フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

solar impulse 2

2016-07-31 08:35:29 | Weblog

スイスで開発されたソーラー飛行機ソーラーインパルス2が遂に世界1周を成し遂げました。アメリカ時間の7月26日午前9:44でしたっけ。液体燃料を一切使わず再生可能エネルギーだけで飛んだのです。この快挙、日本ではあまり報道されてないようですがエネルギー問題の未来を切り開くものだと世界で絶賛されています。着陸が大西洋単独横断飛行に成功した女性アメリアイマハートの誕生日の翌日というから先駆者の縁というものを感じます。いまだに原発再稼働だとかエネルギーが不足するとかどこかの開発途上国のように国民の目を欺こうとしている国は再生可能エネルギー分野の研究で立ち遅れたことは必至です。もはや車だけでなく飛行機まで飛ばせる時代なんだと日本の現状を憂うばかり。それでも原発必要ですか。we flied 40000km without fuel. It's a first for energy take it futhur.the future is you,the future is now.Let's take it futher.この声を何と聞くんだろう。政府のお偉方は。粛々と遺憾に思って断固抗議しテロには屈しないと呪文のように繰り返しながら世界から取り残されるのを待つのだろうか。fly me to the moonと歌うダイアナクラールの歌声を聴きながら未来はオレかと思った。(写真はどこかの新聞から拝借)    

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moment of reckoning

2016-07-30 07:16:57 | Weblog

ヒラリーが民主党の大統領候補指名となった受諾演説での言葉「moment of reckoning」が気になった。というのも昨日見たムービープラスでジャンクロードヴァンダムのユニバーサルソルジャーというのをやっててその原題にreckoningという単語を見ていたから。これが頭に引っかかっていたら今日の新聞でmoment of reckoningという言葉が飛び込んできてビックリした。なんというリンクなんだろう。なんか古めかしい単語だから格式的にしか使わないんだろうと思ってたら普通に使うんだね。これにもビックリした。「女性初の大統領候補代表指名の誕生の歴史を作った審判の瞬間」という言い方じゃなかったかな。アメリカを分断しようとしている恐ろしい力がうごめいている。私たちは結束してアメリカを守ろう。と続けたのでしたね。day of reckoning審判の日って聞いたことはあったけどmoment of reckoningかこの衝撃的な言葉は誰が作ったのかな。と興味が湧くところだ。それにしてもタフだねアメリカ人。ヒラリーもトランプも疲れを見せてないもの。それにサンダースってこの党大会で顔がよくなったね。サンダースが人気があるのが分かるような気がする。

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le eaux de Mars

2016-07-29 06:38:22 | Weblog

C'e st l'hiver qui s'efface, la fin d'une  saison           

C'est la neige qui fond,ce sont les eaux de Mars

La promesse de vie,le mystere profond

Ce sont le eaux de Mars

dan ton coeur tont au fond

有名なボサノバ。ポルトガル語と英語で書かれた詩だそうだがフランス語もいい。僕は知らなかったけどバジルが教えてくれた。「三月の水って知ってる?」って。

消えゆく冬、季節の終わり

残った雪、三月の水

生きる約束、深い謎

心の奥にある三月の水

再生と希望を歌ってるんだときいたけどなんだか「じゅげむ」を連想させる曲だね名詞ばかり並べた詩がいいよね。これがねボサノバで一番の名曲なんだって。ボサノバといえば「イパネマの娘」しか知らなかったもの。同じ作者だってね。アントニオ・カルロス・ジョビン。日本人が日本語で歌ってるのも聞いたけどちょっと歌いにくそうだった。ブラジルは2月が夏で3月は冬。オレたちは3月は春だよね。英語では春ポルトガル語のバージョンでは冬を歌ってるんだって。

それは、春の約束、こころの喜び

と英語バージョンは締めくくってますね。3.11後の歌としても日本では知られているそうです。しばらく聴いていよう。

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猪ちゃん出た

2016-07-28 08:22:59 | Weblog

これまでは何とか無事だったけど昨日畑に行ってみたら一番下の段にイノシシの猪ちゃんが出没。せっかく順調に育っていたサツマイモも里芋も根こそぎやられてしまった。ついでに周りの畝も掘り返し掘り返し泥んこ遊びまでやっている。毎度のことながらも腹が立つ。なんせ夜来るんだからやりようがない。「イノシシの捕り方、肉の販売の仕方」なんて本を手に取って留飲を下げるしかないのか。隣の畑の人が去年は罠を仕掛けて捕獲を試みたけどそのゲージには近寄らずなかなか頭がいいんだ。もう小屋の縁側に茣蓙を敷いて昼寝する以外することはないと眠る。心地よい風に蝉の声も気にならず2時間くらい寝ていた。夏は昼寝にかぎるな。

