなかなか結構なことでして」とラジオで健康コンサルタントみたいなヤツが言ってた。そのコーナーのスポンサーが「すきやの朝食」だものこれってヤラセじゃないの。昔からの手法をいまだに使ってるのにあきれる。とブツブツ。
さぁ、そろそろ行くか。
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もちより市場

2016-05-22 07:58:09 | Weblog
持ち寄り市場のような「ビレッジ」というイベントが始まった。始まったと言っても今日までだけど。ダブダブのカーテンを纏ったような服に麦わら帽子。スニーカーかフラットシューズ。そんな一団が露店を見て回る。なんかうわさで聞いた「アーミッシュのお祭り」のような宗教的に決められた服装で来てるような雑貨と食の市場だ。わざわざ県外からも似たような服装で来てるから同一趣味の人ってこうなるんだろうね。

もう僕はこんな雰囲気にすっかり飽きてしまって見る目も冷ややか。少量生産だから単価は高い。珍しさがあったころは面白かったけど珍しくもなくなると何でも自分で作れてしまうような気がしてというかこの世界がほぼ日常だから視点は香具師の元締めになった気分でそぞろ歩く。鹿バーガー700円ちょっと高いんじゃないかとかオマエんとこ客が寄ってねぇじゃないか工夫がたりねぇんだよとか「おーい一人で捌いてんのかこの長蛇の客を。オヤジはどこ行ったんだ」とか。肩で風切って歩きながらブツブツ。まぁ、ここに来る人たちは安心安全な食べ物を求めているんであって高くても問題ないんだ。それに人の手のぬくもりのある雑貨や木製品、ぞれに手縫いの靴なんかを求めてきてるんだから商品がすくなかろうが問題ないんだ。既成の大量消費にライフスタイルが合わない人が来るんだからね。この市場を見て移住して来たって人もいるくらいだから発信力はあるんでしょうね。面白いのは活字屋さんかな。自分で活版が経験できるんだ。活字で作った名刺なんてなんか明治時代の偉い人になった気分。ビールを片手にライスサンド。トルティーヤもあったね。川の方では音楽も奏でてた。まだの人は行ってみて。山内神社と緑の広場でやってるから。
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