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knife attack

2016-07-27 08:50:16 | Weblog

アメリカの新聞に大々的に載った日本の記事は「knife attack」だった。神奈川の知的障害者施設で起きた前代未聞の大量殺人事件のことだ。26歳の元施設職員だった男が入居者をナイフで夜中に襲った事件だ。19人殺害26人重軽傷。犯罪の少ない日本で何故?というのがアメリカの観点だった。銃犯罪や警官の射殺事件や他で新聞が毎日報道しているアメリカと違って日本でのこの種の犯罪は奇異に映ったのだろうか。それともナイフによる大量殺人が注意を引き付けたのだろうか。ISでもなく自爆テロでもなく単に薬中の犯罪みたいだが弱者を狙った卑劣な犯罪には相違ない。彼は自分が被害者より優秀と思っているのだろうか。自分の劣悪さが分からなかったほど下劣な人間だったのだ。昨今このようなタイプの人間が増えたような気がする。表面的な判断しかできない薄っぺらな人間が増えたような気がする。「人の命は地球よりも重い」といったかつての日本人は何処に行ったのだろう。弱者は死ねといった気持ちはどうやったら生まれてくるのだろう。生きとし生けるものはすべて愛しいと思うのは年のせいなのか。自分たちは「強きを挫き弱きを助け」と小さいころからこの精神を叩き込まれているからこの若者の行動や思考は理解できない。いくら抵抗できないといってもナイフ1本でこんだけの人数を殺せるもんなんだね。彼が小銃でも持っていたらと思うと空恐ろしいよね。彼にも人権があるというのかね。加害者がいつも勝つ日本なのか。セルフディフェンスが否が応でも必要な国に日本もなっていくのか。問答無用というのも時には必要な処置だと思うのだが。

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behind the screen

2016-07-26 07:00:17 | Weblog

shall we danceとかtonightとかI could have danced all nightとか素晴らしい歌声を聞かせてくれたマーニニクソンが亡くなりました享年86歳。乳がんだったとのことです。誰か知らない人も多いと思いますので端的にいうと「マイフェアレディ」でオードリーの歌の吹き替えを担当したソプラノ歌手です。僕らがうっとりと聞いていた「ウエストサイド物語」のマリアの歌を担当した人です。ハリウッド最強の歌声と当時言われてました。映画公開時には全然知らなかったのですがだいぶたってからあれは吹き替えだってということが暴露されました。これによって映画の価値が俳優の価値が下がるわけではありませんがなんか釈然としないものを当時は感じてました。そんなに顔も悪くありませんが裏方ではなく女優として映画に出たのが「サウンドオブミュージック」の修道女役でしたと。もしジュリーアンドリュースが映画「マイフェアレディ」でイライザをやっていれば彼女の出る幕はなかったので奇妙な縁みたいなものを感じます。ヘップバーンも歌って踊れるんですが彼女の歌声も悪くないんですよ。悪くないんですがニクソンの歌声は最高なんです。可憐さ華麗さで最高のオードリーと最高の歌声。これをスクリーンで見せてくれたことに感謝します。それよりもずっとナタリーウッドがtonightやsomewhereを歌ってたんだと思ってた。目からの印象は強いのだ。というか若かったからな。イメージを壊されたくないんだよな。ヘップバーンの歌声は「ムーンリバー」で聴けますよ。マイフェアレディの中でも歌ってる曲があるというけどね。ミュージカルもいいもんだね。

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昨日ウルーが帰って来て

2016-07-25 06:39:08 | Weblog

夏は暑いからかいつも外で寝る猫のウルーが久しぶりに家に入れろと外で呼ぶ。あんまりうるさいので迎えに行くと塀の上で待っている。下りようとしないので抱え上げると素直に抱えられる。今日は帰りたいのかと家に入れエサをやり毛を梳いてあげる。ノミは薬をつけているからかほとんどいないしっぽの方に2匹いただけ。それでもずっと外だったから(といっても家の周りにいただけだけど)汚れている。「足が汚れているじゃないか」とひっくり返して腹を見ると汚れが毛に沁みついている。「お風呂入ろうか」と言うてみると反応がない。お風呂は嫌いなんだ。ムンズとつかまえて一緒に風呂に入るノミ取りシャンプーで洗ってやって先に出す。風呂から出てみるとどこかにウルーが消えている。外に行ったのかなと扇風機の前でくつろいでいると何処からかウルーが出てきて扇風機の前に座る。毛を乾かしてやろうと手で毛をほぐす。みるみるうちに乾いていく。今日は外に行きたくないんだね。こんな日もあるんだと絵に赤を入れてからウルーと寝る。オレの体の上でずっと寝てたんだけど朝になるとウルーがいない。階段の上の網戸が開いていた。ウルーが夜明けに出ていったんだ。また外にいるつもりかな。

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brink

2016-07-24 08:41:00 | Weblog

come back from the brink瀬戸際からの帰還。ヒラリーのキャッチコピー。アメリカにはライターが沢山いて中にはパクリもいるけど僕らが憧れたマジソンスクエアの雰囲気はまだまだ残ってるなと思う。英語の持ってる味かもしれないけど彼らの作る文章には切れがあると思う。日本語はコクがあるけど切れはそんなにないね。言語が違うってことは文化も違うってことだからどちらがいいかなんて言えないが分かりやすい表現は断然英語の方だね。何かを説明するってことには群を抜いてるんじゃないかな。全員がガラケイの絵画教室でポケモンGOの話をしてるみたいになんかよくわからないのが日本語だから大体が説明には向かないんだよね日本語は。最後はみんなボケモンになって笑って帰るのが日本語のいいところだが。ドイツのミュンヘンでの発砲殺人事件、ミュンヘンって英語でMunichって書くんだってね知らなかった。死者、9人中7人が10代でそのうち3人が14歳だってね。マクドナルドが映っていたからそこの前で事件があったのかな。契約してるというからポケモンが沢山出るというマクドナルド。犠牲者の多くはポケモンを探しに来てたんだろうかとふとそんなこと思った。世界中が瀬戸際にきてるね。come backできるように友よもう一度闘いの火を燃やそう。

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槿の花

2016-07-23 08:01:50 | Weblog

槿の花が咲いている。随分と長いような気がしていたが次々と新しい花が咲いていたのだ。緑の中でそこだけがやけに明るく見える。中心の赤が補色となってくっきりと見える。もう何度この花を見たことだろう。近くの学校の校庭にもこの花は咲くのだが畑で見るのが一番いい。木が伸びてすこし高いところに咲いてはいるんだけど下の方の枝にも咲き始めて楽しませてくれる。                                                   小屋の中の椅子に板を渡して簡易コットを作る。少々狭くて硬いが体を横たえるとヒンヤリと気持ちいい。入り口に簾をかけて蚊取り線香を焚く。コットに転がった途端に眠っていた。1時間くらい眠っていたのかな起きるとさすがに体が痛い。が、気分はいい。外に出ると山雀が啼いて蝉の鳴き声の中、槿の花が目に飛び込んでくる。夕方に雨が降ればいいのにと空を見る。空の色に槿の白が鮮やかに浮かんでいる。

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mama do you remember?

2016-07-22 07:58:30 | Weblog

母ぁさん 僕のあのボウシどうしたんでしょうね。ええ、夏、碓氷から霧積へ行く道で谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。母ぁさん あれは好きな帽子でしたよ。僕はあの時随分くやしかった。

こんな気分だったんでしょうかね。シェルパ君がこの前の堂が森登山で下山中か下山してからかで被っていた帽子を失くしたんですよ。家に着くまで気づかなかったというのだから狐につままれたような気分。marmotのhatでしたね。お気に入りだったんでしょうね。メールが来ましてどこで失くしたか思い出したので土曜日に取りに行くとのこと。土曜日は絵画教室だから付き合えないが見つけてきてくださいと返信。本当に見つかるといいですね。

帽子と言えばこの西条八十の「帽子」という詩がすぐに思い出されます。映画「人間の証明」のテーマ曲の元にもなりましたね。このイメージを英訳作詞してジョー山中が歌った歌も良かったですね。mama Do you remenber the old straw hat you gave me・・・。もう40年くらい前の話になりますか。あれからもう人類は人間の証明はできないくらいのところまで来てしまったけれどあの麦わら帽子も土に返ったでしょうにまだ人間は愚かなことを繰り返している。

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